2006年12月23日

東南アジア考古学会第180回例会のご案内

東南アジア学会の皆様
師走のころとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
来年度1月の例会では、下記の通り、東南アジア考古学会1月例会を開催致すること
となりました。
ご興味のある方は、是非ご参加下さいますよう、お願い申し上げます。


東南アジア考古学会第180回例会のご案内

 来年度1月の例会では、ベトナム北部に分布する漢墓と呼ばれる中国との関わりが
指摘されている墓葬と、在地の金属器文化(ドンソン文化)との関係等について、現
地にて調査を行ってこられた俵寛司氏にその研究成果をご報告いただくことになりま
した。
 皆様、万障お繰り合わせうえ、是非ご出席下さいますようお願い申し上げます。

                      記

発表:俵寛司氏(東京外国語大学 共同研究員)

題目:「ベトナム漢文化の「境界」−ドンソン文化・ベトナム漢墓埋葬施設の検討か
ら−」

日時:2006年1月13日(土)午後3:00〜5:00

場所:昭和女子大学 研究館7階7L02 
(渋谷駅から東急田園都市線で二つ目「三軒茶屋駅」下車、徒歩5分。 またはJR渋谷バスターミナルよりバスで 三軒茶屋方向行き、昭和女子大前下車)
東南アジア考古学会: 〒890-0085 鹿児島市郡元1-21-30 
鹿児島大学法文学部人文学科比較考古学研究室内

2006年12月21日

第121回SEAF研究会のお知らせ (SOUTHEAST ASIA FORUM)

 初冬の候、皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょう
か。
第121回SEAF(東南アジア談話会)を下記の日程で開催
いたします。東南アジアに関心のある方ならどなたでも歓迎い
たします。皆さん、ふるってご参加ください。


             記

日時 2007年1月13日(土)14:00〜17:00

場所 広島市女性教育センター(旧婦人教育会館)4F 第2
研修室
(広島市中区大手町5丁目6−9 Tel 082-248-3312)
http://www.hitomachi.city.hiroshima.jp/we-plaza/

発表者 泉川 普
   (広島大学大学院文学研究科)

題目 「ジャワにおける地方日本人移民の商業活動−1910年代
から30年代を中心に−」

-------問い合わせ先-------
東南アジア談話会事務局
〒739-8522 東広島市鏡山1-2-3 広島大学大学院文学研究科
東洋史学研究室内 上田 新也

*報告後に懇親会を予定しております。なお、お茶代として400
円をご用意ください。

2006年12月04日

仙人の会 12 月例会&忘年会のお知らせ

会員各位

仙人の会の例会および忘年会の案内を転送します。
みなさまぜひふるってご参加ください。

なお当会はかなりオープンな集まりです。
非会員の方も関心があればぜひお越しください。
下記の通り忘年会のみの参加も歓迎します。

片岡樹拝

仙人の会 wrote:


拝啓

仙人の会の12月例会と今年度の忘年会を、下記のとおり開催いたします。
皆様お誘い合わせの上、ご参加下さいませ。

          記

日時:   12月17日(日)14:00〜18:00ごろ

場所:   法政大学92年館(大学院棟)6階601号室
       http://www.hosei.ac.jp/gaiyo2/campusmap/ichigaya2.html

プログラム:
1.14:00〜16:00ごろ

発表題目: 民族と文化の再構築—台湾原住民族学院について

発表者:  呉 天泰氏(台湾東華大学「族群関係と文化研究所」所長、教授。アメリカオハイオ大学人類学博士。主な研究:台湾先住民研究、先住民教育問題、教育人類学など。 2006.8〜2007.3都立大学客員研究員。呉氏は台湾の大学で教育人類学の講義を開いた第一人者。)

要旨: 多文化・多民族社会で構成される台湾では、民族研究と多文化教育は当面の重要な課題となっている。特に台湾原住民は、原住民教育における主体性の保持と、言語文化の伝承・民族の発展を要求してきた。2001年国立東華大学に民族関係文化研究所の主導の下、民族の名を冠した初めての原住民民族学院が創立された。本発表は原住民族教育と多文化教育の発展についてその事例を紹介し、原住民教育の状況を明らかにする。

2.16:00〜18:00ごろ

発表要旨: 春節(正月)の慣習と歳時の通過儀式

発表者:  蕭 放氏(北京師範大学「民俗文献文字研究室センター民俗研究室」主任、民俗学専攻教授。民俗学専攻博士(博士論文「荊楚歳時記研究」)。主要な研究テーマ:歳時研究、民俗と時間など。2006.11.1〜2007.1.30関西大学客員研究員。鍾敬文氏に師事。)
                             
要旨: 春節は中国の伝統的な年中行事として、幾つかの民俗的な要素から構成している。
人々は春節を新旧時間の転換時期と見なし、春節の民俗の深層に民衆の時間意識を潜めている。年中行事の通過儀式に三つの儀式——時空浄化・年越しと制限期間・新年を迎える——が含まれ、三つの特徴——人と自然の共同通過・集団通過・世俗と神聖の融合——を示している。

どちらの発表も中国語で行う予定ですが、日本語の通訳がつきます。


例会終了後には、会場近くで懇親会を兼ねた今年の忘年会を予定しております。
会場は法政大学92年館の東側にある
「東方街(03-5228-9225 http://www.maotaiwu.com/annai.html )」という中華料理店で行います。
忘年会からの出席も大・大・大歓迎です。

なお当会では発表者を随時募集しております。
発表者には懇親会費無料の特典つき。

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 仙人の会
 (メール担当 水口拓寿)
 sennin-no-kai@mail.goo.ne.jp
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2006年12月03日

海域アジア史研究会12月例会のお知らせ

皆様:
海域アジア史研究会12月例会を下記の通り開催いたします。皆様、ふるってご参加ください。

                        記

◇日時:2006年12月23日(土) 13:30〜
◇場所:大阪大学豊中校舎文学部棟2階 史学科共同研究室
http://www.let.osaka-u.ac.jp/graduate/map.html


◇内容:
河上麻由子 氏(九州大学):研究報告「梁の武帝の仏教政策と南海諸国」

※科研「近代世界システム以前の諸地域システムと広域ネットワーク」と共催

◇問い合わせ先:
 海域アジア史研究会ウェブサイト:http://homepage2.nifty.com/PHASU/mah-mirror/
大阪大学大学院文学研究科 東洋史学研究室気付 (蓮田)
〒560-8532 豊中市待兼山町1−5

2006年11月27日

12月6日上智大学大学院シンポジウムのご案内

東南アジア学会会員の皆様


上智大学大学院では、本年4月に国際関係論専攻、地域研究専攻、
グローバル社会専攻の3つのプログラムを再編し、新たにグローバル・
スタディーズ研究科を開設いたしました。それを記念して、下記のよう
にシンポジウム「グローバル化時代の学術フロンティアへ」を開催いた
します。

シンポジウムおよびレセプションにご出席くださいますよう、ご案内
申しあげます。

上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科開設記念シンポジウム


「グローバル化時代の学術フロンティアへ」

日  時: 2006年12月6日(水)午後1時半より
会  場: 上智大学2号館17階1702大会議室(JR四谷駅下車、徒歩3分)
使用言語: 日本語・英語(同時通訳あり)
入場無料

プログラム:
13:00    開場
13:30    開会の辞 石澤良昭(上智大学学長)

第I部 問題提起
「グローバル化と国際政治」
蝋山道雄(上智大学名誉教授)
「グローバル化時代の地域研究」
石井米雄(大学共同利用機関法人・人間文化研究機構長)
「国境を超えた日本研究」
Angela YIU(大学院グローバル社会専攻助教授)
「貧困者の歩みの発展:新たな発展(開発)モデルを求めて」
下川雅嗣(大学院国際関係論専攻助教授)

第II部 総合討論
第I部の講演者
Linda GROVE(大学院グローバル社会専攻教授・副学長)
幡谷則子(大学院地域研究専攻助教授)
モデレーター:
寺田勇文(大学院グローバル・スタディーズ研究科長)

17:15 閉会
17:30 レセプション

以上

JAMS15

以下の通り、JAMS研究大会を開催しますので、お知らせします。


第15回 日本マレーシア研究会(JAMS)研究大会 プログラム

開催日:2006年12月2日(土)・3日(日)
会場:立教大学新座キャンパス6号館2階ロフト教室(N623)
〒352-8558 埼玉県新座市北野1-2-26
※新座キャンパスへのアクセスは以下のウェブをご覧下さい。
http://www.rikkyo.ne.jp/grp/kohoka/campusnavi/index.html

12月2日(土)
13:00 受付開始
13:30-40 開会の辞

第1セッション フロンティアから見たマレー(ムラユ)世界
13:40-50 趣旨説明 弘末 雅士(立教大学)
13:50-14:30 報告1 遠藤 正之(立教大学大学院)
14:30-15:10 報告2 黒田 景子(鹿児島大学)
15:10-15:50 報告3 山本 博之(京都大学)
15:50-16:05 コメント1 井口 由布(立命館アジア太平洋大学)
16:05-16:20 コメント2 伊藤 眞(首都大学東京)
16:20-17:20 総合討論

17:20-18:10 会員総会
18:15-20:00 懇親会(立教大学新座キャンパス新座学生食堂2階)
※一般 3000円、学生2500円

12月3日(日)
9:00 受付開始

第2セッション 個別研究報告
司会:左右田 直規(東京外国語大学)
9:30-10:10 世代と地域を通してみたマレーシア華人の多元的な現地化過程
—サラワク華人のファミリーヒストリーを事例として—
市川 哲(国立民族学博物館)
10:10-10:50 現代マレーシア社会における宗教間対話の実態と課題
−少数派のキリスト教共同体の見解に焦点を当てて−
綱島(三宅) 郁子(同志社大学)
10:50-11:30 17世紀ジャワ北岸地域における貿易活動の変化について
久礼 克季(立教大学大学院)
11:30-12:10 教育問題に関する言明を通じたインド人労働者像の構築
奥村 育栄(一橋大学大学院)
13:00-13:40 マレーシアにおけるメディア、政党政治、華人社会
—MCAの南洋商報買収事件を事例にして—
伊賀 司(神戸大学大学院)
13:40-14:20 英領北ボルネオにおける「1890年代日本人移民」に関する再考
—移民の実態と対日本木材輸出に及ぼした影響—
都築 一子(新潟大学大学院)

第3セッション マレー世界における分離独立運動の諸相−解決する紛争、しない
紛争−
14:20-14:30 趣旨説明 川端 隆史(外務省)
14:30-15:00 報告1 塩崎 悠輝(同志社大学大学院)
15:00-15:30 報告2 西 芳実(東京大学)
15:30-16:00 報告3 川島 緑(上智大学)
16:00-16:15 コメント 川端 隆史(外務省)
16:15-16:55 総合討論

16:55-17:00 閉会の辞


--
大会委員 舛谷 鋭(立教大学)

2006年11月22日

人文社会科学の役割と責任を問う

学術会議シンポジウムで、ご興味をもたれる方があるかと思い、ご案内します。学術会議関係渉外理事 桜井由躬雄


Subject:
「人文社会科学の役割と責任を問う」案内ほか−日本学術会議ニュース・メールNo.47−
From:
日本学術会議事務局
Date:
Wed, 22 Nov 2006 18:31:15 +0900

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** 日本学術会議ニュース・メール **   No.47 ** 2006/11/22 **
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◎公開シンポジウム「人文社会科学の役割と責任を問う」案内ほか

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■ 公開シンポジウム「人文社会科学の役割と責任を問う」−混迷する
現代社会において人文社会科学は何をなすべきか−の開催(ご案内)

市民的教養の解体、社会的正義の危機、公共的論理の崩壊が叫ばれる現
代日本の社会状況において、人文社会科学に携わる私たちは何をなすべき
か。市民の生の声と第一線で活躍する研究者の生の声を交流し、人文社会
科学の役割と責任を問い直す。

1 日 時 12月14日(木)13:30〜17:30
2 場 所 ホテル阪急インターナショナル4階 月華の間
3 主 催 日本学術会議第一部
4 共 催 関西学院大学
5 プログラム
挨  拶 鈴村興太郎(一橋大学経済研究所教授、日本学術会議副会長)
広渡 清吾(東京大学社会科学研究科教授、
日本学術会議第一部部長)
司   会 江原由美子(首都大学東京都市教養学部教授、
日本学術会議第一部幹事)
趣旨説明 佐藤  学(東京大学大学院教育学研究科教授、
日本学術会議第一部副部長)
報 告 者
高橋義人(京都大学大学院人間・環境学研究科教授、
日本学術会議連携会員)
「文学と人生観 −諸学の基礎となる学−」
小林傳司(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授、
日本学術会議連携会員)
「科学技術に踏み込む人文社会科学」 
塩沢由典(大阪市立大学大学院創造都市研究科教授、
日本学術会議連携会員)
「危機管理における社会科学の役割/稀な異常事態にいかに備えるか」
竹内 洋(関西大学教授、日本学術会議連携会員)
「人文社会科学の下流化・オタク化と大衆的正統化」
コメンテーター  
唐木英明(東京大学名誉教授、日本学術会議第二部部長、獣医学)
「安全・安心研究分野からの期待」
海部宣男(自然科学研究機構国立天文台名誉教授、
日本学術会議第三部部長、天文学)
「天文学・基礎科学と人文社会科学」
閉会の挨拶
 小林良彰(慶應義塾大学法学部教授、日本学術会議第一部幹事)


 ◆参加申込方法: FAX、E-mail又ははがきにて必要事項(氏名(ふりがな)・
         職業・連絡先電話番号・E-mailアドレス)をご記入の上、
以下の問い合わせ先担当宛にお申し込みください。 
定員となり次第、締め切りとさせていただきます。
  
  【問い合わせ・申し込み先】
   日本学術会議事務局参事官室(審議第一担当)松本、河野
    〒106-8555東京都港区六本木7-22-34
    TEL:03-3403-5706 FAX:03-3403-1640 E-mail:s251@scj.go.jp
  
 ◆詳細は、日本学術会議の以下のホームページを御覧ください。
      (http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/29-s-1.pdf

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■ 平成21年度(2009年度)開催国際会議に係る
日本学術会議共同主催の募集について(まもなく締切です)
  
 日本学術会議では、学術の振興を図り、我が国と各国の学術研究団体・研究
者が最新の情報を交換し、世界の学術の進歩に寄与することが重要であるとの
観点から、日本国内で開催する重要な国際会議について支援を行うため、学術
研究団体との共同開催を行っています。
   
 現在、平成21(2009)年度に開催を予定する国際会議を対象に共同主催の募
集を行っておりますが、募集の締め切りは、平成18年11月30日(木)となって
おります。
当該制度への申請を希望する国内学術研究団体は、募集期限に留意の上、申
請をお願いします。
申請に関するご質問・ご相談は、以下の担当部署までお問い合わせください。

  【問い合わせ先】
    日本学術会議事務局参事官(国際業務担当)付国際会議担当
    TEL:03-3403-5731 E-mail:i254@scj.go.jp

    ※ 日本学術会議が行う共同主催国際会議詳細
http://www.scj.go.jp/ja/info/kyodo/

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■ 第6回産学官連携サミット(報告)
  日時:2006年11月20日(月)
  場所:赤坂プリンスホテル
  テーマ:「イノベーション創出に向けた産学官の役割と連携の新たな展開」

 今回の産学官連携サミットは、日本経済の成長に貢献するイノベーション
の創造に向け、産学官の役割と連携の新たな展開について議論を行うことを
目的に開催され、約900名が参加しました。
 日本学術会議は、内閣府、総務省、文部科学省、経済産業省、日本経済
団体連合会と共に、毎回このサミットを主催しています。金澤一郎会長が、
主催者挨拶を行い、全体ディスカッションでは、黒川清内閣顧問(前会長・
連携会員)が、モデレータを務めました。パネルディスカッションでは、
連携会員でもある小宮山宏東京大学総長、阿部博之総合科学技術会議議員、
笠見昭信日本経済団体連合会産業技術委員会科学政策部長、東芝常任顧問等が
発表し、全体ディスカッションのパネリストを務めました。
 主な論点は、以下のとおりでした。
 ・基礎研究と産学官連携のバランス(イノベーションにおけるボトムアッ
  プとトップダウン)
 ・イノベーションに向けた人材育成(チャレンジ精神、ものづくりの重要
  性、大学院教育、小・中・高校からの理数教育、理科の得意な教員の養成)
 ・新しいフェーズへ(日本における課題解決から地球的課題を解決してい
  く日本発イノベーション、大学の「大相撲化」(真の国際化))
 ・その他(ベンチャー育成・支援、地域イノベーションなど)

サミットの詳細については、以下のホームページを御覧ください。
   http://www.dori.jp/summit6/

2006年11月21日

アジア歴史資料センターシンポジウム開催のお知らせ

東南アジア学会会員の皆様

国立公文書館アジア歴史資料センター(アジ歴)は12月8日に開館5周年を記念し、シ
ンポジウムを開催します。東南アジア学会大会前日の開催となりますが、万障お繰り
合わせのうえ、奮ってご参加賜りますよう、お願い申し上げます。詳細につきまして
は以下を御参照下さい。
http://www.jacar.go.jp/sympo2006/5e_anniv.html

牧野元紀
(アジア歴史資料センター調査員)


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アジア歴史資料センター開設5周年記念事業開催のご案内


日頃より国立公文書館アジア歴史資料センターに御理解を賜り厚く御礼申し上げま
す。

さて、この度「歴史が蘇るデジタル・アーカイブス−日米交渉史などに見るアジ歴5
年目の展開」と題して記念シンポジウムを開催する運びとなりました。

平成18年11月30日センター開設5周年及び新システムの立ち上げの機会を捉え
て、設立に関わった要人、有識者を招いて記念シンポジウムを開催し、開戦に至る日
米交渉など、これまでの特別展のテーマ等を切り口として、高度情報社会におけるデ
ジタルアーカイブスの役割と将来像を担っていきます。また、センター事業の広報・
啓発を図り、今後の事業活動への提言を行っていきます。

つきましては、御多忙中のことと存じますが、万障お繰り合わせの上、御来聴を賜り
たくご案内申し上げます。


東京都千代田区平河町2−1−2
住友半蔵門ビル別館4階
国立公文書館アジア歴史資料センター
TEL:03−3556−8801

「アジア歴史資料センター」開設5周年記念事業シンポジウム

「 歴史が蘇るデジタル・アーカイブ −日米交渉史などに見るアジ歴5年目の展開−」


1. 開催日時
2006年12月8日(金)13:30〜17:50(13:00受付開始)

2. 場所
赤坂プリンスホテル 会議センター「五色」1階「赤瑛」の間
東京都千代田区紀尾井町1−2
TEL:03−3234−1111

3.プログラム
13:00〜 受付開始

13:30  開会
          司会進行 細谷 龍平 センター次長
          開会挨拶 菊池 光興 国立公文書館長
 
13:40〜 基調講演「検証:日米交渉」
          細谷 千博 日本学士院会員(センター諮問委員長)

14:20〜 基調講演「アジ歴5年のレビューと新しい展開」
          石井 米雄 アジア歴史資料センター長

14:50〜 アジ歴新システムの紹介
          牟田 昌平 調整専門官

15:15〜 コーヒー・ブレイク

15:30〜 パネルディスカッション
講演を受けて、日米交渉などに係る歴史資料の今日的意義と、「アジ歴」などのデジ
タル・アーカイブが果たし得る役割を探り、提言を行う。

          コーディネーター  平野 健一郎  早稲田大学教授
          パネリスト     赤木 完爾   慶應義塾大学教授
                    波多野 澄雄  筑波大学教授
                    加藤 陽子   東京大学助教授

17:00  フロアとの質疑応答
         総括       平野教授

17:50  閉会の辞     石井センター長

※ 会場の模様はビデオ録画し、後日一部を編集の上当センター・ウェブサイト上で
公開する可能性があります。


聴講を希望される方は、申し込み用紙にご記入の上、11月30日(木)まで にF
AXまたはEメールによりお申し込み下さい。折り返し、FAXまたはEメールにて
入場券を発送致します(申込書は1枚で1名様のみ有効)。
なお、登録は先着順とし、会場の定員に達した場合には締め切らせて頂きますので、
予めご了承下さい。

2006年11月14日

東南アジア考古学会第178回例会の御案内

東南アジア学会の皆様

下記の通り、東南アジア考古学会10月例会を開催致します。
ご興味のある方は、是非ご参加下さいますよう、お願い申し上げます。


東南アジア考古学会 第178回例会のご案内

 今月の例会は、上智大学アジア文化研究所東南アジア考古研究会と共催にて
開催いたします。今回は、考古学と地域社会の関係について、遺跡保存と観光を
テーマに研究を進めておられる田代氏に、主にタイのピマーイ遺跡等での調査を
もとにご発表頂きます。
 皆様、万障お繰り合わせのうえ是非ご出席下さいますよう、お願い申し上げ
ます。
 日時が迫っておりますが、このたび、皆様への配信が遅くなりましたことを、心よ
りお詫び申し上げます。

                  記

発表者:田代亜紀子氏
((独)文化財研究所 東京文化財研究所 文化遺産国際協力センター 特別研究員)

題目:「遺跡保存と観光−ピマーイ遺跡(タイ)における地域社会の試み−」

日時:11月18日 (土) 15:00〜17:00

場所:上智大学7号館12階第2会議室
(JR中央線・東京メトロ丸ノ内線・南北線四ッ谷駅下車、徒歩5分)


東南アジア考古学会:
〒890-0085 鹿児島市郡元1-21-30 鹿児島大学法文学部人文学科比較考古学研究室内

2006年11月13日

写真展「古都バガン〜あまたなる仏塔の郷へ」開催のお知らせ

皆様

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、写真展「古都バガン〜あ
またなる仏塔の郷へ」を開催いたします。

バガンは、ビルマ人による最初の王朝の都がおかれた所です。バガン朝の時代に
は、インド世界の文化的影響のもと、先進民族であったモン人の文化を受容し、
仏教建築や、彫像・壁画・浮彫・漆喰装飾などの芸術が花開きました。また、初
めてビルマ語が文字によって書き表されたのもこの時代で、石碑に刻まれたり、
墨で寺院の壁に書かれたりした文字資料がたくさん現存しています。まさにバガ
ンは、ビルマ人にとって文化のふるさとなのです。

本展示企画は、AA研のアジア書字コーパス拠点(GICAS)の研究プログラム「東南
アジア諸文字の源流と発展」の研究活動の一環としてバガン遺跡で行なった碑文
調査から得られた文字資料の写真と、調査の合間に撮影された風景・建築・芸術
・人の暮らしなどの写真によって、バガンの文化を概観していただく企画です。

多数のご来場をお待ち申し上げます。

・期間:2006/11/21(火)〜2007/1/26(金)
(12月以降は平日のみ.12/28〜1/3は開催しません.)
・場所:東京外国語大学 AA研棟1F 展示スペース
・入場無料

SAWADA Hideo(澤田 英夫)
Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa
Tokyo University of Foreign Studies
3-11-1 Asahi-cho, Fuchu, Tokyo, 183-8534, Japan

2006年11月08日

仙人の会 11 月例会のお知らせ

皆様へ

仙人の会の11月例会を下記の通り行います。
みなさまふるってご参加ください。

片岡樹拝


拝啓

仙人の会の11月例会を、下記のとおり開催いたします。
皆様お誘い合わせの上、ご参加下さいませ。

          記

日時:   11月26日(日)14:00〜18:00頃

場所:   法政大学92年館(大学院棟)6階601号室

発表者:  西川和孝氏(中央大学大学院文学研究科東洋史専攻博士後期課程)

発表題目: 雲南省紅河哈尼族彝族自治州元陽県一帯における19世紀の漢人流入と生態環境の変化
        —窩泥(ハニ)人高羅衣の蜂起を通して—

要旨:
 清代半ば、新大陸からの玉蜀黍や馬鈴薯等の新作物の流入に伴い、全中国規模で人口増大が起こった。この結果、周辺地域に多くの漢人が流入し、周辺の地域社会では様々な変化が生じた。
 本発表では、19世紀初頭、雲南省南方の紅河流域に位置する現在の元陽県一帯で起きた(ハニ)人高羅衣による蜂起を事例として取り上げ、この事件の背景にある漢人流入、漢人と土着民との軋轢、人口増加に伴う新田開発等の生態環境の変化に着目し、こうした要因がどのように関連し合い、最終的に高羅衣の蜂起に至ったかを明らかにしたい。

例会終了後には、会場近くで懇親会を予定しております。

なお当会では発表者を随時募集しております。
発表者には懇親会費無料の特典つき。
発表希望または例会についての問い合わせ等は下記までお願いします。

 幹事 清水享
    片岡樹

また会員の参与される研究会・講演会などの宣伝を、
全体に随時メール配信しております。
宣伝のお申し込みは下記までお願いします。

 幹事 水口拓寿


                                    敬具

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 仙人の会
 (メール担当 水口拓寿)  
 sennin-no-kai@mail.goo.ne.jp
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インドネシアのNGOと地方政府の関係についての研究会のお知らせ

東南アジア学会の皆様

インドネシアのNGOと地方政府の関係につきまして、
インドネシアのNGO活動家二人を招聘して下記の研
究会を行いたいと思います。
一人はジョグジャカルタの老舗NGOであるINSISTから、
もう一人はゴロンタロ州では老舗NGOであるLP2Gから
招聘しております。

ふるってご参加ください。

詳細は下記の情報をご覧ください。


SPECIAL SEMINAR
NGOS AND LOCAL GOVERNMENTS IN INDONESIA:
FRIENDS, FOES, OR (JUST) NEIGHBOURS?

Since the beginning of the implementation of
regional autonomy law in Indonesia in 2001
we have witnessed not only the proliferation
of the number of political parties and local
governments but also of Non Governmental
Organizations/ NGOs (sometimes referred to
as Civil Society Organizations/ CSOs).
Who are these NGOs, both old and new?
Do these NGOs help the process of democratization
in Indonesia? What are the challenges they face
both within the NGO networks and outside
(vis-Ã -vis political parties and local
governments)? We will discuss these topics in
a special seminar:

Presenter 1: Roem Topatimasang(INSIST from Jogjakarta)
      Indonesian Various NGOs: How Effective?
Presenter 2: Arusdin Bone(LP2G from Gorontalo)
    Challenges for NGOs in a New Province:
Experience from the Field

Time: Wednesday, November 15, 2006, 16:30-18:30

Place: CSEAS Kyoto University, Tonantei North Building >>

Contact person:
Mizuno Kosuke (CSEAS, Kyoto University)
Fujita Koichi (CSEAS, Kyoto University)
Okamoto Masaaki (CSEAS, Kyoto University)
Dr. Dias Pradadimara (puskit@lycos.com)
Dr. Agnes Rampisela (rampisela@cseas.kyoto-u.ac.jp)

2006年11月07日

セミナーのご案内

会員の皆様
日時がせまっておりますが、11月14日(火)午後、京都大学東南アジア研究所にて、三名のタイの研究者による拠点大学セミナーを開催いたします。当事業のサブプロジェクト「変貌する「家族」」によるものです。ウィークデーですが、よろしければ是非ご参加ください。

拠点大学交流事業 特別セミナー

プロジェクト8「変貌する「家族」」主催

Core University Program Special Seminar

Project 8: “Changing ‘Families’”

Is the Thai Family Patriarchal?

You are cordially invited to a Core University Program Special Seminar. This time we welcome three scholars from Thailand. In the first part, Ajarn Chalidaporn Songsamphan will be discussing patriarchy in the Thai family by examining the process of revising the family law in Thailand. The second part will be by Ajarn Kwanchewan Buadaeng and Ajarn Prasit Leeprecha, both of whom will discuss family among minority ethnic groups against the background of social changes.

日時: 11月14日(火)P.M.1時半〜5時半
場所: 京都大学東南アジア研究所東棟2階セミナー室
Time and date: Tuesday, November 14, 2006 P.M.1:30〜5:30
Place: 2nd Floor Seminar Room, East Building, CSEAS, Kyoto University

Program:
《Part I 1:30〜3:00》
“Family Law and Consolidation of Modern Thai Version of Patriarchy”
by Dr. Chalidaporn Songsamphan (Thammasat University)
Comments by Junko Koizumi (Kyoto University)
Discussion

3:00-3:20 coffee break

《Part II  3:20〜5:30》
“Managing Differences in Family Practices of the Karen in Chiang Mai City
of Northern Thailand”
by Dr. Kwanchewan Buadaeng (Chiang Mai University)
“Changing Hmong Families (tentative)”
by Dr. Prasit Leeprecha (Chiang Mai University)
Comments by Yoko Hayami (Kyoto University)
Discussion

Contact:  Yoko Hayami

Abstracts:
“Family Law and Consolidation of Modern Thai Version of Patriarchy”
By Chalidaporn Songsamphan
In 1976, the so-called Thai ‘family law’ had to be amended since the
Constitution of 1974 establishes the equal status between men and women.
All the laws granting different rights or privileges, usually favorably to
men, had to be revised accordingly. Interestingly, the modification of
these laws on the ground of gender equality was limited significantly by the
claims to preserve different standards of sexual conducts for men and women.
This paper will examine the debates in the Thai parliament in the process of
revising the ‘family law’ to show how different interpretations and
beliefs about the realities of Thai family led to the affirmation or
preservation of modern patriarchal marriage and family.

“Managing Differences in Family Practices of the Karen in Chiang Mai City
of Northern Thailand”
By Kwanchewan Buadaeng
In the past two decades, Karen peoples from mountainous areas of Northern
Thailand have increasingly migrated to cities such as Chiang Mai, the
biggest city in the Upper North. Young people come for study while working
to support themselves. Many others come to work to find more cash to fulfill
their increasing need of modern facilities. At the same time, more migration
from Burma across the border to the North of Thailand has also taken place.
In the urban context, intermarriage between Karen of different background:
different subgroups, original countries, etc, has also taken places. It is
interesting to understand how differences in family practices of Karen from
different background are managed in order to understand the dynamic of
cultural practices and its relations with Karen identity. The paper will
describe two case studies of the intermarriage between Pwo and Sgaw Karen
and between Burmese and Thai Karen, in Chiang Mai city. Data has been
collected within the last two years. The cases show that in the globalized
and urbanized context, some cultural practices have to be adjusted but some
maintained in order to maintain their family relations, and also their
relations with Karen community and broader society.

2006年11月06日

東南アジア彫刻史研究会第22回例会のお知らせ

日時: 2006年12月2日(土) 14:00-17:00
会場: 大阪人間科学大学正雀学舎(大阪薫英女子短期大学)5号館第8講義室(アクセスは末尾をご参照ください)
講師: 辛島昇氏
題目: 「南インドのチョーラ朝とはどういう国家か」

第21回例会案内で11月26日開催と予告しましたが、 12月2日に変更いたします。深くお詫び申し上げます。
南インド史研究の第一人者である辛島昇先生が、チョーラ朝がどういう国家だったかという根本的な問題をお話しくださいますので、奮ってご参加ください。

問合せ先: 〒566-8501 摂津市正雀1-4-1
        大阪人間科学大学/大阪薫英女子短期大学
        橋本康子/樋口裕美

大阪人間科学大学正雀学舎(大阪薫英女子短期大学)へのアクセス
大阪人間科学大学のホームページ http://www.ohs.ac.jp/page/15/15_access.htmlをご覧ください。
新大阪からなら、JR在来線各駅停車で京都方面へ3つ目の岸辺で下車してください。出口は南東側の1か所のみです。
ホームページの地図をご参照ください。岸辺駅出口左前方のフレンドマート(平和堂)横を直進し、その角を左折して北東に進み、突き当たり(阪急正雀工場)を右折して南東に進み、阪急正雀駅の地下道を通って(または2階通路を通って)反対側へ出て、十三信用金庫前の 付属中学高校の生徒通用門からお入りください 。
JR岸辺駅から徒歩約15分、ゆっくり歩いても20分以内です。阪急正雀駅からは、徒歩約7分です。

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肥塚 隆

2006年11月02日

九州大学アジア理解講座(アジアの市民社会と国家)のお知らせ

会員の皆様

爽やかな秋になりました。いかがお過ごしでしょうか?
九州大学アジア政策センターより、アジア理解講座のご案内をいただきました。
「アジアの市民社会と国家ーNGO活動の現場から」という興味深いテーマです。
お時間のある方はぜひご参加ください。また大学院生や学生などにも
お伝えいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

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九州大学アジア理解講座

アジアの市民社会と国家−NGO活動の現場から−

世界規模で市民社会が台頭する中で、NGOは開発や平和、人権擁護や環境保全など
様々な分野で活躍しています。市民社会と国家はどのような関係にあるのでしょう
か。「NGO大国」といわれるバングラデシュとフィリピンから研究者兼NGOリーダー兼
詩人のパネリストを迎え、アジアの市民社会が抱えている課題と今後の方向性につい
て討議します。

日時:2006年11月14日(火)17:00〜19:00(16:30開場)

場所:九州大学箱崎キャンパス国際ホール(留学生センター1階)

参加費:無料(言語:逐次通訳あり)

主催:九州大学アジア総合政策センター

申し込み方法:下記へファックスまたはE-mail で次の事項をご連絡ください。1.
氏名2.ファックスまたはE-mail アドレス3.所属

*お申し込み後、確認の案内はお送りしません。当日は直接会場にお越し下さい。

申し込み・お問い合わせ 九州大学アジア総合政策センター

http://asia.kyushu-u.ac.jp

パネリスト:

*モヒゥディン・アフマッド Mohiuddin Ahmad (バングラデシュ)「バングラデ
シュの市民社会と国家」

Community Development Library 代表

バングラデシュのNGOリーダーとして70年代後半から開発の分野に関わり、現在は、
1980年に自身が創設した、記録・情報コミュニケーション・研究・政策提言などに関
わる全国規模のNGOであるCommunity Development Libraryの代表を務める。また、
Asian Regional Exchange for New Alternatives (ARENA)、南アジア貧困撲滅同盟
(SAAPE)、ジュビリー・サウス(アジア・太平洋地域)などアジア域内の代表的なNGO
でも活躍。研究者として、また詩人、コラムニストとしても活躍しており、詩集、小
説、研究論文、エッセイなどあわせて28冊の著書があり、ベンガル語と英語の両方で
執筆を行っている。

*アルバート・アレホ Albert E. Alejo (フィリピン)「宗教、文化と紛争−ミン
ダナオの平和への取り組み」
アテネオ・デ・ダバオ大学教授

イエズス会司祭であるアレホ氏は、マニラの労働者グループと共に活動した後、ロン
ドン大学東洋アフリカ学院で人類学の博士号を取得。母語であるタガログ語で語る詩
人/哲学者でもある。現在はミンダナオ島で自身が主宰するMindanawon Initiatives
for Cultural Dialogueを通じて、先住民の擁護やムスリム市民社会との対話などに
取り組む。また、全国的な汚職反対運動として注目されてきているEhem!の代表や、
氏が設立したAmuma Cancer Support Groupの指導なども行う。アテネオ・デ・ダバオ
大学で人類学、哲学、開発研究の教鞭をとり、同大学の研究出版局の所長も務める。

*パネリストのお2人は、アジア・リーダーシップ・フェロー・プログラム(ALFP)
(国際交流基金・国際文化会館共催事業)の招聘により来日しています。

コメンテーター:

*大野俊 Shun Ohno(九州大学アジア総合政策センター教授)

九州大学理学部を卒業後、毎日新聞社で記者として20年余り勤務。この間、マニラ支
局長、経済部副部長などを務める。国立フィリピン大学で修士号、オーストラリア国
立大学で博士号(東アジア・東南アジア研究)を取得。フィリピン大学客員教授、豪
州・アジア太平洋社会変容研究所研究員などを経て、今年10月から現職。著書に『ハ
ポン−フィリピン日系人の長い戦後』『観光コースでないフィリピン』(単著)、
『Japanese Diasporas』『日本経済再生の条件』(共著)などがある。

司会:
*小川玲子 Reiko Ogawa(九州大学アジア総合政策センター助教授)

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田村慶子 Keiko T. Tamura
北九州市立大学法学部
Faculty of Law, The University of Kitakyushu

2006年11月01日

第120回SEAF研究会のお知らせ (SOUTHEAST ASIA FORUM)

仲秋の候、皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
第120回SEAF(東南アジア談話会)を下記の日程で開催
いたします。東南アジアに関心のある方ならどなたでも歓迎い
たします。皆さん、ふるってご参加ください。


             記

日時 2006年11月25日(土)14:00〜17:00

場所 広島市女性教育センター(旧婦人教育会館)4F 第1
会議室
(広島市中区大手町5丁目6−9 Tel 082-248-3312)
http://www.hitomachi.city.hiroshima.jp/we-plaza/

発表者 片岡 巧
   (広島大学大学院文学研究科)

題目 「蘭領東インドにおける日系栽培事業」

-------問い合わせ先-------
東南アジア談話会事務局
〒739-8522 東広島市鏡山1-2-3 広島大学大学院文学研究科
東洋史学研究室内 上田 新也

*報告後に懇親会を予定しております。なお、お茶代として400
円をご用意ください。

2006年10月30日

ファン・ヴァン・カイ前首相(ベトナム)早大講演会

ベトナム前首相ファン・ヴァン・カイ氏
早稲田大学公開講演会の開催(速報)

   早大COE「現代アジア学の創生」
   研究代表 毛里和子(早稲田大学政経学術院)

ファン・ヴァン・カイ(Phan Van Khai)氏(今年6月までベトナムの首相)が、
外務省の招待によって11月初めに来日される折に、
以下の要領にて早稲田大学にて公開講演会を開催する予定です。
また、お心当たりの方にこの情報をご転送下さい。
是非、ご参加下さい。

 記

ファン・ヴァン・カイ前首相公開講演会
日時:2006年11月8(水)
午後3〜4時15分頃(15:00〜16:15頃)
場所: 早稲田大学(メインキャンパス)8号館 308教室
   地下鉄東西線早稲田駅から徒歩5分、
   もしくはJR高田馬場駅前から都営バス「早大正門前」行きに乗車、終
   点の早大正門前から徒歩徒歩1分。
   早大正門脇などの案内所で8号館の場所をお聞き下さい。もしくは、構
   内随所に案内地図が掲示してあります。
テーマ:未定(確定次第おってお知らせします)
その他:日本語通訳つき、入場無料 

アジア農村研究会 バンコク中華街 街区調査のお知らせ

 アジア農村研究会では、毎年恒例となりました海外における調査実習を、来年(2007年)3月に行う運びとなりました。
 本研究会は、東京大学の桜井由躬雄教授の提唱のもと、1993年に設立された、学生により組織・運営されている団体です。アジアについて学ぼうとする学生に農村調査の方法論を身につける場を提供するため、年1回アジア各地において調査実習を行っております。これまでにタイ・中国・台湾・インドネシア・マレーシア・日本・ベトナム・ビルマ(ミャンマー)・韓国において調査を行い、全国各地の大学から、多様な専門分野の方々に参加して頂いております。
 本研究会の目的は、現地での調査を通じてのフィールドワークの方法論習得であり、参加者の専門分野・研究テーマを問いません。これまで同様、専門家にご協力をお願いし、ご指導を頂くことになっていますので、調査経験のない方でも問題ありません。
 第15回目となる今回の調査では、タイの首都バンコクの中華街にて定着調査を行います。調査の基本的な内容は、バンコク中華街の居住者に対する、個人史・家族史の聞き取り調査です。20世紀から21世紀にかけて、バンコクは大きな変貌を遂げましたが、その間における中華街の変化を個人の聞き取りを通じて探るのが今回の調査の目的です。
 この調査はタマサート大学の協力を得て行われます。通訳の方にも参加していただきますので、タイ語のできない方でも問題はありません。
 調査の詳しい内容は以下の通りです。ご質問等がございましたら、お気軽に御連絡下さい。皆様の参加を心よりお待ちしております。
 
【調査期日】2007年3月5日 〜3月18日
【日程】
3月5日 バンコクに集合。
3月6日 測量。
3月7日 タマサート大学訪問。
3月8〜16日 聞き取り調査(適宜、測量、中間報告会などを実施)。
3月17日 調査結果検討会。解散パーティ。
3月18日 解散(現地)。
* 日程はあくまで予定であり、細かい変更の可能性があります。
* 宿泊は中華街内のホテルを予定しています。基本的に二人ずつの相部屋となります。

【調査内容】
(1) 聞き取り調査:数人ずつの班に分かれ、中華街内において戸別訪問を行い、日本出発前後に準備する質問表に基づいた聞き取り調査を行います。
(2) データ処理:聞き取り調査で得た情報をその日にデータベース化します。それを基に現地で調査結果検討会を開き、帰国後、報告書にまとめます。
(3) 測量調査:調査地の地図を、機材を用いた測量のデータに基づいて作製します。
【募集対象、人数】
日本側30名弱を予定しています。応募多数の場合先着順とさせていただきます。

【参加費】
6万円
*バンコク集合時から解散時までの滞在費のみです。航空券は含みません。

【その他】
*旅券、査証:各自ご用意下さい。日本国籍の方は 日以内の観光目的の場合、査証は不要です。
*航空券:各自ご手配していただきます。
*保険:必ず海外旅行保険への加入を各自お願いします。
*事前会合:参加者確定後、顔合わせや測量実習などの打ち合わせを1〜2月に東京で行う予定です。

【参加申し込み】
 参加を希望される方は、2006年12月15日(金)(当日消印有効)までに別紙(メールか郵便で取り寄せ)参加申し込み用紙に必要事項をご記入の上、下記住所宛に郵送していただくか、下記メイルアドレスまでE-mailにて参加希望の旨をご連絡下さい。
 一部の日程のみの参加も可能です。参加を希望されるもののご自身の予定との兼ね合いでまだ参加が確定できない方は、予定がいつごろまでに確定するかお書き添え下さい。
 また、未成年で参加をご希望の方は、法定代理人(親権者または後見人)の承諾を必ず得た上で、別紙の同意書を併せて提出して下さい。
 なお、調査開始前に参加をキャンセルされた場合、それまでにかかった準備費用をご負担いただく場合があります。
 ご不明な点などございましたら、下記までご連絡下さい。

【参加申し込み及び問い合わせ先】
団長:小林 理修(こばやし みちなお、東京大学大学院人文社会系研究科 博士課程)
住所:〒362-0803 埼玉県北足立郡伊奈町大針373-131 E-Mail:kobayashimichinao@yahoo.co.jp

アジ研主催「南方軍政関係」資料展・講演会

アジア経済研究所図書館 主催

「東南アジアと南方軍政関係」資料展及び講演会の開催

アジア経済研究所図書館が所蔵する資料群のひとつに、マイクロフィルム化した戦前
の海軍関係資料、昭和研究会資料、南方軍政関係資料があります。これらは、インド
ネシア研究者でアジ研の初代図書資料部長でもあった岸幸一氏が収集した資料です。
資料点数は、約1,200点(マイクロフィルム35リール)に及び、「岸幸一資料」と呼
ばれて、これまで多くの来館者に利用されてきました。

この度、「岸幸一資料」のデジタル化を行い、ウエッブ上に広く公開することになり
ました。これを機に、JETRO本部アジ研図書館サテライト(東京・赤坂)において、
デジタル化した資料のオリジナル資料、関連文献の展示を行います。

あわせて、慶應義塾大学の倉沢愛子教授による講演会も開催いたしますので、お気軽
にお立ち寄りください。

■ 講演会

講 師:倉沢 愛子氏(慶應義塾大学経済学部教授)

テーマ:「東南アジアと南方軍政」

日 時:12月7日(木) 14:00〜16:00

 場  所:日本貿易振興機構本部 アーク森ビル5階 5A会議室

 住所 : 港区赤坂一丁目12番32号アーク森ビル

電話 : 03-3582-1775

  交通:南北線「六本木一丁目駅」3番出口より徒歩1分

南北線・銀座線「溜池山王駅」13番出口より徒歩3分

定 員:60名程度

参加費:無料

参加申込:アジア経済研究所図書館資料サービス課

TEL: 043-299-9716 email: LID@ide.go.jp

■ 資料展

開催期間:11月27日(月)〜12月26日(火)(12/18(火)休館日)

場  所:日本貿易振興機構本部ビジネスライブラリー アジ研図書館サテライト

展示資料:図書館所蔵日本語南洋占領関係資料(約230冊)

岸幸一氏著作(著書・論文)

岸幸一コレクション原資料

関連資料パネル展示  など

2006年10月29日

ベネディクト・アンダーソン講演会

2006年度第2回講演会

 以下の要領で、アフラシアセンター2006年度第2回講演会を開催しますので、お知らせいたします。奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。
 なお講演会の終了後に懇親会を予定しておりますので、こちらにもぜひご参加ください。参加費は一人1000円です。料理等の準備がございますので、懇親会への出席を希望される方は、あらかじめご連絡いただけますようお願い申し上げます。

アフラシアセンター2006年度第2回講演会
日時: 2006年11月13日(月)15:10〜16:55
場所: 龍谷大学 瀬田学舎 REC小ホール

プログラム
司会・通訳/加藤剛(龍谷大学社会学部教授)

15:10 開会の挨拶/長崎暢子
(龍谷大学国際文化学部教授・アフラシア平和開発研究センター長)
講演者の紹介/加藤剛

15:20 講演 ”Useful or Useless Relics? Today’s Strange Monarchies”
ベネディクト・アンダーソン(コーネル大学名誉教授:Aaron L. Binenkorb Professor of International Studies, Emeritus, Cornell University)

要旨
One hundred years ago, in 1906, monarchies were the normal states, and republics were a minority confined overwhelmingly to the New World. Today, only about 15% of the members of the UN are headed by monarchs. In 1906, almost all the big powers, with the exception of the US and France, were imperial monarchies ruling over vast empires. Today, only Japan and the UK try to insist on their big power status, and their empires are largely gone. The rest are medium-sized, small and even microscopic. Still, why have they survived at all in the age of nationalism, so-called democratization, and now globalization? I will try to tackle this question historically and comparatively.

16:20 質疑応答/司会:加藤剛
16:50 閉会の挨拶/加藤剛
17:00 懇親会(REC食堂)

問い合わせ先: アフラシア平和開発研究センター(佐藤、川上)
TEL&FAX: 077-544-7173

2006年10月27日

ワークショップ「タイのクーデタ:原因、結果と展望」

研究会のお知らせ

早稲田大学アジア研究機構研究部会、「比較帝国史研究と東アジア共同体」では、タイ
のチュラーロンコーン大学安全保障国際問題研究所長のティティナン・ポンスヒラ氏を
お招きし、「タイのクーデタ:原因、結果と展望」について研究会を開催いたします。
積極的にご参加いただくとともに、関心のある方へ、連絡を回していただければ幸いで
す。使用言語は、原則として英語です。

講師: ティティナン・ポンスヒラ博士
所属: チュラーロンコーン大学安全保障国際問題研究所
日時:11月6日(月) 18:00-20:00
場所:早稲田大学本部キャンパス、1号館2階現代政治経済研究所会議室
論題:“Thailand's Coup: Causes, Consequences and Prospects”
言語:英語

*この研究会は、科研費基盤研究B「帝国の遺産と東アジア共同体」の一環として実
施されます。
*この研究会に関する問い合わせは、下記までメールでお願いいたします。

Dr Thitinan Pongsudhirak is Associate Professor of International Political Eco
nomy at the Faculty of Political Science, Chulalongkorn University. A former
deputy dean of the political science faculty at Chulalongkorn and the Director
of its Institute of Security and International Studies (ISIS), he has authore
d a number of articles and book chapters on Thailand’s politics, political ec
onomy, foreign policy, and the role of the media in democratisation, as well a
s ASEAN and East Asian security and economic cooperation. He is frequently quo
ted and his op-eds have regularly appeared in international and local media ou
tlets. Dr Thitinan has worked for The Nation newspaper, The BBC World Service,
the Economist Intelligence Unit (EIU), and Independent Economic Analysis (IDE
A) as well as occasional consulting projects related to Thailand’s macro-econ
omy and politics. He received his BA from the University of California, MA fro
m the Johns Hopkins School of Advanced International Studies, and PhD from the
London School of Economics. His current projects include book and journal cha
pters on the emerging regional order in East Asia, Thai foreign policy under T
haksin, the violence in southern Thailand, Thailand’s elusive democratic cons
olidation, Thailand’s political crisis of 2006, and the politics of bilateral
free-trade areas. He is working on a book focusing on the connection and cont
inuity between the economic crisis of 1997 and the political crisis of 2006.

高橋勝幸 

早稲田大学大学院政治学研究科 
「魅力ある大学院教育」イニシアティブ
助手(4号館511号室)
169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1

2006年10月26日

第29回「東南アジアの社会と文化」研究会のお知らせ

 第29回定例研究会を下記の通り開催します。今回は京都大学大学院の加藤眞理子さん
が、サラパン仏教賛歌について報告します。多くの方の参加をお待ちしています。研究会終
了後、懇親会を行いますので、こちらにも振るってご参加ください。

話題提供者:加藤眞理子(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
サラパン仏教賛歌
−東北タイ農村における女性の宗教実践と社会変容−
     日 時  :2006年11月17日(金)  16:00−18:00
     場 所  :京都大学東南アジア研究所 東棟2F教室

 近年タイ政府主導の開発政策は、それまでの経済発展を偏重する路線から文化の発展をめ
ざす方向へと変化した。そして地方文化復興のために、地元の「伝統」文化が選択され制度
化されるようになった。東北タイでは仏教寺院で女性によって謡われる仏教賛歌が取り上げ
られ、村落で楽しまれていたものが地方規模のコンテスト型イベントへと舞台を変えた。
 本発表では、東北タイにおける女性の宗教実践が、90年代以降の文化政策による宗教実
践の標準化やイベント化によって、どのように変化したのか、また変化しない点があるとす
ればそれは何かを検討する。このような検討を通して、変化主体としての女性の重要性を指
摘したい。
 タイ人の仏教実践を根底から支えるものとして、出家や布施などの行為を通じて功徳を積
み、その多寡によってよりよい現世や来世の地位を期待する功徳の論理がある。しかしタイ
上座仏教において、男性は一生に一度出家する慣習があるのに対して、女性は制度的に出家
できないことから、功徳を積む方法や動機も男性のものとは異なる。男性が僧侶や宗教的リ
ーダーとして制度の一部になり、女性は日常的な実践を通して仏教制度を維持するという性
的分業が明確に見られる。
 事例としてとりあげるサラパン仏教賛歌は、東北地方における近代タイ仏教の普及の過程
で、タイ語で学ぶ俗人のための仏教教育の普及とともに伝わった。僧侶には、若い女性にサ
ラパンを教え寺院で謡わせることによって、俗人、特に出家することがない女性に仏法を広
める目的があった。そして俗人にとってサラパンを謡い聞くことは娯楽であると同時に、功
徳を積む行為でもあり、若い女性は謡い手、年配女性は聴衆として儀礼に参加した。つまり
サラパンをめぐる実践には、性的分業が明確にある。
 近年貨幣経済の浸透に伴う社会変動の中で、サラパンを伴う儀礼は一時衰退した。それは
出稼ぎが常態化し儀礼の担い手が不足したり、テレビなどの導入によって娯楽的価値が落ち
たことなどによる。しかし90年代以降県や郡など地元の役所や自治体が、サラパンを復興
すべき美しい伝統的地方文化としてとりあげ、寺院での仏教儀礼から公衆の前で行われるイ
ベントへと儀礼の文脈を変えた。
 その結果、サラパンとその謡い方の作法などは、教育省によって標準化されるようにな
り、サラパンの民謡的側面だけが仏教実践から切り離されたようにみえる。しかしその担い
手に目を向けてみると、これまでサラパンを聞くだけであった年配女性が、謡い手としてだ
けでなく、教え手としても新たな役割を担うようになった。そしてサラパンの節や歌詞など
が彼女たちの手によって多様化してきていることが明らかになった。このような年配女性の
役割変化はどうして起こったのか、そして彼女たちは功徳やサラパンをどのように捉えてい
るのかを社会背景とその変容から検討する。

*この研究会は原則として奇数月の第三金曜日に開催されます。なお、7月は夏休みとし、
研究会は開催しません。研究会の案内はメールを通じて行っています。

* ***************************************
「東南アジアの社会と文化」研究会のホームページです。どうぞご参照ください。
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kenkyuukatsudou/syakai-bunka/
* ***************************************

[世話人]
杉島 敬志(京大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
林 行夫(地域研究情報統合センター)
速水 洋子(京大東南アジア研究所)
伊藤 正子(京大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)

[事務局]
王柳蘭(京大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 助手)
河邉孝昭(京大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
吉田香世子(京大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)

2006年10月24日

Seminar: Time, Space, and Economic Institutions of Early-Modern Maritime Asia

近世海域アジア史とグローバル・ヒストリーに関する特別研究会を下記の通り開催いたしますので、皆様にご案内申し上げます。

講演者のお二人は、大阪大学21世紀COEプログラム<インターフェイスの人文学>・国立シンガポール大学アジア研究所共催による国際ワークショップ「躍動する周縁と開かれた中心−相互交渉の場(インターフェイス)としての海域アジア−」に参加されるのを機会に、ご来阪くださることとなりました。ビン・ウォン教授はカリフォルニア学派の代表的論客として著名ですが、主著_China Transformed_ (1997)ほか多くの著作を通じて、清代社会経済史のみならずグローバル経済史研究に大きな影響を与えています。また、ソウザ教授はヨーロッパ拡張史の名著_The Survival of Empire_ (1986)の著者であり、その浩瀚な知識と多言語史料を自在に駆使する手堅い実証に基づく著述で、海域アジア史研究を牽引しています。


*研究会の詳細*

日時:  2006年10月30日(月)15:00〜18:00
題目:  Time, Space, and Economic Institutions of Early-Modern Maritime Asia
講演者:ロイ・ビン・ウォン教授(UCLAアジア研究所所長)
    ジョージ・ブライアン・ソウザ教授(国立シンガポール大学アジア研究所客員研究員)
言語:  報告は英語で行われます
会場:  大阪大学豊中キャンパス内待兼山会館2階会議室
(http://www.osaka-u.ac.jp/jp/about/map/toyonaka.html)

なお、会終了後に報告者の先生方を囲んで懇親会を催します。事前の申し込みは不要です。皆様のご参加を心からお待ちしております。

*この研究会に関するご質問・お問い合わせは下記までお寄せください*

桃木至朗
大阪大学文学研究科
560-8532豊中市待兼山町1-5

講演要旨:

Lecture 1:
Roy Bin Wong (Director, UCLA Asia Institute and Professor of History)

"Maritime Asia's Economic Institutions in Regional and Global Spaces"

Scholars often distinguish between regional and global phenomena according to the spatial span of connections that their topics involve.

This paper looks more specifically at the kinds of economic institutions within East and Southeast Asia since roughly 1500, as well as those utilized by actors coming into the region from beyond. The paper seeks a preliminary assessment of how different kinds of economic institutions do and do not converge (and over what spatial scales). It

concludes by suggesting ways convergence of economic institutions does (and does not) matter.


Lecture 2:
George Bryan Souza

"On Sea, on Land"

"On Sea, on Land" deals with Professor Souza's present research and publishing project, which is a global history of the political economy of commerce and commodities in Asia, especially Southeast Asia, and the World in the early modern period. The genesis, scope, sources, approach, organization, tentative findings, and status of this project will be discussed.

In the traditional narrow description of this project, "On Sea, on Land" is an economic and cultural history of the encounters of Asian commodities in Southeast, East, and South Asia, Europe, and America and a history of European expansion in Asia. It investigates the praxis and theory of commerce and commodities in Asia from the local to the global by examining the structure and composition of one colonial port city market at Batavia and the individual social and economic biographies of the two most important revenue producing commodities sold by the Dutch East India Company on Java over the long eighteenth century (1684-1796), Bengal opium and Sri Lankan cinnamon. It juxtaposes an abstract concept ? the market ? and inanimate objects ? commodities ? with the dichotomy of human agency of merchants, European and Asian, their networks and economic (maritime and terrestrial) activities, cross-cultural inter-actions, and performances at Batavia over the period. It also touc!
hes upon early modern European and Asian ideas, theoretical conceptions and their practice and implementation of markets, monopoly and mercantilism in early modern Asia, Europe and America.

In a more broadly conceived intellectual context, "On Sea, on Land" deals with space and time. It argues that the examination of the organization of space and resources over time should be treated holistically. It also observes that space is being compressed by time. And the marked intensification in the compression of space by time is an important element in the historical definition of globalization.

2006年10月23日

「アジアの社会開発」EACRG合同第5回研究会のご案内

下記の要領により研究会を開催します。

講師 パイサン師(Phra Phaisan)
演題 「タイの軍事クーデタと民主化の行方ー市民社会からの展望」(通訳付き)
日時 10月26日(木)午後6時ー7時半
場所 早稲田大学西早稲田キャンパス19号館5階−508教室
パイサン師は、タイの1970年代学生運動の指導者で、その後仏門に入り、
開発僧の代表的なスピーカーです。ご関心をお持ちの方々のご参加を
歓迎します。(参加費無料、事前登録不要)

お問い合わせ  早稲田大学 アジア太平洋研究科 西川研究室

2006年10月22日

中東・イスラーム研究セミナー追加募集のお知らせ

会員の皆様

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では中東・イスラームについて
の次のようなセミナーを行っています。これは、中東のみならず東南アジアのイ
スラームも含む意味で中東の次に・がはいっています。なお、首都圏以外から受
講される場合には交通費及び宿泊費もでます。ぜひご参加ください。詳しくはH
Pをごらんください。

中東・イスラーム研究セミナー追加募集のお知らせ

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所中東イスラーム研究教育プロジ
ェクトが主催する「中東・イスラーム研究セミナー」後期(12月20日〜23日)の
定員に若干の余裕があるため、受講生の追加募集を行います。

応募締切:平成18年11月20日(月)必着
 *持参の場合は15時まで受付
応募要領等詳細は、本プロジェクトWebサイト「研究セミナー」ページをご覧く
ださい。
http://www.aa.tufs.ac.jp/fsc/meis/kenkyu_s.html

西井凉子

2006年10月16日

第2回研究会のお知らせ

The dialogue between Feminism as political theory and the foundation of modern political thoughts

早稲田大学アジア研究機構研究部会、「比較帝国史研究と東アジア共同体」では、タイ
のタマサート大学政治学部副学部長のChalidaporn Songsamphan女史をお招きし、The
dialogue between Feminism as political theory and the foundation of modern pol
itical thoughtsについて、2回目の研究会を開催いたします。積極的にご参加いただ
くとともに、関心のある方へ、連絡を回していただければ幸いです。使用言語は、原則
として英語です。

講師: Dr. Chalidaporn Songsamphan
所属: Associate Dean for Academic Affairs, Faculty of Political Science, Tha
mmasat University

第2回
10月20日(金) 18:00-20:00
早稲田大学本部キャンパス、3号館第二会議室
論題:"Feminism and the Revisionings of the Political: Making Sense of Septemb
er 19th Coup in Thai society”

*この研究会は、科研費基盤研究B「帝国の遺産と東アジア共同体」の一環として実
施されます。
*この研究会に関する問い合わせは、下記までメールでお願いいたします。

高橋勝幸 拝

早稲田大学大学院政治学研究科 
「魅力ある大学院教育」イニシアティブ
助手(4号館511号室)

169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1

2006年10月12日

海域アジア史研究会10月例会のお知らせ

皆様:

海域アジア史研究会6月例会を下記の通り開催いたします。今月は、10月27、28日に長崎で開催される国際ワークショップ「躍動する周辺と開かれた中心」の報告準備会となります。皆様、ふるってご参加ください。

                        記

◇日時:2006年10月20日(金) 18:00〜
◇場所:大阪大学豊中校舎文学部棟2階 史学科共同研究室(http://www.let.osaka-u.ac.jp/graduate/map.html

◇内容:
山内晋次:”The Japanese Archipelago and Maritime Asia from the 9th-13th Centuries.“
藤田加代子:“Maritime Trade and Peasant Economies: The Experience of a Northeast Asian Rimland in a Global Perspective, ca. 1600-1800.”
桃木至朗・蓮田隆志:“A Periodization of Southeast Asian Medieval/Early Modern History, in Comparison with Northeast Asia.”


◇問い合わせ先:
海域アジア史研究会ウェブサイト:http://homepage2.nifty.com/PHASU/mah-mirror/
大阪大学大学院文学研究科 東洋史学研究室気付 (蓮田)
〒560-8532 豊中市待兼山町1−5
Tel.: 06-6850-6111(内線2138):土・日・祝日は不通

2006年10月11日

総合的地域研究に関する国際シンポジウムのお知らせ

東南アジア学会の皆様

下記のように国際シンポジウムを開催いたしますので、
是非、ご参加ください。


      <ご案内>

国際シンポジウム「総合的地域研究の新地平:
アジア・アフリカからディシプリンを架橋する」
(Kyoto Simposium “Crossing Disciplinary
Boundaries and Re-visioning Area Studies:
Perspectives from Asia and Africa”)


京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
及び東南アジア研究所は、21世紀COEプログラム
「世界を先導する総合的地域研究拠点の形成」が
目指してきた「総合的地域研究」の到達点を示す
とともに、今後の課題についても議論を行うため
に上記の国際シンポジウムを開催します。アジア、
アフリカでさまざまな研究に従事する方々だけで
なく、さまざまなかたちでアジア、アフリカに関
わってこられた方々、あるいはアジア、アフリカ
に関心をおもちの方々のご参加をお待ち申し上げ
ます。

1.日時:2006年11月9日(金)〜13日(月)

2.場所:京都大学百周年時計台記念館
  http://www.kyoto-u.ac.jp/top2/11-top.htm

3.会議の案内・日程・論文要旨は、以下のURLを
  ご覧ください。
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/kyotosympo/index_j.html

4.主催:京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科、
     東南アジア研究所

5.使用言語:英語

6.参加資格:会議は公開とし、どなたでも参加できます。  当日受付もでき
ますが、参加ご希望の方々は、できるだ
  け10月31日(火)までに上記URLから事前にオンライン
  登録をしていただければ幸いです。

7.参加費用:無料

8.問い合わせ先:
21世紀COEプログラム事務局
  電話: 075-753-9192
  FAX: 075-753-7395
  E-mail: ks06info@asafas.kyoto-u.ac.jp

カンボジア市民フォーラム国際シンポジウム

皆様、
下記シンポジウム案内を転送いたします。

上智大学 丸井雅子

*****

カンボジア市民フォーラム主催国際シンポジウムご案内

「検証 カンボジア! パリ和平協定から15年
〜貧富の格差の縮小と民主的社会の実現に向けて〜」
2006年10月20日 於 上智大学、
2006年10月22日 於 東京大学駒場キャンパス

本プログラムは、カンボジア市民フォーラムのHPにおいても
詳細が告知されております。
http://www.pefocj.org

*****
プログラム詳細

カンボジア市民フォーラム主催国際シンポジウム
「検証 カンボジア! パリ和平協定から15年
〜貧富の格差の縮小と民主的社会の実現に向けて〜」
 
 カンボジアは今年10月23日、20年以上におよぶ内戦と虐殺、混乱の時代に終
止符を打ち、平和と復興・開発の時代の端緒を開いた「パリ和平協定」の締結
から15周年を迎えます。この15年でカンボジアは大きな変化を経験しました。
1990年代前半から政治情勢が徐々に安定し始めたことで、メディアがもたらす
情報やカンボジアへの観光客の急増によって、日本に住む私たちとってもカン
ボジアは随分と身近な国になってきました。この15年間のカンボジアでは、こ
うした肯定的な変化が見られる一方で、貧富の格差の拡大や民主化の後退とい
った負の側面が見られることもまた事実です。
 こうした現状を踏まえて、カンボジア市民フォーラムは、パリ和平協定の精神と日本政府が援助の基礎におく「人間の安全保障」の観点から、過去15年間のカンボジアの変化を国際援助の評価を含めて検証する国際シンポジウムを開催します。

Ⅰ.NGO会議
日時:10月20日(金)12:30〜16:00
定員:150名
参加費:1000円(事前申込800円)
会場:上智大学中央図書館(L号館)
9階911号室
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7−1

【会場へのアクセス】
JR中央線、東京メトロ丸ノ内線・南北線四ッ谷駅 麹町口・赤坂口から徒歩5分

【プログラム】
1. 開会の辞
2. 挨拶:石澤良昭上智大学学長・上智大学アジア人材養成研究センター所長
3. カンボジア人パネリスト講演
◆リー・ソティアリー(子どもヘルスケア・センター [HCC] 代表)
「子ども・女性の現状」
◆ヨーン・サン・コマー(カンボジア農業開発研修センター [CEDAC] 代表)
「農村開発の進展」
◆チア・ヴァンナート(社会開発センター [CSD] 前代表)
「貧富の格差、公正な社会」
◆トゥン・サライさん(カンボジア人権開発協会 [ADHOC] 代表)
「人権状況の変化と現状」
◆チュット・ソム・アート(カンボジアNGOフォーラム代表)
「土地問題、先住民族の人権の現状」
4.日本・フランスNGOからのコメント
5.質疑応答
6.総括
7.閉会の辞


Ⅱ.国際シンポジウム
日時:2006年10月22日(日)10:00〜17:00   
定員:300名
参加費:1000円(事前申込800円)
会場:東京大学駒場キャンパス数理科学研究科
大講義室
〒153-8914東京都目黒区駒場3-8-1

【会場へのアクセス】
京王井の頭線 駒場東大前駅下車

【プログラム】総合司会:佐藤安信(東京大学教授)田坂興亜(カンボジア市民フォーラム共同代表)
1. 開会の辞 古田元夫(東京大学副総長)
2. ビデオメッセージ:緒方貞子(国際協力機構 [JICA] 理事長/元国連難民高等弁務官)より
3. 基調講演
講演I:「カンボジアの課題検証−パリ和平協定の精神から−」:今川幸雄(元駐カンボジア
特命全権大使)
講演II:「カンボジアの課題検証−UNTACの視点から−」:明石康(元国連事務次長/元国連カンボジア暫定統治機構 [UNTAC] 国連事務総長特別代表)
挨拶:プー・ソティレアック在日本国カンボジア王国特命全権大使
4. ラウンド・テーブル「貧困問題に解決に向けて」司会:石田勇治(東京大学教授)
5. ラウンド・テーブル「民主的社会の実現に向けて」司会:遠藤貢(東京大学教授)
6. カンボジアの平和構築の課題と展望:市民社会との対話:
河野雅治外務省総合政策局長、
カウ・クムフオン・カンボジア王国外務国際協力省長官
7. 議長団総括
今後の改善に向けての提言(カンボジア政府の取り組みに対して/国際援助のあり方に関して)
8. 閉会の辞  木畑洋一 (東京大学大学院総合文化研究科長)[予定]

主催:カンボジア市民フォーラム
共催:上智大学アジア人材養成研究センター、東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム、平和構築研究会、日本学術振興会人文・社会科学振興プロジェクト研究事業領域II−1平和構築に向けた知の展開・ジェノサイド研究の展開
後援:外務省、在日カンボジア大使館、在日フランス大使館、(社)東京倶楽部、(財)トヨタ財団、(宗)立正佼成会、
(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)、平和構築フォーラム、朝日新聞社

(お問い合わせ)カンボジア市民フォーラム 
People’s Forum on Cambodia, Japan (PEFOC,J)
共同代表:田坂興亜・木村晋介 事務局長:熊岡路矢 
事務局担当:上村未来・山田裕史・鈴木まり

〒110-0015東京都台東区東上野1-20-6丸幸ビル5F
TEL:03-3834-2407 / FAX:03-3835-0519
E-メール:pefocj@hotmail.co.jp / 
URL:www.pefocj.org

参加申し込みについてはHP(http://www.pefocj.org
からも受け付けています。
ぜひご参加ください。

****
以上

バンテン遺跡研究会インドネシア調査報告会

皆様

 下記のように、バンテン遺跡研究会の本年度インドネシア発掘調査(バンテン・ティルタヤサ遺跡及びブトン・ウォリオ城跡)の報告会を行います。どなたでも参加できますので、お知らせします。

主催:バンテン遺跡研究会
日時:10月29日(日) 午後3時〜5時
場所:福岡市埋蔵文化財センター(福岡市博多区井相田2-1-94 Tel.092-571-2021)
★博多駅交通センターより41番「雑餉隈営業所行き」で「板付中学校前」下車すぐ(乗車時間約30分)
     ★福岡市埋蔵文化財センターのホームページ http://www.city.fukuoka.jp/maibun/

報告:15:00〜15:40 滝本正志(福岡市教育委員会)「両遺跡発掘調査の経過」
   15:40〜15:50 稲垣正宏(国際航業文化財調査室)「バンテン・ティルタヤサ遺跡出土の陶磁器」
   16:00〜16:10 川口洋平(長崎県教育委員会)「ブトン・ウォリオ城跡出土の陶磁器」
   16:10〜16:50 坂井 隆(上智大学アジア文化研究所客員)「東南アジア考古学での両遺跡調査成果の意義」

内容:
1 バンテン・ティルタヤサ遺跡はジャワ島西端に位置し、17世紀後半の短期間しか存続しなかったバンテン王国離宮跡である。97年からインドネシア国立考古学研究センターと共同で行っている発掘調査で、中心の離宮跡では大量の陶磁器(日本の肥前陶磁と中国景徳鎮磁器)が出土し、バンテン王国最盛期の重要な陶磁貿易の拠点であったことが判明している。
 離宮跡そのものは大半が破壊されて大きさの解明も難しい状態だが、04年から開始した第3期調査の結果、海に続く周辺の運河網跡には、ほとんど完全な状態で離宮と同時期のレンガ築造の水門施設群が残っていることが判明した。今回の調査で、海岸に最も近いスジュン水門跡(高さ4m)の全体構造を解明することができた。この遺構群は、バンテン王国関連遺跡ではほぼ唯一17世紀後半の姿を残すものといえる。
 運河の水門遺構の調査は、インドネシアはもちろん東南アジアでも極めて珍しいものであり、港市国家バンテンの性格と構造を考える上で大きな資料を提供となりうる。

2 ブトン・ウォリオ城跡はスラウェシ島南東のブトン島に位置するブトン王国の王城跡で、17世紀に築造されたと考えられる。バウバウ港を見下ろす100mの隆起珊瑚礁崖際に、総延長2.7kmに及ぶ珊瑚石灰岩の城壁が築かれ数多くの堡塁と城門を持ち、東南アジアの在来城郭としては最も堅固なものの一つと言える。
 城壁のほとんどは過去20年間に修復されているが、04年から行っている共同調査によって修復時に発見された大量の陶磁器の存在が明らかにできた。最盛期の18世紀前半は数多くの壷が輸入されており、特にヨーロッパ特注品の日本の肥前磁器壷が100点以上まとまってもたらされていたことが特筆された。
 昨年から南辺城壁外側にある空堀の発掘調査を行ったが、ここからもウィーンにしか伝世品のない肥前壷の大破片が出土した。また堀底までの発掘により、堀の機能が城壁築造修築と密接な関係があることが判明した。
 このような調査成果は、インドネシア史ではほとんど注目されてこなかったブトン王国の果たした役割、特に異常に高い防衛意識と豊富な経済力の解明に貢献できうると考えられる。

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坂井 隆(地域研究博士)
370-2101 群馬県吉井町南陽台3-1-14
SAKAI Takashi, Ph.D (area study)
Nanyohdai 3-1-14, Yoshii, Gunma,
370-2101 JAPAN

東南アジア考古学会 第177回例会のご案内

東南アジア学会の皆様

下記の通り、東南アジア考古学会10月例会を開催致します。
ご興味のある方は、是非ご参加下さいますよう、お願い申し上げます。


 今月の例会は、「考古学的視点による土器製作と土器利用の民族誌」というテーマに基づき、民族考古学的視点から東南アジアのみならず、オセアニア、エチオピア、日本と多様な地域において、精力的にフィールドワークをすすめられている七名の方々に、二日間にわたりご発表頂きます。
また今回は、東京以外の地域でも例会を開催したいというかねてからの要望がかない、関西地区にて開催させて頂くことになりました。これを機に、今後は東京以外でも例会や研究会の開催を目指し、より多くの皆様に例会に参加して頂ければと思っております。
 皆様、万障お繰り合わせの上、どうぞご出席下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

                      記

総合テーマ:考古学的視点による土器製作と土器利用の民族誌

日時:2006年10月28・29日(土・日)

会場:同志社女子大学 京田辺キャンパス 聡恵館3階 T357室 
JR学研都市線・同志社前駅下車 徒歩3分、近鉄京都線・興戸駅下車 徒歩10分。アクセスの詳細につきましては、下記URLをご参照ください。
 (http://www.dwc.doshisha.ac.jp/access/access01.html


プログラム:
10月28日(土)(13:30-18:00)

13:30-13:45 後藤 明氏(同志社女子大学・現代社会学部)
    挨拶と趣旨説明

テーマ1:土器製作と身体技法(発表30分・質問15分) 

13:45-14:30 大西秀之氏(総合地球環境学研究所)
   「社会・文化的所産としての土器製作技術:フィリピン・ルソン島北部山地民社会における民俗技術の実践と伝習」

14:30-15:15 金子守恵氏(日本学術振興会特別研究員・京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
   「土器職人のテクノ・ライフヒストリー:エチオピア西南部における土器づくりの変化と個人史とのかかわり」

15:15-15:45 討論・質疑応答


テーマ2:比較的視点からみた土器の製作と生産

16:00-16:45 長友朋子氏(大手前大学史学研究所ポスト・ドクター研究員)
   「土器製作技術と生産体制:民族事例と弥生土器との比較」

16:45-17:30 小林正史氏(北陸大学)
   「稲作農耕民の土器焼成方法:覆い型野焼きの基本特徴とバリエーション」

17:30-18:00 討論・質疑応答

10月29日(日)(9:30-12:30)
テーマ3:島嶼域における土器の移動と流通

9:30-10:15 石村 智氏 (奈良文化財研究所)
   「ウチの土器・ソトの土器:ラピタ文化複合における土器の移動」

10:15-11:00 小野林太郎氏(国立民族学博物館)
   「のこった土器:バジャウ人による土製焜炉の利用とその背景」

11:00-11:45 後藤 明氏(同志社女子大学)   
 「東部インドネシア・マレ島における<海上土器・交易者>システム:社会的行為としての土器生産」

11:45-12:30 総合討論 (司会:後藤 明氏)

*28日の例会終了後、懇親会を会場にやや近い「近鉄新田辺駅」周辺にて予定しております。

東南アジア考古学会
〒890-0085 鹿児島市郡元1-21-30
鹿児島大学法文学部人文学科比較考古学研究室内
TEL 099-285-8909 /099-259-4844


(宿泊先のご案内)
会場に近く、経済的な宿泊先のリストです。ご参照下さい。

ホテル名     最寄り駅 徒歩 料金 電話
旅館白鳳    近鉄奈良   5分 6000 0742-26-7891
奈良三条ホテル    近鉄奈良   10分 5,500 0742-35-5531
ホテルアジール奈良  近鉄奈良 3分 7,000 0120-200-350
花小路    近鉄奈良   1分 6,500 0742-26-2646
ホテルフジタ奈良   近鉄奈良 5分   6,500 0742-23-8111
ビジネスホテル新大  近鉄大和西大寺 6分 5,775  0742-34-7387
山翠旅館 近鉄菖蒲池 2分 4,500 0742-45-0138

2006年10月10日

第2回パナソニック・アジアスカラシップ・フォーラム

みなさま、

第2回パナソニック・アジアスカラシップ・フォーラムが10月28日にナショナル・センター東京で開催されます。今年度のワークショップのテーマは「東南アジアから問いなおす」で、東南アジア学会員もパネリストに入っています。関心のある方は詳細を添付資料にてご確認ください。

加藤 剛
龍谷大学

--
松下アジアスカラシップによる留学を終了したOBが中心となって、フォーラム実行委員会を結成し、当財団と共催(外務省後援)で、第2回パナソニック・アジアスカラシップ・フォーラムを開催します。
第2回パナソニック・アジアスカラシップ・フォーラム
- 隣人(となりびと)とともに -

日時: 2006年10月28日(土) 14時〜17時
場所: 松下電工 東京本社ビル ナショナルセンター東京
東京都港区東新橋1−5−1
電話:03-6218-0010

講演テーマ : 日本はアジアか
講 師 : 山折 哲雄 宗教学者
ワークショップ : 東南アジアから問い直す
(司会)岸本美緒 東京大学大学院 教授
(発表)俵 寛司、山田直子、矢野順子、中須 正
(ディスカッサント) 岩間一弘

なお、参加申込み方法については、こちらをご覧ください。

インドネシアのイスラームに関するセミナーのお知らせ

東南アジア学会の皆様

10月17日午後3時半から下記の要領でアブバカル・エビハラ氏(ジェンベル大学
講師、京都大学東南アジア研究所研究員)を招いて、インドネシアにおけるイス
ラーム条例制定の動きに関するセミナーを開催いたします。興味をお持ちの方は
ご参加ください。

Title:
Legalizing Shari'a (Islamic Law) and Its Impact on the 'Pancasila
State' in Indonesia: the Case of Shari'a Regulations (Perda Shari'a)

Speaker:
Dr. Abubakar Eby Hara (CSEAS visiting research fellow and
Lecturer, Faculty of Social Science and Political Sciences,
University of Jember)

Commentator:
Heru Susetyo (API Fellow, Lecturer, Faculty of Law,
University of Indonesia)

Time & Date: 15:30 - 17:30, October 17 (Tues.), 2006

Place:
Room 207 (2nd floor of East building, CSEAS(Center for Southeast
Asian Studies, Kyoto University)

Abstract:

This presentation examines the durability of new Indonesia democracy
based on Pancasila ideology in facing efforts to form an Islamic
state. In last effort after being unsuccessful to get support in
national level, the supporters of pro-Islamic state use autonomy
system in Indonesia to promote shari'a regulations in some districts and
cities. In contrast to the New Order regime which restricted
categories that could be discussed in public, the current regime
responds to this demand by attempting to find place for such effort.
The shari'a regulations are not annulled by the central government but
are given opportunity to people to decide. The pro and anti-shari'a
exponents have debated the issues by referring to Pancasila ideology.
The pro-shari'a claims that the implementation of Islamic shari'a is
part of proving that Pancasila is not a secular ideology but the
anti-shari'a argues that any laws produced in Indonesia should apply to
all and not for a certain religious group. After an intense debate in
public, the pro-shari'a found the fact that their arguments derived from
religious justifications cannot be acceptable for all Indonesians. The
changes in form of debate and persuasion of pro-shari'a groups can be
seen from their arguments that the shari'a regulations are actually not
shari'a regulations but only regulations inspired by interpretation of
shari'a living in society. The case discussed in this paper shows that
the new Indonesia democracy is durable enough to accommodate demands in
society but it also shows that the process to find rational and
justified arguments for legal policies in Indonesia politics still
continue and Pancasila is still accepted as a political platform
although it has not become what Rawls mentioned as an 'overlapping
consensus' among Indonesians.

Contact:
okamoto masaaki

2006年10月07日

アチェおよびインド洋に関する国際会議の案内

*国際渉外担当の吉村真子です*

アチェおよびインド洋に関する国際会議の開催のお知らせです。
歴史や政治状況、津波の影響・復興、イスラムなど、さまざまな
議論が期待されます。ぜひご参加を。

会議日程:2007年2月23−27日
場所:インドネシア、バナダ・アチェ

要旨申請締切り:2006年10月15日
論文提出締切り:2007年1月31日

主催・問合せ先:シンガポール国立大学ARI

吉村真子


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YOSHIMURA Mako (Dr.)
Professor, Hosei University

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Call for papers: First International Conference of Aceh and
Indian Ocean Studies, Banda Aceh, February 23-27, 2007

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From: H-Net Announcements

First International Conference of Aceh and Indian Ocean Studies

Aceh has been the focus of an unprecedented international rehabilitation
effort in response to the devastating earthquake and tsunami of 26
December 2004. During this process it has also begun the transition from
war to peace as a consequence of the Memorandum of Understanding between
the Indonesian Government and the Aceh Independence Movement on 15
August 2005.

At the mid-point of the reconstruction effort, and 18 months on from the
peace, it is necessary to take stock of what the world has learned from
Aceh, and Aceh from the world, during these processes. This will be the
first international conference to bring together both experts on
Acehnese society and history, and those who have been intensively
concerned with post-tsunami developments. Conscious of Aceh's historic
role as Indonesia's point of intersection with the Indian Ocean world,
the Conference will play particular attention to the geographical,
historical, commercial and religious factors that linked Aceh to these
two worlds. As the effects of the tsunami were felt around the Indian
Ocean littoral, comparative analyses of both disaster relief and
peace-making in this region will be welcomed.

This conference is sponsored by the Rehabilitation and Reconstruction
Executing Agency for Aceh and Nias (BRR) and the Asia Research
Institute, NUS, Singapore. The cost of invited speakers will be met by
funds generously provided by BRR. Participants should plan to arrive in
Banda Aceh on February 23rd. The Conference will be followed, on 27th
February, by a planning meeting of invited potential stakeholders in an
International Centre for Aceh and Indian Ocean Studies.

The papers of the conference will form the basis of a path-breaking
book, to be published in both English and Indonesian.

The three-day conference will contain the following panels:
1. Seismology, geology and environmental impact
2. History of Aceh and the Indian Ocean world
3. Language, culture and society
4. Post-tsunami relief, reconstruction and disaster mitigation
5. Conflict resolution, peace-making and democratisation issues
6. Islam, law and society

Abstracts (100-200 words) of papers to be sent to Ms Alyson Rozells at
ariaar@nus.edu.sg by 15 October 2006, and papers by 31 January 2007.
Invitations will only be confirmed after receipt and evaluation of the
abstracts. Papers should be in English, though presentations and
discussion may be in either English or Indonesian.

Academic Organisers
Prof. Anthony Reid, Director, Asia Research Institute Assoc. Prof .
Michael Feener, ARI/FASS, NUS Dr Patrick Daly, Asia Research Institute
Sher Banu, Ph.D. candidate, Imperial College

Alyson Rozells
Asia Research Institute,
National University of Singapore
Shaw Foundation Building,
Block AS7, Level 4, 5 Arts Link,
Singapore 117570
Tel: (65) 6874 8787
Fax: (65) 6779 1428
Email: ariaar@nus.edu.sg
Visit the website at
http://www.ari.nus.edu.sg/events_categorydetails.asp?categoryid=6&eventid=53
9

2006年10月06日

2006年5月ジャワ島中部地震現地調査報告

日時 : 2006年10月6日(金) 18:15〜
場所 : 東京大学駒場キャンパス9号館228教室

報告1.山本博之(京都大学地域研究統合情報センター)

 「地元NGOによる情報発信の試み」

報告2.西 芳実(東京大学大学院総合文化研究科・特任助手)

 「防災教育支援活動:ジャワとアチェを比べて」

※ 参加費は100円です。

2006年10月05日

仙人の会 10 月例会のお知らせ

皆様

仙人の会の例会案内を転送します。
皆様ふるってご参加ください。
なお会場となる法政大キャンパスは、
飯田橋と市ヶ谷のあいだにある、
お濠の北側で表通りに面した建物です。

仙人の会幹事 片岡樹(目白大等非常勤)

仙人の会 wrote:


拝啓

仙人の会の10月例会を、下記のとおり開催いたします。
皆様お誘い合わせの上、ご参加下さいませ。

          記

日時: 10月22日(日)14:00〜18:00頃

場所: 法政大学92年館(大学院棟)6階601号室
     
題目: タイにおける機械技術の発展と華人同郷団体1835-1962:技術の歴史人類学の試み

発表者:森田敦郎(東京大学大学院 総合文化研究科 文化人類学研究室)

要旨:
 近年、ダニエルズらの研究によって、近世期の東南アジアにおける中国からの技術移転と移民の関係が明らかにされてきた。本発表ではタイにおける機械技術の事例を取り上げて、このような近世期の技術移転と近代以降の西洋技術の移転の関係を明らかにすることを試みる。ここで取り上げるのは、タイに初めて西洋造船技術が取り入れられ始めた1835年から多国籍製造業企業の進出の起点となった1962年の産業投資促進法改定までの期間である。
 この期間は、西洋からの造船技術の移転を中心にした1835年から1880年代までと、精米所を中心とした機械技術の発展が見られた1880年代から 1962年までの二つの時期に分けられる。本発表ではそれぞれの時期を取り上げて、朝貢貿易体制のもとで形成された経済組織、技術、政治との関係が西洋技術の導入とその定着に果たした役割を明らかにする。さらに民族誌資料をもとに、この時期に形勢された技術と社会の関係が今日の地場工業の発展に影響を与え続けていることを指摘する。

例会終了後には、会場近くで懇親会を予定しております。

2006年10月02日

東南アジア彫刻史研究会第21回例会のお知らせ

日時: 2006年10月29日(日) 13:30-17:00
会場: 大阪人間科学大学正雀学舎(大阪薫英女子短期大学)5号館第8講義室(アクセスは末尾をご参照ください)
報告と討論: 「東南アジア史研究の当面の課題」
(科研費「環タイ湾地域におけるインド系文化の変容に関する基礎的研究」メンバーによる本年夏の現地調査の報告に基づき、討論します。)

なお、第22回例会は、11月26日(日)14時から大阪人間科学大学で開催し、辛島昇氏のご講演を予定しています。演題などの詳細は後日お知らせいたします。

問合せ先: 〒566-8501 摂津市正雀1-4-1
        大阪人間科学大学/大阪薫英女子短期大学
        橋本康子/樋口裕美
        電話 06-6383-6441(代表)  ファックス 06-6383-6472

大阪人間科学大学正雀学舎(大阪薫英女子短期大学)へのアクセス
大阪人間科学大学のホームページ http://www.ohs.ac.jp/page/15/15_access.html をご覧ください。
新大阪からなら、JR在来線各駅停車で京都方面へ3つ目の岸辺で下車してください。出口は南東側の1か所のみです。
ホームページの地図をご参照ください。岸辺駅の左前方のフレンドマート(平和堂)横を直進し、その角を左折して北東に進み、突き当たり(阪急正雀工場)を右折して南東に進み、阪急正雀駅の地下道を通って(または2階通路を通って)反対側へ出て、十三信用金庫前の 付属中学高校の生徒通用門からお入りください 。日曜日のため、正門は閉まっています。
JR岸辺駅から徒歩約15分、ゆっくり歩いても20分以内です。阪急正雀駅からは、徒歩約7分です。

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肥塚 隆
〒567-0048 茨木市北春日丘1-10-9

第1回国際フィリピン研究会議アジア地区日本大会のご案内

東南アジア学会会員の皆さま:

<ご案内>

第1回国際フィリピン研究会議アジア地区日本大会
(First Philippine Studies Conference of Japan:PSCJ 2006)

本会議は、国際フィリピン研究会議組織委員会(International Committee on
Philippine Studies Conferences)の承認のもとに、日本で開催されるはじめて
のフィリピン研究国際会議です。これまでの日比関係の歴史を踏まえながら、
その将来のあるべき姿を模索したいと存じます。フィリピン研究に従事する方々
だけでなく、さまざまなかたちでフィリピンに関わってこられた方々、あるいは
フィリピンに関心をおもちの方々のご参加をお待ち申し上げます。

1.主要テーマ:"The Philippines and Japan in the Global Context:
Making Multicultural Societies in the Asia Region"
(「グローバル化時代における日本とフィリピン:
アジアにおける多文化社会の形成にむけて」)

2.日時:2006年11月11(土)・12日(日)

3.場所:東京グリーンパレス(東京都千代田区二番町2番地)
http://www.tokyogp.com/

4.会議の案内・日程・論文要旨は、以下のURLをご覧ください。

神奈川大学公式サイト:
http://www.kanagawa-u.ac.jp/06/kouenkai/060928/index.html

  東京フィリピン研究会サイト:
  http://www.d1.dion.ne.jp/~zmackey/index.html

5.主催:第1回国際フィリピン研究会議アジア地区日本大会組織委員会/
神奈川大学人間科学部

6.後援:在日フィリピン大使館/国際交流基金マニラ事務所/朝日新聞社

7.使用言語:英語(一部、フィリピン語)

8.参加資格:会議は公開とし、どなたでも参加できます。当日受付もできます
が、参加ご希望の方々は、できるだけ10月25日(水)までに下記問い合
わせ先まで、ご所属・連絡先を添えて事前登録いただければ幸いです。

9.参加費用:一般:参加費のみ 3000円
一般:参加費と懇親会費 6000円
学生:参加費と懇親会費 3000円
ただしフィリピン人の方々は無料です。

10.問い合わせ先:
PSCJ 2006事務局:
住所:〒221-8686 横浜市神奈川区六角橋3-27-1
    神奈川大学人間科学部永野研究室気付

2006年09月28日

9月30日ワークショップのご案内

第4回「日本のインドネシア人社会」ワークショップ


日時:9月30日(土)13時半開場 14時開始

場所:神田外語大学6号館(SALC) プレゼンテーションルーム

お問い合わせ:異文化コミュニケーション研究所 (Tel & Fax) 043-273-2324

地図: http://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/access/

(1)皆川厚一(神田外語大学・民族音楽学) 「在日バリ人会の宗教と芸能活動」

Koichi MINAGAWA (Kanda University of International Studies, Ethnic Music & Culture)

“Religious and cultural activities of the Balinese Organization in Japan.”

(2)フェミナ・サギタ・ブルアロゴ(中央大学・社会学) 「インドネシアにおける『主婦』の概念」

Femina Sagita Borualogo (Chuou University, Sociology) 

“The Indonesian Concept of Housewife.”

(3)助川泰彦(東北大学・日本語教育)

吹原 豊(フェリス女学院大学・日本語教育)

「大洗町定住インドネシア人の日本語学習に関する調査」       

Yasuhiko SUKEGAWA(Tohoku University, Japanese Education)

Yutaka HUKIHARA(Ferris University, Japanese Education)

“Research on Japanese Language Learning of Indonesian Migrant Workers in Oarai.”

(4)池上重弘(静岡文化芸術大学・文化人類学)  
「日本とオーストラリアにおけるインドネシア人留学生の動向」
Shigehiro IKEGAMI (Shizuoka University of Art and Culture, Cultural Anthropology)
“Indonesian Students in Japan and Australia: A Statistical Tendency.”

その他未定(〜17:30終了)
大学周辺での懇親会(一人1〜3千円ほど)

2006年09月26日

Sepcial Seminar by Dr. Dewi Fortuna Anwar on September 29, 2006

dear all,

We will have a special seminar on the following title:

"Indonesian Perspective of Foreign Policy: Under the
Waves of Neo-Conservatism and Its Counters"


The Special Speaker is:
Dr. Dewi Fortuna Anwa, MA.APU
(Deputy Chairman for Social Sciences and Humanities;
LIPI (Indonesian Institute of Sciences))
(ex-Chief Spokeswoman for the Habibie President)


The seminar will be held at
C307 at Common Building, CSEAS, Kyoto University.


The seminar will start from PM 3.00 to PM 5.00.

Dr. Dewi Fortuna Anwar was an Assistant to the State Secretary for
Foreign Affairs and also was an Assistant to the Vice President for
Global Affairs during the Habibie Presidential Era and
has already published several articles and books on Indonesian Foreign
Policy.

Please join us.

yours,

okamoto masaaki

2006年09月21日

緊急セミナー開催のお知らせ:タイでなぜクーデターが起きたのか?

みなさま

以下の通り、セミナーを開催させていただきます。
ショート・ノーティスですが皆様ふるってご参加ください。

緊急セミナー
「タイでなぜクーデターが起きたのか?」

報告者:玉田芳史
(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授)

場所:京都大学東南アジア研究所東棟二階セミナー室

時間:2006年9月22日午前11時〜12時

概要:
 9月19日夜、タイで国軍のソンティ陸軍司令官を首謀者とする
クーデターが発生し、(国軍と警察でつくる)民主改革評議会
が実権を掌握しました。20日夜にはプミポン国王が、ソンティ
陸軍司令官を「統治改革評議会」のリーダーとして承認したこ
とで、2001年に発足したタクシン政権は崩壊しました。
では、なぜクーデターは起き、今後のタイ政情はどうなるのか
について、タイ政治研究の第一人者である玉田芳史氏にお話
していただきます。

2006年09月19日

2006年度慶應義塾大学「東アジア研究所講座」

期間: 2006年5月〜7月(春学期)、10月〜12月(秋学期)・全12回
時間: 水曜日5時限目(16:30〜18:00)
会場: 慶應義塾大学 三田キャンパス 西校舎2階 528番教室
総合テーマ: 「東アジアの近代と日本」
o 秋学期開講(全6回)
1. 10月4日(水)
若林正丈(東京大学大学院総合文化研究科教授)
「台湾の重層する脱植民地化と中国、日本、アメリカ」
2. 10月18日(水)
川村邦光(大阪大学大学院文学研究科教授)
「断髪と頭脳」
3. 10月25日(水)
鄭暎惠(大妻女子大学人間関係学部教授)
「越境する家族と文化—東アジアにおける国際結婚とコリアン女性」
4. 11月1日(水)
倉沢愛子(慶應義塾大学経済学部教授)
「インドネシア史のなかの日本占領時代」
5. 11月15日(水)
嶋尾稔(慶應義塾大学言語文化研究所助教授)
「ベトナムにおける王朝の終焉—ラストエンペラーたちの近代」
6. 11月29日(水)
中島岳志(京都大学人文科学研究所研究員)
「インド人のまなざし、インド人へのまなざし−近代日本における「印度」の位相」
問い合わせ先:
o 慶應義塾大学東アジア研究所
+ TEL: 03-5427-1598
備考:
o 事前登録制(参加費無料、当日会場での参加申込可能)
o 参加申込: http://www.kieas.keio.ac.jp/ の講座申込フォームからお申し込みください。
o 2004年度開講『世界のなかの東アジア』の講座講義録が、慶應義塾大学出版会より刊行されました。

2006年09月06日

2nd SSEASR Conference, 2007

We have the pleasure of extending to you with the information of our forthcoming International Conference on Syncretism in South and Southeast Asia: Adoption and Adaptation. This is an SSEASR Conference dealing with South and Southeast Asia and is co-sponsored as a Regional Conference by International Association for the History of Religions (IAHR), Member of CIPSH, a n affiliate organization of the UNESCO.

We plan to hold the Conference in Bangkok from May 24 to 27, 2007 . We would be pleased if you would present paper on any subject covering the scope of the Conference (as suggested in the First announcement attached here). The information can be seen also at www.sseasr.org and the Pre-registration form can be filled in online.

At the same time, if you find the opportunity to send the information to the scholars from your region, we would appreciate it very much.

If you have any query, please do not hesitate to enquire.

Please see the attached file.

Thank you for the cooperation. Looking forward to hearing from you soon.


With best wishes,

Thanking you,


Sophana Srichampa, Ph.D .

Chair, Organising Committee,

2nd SSEASR Conference, 2007

http://www.sseasr.org

2006年09月05日

第28回「東南アジアの社会と文化」研究会のお知らせ

 第28回定例研究会を下記の通り開催します。今回は兵庫教育大学の高橋美由紀氏が、シンガポールの英語重視政策が華人社会に与えた影響について報告します。多くの方の参加をお待ちしています。研究会終了後、懇親会を行いますので、こちらにも振るってご参加ください。

話題提供者:高橋美由紀(兵庫教育大学)
シンガポールの英語重視政策が華人社会に与えた影響について
−子ども達の言語教育環境の視点から−
日 時  :2006年9月15日(金)  16:00−18:00
場 所  :京都大学東南アジア研究所 東棟2F教室

 多民族・多言語国家であるシンガポールは言語政策として、1965年のマレーシア連邦からの分離独立以来、英語と民族語のバイリンガル教育を実施している。現在、学校での教育用語は英語であるが、「Mother Tongue民族語」と「Moral Education道徳(公民)」の科目については民族語を教育用語としている。
 本発表では、シンガポール国民の76%を占める華人社会において、親たちが英語教育重視政策で教育を受けた英語家庭の子ども達の家庭と幼稚園での言語教育環境から、この政策が華人社会におよぼした影響について考察する。その際、次のような事象に言及する。1)英語家庭では子ども達の母語が英語になっているという現状、2)中国語に対してコンプレックスを持っている親が多いこと、3)日常生活では使用する機会がないために、中国語を苦手とする子どもが増加していること、4)その対策として中国語教育が就学前の教育で実施されていること等である。
 シンガポールの言語教育において、英語は多様な民族間で経験を共有したり、コミュニケーションを行う時の手段として位置づけられている。他方、中国語は華人の文化を継承するための華人社会の共通言語として日常生活で使用することが奨励されている。シンガポールでは子ども達の進路が小学校卒業試験をはじめとする早期からの振り分けテストで決定される。こうしたテストでは、英語と民族語(中国語)の成績が大きく影響する。また、民族語教育では小学校1年生から「上級」と「普通」に振り分けられ、子ども達は、能力に応じて「上級中国語Higher Chinese」と「中国語 Chinese」のいずれかを学んでいる。さらにまた、英語と中国語の双方を第一言語として学ぶ、Special Assistance Plan (SAP) Schoolがあり、トップレベルの成績の子ども達が通っている。
 シンガポールの言語教育は、就学前教育から始まる。政府機関の幼稚園では、英語と中国語のレッスン時間はそれぞれ50%とされているが、私立の幼稚園では、英語教育と華語教育のレッスン時間や内容は園によって異なっている。
 金銭的に余裕があり、教育熱心な英語家庭では、子ども達を中国語教育にウエイトを置いている幼稚園に通わせている。これらの幼稚園では、中国語のネイティブ教師を雇用し、日常の保育でも中国語を使用している。先にのべたように、英語家庭では日常生活でも中国語は使われない。そのため、保護者は、幼稚園の中国語教育で、子ども達が中国語に慣れ親しみ、中国語を自然に使用できるようになることを望んでいる。また、小学校から能力別の中国語教育がおこなわれるので、就学前のドリル的な詰め込み学習の効果にも期待している。
 今回の発表では、以上のような事象を提示することで、英語教育重視政策が与えた影響について、英語家庭の子ども達の言語教育と言語環境から考察する。

*この研究会は原則として奇数月の第三金曜日に開催されます。なお、7月は夏休みとし、研究会は開催しません。研究会の案内はメールを通じて行っています。お知り合いの方、とくに学部生・院生・若手研究者に、このメールを転送するなどして、案内リストへの参加をお勧めいただければ幸いです。

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「東南アジアの社会と文化」研究会のホームページです。どうぞご参照ください。
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kenkyuukatsudou/syakai-bunka/
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2006年09月04日

第119回SEAF研究会のお知らせ (SOUTHEAST ASIA FORUM)

 早秋の候、皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
第119回SEAF(東南アジア談話会)を下記の日程で開催いたします。東南アジアに関心のある方ならどなたでも歓迎いたします。皆さん、ふるってご参加ください。


             記

日時 2006年9月30日(土)14:00〜17:00

場所 広島市女性教育センター(旧婦人教育会館)4F 第1会議室
(広島市中区大手町5丁目6−9 Tel 082-248-3312)
http://www.hitomachi.city.hiroshima.jp/we-plaza/

発表者 上田 新也
   (広島大学大学院文学研究科)

題目 「17世紀ベトナム黎鄭政権における非例官署」」

-------問い合わせ先-------
東南アジア談話会事務局
〒739-8522 東広島市鏡山1-2-3 広島大学大学院文学研究科
東洋史学研究室内 上田 新也
Tel&Fax:082-424-6646(研究室)

*報告後に懇親会を予定しております。なお、お茶代として400円をご用意ください。

2006年08月01日

第6回福岡アジア国際会議について(ご案内)

会員の皆様

暑中お見舞い申し上げます。猛暑が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

福岡県庁福岡アジア国際会議担当の方から、以下のようなご案内をいただきました。
ご都合のつく方は足をお運びください。また、大学院生などにもぜひご連絡くださいま
すようお願いいたします。


【第6回会議の内容】
福岡アジア国際会議は、アジア各国、欧米のシンクタンク、大学の研究者が
一堂に会し、アジアの共存と発展にむけて共通の課題解決に向けた議論を行う会議で
す。

今回は、国際教養大学理事長・学長・中嶋嶺雄氏、
米国・経済戦略研究所所長・クライド・プレストウィッツ氏による基調講演、
アジアの自動車産業、持続可能な開発、高度人材育成などをテーマとした
パネルディスカッションなどを行います。

1 主 催  福岡県、福岡市、福岡アジア国際会議実行委員会
2 期 日 平成18年9月6日(水)9:30〜17:30
           9月7日(木)9:30〜15:00
3 会 場  ホテル日航福岡(福岡市博多区博多駅前2丁目18−25)
4 内 容  
 9/6
  第1部 基調講演
   「東アジアの政治的課題と日本」国際教養大学理事長・学長 中嶋 嶺雄
   「東西逆転とその影響」経済戦略研究所(米国)所長 クライド・プレストウィッツ
  第2部 パネルディスカッション
    (1)「アジアの戦略的産業育成〜自動車産業の今後」
     コーディネーター:清水 一史(九州大学大学院経済学研究院教授)
     冒頭スピーチ:牛山 雄造(トヨタ自動車株式会社常務役員)
     討論者:
     レイモンド・アジェ(戦略国際研究センター(インドネシア)経済部長)
     グオ・チエンリ(中国汽車技術研究中心汽車技術情報研究所 高級工程師)
     ヨルン・ケック(ヨーロッパ・アジア研究所上級アドバイザー、元EU駐日大使)    
     アーリンダ・メダラ(フィリピン開発問題研究所リサーチフェロー)
     ニポン・ポアポンサクルン(タイ開発研究所上級顧問)
    (2)「経済発展に伴う環境問題〜開発と環境の調和」
     コーディネーター:野田 順康(国連ハビタット福岡事務所特別顧問)
     討論者:
     谷口 守(岡山大学大学院環境学研究科教授)
     リー・ポーオン(東南アジア研究所(シンガポール)フェロー)
     シ・ユーロン(国家発展改革委員会 国土開発・地区経済研究所(中国)研究員)
     キム・ウォンバエ(国土研究院(韓国)上席フェロー)
     ヴ・スアン・グエット・ホン(経済中央研究所経営科学部部長)
 9/7
  第2部 パネルディスカッション(続き)
    (3)「経済発展を支える高度人材の育成と活用」
     コーディネーター:谷川 徹(九州大学産学連携センター教授/副センター長)
     討論者:
     ビジャヤクマリ・カナパシー(マレーシア戦略国際問題研究所上級アナリスト)
     リン・シンウ(台湾経済研究院第三研究所所長)
     角南 篤(政策研究大学院大学助教授)
     トー・ムンヘン(シンガポール国立大学準教授)
     キム・ジス(韓国科学技術院(KAIST)教授)
  第3部 ラウンドテーブル
   「地域への提言〜九州・福岡の取り組み」
     コーディネーター:山下 彰一((財)国際東アジア研究センター所長)
     参加者:各コーディネーターおよびパネリスト全員

5 申し込み方法
 氏名、住所、電話番号を明記のうえ、電話、FAX、Eメール、郵便により、下記申し込み先までお申し込みください。
 申し込み先
 【福岡アジア国際会議実行委員会事務局】
  〒812-8577 福岡市博多区東公園7−7(福岡県企画振興部企画調整課内)
  TEL:092−643−3159  FAX:092−643−3160
  Eメール:asif-fko@joho-fukuoka.or.jp
  詳細は、福岡アジア国際会議ホームページでご覧ください。
   http://www.joho-fukuoka.or.jp/kigyo/asif-fko/

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田村慶子 Keiko T. Tamura
北九州市立大学法学部

2006年07月26日

トンレサップ湖講演会のご案内

会員各位、

金沢大学金沢大学自然計測応用研究センターの
塚脇真二先生から、国際シンポジウムの案内がとどきました。
転送いたします。

上智大学 丸井雅子
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国際シンポジウム
「カンボジアの人と自然
−生物多様性調査と遺跡保存修復事業の現場から−」

開催日 2006年9月3日(日)
会場 金沢大学サテライト・プラザ(金沢市西町3-16)


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みなさま

異常とも思える長雨が続いておりますが,みなさまにおかれましてはお変わりなく
ご活躍のことと拝察申し上げます.

さて,2003年度から2005年度の3年間にわたり,カンボジアのトンレサッ
プ湖生物多様性維持機構の調査を科学研究費補助金ならびにユネスコMAB-IHP助成金
などで実施してまいりましたが,このたびその成果報告会を一般講演会として金沢で
開催することになりました.ここにご案内申し上げます.

アンコール遺跡や同国の考古学などの講演会は国内でこれまでにも多数開催されてま
いりましたが,カンボジアの自然環境一般にかかるものはこれがおそらく国内初のも
のだと思います.

この講演会は,自然環境の話のみにとどまらず,カンボジアから関係者6名を招き,
第一部としてアンコール遺跡の保全事業や観光産業,そして同国の先史考古学につい
て,第二部として鉱産資源や水資源の開発や保全,それにともなって発生しつつある
都市の問題や環境汚染問題などについて,そして第三部として同国が誇る豊かな自然
環境についてと講演を分け,豊かな自然あっての遺跡であり,また地域住民の健康的
な社会であることを強調したいと考えています.講演者はいずれも20代〜30代の
若手たちです.現場の第一線で活躍する彼らが荒削りかもしれませんが,魅力的な話
を提供してくれるものと期待しています.

金沢という地方での開催とあって,遠地にお住まいのみなさまにはご不便をおかけい
たしますが,当地には兼六園や武家屋敷,能登半島など国内では有数の観光地もござ
います.何かのついでにでもご予定に入れていただければ幸いに存じます.

これから暑さ厳しくなる折,みなさまにはどうかご自愛いただきたくお願い申し上げ
ます.

塚脇真二
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金沢大学自然計測応用研究センター
Web: http://mekong.ge.kanazawa-u.ac.jp

2006年07月22日

東南アジア考古学会第176回例会のご案内

 下記の通り東南アジア考古学会7月例会を開催致します。
 近年、台湾玉が先史時代に、フィリピン、ボルネオなど環南シナ海諸地域に運ばれていることがわかって参りました。今月の例会は、その研究成果をご発表頂きます。
 どうか奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。

 今月の例会は、近年、環南シナ海諸地域で出土した玉の産地同定を 精力的に進めている台北、中央研究院の飯塚義之氏に、最新の研究成果をご発表頂くことになりました。
 皆様、万障お繰り合わせの上、どうぞご出席下さいますよう、お願い申し上げます。


              記


日 時:7月27日(木)午後6時〜8時

発表者:飯塚義之氏
(台北、中央研究院地球科学研究所 Assistant Research Scientist, 理学博士)

題目:「東南アジア先史時代における台湾玉の拡散 −鉱物学的分析による産地同定ー」


*当日は、わずかではありますが、発表者の飯塚義之氏に台湾玉の実際のサンプルを会場にお持ち頂く予定です。


場 所:昭和女子大学 研究館 7階7L04教室 (渋谷駅から東急田園都市線で二つ目「三軒茶屋駅」下車、徒歩5分。 またはJR渋谷バスターミナルよりバスで三軒茶屋方向行き、 昭和女子大前下車) 研究館の場所は下記URLをご参照ください。   http://www.swu.ac.jp/showa/campus.html


東南アジア考古学会 〒890-0085 鹿児島市郡元1-21-30 鹿児島大学法文学部人文学科比較考古学研究室内
**********************************************
参加費:会員(東南アジア考古学会):100円、非会員(東南アジア考古学会):300円


問い合わせ先:東南アジア考古学会月例会担当幹事:
田中和彦(上智大学アジア文化研究所客員研究員)
平野裕子(上智大学アジア文化研究所客員研究員)

2006年07月11日

研究集会(早稲田大学)のお知らせ

会員の皆様

以下、7月15日(土)、研究集会を開催しますので、どうか奮ってご参加下さい。

会場: 早稲田大学文学部 (戸山キャンパス) 34号館 453教室

13:00 開場

13:30−15:30 研究発表

東 聖子 (早稲田大学大学院人間科学研究科)

「滞日スィク教徒による寺院運営の取り組み —東京グルドゥワーラーの事例」

加藤 裕美 (京都大学大学院人間・環境学研究科)

「森林資源の利用をめぐる狩猟採集民の市場経済への対応 —ボルネオ・シハン社会の生存戦 略」

中山 三照 (大阪観光大学観光学研究所)

「タイにおける潮州系華人の経営倫理と慈善活動」

15:45−17:15 講演

平井 京之介 (国立民族博物館民族文化研究部)

「仕事を生きる人びと —北タイ農村の日常的実践」

*詳しくは、http://www.waseda.jp/assoc-wsca/kenkyusyukai.html をご参照。

2006年07月06日

第118回SEAF研究会のお知らせ (SOUTHEAST ASIA FORUM)

 いよいよ本格的な夏の訪れとなりました。皆様におかれまし
ては、いかがお過ごしでしょうか。第118回SEAF(東南
アジア談話会)を下記の日程で開催いたします。東南アジアに
関心のある方ならどなたでも歓迎いたします。皆さん、ふるっ
てご参加ください。


             記

日時 2006年7月29日(土)14:00〜17:00

場所 広島市女性教育センター(旧婦人教育会館)4F 第1会議室
(広島市中区大手町5丁目6−9 Tel 082-248-3312)
http://www.hitomachi.city.hiroshima.jp/we-plaza/

発表者 藤田 英里
   (広島大学大学院文学研究科)

題目 「バンテン社会とイスラム同盟 〜ハッサン・ジョヨディニングラットを中心に〜」

-------問い合わせ先-------
東南アジア談話会事務局
〒739-8522 東広島市鏡山1-2-3 広島大学大学院文学研究科
東洋史学研究室内 上田 新也

*報告後に懇親会を予定しております。なお、お茶代として400円をご用意ください。

2006年07月03日

大アンコール展(大阪)ご案内

会員各位、

大阪歴史博物館で開催予定の「大アンコールワット展」の詳細について、
同館担当者より案内が送られてまいりました。

学会MLの場をお借りして、皆様へ転送させていただきます。

上智大学 丸井雅子

****
大阪歴史博物館 特別展「プノンペン国立博物館所蔵 世界遺産
大アンコールワット展〜壮麗なるクメール王朝の美〜」の開催について

本展覧会ではカンボジア・プノンペン国立博物館の所蔵品の中から、
日本初公開52点を含むアンコール美術の精華82点を紹介します。
また、鎖国前の日本人がアンコールワットに残した墨書の写真パネル
での紹介など、併設展や、講演会・シンポジウムも行います。
ぜひご観覧・ご参加ください。
詳しい情報についてはホームページもご参照お願いします。
http://www.mus-his.city.osaka.jp

●会  期   平成18年7月22日(土)〜9月11日(月) 

●休 館 日   毎週火曜日

●開館時間   午前9時30分〜午後5時(金曜日は午後8時まで)
   ※入館は閉館の30分前まで

●会  場   大阪歴史博物館 6階 特別展示室
 〒540-0008 大阪市中央区大手前4-1-32
 TEL 06-6946-5728(代表)
 FAX 06-6946-2662
(最寄駅) 地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目」駅�号出口前
     大阪市営バス「馬場町」バス停前
●入 場 料(消費税込)
当 日 券 :大人  1,300円(1,170円)、高大生  900円(810円)、
前 売 券 :大人1,100円、高大生750円

●関連行事
(1) プレ講演会「アンコールワットに魅せられた日本人」
「アンコールワットに参詣した日本の武士・森本(もりもと)右近太夫(うこ
んだゆう)をめぐって」
元帝塚山学院大学教授 中尾 芳治氏
「拓本から見たアンコールワットの魅力」
NPO法人アンコール・ワット拓本保存会
日時 7月9日(日)13:00〜16:00
場所 大阪歴史博物館4階 講堂
参加費 300円 定員250名 当日先着順 (受付は開始の30分前)

(2) 講演会「アンコール王朝の歴史の謎に挑む」 
上智大学 学長 石澤 良昭氏
日時 7月23日(日)13:30〜15:00
場所 大阪歴史博物館4階 講堂
参加費 300円(但し、特別展観覧券またはその半券を提示の方は無料)
定員250名 当日先着順 (受付は開始の30分前)

(3) シンポジウム「アンコール遺跡の発掘最前線」
コーディネーター 奈良女子大学 教授 上野 邦一氏
    パネラー 上智大学 講師 丸井 雅子氏
         独立行政法人文化財研究所
         奈良文化財研究所  杉山 洋氏
         独立行政法人文化財研究所
         奈良文化財研究所  神野 恵氏
         大阪歴史博物館 宮本康治ほか
日時 8月20日(日)13:30〜16:30
場所 大阪歴史博物館4階 講堂
参加費 300円(但し、特別展観覧券またはその半券を提示の方は無料)
定員250名 当日先着順 (受付は開始の30分前)

以上。

九州大学アジア理解講座のお知らせ

以下のような催しが九州大学箱崎キャンパスで行われます。
興味のある方はぜひご参加ください。また大学院生などに
ご連絡いただければ幸いです。宜しくお願いいたします。

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[九州大学アジア理解講座]のお知らせ

タイトル:アジアのジェンダーと政治

ナショナリズム、歴史認識、民主主義、外国人労働者などの問題はアジアの女性たちにはどのよ
うに認識され、また、アジアの女性運動はどのように現代社会の問題に取り組んできたのでしょ
うか。国際的に活躍する女性研究者たちをお迎えして、現在のアジア地域が共通に抱える課題に
ついて考えます。

パネリスト
「南アジアの歴史と記憶」ウルワシー・ブターリア(インド、女性出版社の創設者、作家)
「韓国の軍事化とナショナリズム−ジェンダーの視点から」権仁淑(韓国、明知大学助教授)
「移住労働者の女性化と開発−シンガポールの事例から」田村慶子(北九州市立大学教授)

通訳:竹中千春(明治学院大学教授)、姜信一(九州大学法学府博士後期課程)
司会:小川玲子(九州大学アジア総合政策センター助教授)

日時:7月11日(火)17:00〜19:00
場所:九州大学国際ホール(留学生センター1F)
参加費:無料

申し込み先
九州大学アジア総合政策センター

以下のHPから申し込みページにリンクされています
http://asia.kyushu-u.ac.jp/top/index.html


<パネリスト略歴>

権仁淑

韓国、明知大学助教授。女性学修士及び博士。ハーバード大学若手研究者フェロー、コロンビア
大学客員研究員、南フロリダ大学助教授等を経て現職。著書に『韓国は軍隊:平和、軍事化と男
性性』、『選択肢』(女性問題に関するエッセイ集)、論文に「韓国にとっての平和の意味−フ
ェミニストの視点から」、「軍隊の男性による性暴力報告」他。韓国女性協会による「Women
of the Year, 1986」や「20世紀の韓国における著名な女性20人」の一人に選ばれる。

ウルワシー・ブターリア

インドで最初のフェミニスト出版社カーリー(Kali)の共同創設者。現在は、カーリーを改組し
たズバーン(Zubaan)の代表を務める。ジェンダー、アイデンティティ、原理主義、宗教、メデ
ィアの分野で出版人、作家、活動家として国際的に活躍する。著作に『本当の話:インド女性作
家短編小説集』、『平和を語る:カシミールの女性の声』、『女性とヒンドゥー右派:エッセイ
集』などがあり、『沈黙の向こう側』は日経アジア賞及びオーラルヒストリー協会賞を受賞。

田村慶子

北九州市立大学法学部教授。専攻は国際関係論、東南アジア地域研究。国際関係学修士、法学博
士。単著『シンガポールの国家建設』(明石書店、2000年)、編著『東南アジアのNGOとジ
ェンダー』(明石書店。2004年)、編著『シンガポールを知るための60章』(明石書店、2001
年)、論文「The Mainstreaming of Gender and Democratization in Southeast Asia :
The Role of NGO」(2005年)等がある。

2006年06月26日

東南アジア研究所In ternational Workshop開催のお知らせ

皆様

来る7月1日、京都大学東南アジア研究所にて、以下のWorkshopを開催いたします。
ふるってご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。
皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。


CSEAS (Center for Southeast Asian Studies) - NIOD (Netherlands Institute for War Documentation) International Workshop:

New Perspectives on Chinese Business, Family, and Changing Regimes in Indonesia

日 時:平成18年7月1日(土) 13:30〜16:30
場 所:京都大学東南アジア研究所 東棟2階セミナー室(207)
プログラム:

13:30- Introduction (NIOD Indonesian Chinese Programme)
13:50- Abidin Kusno, University of British Columbia
Visualizing ‘Ethnic Chinese’: Towards an agenda for Research

14:20- Peter Post, Netherlands Institute for War Documentation
Paradise Lost: The Fates and Fortunes of the Oei Tiong Ham Concern, 1930s-1960s

14:40- Break

14:50- Aizawa Nobuhiro, National Graduate Institute for Policy Studies
Disentangling the Chinese: The Chinese in the Making of the New Order 1965-68

15:10- Marleen Dieleman, Leiden University School of Management
Co-evolution of Generational and Regime Changes in Ethnic Chinese Conglomerates: The Case of the Salim Group of Indonesia

15:30-16:30 Discussion


主催:
・JSPS Research Programme on the Transformation of Local politics in Indonesia’s Post-Democratization, Decentralization era. (Programme Director : Mizuno Kosuke)
・JSPS- NRCT Core University Programme
・NIOD (Netherlands Institute for War Documentation) Indonesian Chinese Programme (Program Director: Peter Post)

連絡先:

水野広祐(京都大学 東南アジア研究所)
京都市左京区吉田下阿達町46

相沢伸広(政策研究大学院大学)
東京都港区六本木7−22−1

2006年06月23日

APIフェロー募集開始のお知らせ

会員の皆様

本年度のAPIフェロー応募が始まりました。
本フェローシップは、2000年より、インドネシア・日本・マレーシア・フィリピン・タイの5カ国で実施され、研究者、NGOスタッフ、メディア関係者、芸術家などの知的リーダーとして世論形成や社会的活動の実践に積極的に参画し、アジア地域の公益の増進に資することが期待される人材を対象としています。したがって、現役で活躍中の方も、今後その分野で活動する意欲のある若い方々からの応募も関係します。

APIフェローシップには、APIフェローシップ(40歳未満の方対象)とAPIシニア・フェローシップ(40歳以上の方対象)の2種類があり、日本からは毎年計4名から6名が選抜されます。フェローは上記の日本をのぞく4カ国(複数国可)において、来年7月以降、最長12ヶ月間、下記三つのテーマに沿った研究・交流活動に従事していただきます。
1)アイデンティティの変容とその社会的・文化的背景
2)人類が直面する社会的課題と社会正義の考察
3)グローバル化の現状とその課題

応募締め切りは8月31日です。ふるってご応募ください。
詳しくは、サイトをご覧ください。http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/api/

京都大学東南アジア研究所
(APIプログラム 日本カウンターパート機関)
API委員会

アジア陶磁器研究講演会

皆様

 下記のような講演会を行いますので、お知らせいたします。

アジア陶磁器研究講演会:インドネシア・台湾の陶磁器研究の現状
主催:バンテン遺跡研究会・町田市立博物館

場所:東京都町田市立博物館講堂 日時:7月22日(土)午後2時〜5時 (入場無料)
JR横浜線・小田急線「町田駅」で下車し、小田急線「町田駅」西口の「町田バスセンター」の1番乗り場から、「藤の台団地行き」バスで、「市立博物館前」下車、徒歩7分。電話042-726-1531

 バンテン遺跡研究会が招いたエコワティ・スンダリさん(ジャカルタ国立博物館)とワン・スーチンさん(台湾中央研究院考古学研究センター)に、両国での最新の陶磁器研究の現状について、お話をして頂きます(通訳付き)。
 エコワティさんは長年、ジャカルタ国立博物館の有名なデ・フリーネス陶磁器コレクションの管理に携わってきました。インドネシアの陶磁器研究者の中では最も伝世品に詳しい方で、また各地方の文化財関係者に陶磁器研修などを積極的に行っています。
 ワンさんは、最近発掘調査がなされたオランダと鄭氏の拠点ゼーランディア城跡の陶磁片研究を続けています。ゼーランディア城跡は台湾最初の国指定史跡で、発掘調査では日本の伊万里焼や唐津焼が発見されました。

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坂井 隆(地域研究博士)
370-2101 群馬県吉井町南陽台3-1-14
SAKAI Takashi, Ph.D (area study)
Nanyohdai 3-1-14, Yoshii, Gunma,
370-2101 JAPAN

JAMS関東地区例会(7月8日)のお知らせ

会員の皆様

梅雨の季節となりました。日本マレーシア研究会関東地区例会を下記の日程で開催いたします。皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。

今回の発表者は、立教大学大学院生の遠藤正之さんです。

日時:2006年7月8日(土)午後2時より
場所:立教大学 太刀川記念館1階 第1・2会議室

発表者・タイトル
遠藤正之
「カンボジアにおけるマレー世界の展開—「チャム人」の再検討—」(仮題)

コメンテータ:
北川香子(東南アジア学会会員)

参加費:100円

立教大学太刀川記念館の場所は、下記のウエッブページをご覧ください。池袋駅西口より徒歩で8〜10分程です。
http://www.rikkyo.ne.jp/grp/kohoka/campusnavi/ikebukuro/index.html


JAMS関東地区委員:
弘末雅士(立教大学) 鳥居高(明治大学)

2006年06月20日

7月7日ワークショップ「地域研究者は被災社会に対して何ができるのか?」のご案内

みなさま

以下のワークショップを開催しますのでお知らせします。
関心のある方ならどなたでも歓迎いたします。みなさんぜひご参加ください。

山本博之

****

ワークショップ「地域研究者は被災社会に対して何ができるのか?
―スマトラ沖地震・津波災害、パキスタン北部地震、ジャワ島中部地震に
対する地域情報発信の経験を通じて―」

日時:2006年7月7日(金) 15:00-18:50

場所:京都大学地域研究統合情報センター3階会議室
    http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/index.php/access

主催:地域研究コンソーシアム社会連携研究会
    スマトラ沖地震・津波 災害対応過程研究会

プログラム:

司会:阿部健一(京都大学 地域研究統合情報センター)
15:00-15:10 趣旨説明 阿部健一
15:10-15:50 I. 2004年スマトラ沖地震・津波災害の例
        (1)山本博之(京都大学 地域研究統合情報センター)
         「ウェブサイトを通じた災害被災地の地域情報発信:
         その成果と課題」
        (2)西芳実(東京大学大学院 総合文化研究科)
         「地域研究者にとっての大規模自然災害」
        (3)篠崎香織(欧亜大学(マレーシア孝恩文化基金合同
         キャンパスプログラム))
         「他地域とつながる地域情報の発信の可能性」
15:50-16:00 質疑応答
16:00-16:40 II. 2005年パキスタン北部地震の例
   山根聡(大阪外国語大学外国語学部)
         「日本の大学からパキスタン北部地震へのかかわり」
16:40-16:50 質疑応答
16:50-17:00 休憩
17:00-17:40 III. 2006年ジャワ中部地震の例
   岡本正明(京都大学東南アジア研究所)ほか
         「東南アジア地域で起きた自然災害が東南アジア
         研究所に問いかけるもの」
17:40-17:50 質疑応答
17:50-18:50 ディスカッション

概要:
近年、海外で発生した自然災害に対する救援・復興活動に社会的関心が集まっている。2004年スマトラ沖地震、2005年パキスタン北部地震、そして2006年ジャワ島中部地震と、立て続けに海外で大規模な自然災害が発生している。これらの自然災害を契機に、さまざまな分野や立場の人々による被災地の救援・復興活動の取り組みが見られる。

そのようななかで、「地域の専門家」の役割が改めて問われている。災害・防災研究や人道支援などさまざまな分野の専門家や実務家がいっせいに被災地への関与を開始する中で、地域の専門家が持っている知見や専門性にはどのような意味があるのか、地域研究者には何ができるのかが問われている。

地域研究者の多くは自然災害や人道支援の専門家ではない。そのため、被災地の言語や文化に通じていることを利用して救援活動の現場で通訳や援助スタッフとして活動する関わり方もあれば、救援活動の足手まといにならないようにと義捐金を募って救援活動の専門家に託す関わり方もある。これに対し、語学や土地勘など自分の専門性を活用して、インターネットなどを通じて地域情報を発信する試みも見られる。

本ワークショップでは、自然災害に地域情報の発信によって対応しようとした人々が集まり、情報発信に際しての共通の経験や課題を共有し、今後の活動に役立てることを目的とする。ここで取り上げられるのは、誰に向けて発信するのか(支援現場か、報道関係者か、調査研究関係者か、日本国内か国外かなど)、どのような情報を発信するのか(地図や写真か、被災地の歴史・経済的背景かなど)、どのように発信するのか(図や画像を使うのか、文字情報だけにするのかなど)、情報はどこから入手するのか(現地語か、英語か、日本語かなど)、それらの情報をどのように見せるのか(速報性重視か、網羅性重視か、特定のテーマを立てて行うのかなど)、どのくらいの期間続けるのかなどの多くの疑問であり、また、限られ
た人員での作業のなかで構想はあっても実現できなかったさまざまな課題である。これらの経験を共有し、その課題を明らかにし、さらにそれを公開することは、今後の同様の事態に繋がるという点で重要な意義があるだろう。

2006年06月19日

東南アジア彫刻史研究会第20回例会のお知らせ

日時: 2006年7月8日(土) 13:30-17:00
会場: 大阪薫英女子短期大学5号館第8講義室(アクセスは末尾をご参照ください)
研究発表: 深見純生(桃山学院大学文学部)「パレンバンの7〜13世紀を捉え直すには」
(7月2日に上智大学で開催される東南アジア考古学会での同氏の発表とタイトルは異なるものの、内容はほぼ同じとのことです。コメントと映像紹介を岩本小百合氏が担当します。)
資料紹介: 肥塚隆(大阪人間科学大学)「南タイの博物館と遺跡(スライド映写)」

問合せ先: 〒566-8501 摂津市正雀1-4-1
        大阪人間科学大学/大阪薫英女子短期大学
        橋本康子/樋口裕美
        電話 06-6383-6441(代表)

一般の方の来聴も歓迎します。


大阪薫英女子短期大学へのアクセス
薫英短大のホームページ http://www.kun-ei.ac.jp/page/15/index.htmlをご覧ください。
新大阪からなら、JR在来線各駅停車で京都方面へ3つ目の岸辺で下車してください。出口は南東側の1か所のみです。
ホームページの地図をご参照ください。岸辺駅前の交番の前を南東に直進し、平和堂の大きなショッピング・センター(地図には記載なし)を過ぎて、その角を左折して北東に進み、突き当たり(阪急正雀工場)を右折して南東に進み、阪急正雀駅の地下道を通って(または2階通路を通って)反対側へ出て、十三信用金庫を目指してお越しいただいて、正門からお入りください。
JR岸辺駅から徒歩約15分、ゆっくり歩いても20分以内です。阪急正雀駅からは、徒歩約7分です。

第11回フィリピン研究会全国フォーラム(名古屋大会)プログラム

来る7月8日、9日に中京大学(八事キャンパス)で開催されます、第11回フィリピン研究会全国フォーラムのプログラムを回覧いたします。研究発表以外にも、今年は、日本フィリピン共同制作の映画『アボン・小さい家』(2003)を監督された今泉光司さんも参加され、映画の後、映画について語っていただきます。

まだ、参加登録をされていない方で、当日の参加を検討の方は、事前に連絡くださいますよう、お願いもうしあげます。


プログラム

7月8日(土)

11:30-12:15  受け付け

12:15-12:20  開会あいさつ

12:20-13:00  日下渉 「社会正義と規律化の狭間で:マニラ首都圏における街頭商人組織による地方政府への権力行使」

13:00-13:40  佐久間美穂 「フィリピン地方分権法の立法過程研究」

13:40-13:50   (休憩)

13:50-14:30  杉井信 「バギオ・コルディリエラ日系人と日本との出会いについて:1945-1972年」

14:30-15:10  Mary Angeline Da-anoy  「Toward Settlement of Filipino Women in Japan」

15:10-15:20  (休憩)

15:20-18:00  今泉光司  日比共同制作劇場映画『アボン・小さい家』上映

18:20-20:00  懇親会


7月9日(日)

09:00-09:40  大野由加里 「フィリピンの初等教育改革におけるイスラームへの対応」

09:40-10:20  辰巳頼子 「マラナオの宗教留学諸相」

10:20-10:30  (休憩)

10:30-11:10  鈴木伸隆 「ミンダナオ島は誰のものか:ミンダナオ島分離独立要求とフィリピン自治問題 1909-1913」

11:10-11:50  石井正子 「フィリピンの開発政策と女性労働政策に関する予備的考察」  

11:50-13:20  ランチタイム/ポスターセッション

13:20-14:00  Gaitan Mary Ann Prieto 「フィリピン語の条件表現であるKungとKapagについて」

14:00-14:40  山本良太 「日比間学校間交流学習における効果と可能性」

14:40-15:20  Lianne Ivy Q. Pascua 「日比国際家族にみられる社会的・法的諸問題の概要」

15:20-15:30  (休憩)

15:30-16:10  平井朗 「民衆のコミュニケーションにおける変化〜フィリピン西ネグロス州における草の根宗教活動の事例から〜」

16:10-16:50   Nicolle Comafay 「フィリピンコミュニティーとカトリック教会−ー京都パグアサフィリピンコミュニティーの事例としてーー」

16:50-17:30  Norma A. Respicio 「The Aesthetics of Clothing in Colonial Philippines as seen in Paintings of Late 19th and Early 20th Century Paintings」

17:30-18:00  総会、閉会の辞

11:30-12:15 Registration

12:15-12:20 Opening remarks

12:20-13:00 Kusaka, Wataru. “Between a Social Justice Project and a Discipline Project: Power Exercise of Street Vendor Organizations over the Local Governments in Metro Manila”.

13:00-13:40 Sakuma, Miho. “Study on the Law-Making Process of Philippine Decentralization Laws”.

13:40-13:50 Break

13:50-14:30 Sugii, Makoto. “Japanese Descendants in Baguio-Cordillera and their Contacts with Japan: 1945-1972”.

14:30-15:10 Da-anoy, Mary Angeline. “Toward Settlement of Filipino Women in Japan”.

15:10-15:20 Break

15:20-18:00 ABONG: Small Home, Japan and Philippine Jointly-produced Film directed by Imaizumi, Koji.

18:20-20:00 Party

July 9 (Sun)

09:00-09:40 Ohno, Yukari. “Islamic Education and Basic Education Reform in the Philippines”.

09:40-10:20 Tatsumi, Yoriko. “Maranaos Studying Islam Abroad”.

10:20-10:30 Break

10:30-11:10 Suzuki, Nobutaka. “Who owns Mindanao: the Proposed Separation of Mindanao from the Philippines and the Philippine Self-government, 1909-1913”.

11:10-11:50 Ishii, Masako. “A Preliminary Research on the Development and Women Labor Policy in the Philippines”.

11:50-13:20 Lunch/poster session

13:20-14:00 Prieto, Gaitan Mary Ann. “The kung and kapag Conditional Expressions in Filipino Language”.

14:00-14:40 Yamamoto, Ryota. “The possibilities of international collaborative learning between Japan and Philippine”.

14:40-15:20 Lianne Ivy Q. Pascua “An Overview of Social and Legal Problems Faced by Filipino-Japanese International Families”.

15:20-15:30 Break

15:30-16:10 Hirai, Akira. “The Change in the People’s Communication: From the Study of the Grass Root Religious Activities in Negros Occidental, the Philippines”.

16:10-16-50 Comafay, Nicolle. “Filipino Communities and the Catholic Church: The Case of Kyoto Pag-asa Filipino Community”.

16:50-17:30 Respicio, Norma A. “The Aesthetics of Clothing in Colonial Philippines as seen in Paintings of Late 19th and Early 20th Century Paintings: The Production Processes in Textile Communities in the Philippines”

17:30-18:00 General meeting and closing remarks

以上です。


赤嶺 淳
名古屋市立大学人文社会学部

2006年06月18日

ジャワ文化の夕べ

会員の皆様

南山大学では以下のようなイベントを企画しました。
どなたでも入場できます。是非お越しください。


「ジャワ文化の夕べ〜美しのジョクジャカルタ〜」 
南山大学 外国語学部アジア学科/アジア・太平洋研究センター共催

時間:2006年7月1日(土) 開場15:30 開演16:00
場所:南山大学名古屋キャンパスM1教室

プログラム

1. ガムラン演奏指導・解説            風間純子(中京女子大学助教授)
2. ジョクジャカルタの歴史と文化(スライド上映) 小林寧子(南山大学教授)
3. ジャワ宮廷舞踊ジョクジャカルタ式       采女直子(舞踊家)
4. スンダ(西ジャワ)の伝統舞踊         Rike Edyana Supit(舞踊家)
5. ジャワ歌謡                   インドネシア留学生協会中部支部

展示:バティック、バティック工具、ワヤン人形など
   (ガムランを試してみることもできます)

問い合わせ先:アジア太平洋研究センター
         052−832−3111 内線(772・773)

2006年06月17日

海域アジア史研究会6月例会のお知らせ

皆様:

海域アジア史研究会6月例会を下記の通り開催いたします。皆様、ふるってご参加ください。


                        記

◇日時:2006年6月24日(土) 13:30〜
◇場所:大阪大学豊中校舎文学部棟2階 史学科共同研究室(http://www.let.osaka-u.ac.jp/graduate/map.html

◇内容:
栗山保之氏(東洋大学):研究報告「「インド洋西海域世界」に関する歴史研究についての諸問題」

※科研「近代世界システム以前の諸地域システムと広域ネットワーク」と共催

◇問い合わせ先:
 海域アジア史研究会ウェブサイト:http://homepage2.nifty.com/PHASU/mah-mirror/
大阪大学大学院文学研究科 東洋史学研究室気付 (蓮田)
〒560-8532 豊中市待兼山町1−5
Tel.: 06-6850-6111(内線2138):土・日・祝日は不通

2006年06月16日

5th EuroSEASのお知らせ

*学術渉外担当の吉村真子です。

ヨーロッパ東南アジア研究学会から、「第5回ヨーロッパ東南アジア研究学会」のお知らせが来ました。

日程:2007年9月12−15日
場所:イタリア、ナポリ

パネル申請締切:2006年9月10日
論文報告申請締切:2007年3月1日

第1回か2回目のハンブルグ大会に出席しましたが、ヨーロッパの東南アジア研究者が多く参加しており、欧州の東南アジア研究の状況もうかがえ、若手の研究者も含めて積極的な議論が印象的でした。
欧州の東南アジア研究者とのネットワーキングにも最適です。
ぜひ、ご参加をご検討ください。

吉村真子

*****************************************
YOSHIMURA Mako (Dr.)
Professor, Hosei University
*****************************************

<EuroSEASのお知らせのコピー>

Dear colleagues,

the European Association for Southeast Asian Studies (EuroSEAS) will
hold its next conference from 12 to 15 September 2007. The venue of
the conference is the University of Naples 'The Oriental'. All
practical information will be available on the new EuroSEAS website,
which will be online in July: www.euroseas.org.

The conference will keep the same format of previous (successful)
editions. We expect the participation of about 500 scholars from
Europe, Southeast Asia and the rest of the world (i.e., colleagues
from other regions are most welcome). The conference will start
Wednesday, 12 September in the morning and will end on Saturday, 15
September before lunch. We will limit the plenary sessions to one or
two major events (plus social activities in the evening), while the
rest of the time will be used for panels. On the basis of previous
experiences we expect to have around 30-35 panels.

This message is intended as Call for Panels. The deadline for
submitting panel proposals is 10 September 2006. Panel proposals can
include a preliminary list of papers, but the call for papers will
have as the final deadline 1 March 2007. (If panels do not have
enough paper proposed by March, the EuroSEAS Board will coordinate
with panels promoters e.g., merging those panels with others). That is:

Call for Panels - deadline 10 September 2006
Call for Papers - deadline 1 March 2007

Please feel free to use the EuroSEAS mailing list to promote your
panel and to coordinate with other colleagues (but please avoid
sending messages intended only for one person). To join the list,
send a message to: euroseas-subscribe@yahoogroups.com, with a couple
of lines of self-introduction (to keep spamming out).

The conference will cover a wide range of topics in all fields of
social sciences and humanities with Southeast Asia as a focus. Panels
can also compare Southeast Asian cases with other countries and
regions, e.g., bringing in the experience of colleagues working on
other countries (particularly other Asian countries).

The conference will try to address through its various panels also
the fundamental question for an association like our. That is, what
is the role of area studies today? We believe that, especially in a
period marked by dramatic international events, there is a strong
need for a nuanced understanding of different cultures and that a one-
size-fit-all approach cannot function in disciplinary terms.
Nevertheless, many of our colleagues face crisis situations, with
department being downsized or closed completely. Since one of the
criticisms towards area studies is that they are weak
methodologically, we want to bring this issue within the conference.
Panels may invite colleagues working on other regions of the world or
from a disciplinary perspective rather than from an area study
perspective. The aim is to make Southeast Asian studies well
integrated within their respective disciplinary communities without
loosing the precious specificity and value.

This year the conference will not include a 'Young scholars panel'.
The idea is to try to bring in our young colleagues into the regular
panels. This means that panels organizers are kindly requested to
take into consideration this aim and young scholars are kindly
invited not to be (too) shy!


The conference fee will be announced on the new website in a couple
of weeks and will be in the order of ?180, as usual with discounts
for EuroSEAS members, students and Southeast Asian colleagues. During
last conference (Paris 2004), we were able to sponsor the
participation of a large number of Asian colleagues through a
generous financial contribution we received from ASEF. This year it
is unlikely that ASEF will be able to contribute in the same way. We
are still searching for other ways of supporting Asian colleagues.
However, our Southeast Asian friends are kindly encouraged to explore
other ways to support their participation by applying to local
sources (including international foundations).

Information on hotels and accommodations will be provided through our
website in July.

The contact person for information (but please wait until the website
is on, as it will address many or your possible queries), is Dr
Michela Cerimele. The email address is: euroseas2007@gmail.com


Best regards and looking forward to seeing you in Naples

Pietro Masina
EuroSEAS Secretary and conference convener

2006年06月15日

東南アジア考古学会大会のご案内

会員各位

きたる7月1日(土)、2日(日)の2日間にわたり、
東南アジア考古学会2006年度大会を上智大学にて開催いたします。

第1日目に若手研究者による自由研究発表、
第2日目にシンポジウム「東南アジアの都市と都城 (2)」
を開催し、基調講演には石井米雄先生をお迎えします。

ふるってご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。


大会概要:
�.若手研究者自由研究発表
1.川島秀義(鹿児島大学大学院人文社会科学研究科博士後期課程)
「ラオスにおける銅鼓の分布とその関係」

2.宮崎晶子(上智大学大学院外国語学研究科博士後期課程)
「アンコール王朝・クメール美術における化仏表現の意義
−12・13世紀の観世音菩薩像・大型石柱を中心に−」

3.コウ・ベット(早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程)
「プラサート・スープラの構築年代
−出土中国陶磁編年とテラスの変遷−」

4.佐藤由似(川口市遺跡調査会)
「プラサート・スープラ遺跡出土の中国陶磁器とその性格
−器種の定量分析を手掛かりとして−」

5.西野範子(日本学術振興会特別研究員)
「ヴェトナム陶磁器の製作技術
−ハノイ郊外バイハムゾン・キムラン遺跡出土遺物の研究から−」

�.シンポジウム「東南アジアの都市と都城 (2)」
基調講演
石井米雄 先生(大学共同利用機関法人・人間文化研究機構長、
京都大学名誉教授、元京都大学東南アジア研究センター所長、
上智大学アジア文化研究所名誉所員)
「東南アジア史の定説を再検討する」

1.伊東利勝(愛知大学文学部教授)
「エーヤワデイ流域の古代都市」

2.平野裕子(日本学術振興会特別研究員)
「港市オケオの文化交流ネットワークの展開−
メコンデルタの考古文化から見た扶南像への一視点−」

3.下田一太(早稲田大学理工学部助手)
「カンボジア、プレアンコール期のPura(城市)について
−考古学的調査資料にもとづく一考察−」

4.深見純生(桃山学院大学文学部教授)
「パレンバン再考−1400年の港市−」

*****
問い合わせ先
大会事務局
上智大学外国語学部アジア文化研究室
丸井雅子

東南アジア考古学会事務局
鹿児島大学法文学部人文学科比較考古学研究室
新田栄治

2006年06月13日

第117回SEAF研究会のお知らせ (SOUTHEAST ASIA FORUM)

また梅雨の季節を迎えました。皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
第117回SEAF(東南アジア談話会)を下記の日程で開催いたします。今回は史學研究会と合同で開催することになりました。東南アジアに関心のある方ならどなたでも歓迎いたします。皆さん、ふるってご参加ください。なお、通常と若干時間が異なりますので、ご注意下さい。


             記

日時 2006年6月24日(土)13:30〜17:30

場所 広島市女性教育センター(旧婦人教育会館)4F 第1
研修室
(広島市中区大手町5丁目6−9 Tel 082-248-3312)
http://www.hitomachi.city.hiroshima.jp/we-plaza/

発表 
黒田 景子 (鹿児島大学)
「パタニの辺境化について −シャムの「近代化」と南部タイ・イスラーム地域−」

小沢 耕 (広島大学文学研究科)
「アイルランド自治運動における宗教とナショナリズム−W.J.オニール・ドーントの活動と構想から−」

-------問い合わせ先-------
東南アジア談話会事務局
〒739-8522 東広島市鏡山1-2-3 広島大学大学院文学研究科
東洋史学研究室内 上田 新也
Tel&Fax:082-424-6646(研究室)

*報告後に懇親会を予定しております。奮ってご参加下さい。

2006年06月01日

Fw: Myanmar History from Myanmar Perspectives

東南アジア史学会
会員の皆様

今般、ミャンマー(在ヤンゴン)のSEAMEO CHAT(東南アジア教育大臣機構:歴史・伝統地域センタ-)より、来る10月23日より同11月3日まで、同センタ-で特別プログラム(テーマ:Myannmar History from Myanmar Perspectives)の開催を企画しているので、関係方面に周知願いたい旨の連絡を受けましたので、お知らせ致します。特にミャンマー史にご関心ある方は添付資料をご覧の上、直接SEAMEO事務局にご照会乃至お申し込み頂ければ幸いに存じます。

奥平龍ニ
----- Original Message -----
From: SEAMEO
Sent: Monday, May 29, 2006 10:06 AM
Subject: Myanmar History from Myanmar Perspectives


Dear Sayagyi Okudaira,

SEAMEO Regional Centre for History and Tradition (SEAMEO CHAT) is planning to conduct the Special Programme: Myanmar History from Myanmar Perspectives from 23 October to 3 November 2006.

Attached herewith are Registration Form, the details of the Programme and Curriculum Vitae Form. We will greatly appreciate your kind assistance in disseminating information about this Programme to the organizations in your country and your colleagues.

Please visit our website for details at http://www.seameochat.org

If you have any questions please do not hesitate to contact us.

Sincerely yours,

Carole Ann Chit Tha
Deputy Director
SEAMEO CHAT

Attachment--
SPECIAL PROGRAMME
MYANMAR HISTORY FROM MYANMAR PERSPECTIVES

Myanmar history is viewed differently by different people and there are many perspectives and interpretations of Myanmar history but the perspectives and interpretations of Myanmar scholars are not too well known because Myanmar scholars publish mostly in the Myanmar language. The SEAMEO Regional Centre for History and Tradition (SEAMEO CHAT) has a role in putting together a picture of Myanmar's past, its development, and its mosaic of cultures and traditions, especially their strengths and weaknesses and ability to adapt in changing circumstances, as seen from the perspectives of the present community of scholars in the country.
I. Nature of the Programme
The programme will run for twelve-day from 23 October to 3 November 2006 and will consist of a series of lectures and discussions conducted by prominent Myanmar scholars and a nine-day trip to the historical cities of Bago, Mandalay, Bagan and Pyay.
II. Lecture Topics
Overview of Myanmar History
Source Materials of Myanmar History
Myanmar before Bagan
Bagan : Buddhism
Bagan : Architecture
Hanthawaddy : Maritime Trade and Land Empire
Mandalay : The City
Mandalay : The Court
History of Yangon
Ancient Pyu Cities in Myanmar
III. Registration fee
Registration fee for the programme is US $ 950. This will cover accommodation, meals (breakfast, lunch, tea and coffee) and travel by coach to Bago, Mandalay, Bagan and Pyay, but will not cover medical services. (The option of air travel is available at an additional charge of US $ 240.) Participants are expected to make their own arrangements regarding international air travel.


IV. Registration

The Registration form and your Curriculum Vitae should be completed and returned to the following address by 31 July 2006.

SEAMEO Regional Centre for History and Tradition
Pyay Road
11041, Yangon
Myanmar

Phone : 95-01-515180 (9:30a.m.-4:30 p.m Myanmar time)
Fax : 095-1-515175
E-mail : seameo_chat@mptmail.net.mm

(Registration fee can be paid on your arrival.)

2006年05月28日

古代学研究会6月例会のご案内

下記のとおり例会を開催します。よろしくご参加ください。

日時:2006年6月17日(第3土曜日)
    午後6:30〜8:40(開場6:00)

会場:大阪市立労働会館(アピオ大阪)http://www.apio-osaka.or.jp/
3階・302号室 JR環状線森ノ宮駅下車西50m

◎研究発表の題目

『ヴェトナム史のなかの銅鼓:考古学と文献からさぐる民族関係史』

★ 発表者
西村昌也(にしむら まさなり)
NPO法人 東南アジア埋蔵文化財保護基金 代表


司会  野島稔

------
例会案内は電子メールでも案内しています。

古代学研究会ホームページ
http://www.mediajoy.ne.jp/~kodaiken/main.html

2006年05月24日

JOHA第4回大会発表募集

JOHA(Japan Oral History Association:日本オーラル・ヒストリー学会)第四回大会発表募集のお知らせです。 聞き取りをしている方、方法論に興味のある方、締め切り間近です、ふるってお申し込み下さい。

・会場    東京外国語大学(外国語学部)
・ 2006年9月23日(土)24日(日)募集要項は以下及び http://joha.jp をご覧下さい。

☆発表募集要項
応募希望者の方は以下まで、お申し込み下さい。〒100-8691
東京中央郵便局私書箱52号日本オーラル・ヒストリー学会事務局
E-mail: joralhistory-sec@fb3.so-net.ne.jp(メール申し込み可)
申込用紙はこちら: http://www.rikkyo.ne.jp/grp/joha/dl/johaentry06.doc
●応募締め切り:平成18年5月31日(水)申し込み期限を過ぎる場合は研究活動委員会
tnaka@cc.okayama-u.ac.jp(中尾)までご連絡を。
●以下の三分野の報告・発表を募集します。
(1) メイン・テーマ分科会報告:個人報告・共同報告
(2) 自由テーマ報告:個人報告・共同報告
(3) ポスター・セッション
*自由テーマでは戦争・植民地以外の報告。こちらもふるってご応募ください。         
********************************* 
・本年の大会メイン・テーマ――「戦争」と「植民地期」   
◆なぜ、今戦争なのか?―「戦争」や「植民地期」の<語り><記録><聞き取り>は、世界中で注目されています。複雑な実相や個人の視点・心情・記憶・体験に注目する「オーラル・ヒストリー」の価値はさらに高まり、歴史学ほか種々の分野で、聞き取り・聞き書き・語り伝えが熱心に行われています。
◆戦争・植民地期を経験した人の高齢化が進み、当時社会的中核にあった人々の体力・記憶が薄れいく時代です。経験した「当事者たち」側に、記憶の風化の危機感や、語り残したい願いが募るなか、まさに「時間との勝負」でもあります。戦争・植民地期を知らぬ人間が人口の7割を超え、次の戦争に備える言論も進む今、「何を記録残すのか」は過去の整理だけではなく、現在・未来に直結するといって過言ではなく、また植民地をめぐる問題も種種さまざまです。
◆「人間」の生身の想いと向き合い、経験を聞き取り記録整理する「オーラル・ヒストリー」。この時期をあらたに見つめなおし、記録を生かす方法を考えるためにも、ぜひ、皆様の聴き取りの実践の成果をご発表ください。
●メインテーマの参考キーワード(これに限らず発表してください。)
(1)個人の戦争・植民地期体験(兵士・市民)(2)抑留(戦中・戦後)・動員(3)トラウマの語り・世代間戦争体験継承 (4)社会・経済構造の変化 (5)教育・劇・芸術における戦争・植民地の経験の再現 (6)戦争遺跡と語り (7)ジェンダー(8)記録の保存・公開・アーカイブ・データベース化 (9)口述資料と文書史料(10)聴き手側のケア(11)証言・語り・「事実」の信憑性をめぐる諸議論
          
★ポスターセッションとは?
個人・団体の活動内容・研究成果をポスター大にまとめて発表する形式。会場内に張り出し。ポスターのみの掲示・あるいはポスター発表者が展示内容を説明します。(常時駐在・休憩・昼食時間のみなど自由)小規模であればアート作品・音声映像史料も可。
★研究実践交流会では各種主題を設定し、話題提供者の発題をもとに、聞き取りの方法や倫理などについて、実践内容を報告・検討・交換します。
★原則的に応募者全員に機会を提供する予定ですが、時間の制約上、選定が必要になる場合もあります。ウェブページ(http://joha.jp)もご参照ください。

※なお、この催しは東京外国語大学COEとの共催で行われます。

2006年05月23日

外務省専門調査員募集(在ラオス大使館)のお知らせ

会員の皆様

東京外国語大学AA研の西井です。外務省より
在ラオス大使館の専門調査員の募集が行われているので、関心のある皆様にお知
らせしてほしいとの連絡がありました。期間は2年間です。
委嘱事項は、ラオスの対ASEAN外交をはじめとするラオス政治状況分析ですが、
必ずしもこれにあてはまらなくてもラオスに関しての研究を行う場合には可とす
ることがあるそうです。
 試験語学:英語(ラオス語ができれば望ましい)
 委嘱開始予定時期:平成18年9月1日以降
委嘱時点で25歳以上35歳未満の者で、大学院(修士)卒業以上の学歴を有する者
ということです。大学院生の方も応募できますので、ラオスにご関心のある方は
ふるってご応募ください。申し込み期限は6月6日です。
詳しくは下記の外務省のHPの新着情報の欄をごらんください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/senmon/laos.html

西井凉子
-------------------------------------
Nishii Ryoko
ILCAA, Tokyo University of Foreign Studies
3-11-1 Asahi-cho, Fuchu-city
183-8534 Japan

JIIA国際フォーラムのご案内

皆様
 フィリピンのデ・ベネシア下院議長が衆議院議長招待で、今週訪日されます。25 日10:00〜11:15には、日本国際問題研究所にて講演会を行う予定です。
 デ・ベネシア下院議長は1997年に伊藤衆議院議長招待で訪日し、その後、幾度 かプライベートの訪日があったようですが、いずれにしても久々の訪日です。
ご関心の方は、添付いたしました申込書を国問研に直接送って下さい。よろしくお願 いいたします。神戸大学片山裕

---
JIIA国際フォーラムのご案内

ホセ・デ・ベネシア フィリピン共和国下院議長
Hon. JOSE DE VENECIA
Speaker of the House of Representatives
Congress of the Philippines
テーマ:「日・フィリピン国交正常化50周年」
Theme: “50th anniversary of the normalization of
   Philippine-Japan diplomatic relations”

拝啓
時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素より当研究所の活動に対し、ご理解、ご支援を賜りまして誠に有難うございます。
さてこのたび当研究所では、ホセ・デ・ベネシア フィリピン共和国下院議長をお迎えし、下記要領にてJIIA国際フォーラムを開催することとなりました。
ベネシア議長は、ジャーナリスト、外交官などを歴任され、1987年から1992年まで下院外交委員長を、1992年から1998年まで下院議長を務めた後に、ラカス党の全国議長を経て2001年より再び現職に就かれております。
当日の講演では、FTAの締結を控えた日本とフィリピンの二国間関係の展望とともに、「東アジア共同体」構想における両国の役割などについてお話しいただく予定でございます。
出席をご希望の方は、別添の回答用紙に必要事項をご記入の上、5月24日(水)午後5時までに当研究所助手の大羽までお知らせ下さい。お席に限りがございますので、お早めにお申し込み頂きますよう、お願い申し上げます。万が一出席希望者数が席数を越えた場合、出席をご遠慮頂く場合がございますので、あらかじめご了承下さい。
敬具

1.日   時:  平成18年5月25日(木) 10:00-11:15

2.場   所:  東海大学校友会館 望星の間
東京都千代田区霞ヶ関3-2-5 霞ヶ関ビル33階(地図別添)

3.司   会:  友田 錫 当研究所所長

4.使用言語: 英語(日英同時通訳付) 
担当研究員:坊野成寛、助手:大羽勇憲
Tel: 03-3503-7801, Fax: 03-3503-7186
e-mail:oha@jiia.or.jp                

日本国際問題研究所  大羽 行   M
FAX:03-3503-7186
JIIA国際フォーラム
ホセ・デ・ベネシア フィリピン共和国下院議長
「テーマ:日・フィリピン国交正常化50周年」
平成18年5月25日(木) 10:00-11:15
於:東海大学校友会館望星の間(霞が関ビル33階)
お手数ですが、標記フォーラムにご出席を希望される方は5月24日(水)午後5時までに、FAXにてご返送下さい(英語表記もご記入願います)。

ご芳名(日)           
   
Name (英)           

ご所属(日)           
  
Affiliation(英)           

お役職(日)           

Title (英)           

ご連絡先(Tel/FAX/e-mail)

2006年05月20日

UNIMAS所長・講演案内

関係者 各位

マレーシア・サラワク大学
東アジア研究所
所長James UH Chin氏
講演会のお知らせ

このたびJames UH
Chin氏を日本にお呼びし、東京と京都にて講演をお願いすることとなりました。ジャーナリストとしての経歴もあるChin氏はマレーシア政治を専門と
する研究者(政治学博士、ニュージーランド・ヴィクトリア大学)であり、数多くの研究業績をお持ちです。またマレーシア・サラワク大学の東アジア研究所
の若手所長としては、ボルネオ島の社会/自然を対象とした調査研究について、国内外研究者との間に協力関係を樹立する仕事にも、精力的に打ち込んでおら
れます。Chin氏については、次のURLもご参照ください。
http://www.unimas.my/research/ieas/publication/james_chin.htm


講演日程は以下の通りです。みなさまのご参加をお待ちしております。

2006年6月6日(火)13:00より14:30まで
開催場所:東京外国語大学AA研302 (小会議室)
演題: The Badawi Administration: New or Old wine?
内容予告:
Abdullah Ahmad Badawi came into office after 23 years of increasing
authoritarian rule of Mahathir Mohammad. The relief that the Mahathir
era has ended and Badawi's winning personality ensured that the ruling
Barisan Nasional (BN) swept to a massive victory in the March 2004
General Elections. Many observers, however, are unhappy that Badawi
has not made any sweeping changes to the political system despite the
BN controlling more than ninety percent of the seats in the Malaysian
Parliament. In this seminar James Chin looks at the political changes
(or a lack of it) under the new administration and the challenges faced
by Badawi and other reformers.


2006年6月9日(金)15:00より16:30まで
開催場所:京都大学東南アジア研究所 東棟2階セミナー室
演題: Political Change in Malaysia and Singapore: A Personal Reflection
内容予告:
Malaysia and Singapore were both British colonies and in the early
1960s were founding members of the Federation of Malaysia. After
Singapore was kicked out of the Federation in 1965, both nations
undertook very different development strategies. Singapore prides
itself with the meritocracy policy while Malaysia instituted
affirmative policies to cement Malay political supremacy. The
political leadership in both countries are now in the hands of a "new
generation" with Abdullah Badawi in Malaysia and Hsien Loong in
Singapore. What does this mean for the future of both countries? Will
the "democratic wave" hit these two countries? Are we likely to see
more democracy and transparency? Or are we going to see a continuation
of soft-authoritarianism?


発信人(企画者):
平成18年度科研(基盤(A)(海外))「ボルネオ島における『自然災害』の人文学的研究」
津上誠(代表)、石川登、奥野克己、祖田亮次、内堀基光

2006年05月19日

海域アジア史研究会5月例会のお知らせ

皆様:

海域アジア史研究会5月例会を下記の通り開催いたします。皆様、ふるってご参加ください。

                        記

◇日時:2006年5月27日(土) 13:30〜
◇場所:大阪大学豊中校舎文学部棟2階 史学科共同研究室(http://www.let.osaka-u.ac.jp/graduate/map.html)
◇内容:
研究報告:アダム・クルロAdam Clulow 氏(コロンビア大学/東京大学史料編纂所)‘Pirating in the Shogun's Waters: The Dutch East India Company in Hirado, 1615-1621’

今後の予定:6/24(栗山保之氏:東洋大学)

◇問い合わせ先:
 海域アジア史研究会ウェブサイト:http://homepage2.nifty.com/PHASU/mah-mirror/
大阪大学大学院文学研究科 東洋史学研究室気付 (蓮田)
〒560-8532 豊中市待兼山町1−5
Tel.: 06-6850-6111(内線2138):土・日・祝日は不通

◇Summary◇
In August 1615 a Dutch East India Company yacht Jakatra captured the Portuguese junk Santo Antonio off the coast of Japan. The junk represented the first prize captured by the Dutch in Japanese waters despite a number of attempts, and it provoked an outcry from the Portuguese and their supporters in Nagasaki. This paper reconstructs the chain of events precipitated by the arrival of Jakatra and her prize. Using internal correspondence and resolutions from the Dutch factory in Japan, the first part of the paper examines how the Company’s agents took their case to the shogun’s court in 1615, and the favorable decision they secured. The repercussions of the Santo Antonio incident were far-reaching. The incident persuaded Company administrators, particularly the highly aggressive Governor-General Jan Pieterszoon Coen, that the Company could—with virtual impunity—launch extended privateering campaigns against Portuguese shipping sailing to or from Japan, even to the extent of attacking enemy vessels in the shogun’s harbors. In the second part of the paper I consider the 1617 and 1620 campaigns launched by Coen against the Portuguese, and the response by Nagasaki officials and the bakufu that these campaigns prompted. Finally, I attempt to situate the Dutch East India Company's privateering activities within the broader history of maritime East Asia.

2006年05月16日

第27回「東南アジアの社会と文化」研究会のお知らせ

 第27回定例研究会を下記の通り開催します。今回は京都大学の伊藤正子氏が、ベトナム
の少数民族政策について報告します。多くの方の参加をお待ちしています。研究会終了後、
懇親会を行いますので、こちらにも振るってご参加ください。

             話題提供者:伊藤正子(京都大学)
ベトナムの少数民族政策
−法整備と民族分類再確定をめぐって−
     日 時  :2006年5月19日(金)  16:00−18:00
     場 所  :京都大学東南アジア研究所 東棟2階セミナー室

ベトナムで1990年代半ばから取り組まれるようになった新しい三つの民族政策を紹介し、それら三政策の行き詰まりの原因が、「民族間政策」の不在にあることを指摘する。ベトナムではドイモイ改革開始直後の一時期、少数民族政策は「置き去り」にされたが、ソ連が民族問題を発端として崩壊へと向かったことを教訓に、共産党は1989年末より再び様々な少数民族向けの政策を実施するようになった。当初は少数民族地域に対して配給制度や優遇措置を特別に復活させたりする程度だったが、1990年代末から「135プログラム」に代表されるように、村ごとにまとまった予算をつけてインフラの整備や、農業振興策、教育・福祉の充実などをはかり、貧困層を減らすことを目標とするようになった。これらは依然としてベトナム共産党が従来行ってきた政策の延長上にある。つまり国家対少数民族という構図のなかで、一方的に権力側が与え、統治される側が受け取るというものだった。それに対し、1990年代半ばから取り組まれた三つの政策は、どれも民族間関係の調整や民族同士の関係性を課題とするべきものであったと言える。一つ目は「民族法」の策定で、「民族」を冠した独自の法律を策定することだった。二つ目は少数民族の慣習法の応用である。伝統的な慣習法を現代の法律に応用し、土地争いの解決や共同体の管理に役立てようとするものである。三つ目は民族分類の再確定作業である。公定民族数の増加を求める少数民族側の要求に応じ、現在54とされている民族数を再検討し増加も認めようとする政策である。特に民族法の策定と民族分類の再確定作業は、ベトナム独自の政策で、一時期非常に熱心に取り組まれたが、今のところ全て行き詰まりを見せている。報告ではまず三つの新政策が取り組まれるようになった背景を考察する。国家がモノやサービスを供給し少数民族の生活レベルの底上げをはかるといった「民族政策」には、ある程度成功し実績を誇ってきたベトナムだったが、「キン族」対「少数民族」、あるいは「少数民族」対「少数民族」という競合関係、弱肉強食の関係を解きほぐす「民族間政策」に積極的に取り組もうとしている政策担当者や民族学者は現在も少数派にとどまり、実際には従来の「国家から」の視点でしかこれらの課題に取り組むことができなかった過程を検討する。そして、それが三政策行き詰りの原因につながっていることを指摘したい。

*この研究会は原則として奇数月の第三金曜日に開催されます。なお、7月は夏休みとし、研究会は開催しません。研究会の案内はメールを通じて行っています。お知り合いの方、とくに学部生・院生・若手研究者に、このメールを転送するなどして、案内リストへの参加をお勧めいただければ幸いです。

***************************************
「東南アジアの社会と文化」研究会のホームページです。どうぞご参照ください。
Http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kenkyuukatsudou/syakai-bunka/
***************************************

[世話人]
杉島 敬志(京大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
林 行夫(京大地域研究統合情報センター)
速水 洋子(京大東南アジア研究所)
[連絡係]
河邉孝昭(京大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科院生)
吉田香世子(京大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科院生)
吉村千恵(京大大学院アジア・アフリカ地位研究研究科院生)

2006年05月11日

第116回SEAF研究会のお知らせ (SOUTHEAST ASIA FORUM)

木々の緑が目にも鮮やかな季節となりました。皆様におかれましては、いかがお
過ごしでしょうか。
第116回SEAF(東南アジア談話会)を下記の日程で開催いたします。東南
アジアに関心のある方ならどなたでも歓迎いたします。皆さん、ふるってご参加
ください。


             記

日時 2006年5月27(土)14:00〜17:00

場所 広島市女性教育センター(旧婦人教育会館)4F 第1会議室
(広島市中区大手町5丁目6−9 Tel 082-248-3312)
http://www.hitomachi.city.hiroshima.jp/we-plaza/

発表者 細川 月子
   (広島大学大学院文学研究科)

題目 「植民地期アチェにおける米の生産・流通政策とウレーバラン」」

-------問い合わせ先-------
東南アジア談話会事務局
〒739-8522 東広島市鏡山1-2-3 広島大学大学院文学研究科
東洋史学研究室内 上田 新也

*お茶代として400円をご用意ください。
なお、報告後に懇親会を予定しております。

2006年05月09日

5月27日ワークショップのご案内

各位様

下記のとおりワークショップを開催いたします。ご関心のある方は返信用フォーマットにご記入の上、わたくし奥島か下記の研究所のアドレスまでご連絡ください。転送も歓迎いたします。

皆様のご来場を一同心よりお待ちしております。

神田外語大学
奥島美夏

*********参加者返信用フォーマット**********
ご氏名:
Name:
ご所属:
Institute:
住所、電話、メールアドレス:
Adress, Telephone, Mail Adress:
*****************************


********** プログラム ************

ICCI共同研究プロジェクト「日本のインドネシア人社会」 第3回ワークショップ
3rd Workshop of ICCI Project “Indonesian societies in Japan”

日本における暮らしの諸相――定住・結婚・教育
Migrants’ Lives in Japan: Association, Marriage, and Education

日時:2006年5月27日(土) 13時―17時(12時半開場)
Date: 27 May 2006 (Sat.) 13:00-17:00 (12:30〜Open)

場所:神田外語大学ミレニアムハウス
    (JR総武線「幕張本郷」駅よりバス15分「神田外語大学」下車/JR京葉線「海浜幕張」駅より
徒歩15分、京成電鉄「京成幕張」駅より徒歩15分)
*地図はhttp://www.kandagaigo.ac.jp参照
Place: Millennium House, Kanda University of International Studies
(JR Soubu-line “Makuhari-hongou” Station, about 15 minuets by bus, “Kandagaigo-Daigaku” /
15 minuets by foot from JR Keiyo-line “Kaihin-Makuhari” St. / 15 minuets by foot from
Keiseidentetsu-line “Keisei-Makuhari”)
* See the Map in: http://www.kandagaigo.ac.jp

申込:メールもしくは電話・ファックスで下記の連絡先まで事前にご連絡ください。
神田外語大学異文化コミュニケーション研究所
      (Tel & Fax)043-273-2324  (e-mail) icci@kanda.kuis.ac.jp
Contact: Please apply via telephone or facsimile to:
Intercultural Communication Institute (ICCI), Kanda University of International
Studies
      (Tel & Fax)043-273-2324  (e-mail) icci@kanda.kuis.ac.jp

************* Part 1. Presentation **************
13:00〜15:30 (途中休憩あり)

1.坂井 隆(上智大学アジア文化研究所・考古学)
「長野県上田地方の日系インドネシア人――スマトラ北部出身者と日系人社会の成立
過程」
Takashi SAKAI (Institute of Asian Cultures, Sophia University / Archaeology)
“Nikkei-Indonesians in Ueda, Nagano Prefecture: North Sumatera People and the
Establishment of Nikkeijin Society.”

2.吉田正紀(日本大学・文化人類学)
「日本・インドネシアの異文化結婚――在日インドネシア人家族と在ジャカルタ日本人
家族の事例研究」
Masanori YOSHIDA (Nihon University / Cultural Anthropology)
“International Marriage between Japan and Indonesia: Indonesians in Japan, and
Japanese in Jakarta.”

3.服部美奈(名古屋大学・教育学)
「中部地方におけるインドネシア人ムスリムコミュニティと宗教教育」
Mina HATTORI (Nagoya University / Education)
“Community and Education of Indonesian Muslims in Chubu Area.”

*********** Part 2. Topics & Debates **********
15:40〜17:00  (途中休憩あり)

1.安里和晃(龍谷大学・経済学)
   「インドネシア人家事労働者のエンパワメントと帰国後の女性の地位について」
Wako ASATO (Ryukoku University / Economics)
“Empowerment and Status of Indonesian Domestic Workers.”

2.山口裕子(吉備国際大学・文化人類学)
 「ハラール食品ネットワークの中間報告」
Hiroko YAMAGUCHI (Kibi International University / Cultural Anthropology)
“Halal Food Networks: An Interim Report.”

3.目黒 潮(アイ・ティ・フロンティア(株)・人文地理学)
  「研究工具の紹介――地図と統計資料の作成方法」
Ushio MEGURO (IT Frontier (Co.) / Human Geography)
“Tools for the Study: Making of Maps and Statistics.”

**************** Dinner *****************
17:30〜 会場付近の居酒屋にて

2006年05月01日

講演会のご案内

各位

サントリー財団の助成をいただき、下記の講演会を開催します
ので、平日ですがふるってご参加下さい。15世紀と中心とする
ベトナム政治史のパイオニアとして著名なウイットモア先生は、
昨年5月に続く来阪です。

          記
日時 5月16日(火)午後1時半〜4時
会場 大阪大学豊中キャンパス・大学教育実践センター人文社
 会科学棟3F・318演習室(アクセスマップは http://www.osaka-u.ac.jp/jp/accessmap.html
講演
John K. Whitmore (University of Michigan)
'The Balance of Aristocratic and Literati Administration in Dai Viet, 15th-18th Centuries.'
(講演は英語でおこなわれます)

お問い合わせ先
桃木至朗
大阪大学文学研究科
560-8532豊中市待兼山町1-5

2006年04月27日

ラオスと私たち

NGO「ラオスのこども」とJICAとの
共催で以下の催しがあるようです。

吉村真子(法政大学)

====================
  ラオスのこども&JICA共催
 ラオスを知る3日間「ラオスと私たち」
 〜講演会&絵本へのラオス語貼り〜
====================

㈰5/3(水)13:30-15:30 
講演:「ラオスのこどもたちと日本の私たち」 
 近藤知子(元ラオス事務所駐在員)

㈪5/4(木)13:30-15:30
講演:「国連ミレニアム開発目標とラオスの子どもたちの状況」
 森透(ラオスのこども共同代表)

㈫5/5(金)13:30-15:30
講演:「ラオスの女性たちと織物」
 チャンタソン・インタヴォン(ラオスのこども共同代表)

*会場は、すべて、JICA地球ひろばになります。
[JICA地球ひろば](東京都渋谷区広尾4-2-24)
 日比谷線広尾駅下車(A3出口)徒歩1分
 地図は、http://homepage2.nifty.com/aspbtokyo/kinkyou/index.html

*上記のイベントに参加ご希望の方は、「ラオスのこども」までご連絡下さい。
 資料代500円。
 すべての講演会の後に絵本のラオス語貼りを行います。
 お申し込み下さった方には、当会が翻訳シートをもっている絵本のリストを
 お伝えいたします。ご自宅に当会の絵本リストにある絵本をお持ちの方は、そ
の絵本をお持ちの上、ご参加ください。
 また、絵本をお持ちでない方は、当方で絵本を用意いたしますが、
 絵本代(1000円程度)を頂きます。

問い合わせ・申込み先
特定非営利活動法人ラオスのこども
143-0025 東京都大田区南馬込 6-29-12,303
HP http://www.deknoylao.org

*下記期間に同じJICA地球ひろばで、展示会を行います。
 こちらもぜひお越し下さい。

 ◆ラオスの絵本展「ラオスのこどもと絵本」
 日時:4/30(日)〜5/7(日)10:00〜18:00
 
 ◆ラオス展「ラオスの絵本と織物」
 日時:5/9(火)〜5/21(日)10:00〜18:00

猿田由貴江

「ジャワ文献学セミナー」のご案内

東南アジア史学会会員のみなさま

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所主催による「ジャワ文献学セミ
ナー」のご案内をお送りいたします。ジャワ語文献研究に関心がおありの方は、ぜひ
ご参加ください。

***********************************************
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、中東・イスラーム研究教育プ
ロジェクトならびに共同研究プロジェクト「マレー世界の地方文化」の一環として、
ジャワ文献学セミナーを開催します。
 本セミナーでは、ジャワ語、ジャワ文字で書かれた文献の概略についての知識を得
ると共に、それらの読み方、研究への応用方法について学びます。これまで日本で
は、ジャワ語、ジャワ文字を用いた研究がほとんどありませんでしたが、ジャワの歴
史・文化のみならず、インドネシアの歴史・文化を探る上できわめて重要でありなが
ら手つかずであった貴重な資料です。
 本セミナーでは、現在、アジア・アフリカ言語文化研究所に滞在中のティティッ
ク・プジアストゥティさん(インドネシア大学文学部講師・インドネシア写本学会−
MANASSA−会長)を中心に、ジャワ語の研修を含む、ジャワ語、ジャワ文字の文献に
関する講義と演習を行います。

受講資格:インドネシア語既習で、将来、ジャワ語、ジャワ文字の文献を用いた研究
を希望する方。
教授言語:初回の第一部のみ日本語。以降は、すべてインドネシア語で行われます。

参加を希望される方は、お名前、ご所属、連絡先住所・電話番号、メールアドレス、
専門分野、現在の研究テーマ、セミナー参加可能日程を明記の上、下記の申込先まで
メールにてご連絡ください。


「ジャワ文献学セミナー」
主催: 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
フィールドサイエンス研究企画センター
中東・イスラーム研究教育プロジェクト

期間: 2006年 5月12日(金)・26日(金)
6月16日(金)・23日(金)
7月7日(金)・21日(金)

時間: 16:30〜19:45

会場: 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
5月12日・26日、6月16日、7月7日
3階マルチメディアセミナー室 (306号室) 
6月23日
5階IRC (情報資源利用研究センター)内FSCスペース (502号室)
7月21日
3階セミナー室(301号室)
http://www.tufs.ac.jp/common/is/university/access_map.html
http://www.aa.tufs.ac.jp/location_j.html

問合わせ・申込先: 菅原由美(天理大学)

プログラム

5月12日 16:30〜18:00 ジャワ語文法の基礎 (講師:菅原由美)
18:15〜19:45 読みの練習 (以下、講師:ティティック・プジアストゥティ)

5月26日 16:30〜18:00 口語体会話 
18:15〜19:45 ジャワ文字

6月16日 16:30〜18:00 講読(ローマ字)
18:15〜19:45 講読(ジャワ文字)

6月23日 16:30〜18:00 会話 
18:15〜19:45 講読(ジャワ文字)

7月7日  16:30〜18:00 講読(ローマ字)
18:15〜19:45 講読(ジャワ文字)

7月21日 16:30〜18:00 講読(ローマ字)
18:15〜19:45 講読(写本)


******************************************
菅原由美
天理大学国際文化学部アジア学科インドネシア語コース
〒632-8510奈良県天理市杣之内町1050

2006年04月25日

日本マレーシア研究会関西地区例会のご案内

会員の皆様

日本マレーシア研究会関西地区例会を下記の日程で開催いたします。
皆様のご参集を心よりお待ちしております。

今回の発表者は、龍谷大学の加藤剛先生です。
発表内容は、加藤先生が京都大学を退職される時に行なわれた最終講義の「ノーカット版」です。

日時:2006年5月27日(土)午後2時より
場所:国立民族学博物館第6セミナー室(2F)

発表者・演題:
加藤剛(龍谷大学社会学部)
「川の流れのように−−研究教育人生、来し方行く末」(ノーカット版)

*国立民族学博物館の交通案内は下記のウェッブページをご覧ください。
http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access.html
 これまでと大きく異なる点は、新しくできた「日本庭園前駐車場」までタクシー・バスが入るようになったことです。ただし、バスは1時間に1本程度ですので、お気をつけください。

*研究会終了後、民博で懇親会を行ないたいと思います。

信田敏宏(国立民族学博物館・JAMS関西地区委員)

第27回「東南アジアの社会と文化」研究会のお知らせ

 第27回定例研究会を下記の通り開催します。今回は京都大学の伊藤正子氏が、ベトナム
の少数民族政策について報告します。多くの方の参加をお待ちしています。研究会終了後、
懇親会を行いますので、こちらにも振るってご参加ください。

話題提供者:伊藤正子(京都大学)
ベトナムの少数民族政策
−法整備と民族分類再確定をめぐって−
日 時  :2006年5月19日(金)  16:00−18:00
場 所  :京都大学東南アジア研究所 東棟2階セミナー室

ベトナムで1990年代半ばから取り組まれるようになった新しい三つの民族政策を紹介し、
それら三政策の行き詰まりの原因が、「民族間政策」の不在にあることを指摘する。ベトナ
ムではドイモイ改革開始直後の一時期、少数民族政策は「置き去り」にされたが、ソ連が民
族問題を発端として崩壊へと向かったことを教訓に、共産党は1989年末より再び様々な少
数民族向けの政策を実施するようになった。当初は少数民族地域に対して配給制度や優遇措
置を特別に復活させたりする程度だったが、1990年代末から「135プログラム」に代表され
るように、村ごとにまとまった予算をつけてインフラの整備や、農業振興策、教育・福祉の
充実などをはかり、貧困層を減らすことを目標とするようになった。これらは依然としてベ
トナム共産党が従来行ってきた政策の延長上にある。つまり国家対少数民族という構図のな
かで、一方的に権力側が与え、統治される側が受け取るというものだった。それに対し、
1990年代半ばから取り組まれた三つの政策は、どれも民族間関係の調整や民族同士の関係
性を課題とするべきものであったと言える。一つ目は「民族法」の策定で、「民族」を冠し
た独自の法律を策定することだった。二つ目は少数民族の慣習法の応用である。伝統的な慣
習法を現代の法律に応用し、土地争いの解決や共同体の管理に役立てようとするものであ
る。三つ目は民族分類の再確定作業である。公定民族数の増加を求める少数民族側の要求に
応じ、現在54とされている民族数を再検討し増加も認めようとする政策である。特に民族
法の策定と民族分類の再確定作業は、ベトナム独自の政策で、一時期非常に熱心に取り組ま
れたが、今のところ全て行き詰まりを見せている。報告ではまず三つの新政策が取り組まれ
るようになった背景を考察する。国家がモノやサービスを供給し少数民族の生活レベルの底
上げをはかるといった「民族政策」には、ある程度成功し実績を誇ってきたベトナムだった
が、「キン族」対「少数民族」、あるいは「少数民族」対「少数民族」という競合関係、弱
肉強食の関係を解きほぐす「民族間政策」に積極的に取り組もうとしている政策担当者や民
族学者は現在も少数派にとどまり、実際には従来の「国家から」の視点でしかこれらの課題
に取り組むことができなかった過程を検討する。そして、それが三政策行き詰りの原因につ
ながっていることを指摘したい。

*この研究会は原則として奇数月の第三金曜日に開催されます。なお、7月は夏休みとし、
研究会は開催しません。研究会の案内はメールを通じて行っています。お知り合いの方、と
くに学部生・院生・若手研究者に、このメールを転送するなどして、案内リストへの参加を
お勧めいただければ幸いです。

***************************************
「東南アジアの社会と文化」研究会のホームページです。どうぞご参照ください。
Http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kenkyuukatsudou/syakai-bunka/
***************************************

[世話人]
杉島 敬志(京大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
林 行夫(京大地域研究統合情報センター)
速水 洋子(京大東南アジア研究所)
[連絡係]
河邉孝昭(京大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科院生)
吉田香代子(京大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科院生)
吉村千恵(京大大学院アジア・アフリカ地位研究研究科院生)

2006年04月20日

第11回フィリピン研究会全国フォーラム(7月8日・9日・名古屋)

名古屋市立大学の赤嶺です。今年の大会は、中京大学でおこなうことになりました。
名古屋在住のフィリピン研究者が知恵をしぼって、楽しい会にしたい、と準備中で
す。ふるってご参加ください。


--―-------

第11回 フィリピン研究会全国フォーラムご案内


拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

 さて、毎年多くの若手研究者の方々に、様々な研究テーマでご報告頂いております
フィリピン研究会全国フォーラムも、本年で11回目を数えることとなりました。本
年は名古屋の中京大学で開催されることとなりました。つきましては、下記の通りご
案内申し上げますので、多数ご参加下さいますよう、お願い申し上げます。


 今回は口頭発表に加え、ポスター展示ならびに発表も募集いたします。貼り付け・
書き込み自由の掲示板に、ご自分の研究や活動を展示したい方ならびに団体の参加を
歓迎いたします。またポスター展示のみに終わらせない参加者との相互交流も、プロ
グラムに組み込んで盛りだくさんの企画を考えたいと思っています(この詳細は、6
月中旬の参加者へのご案内でご説明いたします)。


 参加ならびに発表申し込みにつきましては、お手数ですが、末尾の「出欠確認およ
び発表申込書」を5月22日(月)までに、メール送信にてお送り頂きますようお願
い致します(このメールに返信しないでください)。ご参加頂ける方には、6月中旬
におって詳細をご案内させて頂きます。


 ご不明な点がございましたら、下記連絡先までお気軽にお問い合わせ下さいませ。


敬具



[日  時]  2006年7月8日(土)~9日(日)

       午前10時から午後5時(予定)

[場  所]   中京大学八事キャンパス センタービル2階ヤマテホール

       名古屋市昭和区八事本町101-2

       ※地図 http://www.chukyo-u.ac.jp/koho/gaiyo/map/map.html

[参加費]  2000円(通信費、茶菓子代等。フォーラム抄録集一部を含む。懇親会費は別途頂きます)  
      ※フィリピン人の方は無料

[参加資格] フィリピンに関心のある方ならどなたでも

[発表資格] フィリピンについて研究している研究者、大学院生等

[発表言語] 日本語、英語、フィリピノ語 

[その他]  

(1)口頭発表:発表時間15~20分、質疑応答15~20分

   ポスター展示:90㎝×180㎝大の掲示板一枚分の分量(手書きでも、プリントアウト貼り付けでも自由)

   ※口頭発表の持ち時間は、発表者数によって若干変更のある場合がありますが、ご了承下さい。

   ※口頭発表される方は抄録集用に報告要旨(B5用紙5枚以内)を提出していただきます。

なお発表規定の詳細については、後日お知らせ致します。

(2)当日ご参加頂けない方で、フォーラム抄録集をご希望の方は、実費(送料込みで一冊千円程度、後払い)で頒布致します。その旨をご記入の上、ご返信下さい。

(3)過去の全国フォーラムの目次は下記のサイトでご覧になれます。

  http://www.d1.dion.ne.jp/~zmackey/page042.html

(4)託児室について

託児をご希望される方は、ご相談ください。

(5)NGO出店について

  ホール前エントランスにスペースがあります。NGOで出店をご希望の団体はご連絡ください。なお、出店される場合は、ポスター展示もあわせてお願いいたします。

[連絡先] 第11回フィリピン研究会全国フォーラム準備委員会

      川田 牧人 (中京大学社会学部)

赤嶺 淳  (名古屋市立大学人文社会学部)

      東 賢太朗 (宮崎公立大学人文学部)


*****以下をazuma@miyazaki-mu.ac.jpへ 送信ください**************

出欠確認および発表申込書

ご出席 ご欠席 (いずれかを消去下さい)

 ※ご出席、ご欠席に関わらず、ご所属、連絡先などを変更された方は、返信頂きま
すよう、

  お願い致します。全国フォーラム名簿を訂正させて頂きます。

■お名前(ふりがな)

■ご所属 (学生の方は、学年をご記入下さい)

■住 所  〒

■電話番号 ( )    ―

■Fax 番号 ( )    ―

■E-mailアドレス

■参加区分 参加のみ  口頭発表 ポスター展示(研究発表) ポスター展示
(活動紹介)

 (ご希望区分のみを残し、他を消去して下さい)

■懇親会(8日に予定しています)    ご出席 ご欠席

■司会・コメンテーター 可能  不可能 (いずれかを消去下さい)

■研究・関心のあるテーマ

■抄録集送付 ご希望冊数( )冊

  (参加者の方にはフォーラム終了後一部送付致します)

■その他(ご意見、ご要望等ございましたら、是非ご記入下さい)

***以下は、発表(口頭、ポスターとも)される方のみご記入下さい***

■発表題目

 (日本文)

 (英文)


--―-------
以上です。

赤嶺 淳

2006年04月17日

琉球シンポジウム

東方学者会議が5月19日に開催されます。全体像は、東方学会HP http://www.tohogakkai.com/51ices.mhtでご覧ください。
今年が第4回になります、桜井由躬雄担当の南シナ海連続シンポジウム、本年は渡辺美季さんのこーディネートで以下の企画を準備しました。

第51回国際東方学者会議(2006年5月19日、金曜日)
場所:日本教育会館(7.8階)
地下鉄「神保町駅」(新宿線・半蔵門線・三田線)A1出口徒歩3
分。
または地下鉄「竹橋」駅(東西線)北の丸公園出口徒歩5分。

Symposium :「交流の時代」における琉球王国—原エンポリ
ウムからエンポリウムへ
(Ryukyu Kingdom in the Age of Commerce:From
Proto-Emporium to Emporium)
(704会議室)
Chairperson: WATANABE Miki渡辺美季

10:30-11:00 Keynote Speech: SAKURAI Yumio桜井由躬雄
(Japan) (in Japanese)
11:00-12:00 YAMAMOTO Masaaki山本正昭 (Japan): 石積みグ
スクの画期について
(On the Periodization of Stone Gusuku) (in Japanese)
Comment: SAKAI Takashi坂井隆 (Japan)
lunch time
13:00-14:00 KAMEI Meitoku亀井明徳 (Japan): 古琉球におけ
る陶瓷貿易形態の推移
(Changes in the Form of the Ceramic Trade in Old Ryukyu)
(in Japanese)
Comment: AOYAGI Yoji青柳洋治(Japan)
14-00-15:00 OKAMOTO Hiromichi岡本弘道 (Japan): 古琉球期
琉球の通交・貿易と華人ネットワーク
(Diplomacy and Trade in Old Ryukyu and Chinese Net-
works) (in Japanese)
Comment: NAKAJIMA Yoshiaki中島楽章
15:00-16:00 UEZATO Takashi上里隆史 (Japan): 港市那覇の
形成とアジア海域世界
(The Formation of the Port City of Naha and Asia’s
Maritime World)(in Japanese)
Comment: MURAI Shosuke村井章介
16:00-17:00 General Discussion (Chaired by SAKURAI Yumio)

参加費は有職者4000円(紀要、懇親会こみ)ですが、本年から、学生参加費は同じ条件で2000円になりました。南シナ海の歴史、また沖縄に興味をもたれる若い方にご紹介いただけますようお願い申し上げます。

桜井由躬雄

2006年04月11日

海域アジア史研究会4月例会のお知らせ

皆様:

海域アジア史研究会4月例会を下記の通り開催いたします。皆様、ふるってご参加ください。

                        記

◇日時:2006年4月22日(土) 13:30〜
◇場所:大阪大学豊中校舎文学部棟2階 史学科共同研究室(http://www.let.osaka-u.ac.jp/graduate/map.html


◇内容:
研究報告:村尾進 氏(天理大学)「都市広州・珠江・澳門—海域アジア的諸問題が輻輳する空間—」
研究報告:川口洋平 氏(長崎県教育庁)「港市長崎の成立と変容」

今後の予定:5/27(アダム・クルロ氏:コロンビア大学/東大史料編纂所)、6/24(栗山保之氏:東洋大学)

◇問い合わせ先:
 海域アジア史研究会ウェブサイト:http://homepage2.nifty.com/PHASU/mah-mirror/
大阪大学大学院文学研究科 東洋史学研究室気付 (蓮田)
〒560-8532 豊中市待兼山町1−5
Tel.: 06-6850-6111(内線2138):土・日・祝日は不通

2006年04月10日

イスラム学校ワークショップのご案内

東南アジア史学会会員各位

4月25〜26日のワークショップ参加のご案内

「東南アジアにおけるイスラム教育機関の実態調査」科学研究費基盤研究(B)海外学術調査課題番号17402011の中間報告として来る4月25〜26日(火、水)に東京の六本木にある政策研究大学院大学においてワークショップを開催いたします。

インドネシアからJamhariさん(Pusat Pengkajian Islam dan Masyarakat, Universitas Islam Negri Jakarta);Rizal Sukmaさん(Centre for Strategic and International Studies);Abdul Mu’tiさん(Pemuda Muhammadiyah)、マレーシアからKamarulnizam Abdullahさん(School of History, Politics, and Strategic Studies, Universiti Kebangsaan Malaysia)、フィリピンからJulkipli Wadiさん(Institute of Islamic Studies, University of the Philippines, Diliman)をお呼びして東南アジアにおけるイスラム教育機関の社会的役割と今後の調査の方向性について踏み込んだ議論をしたいと思っています。議論はすべて英語で行います。

参加ご希望の方は小生に連絡を下さるようにお願い申し上げます。追って詳細をお送り致します。

河野 毅(こうの たけし)
政策研究大学院大学 助教授
郵便番号106−8677
東京都港区六本木7-22-1

「アジアの政治・経済・歴史」研究会の御案内

東南アジア史学会会員各位:
京都大学東南アジア研究所の杉原薫先生より、研究会案内の転送を依頼されましたので、転送致します。問い合わせなどは杉原研究室までお願い致します。

蓮田隆志

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京都大学東南アジア研究所「アジアの政治・経済・歴史」研究会の御案内
─────────────────────────────────

日時:2006年4月28日(金)16:30〜18:30
会場:東棟2階第一セミナー室(207)
報告者:Professor Om Prakash (Delhi School of Economics)
論題: Asia and the Rise of the Early Modern World Economy

プラカーシュ教授は、オランダ東インド会社を中心とするインド洋交易史の権威で、東南アジア、日本を含むアジア交易圏の歴史についても多くの論考があります。 2003年から始まったGEHN (Global Economic History Network)の有力メンバーの一人でもあり、今回の報告でも、このグループで議論されている論点が取り上げられるものと思います。ふるってご参加下さい。

なお、この研究会は、龍谷大学アフラシア平和開発研究センターとの共催で行います。 お問い合わせは、杉原研究室まで

杉原 薫

京都大学 東南アジア研究所
〒606-8501 京都府京都市左京区吉田下阿達町46

慶應義塾大学東アジア研究所講座

2006年度「東アジア研究所講座」開講のお知らせ

総合テーマ: 『東アジアの近代と日本』
開講時期 :2006年5月〜7月(春学期)、10月〜12月(秋学期)
        全12回、全て水曜日5時限目(16:30-18:00)開講
会   場 :三田キャンパス西校舎2階 528番教室

※事前登録制(参加費無料、当日会場での参加申込可能)
※参加申込 :http://www.kieas.keio.ac.jp/の講座申込フォームからお願いしま
す。

春学期開講(全6回)
5/24 (水)
古田博司( 筑波大学人文社会科学研究科教授 )
『北朝鮮のマスゲームと近代−集団芸術と有機体国家−』
6/ 7(水)
坂元ひろ子( 一橋大学大学院社会学研究科教授)
『社会進化論・人種・ジェンダー』
6/14(水)
安井三吉( 神戸大学名誉教授)
『神戸華僑と近代日中関係』
6/21(水)
小熊英二( 慶應義塾大学総合政策学部助教授)
『日本近代の周辺地域政策とその特徴』
6/28(水)
渡邊欣雄(首都大学東京教授)
『風水の歴史と現代−風水の政治学から風水の経済学へ−』
7/ 5(水)
瀬川昌久(東北大学東北アジア研究センター教授)
『広東人の宗族・宗親会活動と現代中国ー父系理念、歴史の再構築、そして愛国−』

2006年04月04日

UCLAシンポジウムご案内

東南アジア史学会会員のみなさま:

4月11日にUCLAで以下のように日本のフィリピン研究者3人の発表
によるシンポジウムが開催されますのでご案内申し上げます。
永野善子
(神奈川大学人間科学部)

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Dear friends,

Thank you for your interest and support for our upcoming symposium on
"Filipino Studies from Japan: Translations, Marriages, Politics" coming
up on Tuesday, April 11. I am appending the program below, but you can
find an expanded version on line at
http://www.isop.ucla.edu/cseas/showevent.asp?eventid=4387.

We would like to have good attendance at this important event.

All the best,
Barbara

Filipino Studies from Japan: Translations, Marriages, Politics
A Symposium

Tuesday, April 11, 2006
2:00 PM - 5:00 PM
6275 Bunche Hall
UCLA Campus

"Translation as Transcultural Intellectual Battlefield: My Experience
in Two Translation Projects on Philippine Historiography"
Professor Yoshiko Nagano
Faculty of Human Sciences
Kanagawa University, Yokohama

"Filipina-Japanese Marriages in an 'American' Context"
Professor Nobue Suzuki
Department of International Studies
Nagasaki Wesleyan University

"Politics of Mourning in the Postwar Philippines-Japan Relations"
Professor Satoshi Nakano
Graduate School of Social Sciences
Hitotsubashi University

___________________________________
UCLA Center for Southeast Asian Studies
11274 Bunche Hall
On Campus Mailcode: 148703
Off Campus Mailing Address: Box 951487, Los Angeles, CA 90095-1487

PDの公募

2005年度から龍谷大学で始まったプロジェクトに、アフラシア・プロジェクトというのがあります。HPは龍大>研究活動>研究組織紹介>アフラシ平和開発研究センター、でたどりつけます。私立大学用のCOEのような資金をもらい、計5年間のプロジェクトです。

プロジェクトにはPDが2ポストついていますが、その一つ、アジア用のポストの公募が現在行なわれています。詳細は上記研究センターのウェブサイトを見てください。

このPDは、自分で学振に応募するPDと異なり、「詳細」の勤務形態を見ればわかるとおり、かなり実質的な事務仕事を伴うものです。昨年度の実績によれば、研究費の手当てはなく、また1、2週間を越える海外出張も難しいと思います。

応募は事務局に直接お願いします。

加藤 剛(龍谷大学社会学部)

2006年03月29日

第115回SEAF研究会のお知らせ(SOUTHEAST ASIA FORUM)

暖かい日差しが部屋に差し込むようになりました。皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
第115回SEAF(東南アジア談話会)を下記の日程で開催いたします。東南アジアに関心のある方ならどなたでも歓迎いたします。皆さん、ふるってご参加ください。


             記

日時 2006年4月22(土)14:00〜17:00

場所 広島市女性教育センター(旧婦人教育会館)4F 第1会議室
(広島市中区大手町5丁目6−9 Tel 082-248-3312)
http://www.hitomachi.city.hiroshima.jp/we-plaza/

発表者 泉川 普
   (広島大学大学院文学研究科)

題目 「1930年代ジャワにおける日本人商店の活動に関する一考察
                  −スマラン加藤商店を事例として−」

-------問い合わせ先-------
東南アジア談話会事務局
〒739-8522 東広島市鏡山1-2-3 広島大学大学院文学研究科
東洋史学研究室内 細川 月子

*報告後に懇親会を予定しております。なお、お茶代として300円をご用意ください。

2006年03月10日

フォーラム「小規模民族集団の現状と課題」

皆様


国際研究フォーラムのお知らせです。
中国の甘粛省および雲南省など中国西南部の小規模民族集団、
日本のアイヌ民族についてのご報告をさらに広い事例と視点を
まじえて討論したいと思います。
ご関心のある方は是非、ご参加ください。


国立民族学博物館・民族社会研究部
横山 廣子

*********************************

国際研究フォーラム

「小規模民族集団の現状と課題−東アジアにおける多様な文化の共生−」


日時:2006年3月24日(金)13:30〜17:40、3月25日(土)10:00〜12:20
会場:国立民族学博物館第4セミナー室(本館正面より入り、階段を上って2階)
主催:国立民族学博物館
言語:日本語/中国語(逐次通訳)
定員:先着60名

このフォーラムは一般公開されます。参加ご希望の方は、以下の事項を明記の上、
メールまたはFAXで申し込み、申し込み受付の連絡を受け取ってからご参加くださ
い。

*印は必ず記入

1)氏名* 2)メールアドレスまたはFAX番号(あるいは日中連絡可能な電話番
号)* 3)住所  4)所属先あるいは勤務先など

申し込み先:
国立民族学博物館(民族社会研究部)横山研究室
〒565-8511 吹田市千里万博公園10−1

●3月20日(月)以降は次へご連絡ください。
国際協力係 eメール kokkyo@idc.minpaku.ac.jp  FAX 06−6878−8479

<趣旨>
 変化の激しい現代社会において、民族的な文化とアイデンティティの問題は特に人
口的に小規模な民族集団に先鋭化して現れます。人々が国家体制の中できわめて少数
派の立場にありながら、どのように民族的アイデンティティや文化を維持しているの
か、そこにどのような問題があるのか、あるいはその状況の中で人々と文化やアイデ
ンティティとがどのような関係性を展開しているのか、国家の政策や行政はこの問題
にどのように関わっているのか、互いの情報と意見を交換しながら議論します。

日本のアイヌ民族や中国の西北部や雲南の小規模民族集団に関する研究報告をもと
に、周辺領域の研究者・実践者らが討議することによって、当該地域・民族集団の問
題に留まらず、広く民族的文化的な多元的共生への展望を開くことを目指します。

フォーラムに先駆けて、関連事業として、平取町立二風谷アイヌ文化博物館で国立民
族学博物館主催の国際研究ワークショップ「小規模民族集団の文化とアイデンティ
ティ−地域の営みと国家行政」が開催されます(3月21日)。また白老や札幌でも
地元の研究者・実践者と中国および民博の研究者の情報交換の場を持ちます。国内外
の関係者の直接的対話によって、互いが直面する問題への理解が深まり、双方に新し
い視点が開かれることを期待しています。

民博で開催する本フォーラムでは、北海道での成果も加えて、総括の議論をおこない
ます。アイヌ新法施行以後のアイヌ民族文化に関わる日本の現状を国際的視野から捉
え直す機会にもなると考えます。


プログラム

3月24日

13:30〜13:40 趣旨説明 横山 廣子(国立民族学博物館・助教授)

13:40〜13:50 参加者自己紹介

第1セッション 座長:大塚 和義(大阪学院大学・教授)

13:50〜14:30 佐々木 高明(国立民族学博物館・名誉教授)

「日本におけるアイヌ民族政策」

14:30〜14:55 質疑応答

コメンテーター:貝澤 耕一(平取町アイヌ文化保存会・事務局長)

       コメンテーター:野本 正博(アイヌ民族博物館・学芸係長)

14:55〜15:10 コーヒーブレイク

第2セッション 座長:長谷川 清(文教大学・教授)

15:10〜15:50 方 鉄(中国・雲南大学・教授)

「中国西南部小規模民族の現状と文化保護問題」

15:50〜16:10 質疑応答

       コメンテーター:宮岡 真央子(東京外国語大学大学院博士後期課程)

16:10〜16:20 休憩

第3セッション 座長:高 明潔(愛知大学・助教授)

16:20〜17:00 金少萍(中国・雲南大学・教授)

「チノー族の社会文化特性と民族的アイデンティティ」

17:00〜17:20 質疑応答

       コメンテーター:長谷 千代子(国立民族学博物館・外来研究員)

17:20〜17:40 1日目の問題整理と討論 座長:横山廣子

18:00〜20:00 懇親会(館内レストラン)


3月25日(土)

第4セッション 座長:曽 士才(法政大学・教授)

10:00〜10:40 ハオ(*) 蘇民(中国・西北民族大学・教授)

「中国西北部小規模民族集団の無形文化遺産保護の現状と問題」

10:40〜11:00 質疑応答

コメンテーター:馬場雄司(三重県立看護大学・教授)

11:00〜12:20 総合討論 座長:横山廣子

コメンテーター:佐々木利和(文化庁・主任文化財調査官)

周星(愛知大学・教授)

海外からの招聘研究者と所属機関のご紹介

ハオ(*) 蘇民 西北民族大学(甘粛省蘭州市)・社会人類学・民俗学学院院長(教授)

方 鉄 雲南大学(雲南省昆明市)・西南辺疆少数民族研究センター・センター主任(教授)

金 少萍 雲南大学・西南辺疆少数民族研究センター・文化研究室主任(教授)


西北民族大学が位置する甘粛省には、東郷(トンシャン)、裕固(ユーグ)、保安
(バオアン)、土(トゥー)、撒拉(サラール)など人口数がきわめて少ない少数民
族が居住しています。寧夏出身の回族であるハオ(*)蘇民教授は、パスパ文字の研究
などで著名なモンゴル学の重鎮ですが、近年は西北民族大学の社会人類学・民俗学学
院院長として、少数民族の教育や文化保護の問題にも積極的に取り組まれています。
中国政府が進める民族文化保護政策プロジェクトの委員として、地域の状況と国家行
政の両面に精通している研究者です。

雲南大学の西南辺疆少数民族研究センター(中国名:西南辺疆少数民族研究中心)
は、中国の教育部が2000年に全国で5ヵ所定めた民族学の人文社会科学重点研究基地
の一つで、中国南部における民族学研究の拠点です。雲南省は歴史的に居住する民族
集団数が省レベルで全国最多の地域であり、文化的多様性や人口規模の小さな民族集
団の多さが特徴です。2004年夏には西南辺疆少数民族研究センター主催で、山地の少
数民族の文化の保護や経済発展などを討議するシンポジウムが雲南で開催されまし
た。センター主任の方鉄教授は元来、歴史学がご専門ですが、雲南の諸民族文化の調
査研究に従事してきた同センター文化研究室主任の金少萍教授ともども、中国南部の
民族学研究をリードすべく、センターの運営を担ってこられました。両教授とも雲南
の諸民族に関する幅広い研究を展開されています。


**ハオ(*)と表記しているハオ先生の姓の文字は、左に赤を書き、右にオオザトを
つける文字です(日本語ではカクという読みがある)。


詳しくは、民博ホームページ:
http://www.minpaku.ac.jp/research/fr/060324-25.html

API Seminar: Environmental Issues and Activism

みなさま

日本財団のAsian Public Intellectuals Fellowship (API)プログラムでは、日本の環境問題について調査研究のため来日中のタイ人フェロー三人によるセミナーを以下の要領で開催いたします。いずれもタイの環境運動の現場で活躍している方です。彼らの眼に日本の環境問題がどのように映ったのか、タイでの状況はどのようなものか、など、貴重な意見交換の機会になろうかと思います。時節柄、ご多忙なこととは存じますが、ご都合の許す限り、是非、ご出席ください。

藤田 渡(甲南女子大学)
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API Seminar: Environmental Issues and Activism


Date & Time: March 30, 2006 14:00 - 17:00

Venue: E207 CSEAS, Kyoto University

Moderator: Dr. Caroline Hau (CSEAS, Kyoto University)

Speaker:
Ms. Narumol Aphinives
-- Green World Foundation, Thailand

Ms. Darunee Paisanpanichkul
-- Environmental Litigation and Advocacy for the Wants (EnLAW), Thailand

Ms. Penchom Saetang
-- Campaign for Alternative Industry Network (CAIN), Thailand


Program

14:00-14:10 Prof. Koji Tanaka (Director, CSEAS, Kyoto University)
n Opening

14:10-14:40 Ms. Narumol Aphinives
n Research on the Integration of Environmental Education in to the School Curriculum in the Philippines and Japan

14:40-14:50 Discussion

14:50-15:20 Ms. Darunee Paisanpanichkul
n Lesson on Environmental Litigation Case from the Philippines:Manila Bay Case

15:20-15:30 Discussion

15:30-15:50 Coffee Break

15:50-16:20 Ms. Penchom Saetang
n CAIN Works and Experiences in Thailand
n Learning and sharing through the Japanese Campaign Stories

16:20-16:30 Discussion

16:30-17:00 Open Forum

17:00 Closing

2006年03月08日

国際シンポジウムのお知らせ

皆様

下のような国際シンポジウムをマレーシア国民大学環境・開発
研究所 http://www.lestari.ukm.my/にて行ないます。ショート・ ノティスで恐れ入りますが、当日クアラルンプル周辺に滞在中で、 興味のおありの方は是非ご参加ください。事前登録、参加費は 必要ありません。

長津一史
京都大学東南アジア研究所

Dear all,

We cordially invite you to an international symposium
"Indigenous Communities: Voices towards Sustainability"
held on March 13, 2006 at the Institute for Environment and
Development (LESTARI) http://www.lestari.ukm.my/, Universiti
Kebangsaan Malaysia (UKM). No pre-registration is required.
Please find below more information.

Nagatsu Kazufumi
Center for Southeast Asian Studies

***********************************************
International Symposium
Indigenous Communities: Voices towards Sustainability

Date:
March 13, 2006
Venue:
Institute for Environment and Development (LESTARI),
Universiti Kebangsaan Malaysia (UKM)
http://www.lestari.ukm.my/
Organizers:
Institute for Environment and Development (LESTARI),
Universiti Kebangsaan Malaysia and
21st Century COE Program: "Aiming for COE of Integrated
Area Studies", ASAFAS and CSEAS, Kyoto University, Japan
    http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/index_j.html

AIMS
1. To bring together representatives from indigenous communities
of the Southeast Asia to relate their perceptions and visions
towards sustainable development
2. Collaboration in organizing symposiums and workshops across
cultures within national economies.

OBJECTIVES
1. To promote discussion on sustainable development for communities
on the periphery of developed areas within certain regions.
2. To provide a forum aimed at broader discussion of issues related to
development of indigenous communities.
3. To discuss general strategies towards greater social participation in
national development.

PROGRAMME
9.00-9:15 Registration of Participants
9:15-9:30 Welcoming Remarks
Prof. Dato' Dr Hood Salleh,
Lestari,UKM
Poetry Reading
Akiya, An Orang Asli Writer
Opening Address
Deputy Vice Chancellor, UKM
Prof. Ibrahim Komoo
Session 1
9:30-10:15 Orang Asli Non-Violence: Some New Reflections
Dr. Robert Dentan
Professor, New York University at Buffalo, USA
10:15-10:45 A Perspective from the indigenous community in Sarawak
Urban Sojourners and Rural Communities: Changing Family
Relations among the Iban in Sarawak
Dr. Soda Ryoji
Associate Professer, Graduate School of Letters,
Hokkaido University
10:45-11:15 Break and Orang Asli Photography Exhibition

Session 2
11:15-11:45 Voice from Terengganu
Dr. Ramle Abdullah. et al.
University Darul Iman Malaysia (UDM)
11:45-12:15 Voice from Tasik Chini: People and Plants in Tasik Bera and
Tasik Chini
Dr.Hakim Mohd. Zin
Associate Professer, Universiti Technology Malaysia
12:15-12:45 The Rural Development and Transition of Indigenous Community
in Negeri Sembilan, Peninsular Malaysia
Naito Daisuke
Ph. D. Candidate, Graduate School of Asian and African
Area Studies, Kyoto University
12:45-14:00 Lunch

Session 3
14:00-14:30 A Perspective from the indigenous community in Sabah
"Islamization of the Sama Dilaut and its Local Meanings:
A Social History at the Malaysia-Philippine Boundary"
Dr. Nagatsu Kazufumi
Research Associate, Center for Southeast Asian Studies,
Kyoto University
14:30-15:00 Voice from Damansara, Kuala Lumpur
Acom Luji
Former broadcaster, Radio TV Malaysia

Session 4
15:00-16:00 Round Table Discussion: Sustainable development and the future
of indigenous communities
Moderator: Prof. Dato' Dr Hood Salleh, Lestari,UKM
16:00-16:15 Closing Remarks
Dr. Nagatsu Kazufumi
Research Associate, Center for Southeast Asian Studies,
Kyoto University

Enquiries:
Naito Daisuke/ Tel: 013-2558020
Nagatsu Kazufumi/ Tel: 013-6644847

2006年03月01日

国際交流基金次世代リーダーフェローシップの募集

会員各位

独立行政法人国際交流基金アジア次世代リーダーフェローシップの公募要領が来てい
ます。40歳以下の大学院生もしくはNGO等のスタッフの方で関心のある方は直接下記
にお問い合わせください。

事務局・内藤

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
国際交流基金
平成18年度アジア次世代リーダーフェローシップ
・プログラム フェロー募集
—大学院生、NPOの若手スタッフをアジアへ—

独立行政法人国際交流基金は、アジア地域に共通する
課題の解決に取り組むことのできる次世代の人材育成を
図るため、日本の大学院生、非営利団体スタッフを対象
とした平成18年度アジア次世代リーダーフェローシップ
・プログラムを下記の通り実施します。多数のご応募を
お待ちしています。
           —記—
●応募資格
応募時に以下のすべてに該当する方
(1) 日本国内の大学院に在籍し、アジアを主要な研究
対象としている人文・社会科学系の大学院生もしくは、
国際交流・国際協力の分野でアジア地域との共同作業を
進める日本国内の非営利団体(NGO/NPOの他、
地方自治体国際交流協会も含む)の専従スタッフとして
2年以上の経験のある方
(2) 年齢が40歳以下の方
(3) 対象国での調査・研究を行う上で必要な語学力を
有する方
(4) 日本国籍を有する方、もしくは日本国に永住を
許可されている方
●調査・研究実施対象国 アジア・大洋州諸国(東アジア、
東南アジア、南アジア、大洋州)
*台湾及び朝鮮民主主義人民共和国は対象になりません。
*大洋州地域としては、キリバス・サモア・ソロモン・ツバル・
トンガ・ナウル・バヌアツ・パプアニューギニア・パラオ・フィジー・
マーシャル諸島・ミクロネシア(オーストラリア、ニュージーラン
ドは、本プログラムでは対象国とはしません。)
●募集人数 4〜5名
●調査・研究期間 3カ月〜1年
●出発時期 平成18年9月以降、平成19年3月末まで
●待  遇 往復渡航費、月額基本奨学金他諸手当
●調査・研究内容
人文・社会科学分野における関心事項をテーマとする調査・
研究。将来的にもアジア・大洋州地域との共同研究や共同
作業が企画・実施される可能性が高いテーマでの調査・
研究を優先します。
(非営利スタッフの大学での研究、
大学院生のNPO調査も対象とします。)
●応募書類受付期間 平成18年4月11日(月)
〜5月5日(金)(5月5日消印有効)
●選  考
第1次選考(書類選考): 選考結果は6月中旬までに
メールもしくは郵便で通知します。
第2次選考(面接選考、外国語口頭能力試験): 
平成18年6月16日(金)〜22日(木)の間
(所要時間30分程度。詳細は直接連絡します。)
●募集要項の請求・問い合わせ先
募集要項・応募書類をご希望の方は、切手90円を貼付した
返信用封筒(長形3号)に住所・氏名を明記して、下記の本
プログラム事務局までお送りください。
(財)国際文化交流推進協会(エース・ジャパン)
アジア次世代フェロー係
〒107-0052 東京都港区赤坂1-11-28 赤坂1丁目森ビル4F
Tel 03-5562-4422 Fax 03-5562-4423
また、2月中旬以降は国際交流基金ホームページ
http://www.jpf.go.jp/j/)からダウンロードできる予定です。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
以上
アジア次世代フェロー事務局
若林陽子
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
(財)国際文化交流推進協会(エース・ジャパン)
Japan Association for Cultural Exchange (ACE Japan)

カンボジア語講座のお知らせ

東南アジア史学会のみなさま

東京外国語大学の上田です。

カンボジア語講座(チャリティ講座)のお知らせです。
http://www.tufs.ac.jp/common/fs/ase/cam/top/cyr04.html
ご関心の方に転送していただけましたら幸いです。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

***
第4回チャリティ・カンボジア語講座(2006年)
〜語学を学んで国際協力〜

文化を楽しむカンボジア語 (定員:25名 x 2クラス)

 はじめてカンボジア語を学ぶ方を対象とし、発音練習、文法の基礎、日常会話、文字の仕組みを学びます。また、ことばの背景である文化について、毎回異なるトピックでゲストスピーカーもお呼びし、実演もまじえて楽しくお話を伺います。『CDエクスプレス カンボジア語(白水社)』及び副教材としてプリントを利用します。もう一度基礎から復習したい方もおいでください。
------------------------------------------------------------------------
講座のご案内

回数
10回(1回90分)。
日時
2006年5/12、19、26、6/2、9、16、23、30、7/7、14(全て金曜日)、18:30〜20:00。
会場
東京外国語大学本郷サテライト(文京区本郷2-14-10。最寄駅JR御茶ノ水駅(徒歩約10分)もしくは地下鉄丸ノ内線本郷三丁目駅(徒歩約5分)。
受講料
一般:20,000円(副教材代を含む。幼い難民を考える会の会員には割引があります)を、お申込時に振込んでいただきます。

別途、テキストとして『CD エクスプレス カンボジア語』(白水社、税別2,800円)を、各自ご用意下さい。(旧版の『エクスプレス カンボジア語』もご利用可能です。)

本講座の収益は、すべてCYRの活動を通してカンボジアの子どもたちのために使われます。受講者の皆様には、子どもたちの写真と現地からのカードをお届けします。
みなさまからの受講料は、例えばカンボジアでこのような活動に使われます
* 保育所の子どもたち40人の給食50日分…栄養ある給食は1食10円です。
* 文字カード57セット…日本のカルタのような絵と文字のカードです。名前を聞いてカードを取って遊ぶなど、楽しみながら文字に親しめる教材です。
* バンキアン保育所の保育者の給与1ヶ月分…CYRが運営するカンダール州の保育所では、村の女性たちを保育者として養成しています。現在4名の先生が毎日子どもたちの保育にあたっています。

なお、一度、お支払いいただいた受講料はご返却できませんので、講座の趣旨・内容・申込方法などをよくご確認の上、お申し込みください。

申込期間(仮予約の受付)
2006年3月1日〜4月28日(振込み先着順。定員になり次第締切)
お申込みの方法
仮予約をお受けした上で、正式なお申込みの方法についてご案内いたしますので、チャリティ・カンボジア語講座実行委員会
* 特定非営利活動法人幼い難民を考える会 気付
* 〒106-0046東京都港区元麻布3-2-20丸統麻布ビル2F
* TEL:03-3796-6377
* FAX:03-3796-6399
* Email:gogaku@cyr.or.jp
まで、直接ご連絡ください。
この段階では仮予約です。受講料のお振込先をご案内した日から10日以内に受講料をお振込いただくことにより、正式なお申込みといたします。なお、一度お支払いいただいた受講料はご返却出来ませんので、予めご了承ください。
講師
東京外国語大学助教授 岡田知子、上田広美、バン・ソバタナ
主催
チャリティ・カンボジア語講座実行委員会
協力
国立大学法人東京外国語大学(講師派遣、会場提供)
後援
在日カンボジア大使館

------------------------------------------------------------------------

この講座の受講料はすべて(特活)幼い難民を考える会(CYR)を通してカンボジア
の子どもたちのために役立てられます。

* 旅行でカンボジアを訪れ、カンボジア語で交流をしたい方
* NGO活動等に参加していて、カンボジア語に興味がある方
* 日本に住むカンボジア人と交流をしている方
* このチャリティ講座の趣旨をご理解いただける方のご参加をお待ちしています。

CYRは、カンボジアの子どもたちの平和な未来を願って1980年に組織された民間の国際協力団体(NGO)です。現在は、カンボジアで子どもたちが心身ともに健全に成長し、その保護者たちが人間らしい生活環境のもとで自立できることが、難民を出さない平和な社会につながることを信じて、活動を続けています。
***


--
183-8534
府中市朝日町3-11-1
東京外国語大学外国語学部
カンボジア語専攻
上田広美

2006年02月28日

日比国交回復50周年記念マニラ・シンポジウムのお知らせ

東南アジア史学会会員のみなさま:

日比国交回復50周年を記念して在比日本大使館広報センターが以下のように
シンポジウムを開催いたします。マニラにご滞在の折りには、ぜひお立ち寄り
ください。なお、このシンポジウムのお問い合わせ先は、下記のとおりです。

問い合わせ先:
小張順弘
在フィリピン大使館 広報文化センター
Yoshihiro KOBARI
Researcher/Adviser for Cultural Exchange
Embassy of Japan in the Philippines
TEL:++63-(0)2-551-5710(Ext.2304)
FAX:++63-(0)2-551-5784
Email:

永野善子
(神奈川大学外国語学部) 

-------------------------------------------------------------

PRESS OFFICE
EMBASSY OF JAPAN
2627 Roxas Boulevard, 1300 Pasay City, Philippines
Phone: 832-5323 (Direct); 551-5710 Ext. 2316 / Fax: 551-5784
Website: http://www.ph.emb-japan.go.jp/ E-mail: press@japanembassy.ph

Symposium on the Philippines-Japan Relations

In celebration of the Philippines-Japan Friendship Year which commemorates
the 50th Anniversary of the normalization of the diplomatic relations
between the Philippines and Japan, the Japan Information and Cultural
Center (JICC), Embassy of Japan, the Japan Foundation, Manila (JFM) and
Yuchengco Center is holding a two-day Symposium entitled,“The Philippines-
Japan Relationship in an Evolving Paradigm”on March 8 and 9 2006
(Wednesday and Thursday) at Room 508 / 509, Yuchengco Hall, De La Salle
University.

The Symposium is an opportunity to learn more about recent studies
on the Philippines-Japan relations by outstanding Filipino as well
as Japanese scholars and researchers through cultural, political and
historical perspectives. Ambassador Ryuichiro Yamazaki (Embassy of
Japan in the Philippines) will deliver an introductory speech before
the morning session of Day 1. The Symposium program is as follows:

The Philippine-Japan Relationship in an Evolving Paradigm
Date: March 8th (Wed.)- 9th (Thurs.), 2006
Venue: Yuchengco Hall, De La Salle University, Manila


9:30- 9:45: Opening Remarks:
Ambassador Alfonso Yuchengco (Chairman of the Board of
Trustees, Yuchengco Center)
9:45-10:00: Introductory Speech:
Ambassador Ryuichiro Yamazaki (Embassy of Japan in the
Philippines)

Morning Session:
10:40-10:50: Moderator:
Maria Serena I. Diokno (Professor, University of the
Philippines)
11:00-11:40: Keynote Lecture:
Kiichi Fujiwara (Professor, University of Tokyo)
Under America's Shadow: Japanese and Filipino Relations
to the Unites States
11:40-12:00: Open Forum

Afternoon Session: Session 1: Culture
13:30-13:40: Moderator:
Michiyo Yoneno-Reyes (Assistant Professor, University of
the Philippines)
13:40-14:45: Paper presenters:
1. Nobue Suzuki (Professor, Nagasaki Wesleyan University)
Dancing with the U.S. Shadow: Everyday Coloniality in
Filipinas-Japanese Marriages
2. Oscar V. Campomanes (Assistant Professor, Ateneo de Manila
University)
All-American Pop Images and Values in Japanese Anime for
Philippines TV ‘Slam Dunk’as Postcolonial
Japanese-Filipino-American Popular Culture Form/Text
15:15-16:00: Discussants:
1. Hiromu Shimizu (Professor, Kyushu University)
2. Maruja Asis (Director of Research and Publications,
Scalabrini Migration Center)
16:00-16:30: Open Forum


Morning Session: Session 2: Politics
9:00- 9:10: Moderator: Lydia N. Yu Jose (Professor, Ateneo de Manila
University)
9:40-10:20: Paper presenters:
1. Temario C. Rivera (Professor, International Christian
University)
American Impact on Elite Formation in Postwar Japan and
the Philippines
2. Satoshi Nakano (Professor, Hitotsubashi University)
Lost in Memorialization?: Unmaking of “History Issues”
in Postwar Philippines-Japan Relations
10:50-11:35: Discussants:
1. Yutaka Katayama (Professor, Kobe University)
2. Julio C. Teehankee (Associate Professor, De La Salle
University)
11:35-12:05: Open Forum

Afternoon Session: Session 3: History
13:30-13:40: Moderator: Floro C. Quibuyen (Associate Professor,
University of the Philippines)
13:40-14:20: Special Lecture:
Reynaldo C. Ileto (Professor, National University of
Singapore)
The Wars with the U.S and Japan in the Making of Post-1946
Philippine Politics
14:45-15:30: Discussants:
1. Ricardo Trota Jose (Professor, University of the
Philippines)
2. Yoshiko Nagano (Professor, Kanagawa University)
15:30-16:00: Open Forum

16:00-16:20: Synthesis:
Trinidad Osteria (President of Yuchengco Center)

16:20-16:30: Closing Remarks:
Tsutomu “Ben” Suzuki (Director, The Japan Foundation,
Manila)

The Symposium is open to the public. Those who want to join are requested
to kindly bring a valid ID to enter DLSU premises.

For inquiries, kindly contact the JICC, Embassy of Japan at (02)551-5710
local 2311-2313; 2315 and 2317.

2006年02月19日

第2回オーラル・ヒストリー実践講座

以下のご案内を申し上げます。国別地域別で、また異なる部分もあるとおもいますが、そのような部分も、ディスカッションに出てくると思われます。(重複をお許しください)

日本オーラル・ヒストリー学会(JOHA)主催
第2回オーラル・ヒストリー実践講座
日時:
2006年3月11日(土)午後1時30分―午後4時30分
2006年3月12日(日)午前10時30分―午後4時30分

会場:
日本女子大学 目白キャンパス
東京都文京区目白台2-8-1 百年館高層棟4階マルチメディア室(両日共、この会場を使用します)

JR目白駅・地下鉄有楽町線護国寺駅から徒歩15分。目白駅より新宿駅西口・椿山荘行き都バス(白61)日本女子大前下車正門から入って右手高層棟が会場。http://www.jwu.ac.jp/etcpub/map.htm

参加費:
無料
JOHA会員以外は申し込み不要。直接会場にお越しください。当日申し込みをしていただけます。

 昨年4月に引き続き、第2回目のオーラル・ヒストリー実践講座を開催することになりました。今年は米国オーラル・ヒストリー学会ニューメディア委員会委員で、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校オーラルヒストリー・プロジェクトの創設者・名誉代表であるシャーナ B.グラック氏を迎えて、2日間にわたって開催いたします。
 第1日の講演では、情報テクノロジーの進展と共に歩んできたアメリカにおけるオーラル・ヒストリーの流れの中で、いち早くインターネット上でオーラルヒストリー・アーカイブを構築されたグラック氏に、そうしたテクノロジーの進展がオーラル・ヒストリーの実践、特にインタビュー手法や公開に係わる倫理問題に与える影響等について、ご自身の研究を通して話していただきます。第2日午前の部では、実際にインタビューをしていただき、聞き手と話し手の間に存在するダイナミズムを解説していただきます。午後には日本でオーラル・ヒストリーのプロジェクトを実践しておられる3人の方々に事例報告をお願いし、成果やそれぞれの抱える問題点などを参加者全体で考えたいと思います。
 オーラル・ヒストリー実践の今後に役立つ2日間の連続講座として、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

※※アメリカからの講師招聘に関しては文部科学省科学研究費補助事業として実現しました。また会場を提供していただいた日本女子大学にお礼を申し上げます。※※

実践講座スケジュール:
●3月11日(土)
午後12時30分 会場にて受付開始
午後1時30分―4時30分 特別講演と質疑
『オーラル・ヒストリー実践をめぐる諸課題と新しいアプローチについて』
講師:シャーナ B.グラック氏(通訳つき)
カリフォルニア州立大学ロングビーチ校オーラルヒストリー・プロジェクト創設者、名誉代表

●3月12日(日)
午前の部
午前10時30分―午後12時30分
『オーラルヒストリー・インタビュー実践術』
聞き手:シャーナ B.グラック氏
話し手:佐渡 アン(レガシ・メモワールズ代表・JOHA理事)
解説・要約通訳:吉田 かよ子(北星学園大学短期大学部・JOHA理事)

昼食
12時30分―1時30分
日曜日につき学内で昼食をとることができません。各自ご持参くださるか、学外近隣でお取りください。

午後の部
午後1時30分―4時30分『オーラルヒストリー・プロジェクト実践事例紹介―テーマ、手法、課題と対策』
報告者:岩波言祐氏(会社員・マーケティングライター)
加藤直子氏(総合研究大学院大学 研究員)
松田本寛氏(非営利事業リビングヒストリー理事)
司会:桜井 厚氏(千葉大学文学部・JOHA会長)
コメント:シャーナ B.グラック氏(通訳つき)

講師プロフィール:(Sherna Berger Gluck)
 米国オーラルヒストリー学会(OHA)ニューメディア対策倫理規定改正委員会委員長、同ニューメディア委員会委員。カリフォルニア州立大学ロングビーチ校Virtual Oral/Aural History Archive創設ディレクター。このアーカイブには現在女性史、エスニックスタディーズ、労働史、地域史に関する1,000時間以上のオーラルヒストリーの音声資料が所蔵され、オンラインで利用できるようになっている。Women's Words: The Feminist Practice of Oral History他、多くのオーラルヒストリー研究に関する著書、論文がある。

実践講座問い合わせ先:
http://joha.jp

2006年02月16日

第114回SEAF研究会のお知らせ (SOUTHEAST ASIA FORUM)

まだまだ寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
第114回SEAF(東南アジア談話会)を下記の日程で開催いたします。
東南アジアに関心のある方ならどなたでも歓迎いたします。皆さん、ふるってご参加
ください。

※今回は通常とは会場が異なり、東広島市での開催となりますので、ご注意くださ
い。

             記

日時 2006年3月4日(土)14:00〜17:00

場所 東広島市中央公民館 3F 第3会議室
(〒739-0015 東広島市西条栄町7-48 082-423-8211)
※JR山陽本線西条駅から徒歩3分、ブールバールを大学方面に二つ目の交差点左手角にあります。

発表者 落合 純代
   (広島大学大学院国際協力研究科)

題目 「マレーシアにおけるCommunity−Based Rehabilitationの現状と課題−サバ州を事例として−」


-------問い合わせ先-------
東南アジア談話会事務局
〒739-8522 東広島市鏡山1-2-3 広島大学大学院文学研究科
東洋史学研究室内 細川 月子

*報告後に懇親会を予定しております。なお、お茶代として300円をご用意くださ
い。

2006年02月15日

広告:東南アジア関係洋書(索文社図書)

会員各位

研究大会の折にしばしば出店をいただいている索文社図書より、東南アジア関係洋書入荷の案内がきております。ご興味のある方は同社のHPまでアクセスください。

http://www.tky.3web.ne.jp/~sakubun/


内藤 耕(ないとう たがやす)
東南アジア史学会総務担当理事
東海大学文学部アジア文明学科・助教授
〒259-1292 平塚市北金目1117 東海大学湘南キャンパス

2006年02月14日

ボルネオ研究会議のお知らせ

国際渉外担当の吉村真子です。

マレーシア社会科学学会(PSSM)から第8回BRC会議
のお知らせがきました。BRCとUNIMASの共催です。
ボルネオ研究についての研究報告、研究者の交流にぜひ
ご参加ください。

日程:2006年7月31日—8月1日
場所:マレーシア、サラワク州クチン
報告申込み締切り:5月1日

=====

BORNEO IN THE NEW CENTURY


The Eighth Biennial Conference of the Borneo Research Council (BRC) will
take place in Kuching, Sarawak from July 31 to 1 August 2006. It will be
jointly organised by BRC and the Institute of East Asian Studies (IEAS),
Universiti Malaysia Sarawak (UNIMAS). The theme will be "Borneo in the
New Century".

Call for Papers

Participants are invited to submit papers presenting original research in
any field relating to Borneo Studies. Borneo refers to Sabah, Brunei,
Sarawak, Kalimantan and its surrounding region. Individual papers and
Proposals for panels are especially welcome. Each panel (max four papers)
will be allocated 90 minutes.

Paper abstracts, no longer than 100 words, must be submitted by email
before 1 May to:

Jchin@ieas.unimas.my or James.chin@lycos.com

On your abstract please indicate the following:
- title of paper
- author(s)
- contact details for the author(s)
- short biodata of author(s) (not more than 100 words)

Final Papers should be submitted electronically in Word or PDF format.

Papers should not exceed 6000 word in length, and should be 1.5 spaced.
Recommended Font: Times New Roman, 12 pt.
The paper should include the abstract at the top.
Author(s) and address information should be given on a separate sheet.
All papers submitted before the deadline of 1 July 2006 will be included
in the proceedings.

Deadlines:
Submission of Abstracts: 1 May 2006
Submission of Papers: 1 July 2006
Pre-conference Registration: 1 July 2006

More details: www.unimas.my/brc2006/

2006年02月12日

アジア次世代リーダーフェローシップ公募要領

会員各位

独立行政法人国際交流基金アジア次世代リーダーフェローシップの公募要領が来ています。40歳以下の大学院生もしくはNGO等のスタッフの方で関心のある方は直接下記にお問い合わせください。

事務局・内藤

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
国際交流基金
平成18年度アジア次世代リーダーフェローシップ
・プログラム フェロー募集
—大学院生、NPOの若手スタッフをアジアへ—

独立行政法人国際交流基金は、アジア地域に共通する
課題の解決に取り組むことのできる次世代の人材育成を
図るため、日本の大学院生、非営利団体スタッフを対象
とした平成18年度アジア次世代リーダーフェローシップ
・プログラムを下記の通り実施します。多数のご応募を
お待ちしています。
           —記—
●応募資格
応募時に以下のすべてに該当する方
(1) 日本国内の大学院に在籍し、アジアを主要な研究
対象としている人文・社会科学系の大学院生もしくは、
国際交流・国際協力の分野でアジア地域との共同作業を
進める日本国内の非営利団体(NGO/NPOの他、
地方自治体国際交流協会も含む)の専従スタッフとして
2年以上の経験のある方
(2) 年齢が40歳以下の方
(3) 対象国での調査・研究を行う上で必要な語学力を
有する方
(4) 日本国籍を有する方、もしくは日本国に永住を
許可されている方
●調査・研究実施対象国 アジア・大洋州諸国(東アジア、
東南アジア、南アジア、大洋州)
*台湾及び朝鮮民主主義人民共和国は対象になりません。
*大洋州地域としては、キリバス・サモア・ソロモン・ツバル・
トンガ・ナウル・バヌアツ・パプアニューギニア・パラオ・フィジー・
マーシャル諸島・ミクロネシア(オーストラリア、ニュージーラン
ドは、本プログラムでは対象国とはしません。)
●募集人数 4〜5名
●調査・研究期間 3カ月〜1年
●出発時期 平成18年9月以降、平成19年3月末まで
●待  遇 往復渡航費、月額基本奨学金他諸手当
●調査・研究内容
人文・社会科学分野における関心事項をテーマとする調査・
研究。将来的にもアジア・大洋州地域との共同研究や共同
作業が企画・実施される可能性が高いテーマでの調査・
研究を優先します。
(非営利スタッフの大学での研究、
大学院生のNPO調査も対象とします。)
●応募書類受付期間 平成18年4月11日(月)
〜5月5日(金)(5月5日消印有効)
●選  考
第1次選考(書類選考): 選考結果は6月中旬までに
メールもしくは郵便で通知します。
第2次選考(面接選考、外国語口頭能力試験): 
平成18年6月16日(金)〜22日(木)の間
(所要時間30分程度。詳細は直接連絡します。)
●募集要項の請求・問い合わせ先
募集要項・応募書類をご希望の方は、切手90円を貼付した
返信用封筒(長形3号)に住所・氏名を明記して、下記の本
プログラム事務局までお送りください。
(財)国際文化交流推進協会(エース・ジャパン)
アジア次世代フェロー係
〒107-0052 東京都港区赤坂1-11-28 赤坂1丁目森ビル4F
Tel 03-5562-4422 Fax 03-5562-4423
また、2月中旬以降は国際交流基金ホームページ
http://www.jpf.go.jp/j/)からダウンロードできる予定です。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
以上
アジア次世代フェロー事務局
若林陽子
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
(財)国際文化交流推進協会(エース・ジャパン)
Japan Association for Cultural Exchange (ACE Japan)
〒107-0052 港区赤坂1-11-28 赤坂1丁目森ビル4階

2006年01月31日

国際シンポジウム「東南アジア大陸部の書承文化」のお知らせ

会員各位

来る2月3日(金)−4日(土)の2日間、国立民族学博物館第4セミナー室におい
て、標記シンポジウムを開催いたします。プログラムは下記の通りです。尚、発
表は英語で行いますが、同時通訳も入ります。詳しくは下記HPをご参照下さい。
http://www.minpaku.ac.jp/english/research/pr/060203-04written.html
http://www.minpaku.ac.jp/research/fr/060203-4.html

*********************
<趣旨>
東南アジア大陸部の諸地域で、文字などの記号を記す行為がどのような社会的、
経済的背景から継承されてきたのか、地域の視点から考察する。「声/手写/印
刷/電子メディア」へという発展図式をなぞるのではなく、各地でミクロな研究
を実施してきた専門家たちが、各自のフィールドでの実証的なデータをもちよ
り、書写材料や複製技術といった物質面との関わり、歌や語りといった民衆娯楽
との関わり、仏教・呪術・祖先祭祀といった信仰生活との関わり、地域文化振興
政策や民族政策との関わりなどに焦点を当て、東南アジア大陸部における土着の
「知識」あるいは「知識人」の姿を浮き彫りにする。そこから、テクストと知識
の関係について一般理論構築の可能性を検討する。

<プログラム>
2月3日(金)
10:00-10:30 受付
10:30-10:40 開会挨拶 田村克己(副館長)
10:40-11:00 趣旨説明・紹介 樫永真佐夫(民族社会研究部・助手)
11:00-11:45 基調講演 竹田晋也(京都大学・助教授)
 生態環境、書写媒体(紙、貝葉など)生産について
11:45-13:30 昼食

session 1:文書の使い方・読み方
司会:津村文彦(福井県立大学・専任講師)
13:30-14:00 樫永真佐夫(民族社会研究部・助手)
14:00-14:30 馬場雄司(三重県立看護大学・教授)
14:30-14:45 コメンテータ:大黒俊二(大阪市立大学大学院・教授)
14:45-15:15 質疑応答
15:15-15:45 休憩

session 2:知識人と文字
司会:飯島明子(天理大学国際文化学部・教授)
15:45-16:15 ISRA Yanatan(名古屋大学大学院文学研究科・大学院生)
16:15-16:45 池田一人(東京大学大学院総合文化研究科・大学院生)
16:45-17:15 村上忠良(大阪外国語大学・助教授)
17:15-17:30 コメンテータ:板垣竜太(同志社大学・専任講師)
17:30-18:00 質疑応答
18:10-     懇親会

2月4日(土)
11:00-11:45 基調講演 Michel LORRILLARD (EFEO in Vientiane, History)
 仏教王権の確立と文書・刻文について

session 3:呪術・宗教と読み書き
司会:馬場雄司(三重県立看護大学・教授)
10:45-11:15 津村文彦(福井県立大学・専任講師)
11:15-11:45 Peter KORET (EFEO in Vientiane, Literature)
11:45-12:00 コメンテータ:飯島明子(天理大学国際文化学部・教授)
12:00-12:30 質疑応答
12:30-14:00 昼食

session 4:文字・文書継承と社会集団
司会:村上忠良(大阪外国語大学・助教授)
14:00-14:30 吉野 晃(東京学芸大学・教授)
14:30-15:00 新江利彦(東京外国語大学大学院地域文化研究科・COE研究
員)
15:00-15:15 コメンテータ:萱 のり子(大阪教育大学・教授)
15:15-15:45 質疑応答
15:45-16:15 休憩

session 5:総合討論
16:15-16:30 コメンテータ:座波 圭美(財団法人ユネスコ・アジア文化セン
ター教育協力係)
16:30-17:15 総合コメンテータ:クリスチャン・ダニエルス(東京外国語大学
アジア・アフリカ言語文化研究所・教授)
17:15-17:55 総合討論
17:55-18:00 閉会挨拶

<連絡先>
樫永真佐夫研究室(民族社会研究部)

2006年01月27日

研究会のご案内

マレーシアにご滞在の皆様

 既に皆様ご存知かと存じますが、在マレーシア日本大使館で政治分野の分析を長年やってこられた外交官の川端隆史氏がこの2月で5年7ヶ月のマレーシア勤務を終えられ、ご帰国されることになりました。

 そこで、川端氏がご帰国される前の、2月8日(水)に「これまでのマレーシア、これからのマレーシア〜2000年8月6日から2006年2月26日の私の体験から〜」というタイトルで研究会を開催し、川端氏から5年7ヶ月の大使館勤務でのご経験などをお話していただくことを企画しております。

 今回の研究会では特別に、川端氏の5年7ヶ月のマレーシア勤務において年毎に重要と思われるトピックをはじめにお話いただき、その後、参加者からの質問をおこなうという形式をとることを予定しております。

 研究会の日時・時間・場所と研究会での論題等は以下のとおりです。
 
 日時:2006年2月8日(水)

 時間:午後6時半開始

 場所:クアラルンプール国際交流基金会議室  国際交流基金の場所はホームページ(http://www.jfkl.org.my/contact/location.php)でご確認ください。なお、国際交流基金の入り口には自動改札機のようなものが設置されており、受付でビジターカードを受け取らなければエレベーターホールに入れません(出る時も同様です)。受付ではIC、パスポートなどの身分証明書と引き換えにビジターカードが手渡されます。

 スピーカー:川端隆史氏(在マレーシア日本大使館)

 タイトル:「これまでのマレーシア、これからのマレーシア〜2000年8月6日から2006年2月24日の私の体験から〜」

 1. 2000年
 □Universiti "Kebangsaan" Malaysia? (="National" University of Malaysia?) 〜マレーシア・ネイションとは何か?〜

 2. 2001年
 □9・11米国同時多発テロ事件とプタリンジャ民族衝突〜イスラームと民族問題〜

 3. 2002年
 □マハティール首相の引退宣言 マハティール政権の回顧〜強靭なマレーシア国民の創出は成るか?〜

 4. 2003年
 □アブドゥラ新政権の発足 22年振りの政権交代〜偉大な先代と常に比較される中庸な首相の不幸〜

 5. 2004年
 □総選挙 与党連合の圧勝と野党の存在意義〜マレーシア政治の今までとこれから From Malay Politics to "?"〜

 6. 2005年
 □インド洋スマトラ沖地震、海賊事件 マラッカ海峡の年〜ヒト・モノの往来と安全保障〜

 7. 2006年
 □日本・マレーシアの王室交流〜天皇・皇后両陛下マレーシア御立ち寄り〜

8. 5年7ヶ月の滞在を終えるにあたって〜これまでのマレーシア、これからのマレーシア〜


 研究会終了後には二次会を企画しております。そちらの方にもどうか振るってご参加ください。


 研究者は勿論の事、マレーシアにご関心のある方からの幅広いご参加をお待ち申し上げております。このメールは転送して頂いて結構ですので、どうかご関心がある方にこの案内をお知らせいただければ幸いです。

 
神戸大学博士課程 伊賀 司

2006年01月24日

第 5回国際マレーシア研究会議のお知らせ

渉外担当(国際)の吉村真子です。

第5回国際マレーシア研究会議のお知らせです。
今年8月8−10日にマレーシア・プトラ大学(UPM)で開催されます。

同会議は、マレーシア社会科学学会(PSSM)が主催で、隔年で開かれ、
今年で5回目を迎えます。

マレーシアの主要な社会科学研究者が参加し、世界のマレーシア研究
者も集まりますし、日本人の若手マレーシア研究者も積極的に報告を
行っていることが近年は注目されています。マレーシア研究者にとって
交流の良い機会ですし、マレーシア研究の状況と議論をうかがうのにも
最高の機会です。ぜひご報告、ご参加をご検討ください。

報告希望の締め切りは3月15日です。

ご不明の点などありましたら、吉村までお問い合わせください。

吉村真子(法政大学)

*****************************************
YOSHIMURA Mako (Dr.)
Professor, Hosei University
*****************************************

5th INTERNATIONAL MALAYSIAN STUDIES CONFERENCE (MSC5)

8– 10 AUGUST 2006 (Tuesday-Thursday)


FIRST CALL FOR PAPERS


MSC5 Convenors

The Malaysian Social Science Association (MSSA) will be convening the Fifth International Malaysian Studies Conference (MSC5) on 8-10 August 2006. The Faculty of Human Ecology, Universiti Putra Malaysia (UPM), Serdang, Selangor is our co-convenor.

Objectives
Since its inception, the primary objective of the biennial Malaysian Studies Conference (MSC) has been to bring together scholars, both local and foreign, working on Malaysia, for the purpose of academic exchange and interaction. This Conference series also aims to analyse issues and problems relating to contemporary Malaysia, and to compare the Malaysian experience with that of other nations, especially the Asian nations. Another goal of the Conference is to examine the state of Malaysian studies and to suggest ways for its advancement.

Theme
The theme of MSC5 is “‘After Development’ in Malaysia: Reflections on the Development Agenda and the Future”. After Malaysia (then Malaya) achieved independence in 1957, it has embarked on a massive programme of national economic development successively under five premierships and through a series of 5-year Malaysia Plans. The dominant thinking on economic development then was that propounded by development theorists of various leanings, be they of the left, the right or the centre. The emphasis on economic development pervaded all the national plans, regardless of whether they were aimed at wealth creation or the creation of a more equitable society through fairer distribution of an expanding economic cake as envisioned in the New Economic Policy under Tun Razak. In line with the UN declaration of the 1960s and 1970s as the first and second decades of development respectively, both academic thinking as well as government policies and practices turned development almost into a new faith. This was the trend in those two decades though tempered somewhat by the concern for social justice and socio-economic restructuring, and subsequently given a new twist under Mahathir’s leadership in the 1980s and 1990s through his Look East Policy and Malaysia Inc..
Having gone through this journey of several decades of economic development, largely under the influence of development theorists and a developmentalist leadership bent on ‘catching up’ with the developed West and to leapfrog to become a developed nation, it is time for Malaysian scholars and Malaysianists to reflect on this process of development, its consequences and effects, and what the future might hold if we are to continue on the same trajectory, as well as to reflect on the fate of development studies. Such reflection and rethinking is not only timely but also necessary. This is especially so at a time when material development has dominated and subverted human development, when poverty and inequality seem to persist, and when the promises of a just and equitable society irrespective of race, colour, creed and gender remain largely a mirage. At the same time, such rethinking is equally necessary so that we can look afresh at development studies -- a highly influential body of knowledge several decades ago but has been cast aside by the neoliberal push towards market fundamentalism and the belief in the minimalist role of the state.

The focus of MSC5 will thus be on three inter-related key questions:
(1) What remains of the Malaysian development agenda?
(2) What are the post-development issues and agendas?
(3) What are the implications for development studies?

Based on these key questions, the specific issues that can be discussed include but are not necessarily limited to the following:
§ Economic development, social restructuring, ethnic relations and regional integration
§ Good governance and the economy
§ Development and gender
§ International relations and regionalism
§ Environment, heritage and quality of life
§ Social change and cultural transformation
§ Health and education
§ Democracy, human rights and civil society
§ Religion, inter-faith relations and national unity
§ Indigenous communities
§ The future of development studies and Malaysian Studies – what lies after ‘After Development’?

While the focus will be on the above key questions and issues, in the tradition of the past four Malaysian Studies Conferences, we also welcome papers that will be presented on the broad subject of “Malaysian Studies” conceived in the fashion of area studies.
We expect these papers to cover a range of subjects on Malaysia or related to Malaysia such as Malaysian History, Politics, Economics, Business, Literature, Anthropology, Sociology, Media, etc., as well as those that provide an analysis adopting an inter-disciplinary or multi-disciplinary approach as well as those that are thematic in nature.

Venue

MSC5 will be held at the Faculty of Human Ecology, Universiti Putra Malaysia (UPM), Selangor D.E., Malaysia. UPM is about 25 km south of the capital city Kuala Lumpur, and about 15 km from Universiti Kebangsaan Malaysia (UKM), the venue of MSC4 held in 2004. It is also about 45 minutes drive from the Kuala Lumpur International Airport (KLIA).

Conference Programme
The conference programme will consist of panels of papers, organised under a common theme. Each panel will consist of 3-4 paper presenters and a discussant. Participants are encouraged to form their own panels for this conference based on the subthemes outlined above, or on other dimensions of Malaysian Studies.
There are three types of panels, namely: (i) institutional panels (by institutions); (ii) organised panels (i.e. by a group of participants); (iii) open panels. Participants who cannot or do not want to form their own panels, will be put in ‘open panels’ by the organisers.
All panels have to be approved by the MSC5 Org anising Committee for inclusion in the Conference programme.

Submission of Abstracts and Panel Proposals

Those intending to present papers at the Conference must submit an abstract of about 150 words latest by 15 March 2006. Soft copies of the full written papers must be submitted latest by 1 July 2006. The papers submitted by this date will be placed in CDRom as proceedings for distribution at the Conference. Papers that are submitted late will not be placed in the CDRom.

All abstracts and papers should be sent to: (a) pssmalaysia@yahoo.com
(b) drhazim@um.edu.my

Participants who plan to have organised panels should also submit their panel abstracts as well as paper abstracts by the same date.

Institutions that plan to organise institutional panels must communicate with the Organising Committee before submitting their abstracts. As has been the past practice of MSCs, institutional panels will have the names of the institutions as one of the co-hosts and are expected to participate in cost-sharing.

As has been the past practice of MSCs, only those with written papers will be allowed to make presentations at the Conference. However, participants can make their presentation using powerpoint or OHP.

Please note that powerpoint presentations or notes on their own, without the written papers, are not considered as papers.

Roundtables or forums on selected topics that need not necessarily have written papers can only be organised by the MSC5 Organising Committee.

Paper Format

The minimum length of each paper is 4,000 words while the maximum is 8,000 words, excluding notes and references.
All papers must use the author-date system based on the Chicago Manual of Style. All notes must be placed as end-notes.
All references must have complete information. Books cited must have the author’s name, date and place of publication and name of publisher.
For journals, beside s the author’s name, date of publication, and title of the article, the volume number and page numbers must be given as well.
All papers should be in word format using Times New Roman, font size 12, 1½ spacing.


Registration fee
Participants who register early will enjoy the benefit of lower registration fees. The closing date for early or pre-registration is 15 June 2006. All registration after that date will be charged differently. The registration fees are as follows:

Participants from & in Malaysia
MSSA members
Pre-registration RM150
After 15 June 2006 RM200
Non-members
Pre-registration RM250
After 15 June 2006 RM350

MSSA student members
Pre-registration RM60
After 15 June 2006 RM70
Students (non-members)
Pre-registration RM70
After 15 June 2006 RM80

Participants from abroad
MSSA members
Pre-registration USD80
After 15 June 2006 USD100
Non-members
Pre-registration USD100
After 15 June 2006 USD120

Modes of Payment
Those in Malaysia who want to pay their registration fees can transmit their payments in Malaysian ringgit by crossed cheque, bank draft or money order, payable to Persatuan Sains Sosial Malaysia at the address of the MSC5 Secretariat. Al l participants including paper writers will have to pay the required registration fees.

Alternatively they can deposit the sum directly into the Association’s bank account (see below), fax the receipt to the Secretariat and bring the original receipt to the Conference as proof of payment.
Those overseas can transmit their payment in US dollars direct into the Association’s bank account and fax the receipt to the Secretariat. The payer, however, must bear any bank charges incurred in the transaction and must bring the original receipt to the Conference as proof of payment.
Those who want to pay at the time of registration on the day of the Conference may do so only in Malaysian ringgit by cheque or cash.

The Association bank account is as follows:

Name of payee: Persatuan Sains Sosial Malaysia
Name of bank: Bumiputra-Commerce Bank Berhad
Universiti Malaya Branch
Universiti Malaya
Jalan Pantai Baru
50603 Kuala Lumpur
Malaysia

Account Number: 144-0000-5156-056

Accommodation & Transportation:

The nearest hotel to UPM is Palm Garden Hotel, Putrajaya. The room rates are as follows:


Room Accommodation
:
RM140.00++ (RM161.00nett) per room per night in a Superior Room, Single Occupancy inclusive of 1 buffet breakfast
RM160.00++ (RM184.00nett) per room per night in a Superior Room, Twin Sharing Occupancy inclusive of 2 buffet breakfasts

RM170.00++ (RM195.50nett) per person per night in a Deluxe Room, Single Occupancy inclusive of 1 buffet breakfast
RM190.00++ (RM218.50nett) per person per night in a Deluxe Room, Twin Sharing Occupancy inclusive of 2 buffet breakfasts

Optional Meal
:
Buffet Breakfast at RM20.00++ (RM23.00nett) per person
Buffet Lunch at RM36.00++ (RM41.40nett) per person
Buffet Dinner at RM42.00++ (RM48.30nett) per person


Please note that the Secretariat is not responsible for hotel bookings. Participants will have to make their own reservations direct with the hotel which can be contacted at the following numbers:
SALES DIRECT ACCESS, CALL +603 8941 2451, +6017 625 9630
sales direct fax, +603 8948 4839, +603 8943 1122
SALES EMAIL, sales@palmgarden.com.my

When making reservations, please inform the hotel that you are attending MSC5. The Secretariat is negotiating for a special room rate for participants intending to stay at the hotel.

Transport will be provided from Palm Garden Hotel to the conference venue at UPM and back. Information on other hotels will be provided later.

UPM can also be accessed using the commuter train. Those staying in Kuala Lumpur or Petaling Jaya can take the commuter to the Serdang Commuter Station which is the nearest station to UPM. Regular bus services are available from the Serdang Commuter Station to UPM and back.


Enquiries

All enquiries regarding MSC5 should be sent to:

MSC5 Secretariat
(Att: Mr Lin Chew Man)
c/o Institute of Malaysian and International Studies (IKMAS)
Universiti Kebangsaan Malaysia
43600 UKM Bangi
Selangor, Malaysia

Email: pssmalaysia@yahoo.com

Tel: 6-03-89214175
Fax: 6-03-89261022


Please visit our website (http://www.pssmalaysia.tripod.com) for further information regarding the Association as well as updates on MSC5.

20 January 2006

日本マレーシア研究会関西地区例会のご案内

東南アジア史学会会員のみなさま

 日本マレーシア研究会では関西地区例会を下記のように開催いたします。
 皆様のご参集を心よりお待ちしております。

日時:2006年3月11日(土)午後2時より

発表者・演題:

加藤裕美(京都大学大学院人間環境学研究科修士課程)

「サラワクにおける定住狩猟採集民の生計戦略」

綱島郁子(同志社大学神学部嘱託講師・COE一神教学際研究センター共同研究員)

「英領マラヤ時代のマレー人に対するキリスト教宣教の実態と変遷——ウィリアム・シェラベアを事例に」

場所:京都大学大学院教育学研究科 3階320室
      京都駅より市バス206(甲)百万遍・京大正門前下車
      (または京阪出町柳駅下車、東に徒歩10分)
      京大西門より坂を登り総合博物館裏(東)の建物 
   アクセスマップ http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/access.htm
会場に関するお問い合わせは
連絡先  京都大学大学院教育学研究科比較教育学研究室
     杉本 均
 土日はセキュリティの関係で建物の東入り口は閉まっています。西入り口からお回りいただきたいと思いますが、こちらもSECOMで施錠されている可能性があります。開始時間前後は係の学生に立ち会ってもらう予定です。

*研究会終了後、懇親会を予定しておりますので、そちらにもどうぞご参加くださいますよう、よろしくお願いいたします。


信田敏宏
国立民族学博物館 助手
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1

2006年01月19日

第26回「東南アジアの社会と文化」研究会のお知らせ

 第26回研究会を下記のように開催いたします。今回は、京都大学大学院の藤井美穂さんが、フィリピン高地のココヤシ栽培農村を事例に、
土地と人びとをめぐる社会関係について報告を行います。多くの方の参加をお待ちしています。研究会終了後、懇親会を行いますので、
こちらにも振るってご参加下さい。
 なお、今回は事情により開催が変更されております。どうぞご了承お願いもうしあげます。


話題提供者:藤井美穂(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)

ココヤシ栽培の小農社会における土地をめぐる社会関係
―フィリピン・ルソン島ラグナ州「高地」の事例―

日 時  :2006年2月10日(金) 16:00−18:00
場 所  :京都大学東南アジア研究所 東棟2F教室

 フィリピンにおける土地への関係行為に関する研究には、低地稲作地帯における土地制度や地主小作関係について多くの蓄積がある。
 本発表は、低地稲作地帯と密接な社会的、経済的関係をもちながらも、これまでほとんど研究のおこなわれてこなかったラグナ州「高地」のココヤシ栽培小農社会をとりあげ、そこに展開されてきた土地への関係行為を歴史的観点から考察する。 
 ラグナ州で一般に「高地」と呼ばれるバナハオ山の山腹地域に住む人々は、しばしば地主的土地所有形態の見られる低地稲作地域と対照させながら、「高地」には地主小作関係も、階層の差もないとのべる。だが、実際には、村には住民が一目おき、社会の序列の上位に位置するメイルパ(土地持ち)と呼ばれる者がいる。一見するところ、メイルパは土地所有に基づくカテゴリーのようにみえる。しかし、土地の生産性に基づく所有地形態だけでは説明できない、住民の価値観に基づいた住民同士の分類がある。 
 住民は、土地にまつわる出自や居住地、所有地の管理状態ならびに、村祭りや宗教行事における酒や食事のふるまい、貧困層へのほどこしといった日常的な行動様式を土地と関連させて、メイルパに対して名誉や威信を意味づけてきた。このことは土地が多様な価値を内包する複合的な全体であることを示唆している。
 本発表では、19世紀後半に村の父祖たちが「高地」の開拓を始めた後、メイルパがいかに創出され、維持されてきたかを軸に話を進めながら、メイルパとそうでない者による社会関係の構築と崩壊、土地相続の規模をめぐるキョウダイ間の確執、メイルパへの強い帰属意識を持つ者の戦略等を取り上げ、常に揺れ動いている社会の状況を描き出す。また、その際、開拓者の出身地である「高地」の中心地、N町のバヤン(市街地)の形成過程と、「高地」を取り巻くグローバルな社会・経済的な変化が人々の土地をめぐる社会関係にどのような影響を与えたかについても触れることにしたい。

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*この研究会は原則として奇数月の第三金曜日に開催されます。研究会の案内はメールを通じて行っています。
お知り合いのとくに学部生・院生・若手研究者に、このメールを転送するなどして、案内リストへの参加を
お勧めいただければ幸いです。
また、http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/asia/chiiki-shinka/syakai-bunka/ 「東南アジアの社会と文化」研究会のホームページも、
どうぞご参照ください。
[世話人] 杉島 敬志(京大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科) 林 行夫(京大東南アジア研究所)
[事務局]速水洋子(京大東南アジア研究所) 長津一史(京大東南アジア研究所) 王柳蘭(京大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)

2006年01月17日

バンテン・ブトン調査報告会

皆様

 下記のように、インドネシアの港市遺跡バンテン・ティルタヤサ遺跡とブトン・ウォリオ城跡の2005年度調査報告会を開催いたします。ふるってご参加下さい。


 インドネシア近世港市遺跡調査報告会

趣旨:
 インドネシアの代表的近世港市遺跡バンテン・ティルタヤサ遺跡とブトン・ウォリオ城跡について、バンテン遺跡研究会はインドネシア国立考古学研究センターと共にこれまで10年以上の共同調査を実施してきた。その中で、2005年度調査(11・12月実施)ではこれまでにない大きな成果を上げることができたが、一方で遺跡の保存活用に関わる新たな問題に直面せざるをえないことになった。
 ジャワ島のバンテン・ティルタヤサでは、中心の離宮跡から離れた運河跡で17世紀後半のレンガ造水門跡群を発見した。それは離宮跡をはさんで少なくとも2ヶ所に築造された高さ4mの大規模な構造物であり、単純な潅漑施設とは見なし難いものである。機能はまだ解明できていないが、この遺構群はバンテン王国最盛期における海岸平野開発の企図を探る重要な鍵を握ると共に、近世東南アジアの在地水利システムの理解に大きな資料を提供するとも言える。
 一方、スラウェシ島のブトン・ウォリオ城跡は、沖縄のグスクにも似たインドネシアでも最大規模の大城郭である。今回の調査では平坦な自然地形をなす西側と南側の城壁外に大きな堀が巡らされていることが明らかになった。そしてそこでの試掘から、ヨーロッパ輸出向け様式の伊万里鯉滝登り文大壷が出土した。ウィーンのマリア・テレジア関連コレクションでしか見られない18世紀前半の伊万里の出土は、陶磁貿易におけるブトンの重要性を改めて証明することになった。
 調査成果とは別に、住民にとっての遺跡保存の意味が両遺跡とも大きな問題になっている。ティルタヤサでは中心の離宮跡は村の共同墓地として使われ続けており、地下の遺構はほとんど壊されてしまっている。ウォリオ城跡では城内に千人ほどの住民が住み続けており、城壁修復や観光開発は必ずしも彼らの賛同を得ていない。両遺跡が直面する問題は、インドネシアの文化遺産が直面する困難な状況の縮図とも見ることができる。
 以上の点を軸に、2005年度調査成果を映像をまじえながら報告したい。

  期日:2月17日(金)午後1時30分〜5時
  場所:福岡市埋蔵文化財センター(福岡市博多区井相田 博多駅よりバス約15分)
  主催:バンテン遺跡研究会・福岡市埋蔵文化財センター
  入場無料(事前申し込み不要)
  内容:
   13:30 開会あいさつ
   13:40/14:20 稲垣正宏(国際航業文化財調査室)「ティルタヤサ遺跡のスジュン水門跡」
   14:20/15:00 野上建紀(佐賀県有田町教育委員会)「ウォリオ城跡出土の伊万里大壷」
   15:10/15:50 瀧本正志(福岡市教育委員会)「両遺跡の調査経過と成果」
   15:50/16:30 坂井 隆(上智大学アジア文化研究所客員研究員)「両遺跡の保存と住民」
   16:30/17:00 質疑応答
  備考:閉会後、懇親会を行ないます。参加希望者はご連絡をお願いします。

Borneo Research Council大会のお知らせ

東南アジア史学会会員のみなさま:

マレーシア・サラワク大学・東アジア研究所のJames Chin所長から,
以下のような案内が届きましたので,転送します。

北海道大学・祖田亮次

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BORNEO IN THE NEW CENTURY

The Eighth Biennial Conference of the Borneo Research Council (BRC)
will take place in Kuching, Sarawak from July 31 to 1 August 2006. It
will be jointly organised by BRC and the Institute of East Asian
Studies (IEAS), Universiti Malaysia Sarawak (UNIMAS). The theme will
be "Borneo in the New Century".


Call for Papers

Participants are invited to submit papers presenting original research
in any field relating to Borneo Studies. Borneo refers to Sabah,
Brunei, Sarawak, Kalimantan and its surrounding region.
Individual papers and Proposals for panels are especially welcome. Each
panel (max four
papers) will be allocated 90 minutes.


Paper abstracts, no longer than 100 words, must be submitted by email
before 1 May to: Jchin@ieas.unimas.my or James.chin@lycos.com


On your abstract please indicate the following:
- title of paper
- author(s)
- contact details for the author(s)
- short biodata of author(s) (not more than 100 words)

Final Papers should be submitted electronically in Word or PDF format.

-- Papers should not exceed 6000 word in length, and should be 1.5 spaced.
-- Recommended Font: Times New Roman, 12 pt.
-- The paper should include the abstract at the top.
-- Author(s) and address information should be given on a separate sheet.

All papers submitted before the deadline of 1 July 2006 will be
included in the proceedings.


Deadlines:

Submission of Abstracts: 1 May 2006
Submission of Papers: 1 July 2006
Pre-conference Registration: 1 July 2006

More details: www.borneoresearchcouncil.org

2006年01月16日

The First Philippine Studies Conference of Japan (PSCJ 2006)論文発表者募集のご案内

2006年11月11−12日(土・日)もしくは11月4−5日(土・日)
の2日間に第1回国際フィリピン研究会議アジア地区日本大会(The First
Philippine Studies Conference of Japan: PSCJ 2006)が東京で開催の予定
です。会場は市ヶ谷・東京グリーンパレスを予定しております。

この研究集会は、国際フィリピン研究会議組織委員会(International
Committee on Philippine Studies: 委員長ベリンダ・A・アキノ氏)の承認
のもとに、日本で開催されるはじめてのフィリピン研究国際会議です。主要
テーマは、"The Philippines and Japan in the Global Context: Making
Multicultural Societies in the Asia Region"です。PSCJ組織委員会
が2004年11月に正式に発足し、これまで同組織委員会のもとで準備を
進めてまいりました。

2005年12月末現在、組織委員会によって10パネルほどを組織する企画
が立てられております。海外からは15−20人程度の研究者を招聘する予定
です。同会議ではとくに日本国内の中堅・若手フィリピン研究者の参加を強く
奨励したいと存じます。つきましては、日本国内の中堅・若手フィリピン研究
者の発表を以下の要領で公募したいと存じます。ふるってご参加くださいます
ようお願い申し上げます。なお、会場その他の制約から、海外からの公募は行
ないません。この点、なにとぞご留意いただければ幸いです。

    <応募要領>

1.応募資格者は、日本に在住するフィリピン研究者です(国籍は問いません)。
 中堅・若手研究者を優先します。

2.募集人数は10人前後です。応募者多数の場合には、PSCJ組織委員会
  プログラム小委員会で調整します。

3.ご希望の方は、発表論文の題目と要旨(200語程度)(英語もしくは
フィリピン語)を、英語標記の氏名・所属・肩書・連絡先(住所、電話
  &ファックス、電子メール)を添えて、東京フィリピン研究会事務局・
  玉置真紀子(email: zmackey@d1.dion.ne.jp)までお送りください。

4.応募締め切りは2006年3月15日(厳守)です。

5.同会議の日程は2006年4月中旬に決定の予定です。

6.参加費は、有職者6000−7000円、学生3000円(懇親会費を
  含む)を予定しております。

7.会議への参加費用は自己負担とします(PSCJ組織委員会からの補助
  はありません)。

8.この件についてのお問い合わせは、東京フィリピン研究会事務局・
  玉置真紀子、もしくは、神奈川大学外国語学部・永野善子までお願いいたします。

9.なお、この募集要項は、東京フィリピン研究会のURL:
  http://www.d1.dion.ne.jp/~zmackey/index.htmlにも掲示されます。

                             以上

                 PSCJ組織委員会コーディネーター
                             永野善子

2006年01月12日

第2回現代アジア学次世代国際研究大会のお知らせ

会員の皆様

年度末の折、ご多用かと存じます。
昨年に引き続き、今年も、次のような研究大会を開催します。
学生の方の参加を歓迎します。
よろしくお声かけをお願い申し上げます。

高橋勝幸 拝


早稲田大学 21世紀COEプログラム「現代アジア学の創生」
第2回現代アジア学次世代国際研究大会
—現代アジア学の構築をめざして—
日時:2006年1月22日(日) 10:00‐20:30 場所:早稲田大学西早稲田ビル(19号館)7階
(http://www.waseda.jp/jp/campus/index.html)
________________________________________
開会の辞  坪井 善明(早稲田大学政治経済学部・大学院政治学研究科教授) 10:00-10:10 710教室

セッション1 「東アジアにおける情報とネットワーク」          10:10-11:50 711教室
報告者:崔 梅花(一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程)
テーマ:「東アジアにおけるグローバリゼーションと言論政策」
報告者:金 燦錫(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科修士課程)
テーマ:「東アジアの共通情報基盤と相互理解」

セッション2 「アジアにおける法」                    10:10-11:50 712教室
報告者:袁 藝(専修大学・駿河台大学・東海大学法学部非常勤講師)
テーマ:「東アジアにおける国際私法の動向」
報告者:大内 哲也(「現代アジア学の創生」(COE-CAS)/研究員)
テーマ:「アジア地域における人権保障に関する一考察−日中国際法学者の見解を手がかりに」

セッション3 「新自由主義時代における韓国の民主主義」         13:00-14:40 711教室
報告者:キム・スニョン(韓国・高麗大学亜細亜問題研究所・専任研究員)
テーマ:「裏切られた民主主義?:新自由主義時代の韓国の民主主義と社会経済的不平等」(韓国語報告・通訳あり)
報告者:金 淳和(早稲田大学政治学研究科博士後期課程・COE-CAS/研究員)
テーマ:「金大中政権下の福祉改革におけるNGOと国家:国民基礎生活保障法を事例として」

セッション4 「東アジアにおける国際社会関係」            13:00-14:40 712教室
報告者:金戸 幸子(東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程)
テーマ:「台湾の「新移民」をめぐる事例から考えるアジアにおける人の越境とその課題」
報告者:ローソン・ミチ(米・ハーバード大学歴史学部博士課程)
テーマ:「プランゲ文庫にみる占領期日本のアジア認識」

セッション5 「アジアにおける国家形成の課題とパブリック外交の展望」 15:00-16:40 711教室
報告者:バトツェツェグ・セルジ(モンゴル国立大学国際関係学院外交資料翻訳科主任講師)
テーマ:「国家イメージの形成−アジア諸国の対外政策におけるパブリック外交の構想と展望−」(英語報告)
報告者:ウィエンラット・ネーティポー(タイ・チュラーロンコーン大学政治学部政治学科講師)
テーマ:「国家形成とパトロン・クライエント関係」(英語報告)

セッション6 「冷戦と東アジア」              15:00-16:40 712教室
報告者:吉田 豊子(中央大学経済学部非常勤講師)
テーマ:「冷戦前夜の中ソ関係−北塔山事件をめぐる中ソ交渉を中心に」
報告者:平川 幸子(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程・COE-CAS/RA)
テーマ:「冷戦時『2つの中国』のジレンマへの国際社会の対応〜『日本方式』の標準化過程の分析」

特別講演  谷口 誠(岩手県立大学学長)                  17:00-18:00 710教室

懇親会  18:30-20:30  713教室
________________________________________
お問い合わせ先 早稲田大学COE−CASオフィス Tel:03-5287-5091 Eメール:newoffice@waseda-coe-cas.jp

第113回SEAF研究会のお知らせ (SOUTHEAST ASIA FORUM)

寒中お見舞い申し上げます。寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年最初のSEAF(東南アジア談話会)を下記の日程で開催いたします。東南アジアに関心のある方ならどなたでも歓迎いたします。皆さん、ふるってご参加ください。

             記

日時 2006年1月28日(土)14:00〜17:00

場所 広島市女性教育センター(旧婦人教育会館)4F 第1会議室
(広島市中区大手町5丁目6−9 Tel 082-248-3312)
http://www.hitomachi.city.hiroshima.jp/we-plaza/

発表者 友保 浩法
   (広島大学大学院文学研究科)

題目 「ベトナム阮朝期(19世紀前半)の税制度について−正賦・雑賦を中心に−」

-------問い合わせ先-------
東南アジア談話会事務局
〒739-8522 東広島市鏡山1-2-3 広島大学大学院文学研究科
東洋史学研究室内 細川 月子

*報告後に懇親会を予定しております。なお、お茶代として300円をご用意ください。

インドネシア文献学セミナーのご案内

東南アジア史学会会員のみなさま

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、フィールドサイエンス研究企画センター主催による中東・イスラーム研究教育プロジェクト「インドネシア文献学セミ ナー」のご案内をお送りいたします。関心がおありの方は、ざひご参加ください。

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 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、中東・イスラーム研究教育 プロジェクトならびに共同研究プロジェクト「マレー世界の地方文化」の一環とし て、インドネシア文献学セミナーを開催します。

 本セミナーでは、現在のインドネシア共和国、マレーシア王国を中心とする島嶼部 東南アジアを広くインドネシアとして捉え、この地域の固有の文書についての知識を 深め、それらを用いた研究の可能性を探ります。この地域はイスラーム圏の東端に位 置すると同時に、古くからインドの影響を受け、豊かな文字文化が花開きました。イ ンドネシア諸語によって書かれた古文献は、これまで、研究対象になることも、研究 の資料とされることも稀でしたが、歴史、文化の研究の新たな資料として、いま注目を浴びています。

 本セミナーでは、現在、アジア・アフリカ言語文化研究所に滞在中のティティッ ク・プジアストゥティさん(インドネシア大学文学部講師・インドネシア写本学会− MANASSA−会長)を中心に、インドネシアの文献学・写本学に関する紹介を行うほか、 インド文献学の伝統と東南アジアの文字文化に関する解説、さらにインドネシアに関 して古文献を用いた研究を行ってきた研究者のコメントを加え、現在、インドネシア諸語の文献を用いた研究を行っている研究者、あるいは、これから始めようとする研究者の層の拡大を図ります。

なお、2・3日目のティティックさんの報告は、インドネシア語で行われますが、適宜要約を日本語で入れます。

中東・イスラーム研究教育プロジェクト「インドネシア文献学セミナー」
期間:2006年2月13日〜15日(3日間・それぞれ10:00-17:00)
会場:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
3階マルチメディアセミナー室(306号室)
地図:http://www.tufs.ac.jp/common/is/university/access_map.html
地図:http://www.aa.tufs.ac.jp/location_j.html

プログラム:
2月13日(月)
10:00-10:15
 開会
10:15-12:15
 「東南アジアのインド系文字について」
 澤田英夫 (東京外国語大学・アジア・アフリカ言語文化研究所)
13:30-14:00
 コメント
 青山 亨 (東京外国語大学・外国語学部)
14:00-16:00
 「インド文献学について」
 中谷英明 (東京外国語大学・アジア・アフリカ言語文化研究所)
16:15-17:00
 質疑応答

2月14日(火)
10:00-12:00
 「インドネシア文献学と関連する研究分野について」
 ティティック・プジアストゥティ
  (東京外国語大学・アジア・アフリカ言語文化研究所)
13:30-15:30
 「インドネシア文献学におけるテクスト批判」
 ティティック・プジアストゥティ
  (東京外国語大学・アジア・アフリカ言語文化研究所)
15:45-16:15
 コメント
 菅原由美 (天理大学・国際文化学部)
16:15-17:00
 質疑応答

2月15日(水)
10:00-12:00
 「インドネシア写本学について」
 ティティック・プジアストゥティ
  (東京外国語大学・アジア・アフリカ言語文化研究所)
13:30-15:30
 「写本学の役割と研究地域について」
 ティティック・プジアストゥティ
  (東京外国語大学・アジア・アフリカ言語文化研究所)
15:45-16:15
 コメント
 西尾寛治(東洋文庫・研究員)
16:15-17:00
 質疑応答

ベトナム研究集会(バークリー)

渉外担当理事の寺田勇文です。下記のように、カリフォルニア大学
バークリー校で開催されるベトナム研究集会についての案内が届き
ましたので、お知らせいたします。

ANNOUNCEMENT

The UC Berkeley Center for Southeast Asia Studies 23rd Annual Conference
will be held on the Berkeley campus on April 6, 2006 - immediately prior to
the annual meeting of the Association of Asian Studies in San Francisco.
The format of the CSEAS conference this year will deviate from recent
years, as it is being designed to coincide with the launch of the "Journal
of Vietnamese Studies" - a new academic journal to be published by UC
Press, with support from the Henry Luce Foundation, and co-edited by Prof.
Peter Zinoman (CSEAS Chair) and Prof. Mariam Beevi Lam (UC Riverside).

The CSEAS conference on April 6th will be a one-day workshop, with invited
papers, on the theme, "Vietnam Studies: States of the Field". Confirmed
speakers include Yen Le Espiritu (UC San Diego), Christopher Goscha
(University of Quebec), Liam Kelley (University of Hawaii), Hy Van Luong
(University of Toronto), David Marr (ANU), Edward Miller (Dartmouth),
Sophie Quinn-Judge (Temple), Helle Rydstrom (Linkoping University), Philip
Taylor (ANU), Keith Taylor (Cornell) and Tuong Vu (Naval Postgraduate
School). The conference will be held in the Heyns Room, UC Faculty Club.
Additional details will be posted on the CSEAS website in February
(http://ias.berkeley.edu/cseas)

A launch reception for the new journal will be held during AAS, hosted by
UC Press. Information about this reception will be available in the AAS
meeting program.

Vice-Chair, Center for Southeast Asia Studies
University of California at Berkeley
2223 Fulton St., No. 617
Berkeley CA 94720-2318
Tel.: (510) 642-8393; Fax: (510) 643-7062
E-mail: maxims@berkeley.edu
http://ias.berkeley.edu/cseas

2006年01月08日

海域アジア史研究会1月例会のお知らせ

下記の日程で海域アジア史研究会1月例会を開催いたします。今月は現在出版計画進行中の『海域アジア史研究入門』(仮題)に関する報告を予定しております。基本的に執筆者による会合ですが、本書にご興味をお持ちの方々のご参加とご意見も歓迎致します。

また下記の通り、例会後には同じ会場にてスン・ライチェン氏の講演会を開催します。皆様、ふるってご参加ください。

                    記
 日時:2006年1月14日(土) 11:00〜14:00
 場所:大阪大学豊中キャンパス 待兼山会館 2F会議室
  大阪大学豊中キャンパスへの交通アクセス:http://www.osaka-u.ac.jp/jp/accessmap.html
  豊中キャンパスマップ:http://www.osaka-u.ac.jp/jp/about/map/toyonaka.html
 内容:『海域アジア史研究入門』刊行にむけて

※通常と開始時間が異なります。ご注意ください。
連絡先:大阪大学大学院文学研究科 東洋史学研究室気付(蓮田)
     〒560-8532 大阪府豊中市待兼山町1−5

◇スン・ライチェン氏講演会◇

サントリー文化財団の助成により、以下の研究会を開催します。オープンな会ですので、ふるってご参加下さい。今回は東・東南アジアの近世を、最近利用可能になった中国史料の博捜にもとづき、火器技術の面から解明する気鋭の研究者として世界的に注目されているSun Laichen氏を、カリフォルニアからお招きします。

日時:2006年1月14日(土) 15:00〜17:00
会場:大阪大学豊中キャンパス・待兼山会館 2F会議室
報告:Sun Laichen(California State University, Fullerton), "An age of gunpowder in Asia, c. 1390-1683"? (報告は英語、討論は通訳付き)

問い合わせ先
大阪大学文学研究科・桃木至朗研究室
560-8532豊中市待兼山町1-5

2005年12月28日

研究会のご案内

東南アジア史学会会員の皆様

下記のような研究会を実施いたします。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。

林 行夫
京都大学 東南アジア研究所


地域情報学研究会「地域研究活動アーカイブ」開催のご案内

「基盤研究(S)地域情報学の創出<代表:京都大学東南アジア研究所教授・柴山
守>」の「地域研究活動アーカイブ」の取り組みとして、第1回目の研究会を下記の
とおり実施いたします。この会合は、長年にわたって特定の地域および「地域研究」
と格闘されてきた先達を「語り部」としてお招きして、過去および現在の「地域研
究」における研究対象や研究方法の変遷や特徴を浮き彫りにし、その実践を未来への
試金石、共有財とする試みのひとつです。とくに若い世代の方々には、大いに益する
ものと期待しております。
 ご多用中のことと拝察しますが、万障お繰り合わせのうえ、ご参集ください。

 話題提供者 福井捷朗 (立命館アジア太平洋大学 教授)
 演  題   「自然科学者と<地域研究>---次世代へのメッセージ---」
 日  時   2006年 1月13日(金) 16:00〜18:00
 場  所   京都大学 東南アジア研究所 共同棟3F教室

 連絡先 林 行夫
 京都大学 東南アジア研究所

研究会のご案内

各位

サントリー文化財団の助成により、以下の研究会を開催します。
オープンな会ですので、ふるってご参加下さい。今回は東・東
南アジアの近世を、最近利用可能になった中国史料の博捜にも
とづき、火器技術の面から解明する気鋭の研究者として世界的
に注目されているSun Laichen氏を、カリフォルニアからお招
きします。

桃木至朗

     記
日時 1月14日(土) 午後3時〜5時
会場 大阪大学豊中キャンパス・待兼山会館2F会議室
・ 大阪大学豊中キャンパスへの交通アクセス:http://www.osaka-u.ac.jp/jp/accessmap.html
・ 豊中キャンパスマップ:http://www.osaka-u.ac.jp/jp/about/map/toyonaka.html
報告 Sun Laichen (California State University,
Fullerton), "An age of gunpowder in Asia, c. 1390-1683"?
(報告は英語、討論は通訳付き)

問い合わせ先
大阪大学文学研究科・桃木至朗研究室
560-8532豊中市待兼山町1-5

ライデン大学「 ENCOMPASS」プログラム

*国際渉外担当の吉村真子です*

鈴木恒之先生(東京女子大学)から、ライデン大学が「ENCOMPASS」と
いうプロジェクト(TANAPを継ぐもの)を立ち上げ、修士課程の学生を
募集するとのことなので、学会のメーリングリストでお知らせして
ほしいとのご連絡がありました。

奨学金の対象は、おもに東南アジアの学生のようですが、プログラムに
関心をお持ちの方は、ライデン大学の当プログラムのWeb(www.tanap.net
をご参照ください。

吉村真子

=========
Encompass Scholarships for History Students

Leiden University, The Netherlands

---------------
 Encompass
---------------

Encountering A Common Past
A Dutch-Asian multilateral Educational
and Historical Research Project

You are requested to send your application to:
Leiden University
Department of History
Encompass
Dr. H.E. Niemeijer
P.O. Box 9515
2300 RA Leiden
The Netherlands

For further information please contact us by E-mail or Phone/Fax:
e-mail: h.e.niemeijer@let.leidenuniv.nl
Tel: +31(0)71-5272772
Fax: +31 (0)71-5272652

Encompass Master’s Programmeme 2006-2007
Admission deadline: March 1, 2006
  (For scholarship: February 1, 2006)
  Beginning date: September 1, 2006

2005年12月21日

ワークショップのご案内

みなさま

慌ただしい年末の時期ですが、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

下記ワークショップの開催案内をお送りいたします。転送も歓迎いたします。
入試・学期末などのシーズン中でご多忙とは存じますが、皆様のご来場をお待ち申し上げております。

会場準備の都合上、ご参加可能な方々は1月16日(月)までにご返信下さいますようお願い申し上げます。


神田外語大学
奥島美夏


******************記******************

ICCI共同研究プロジェクト「日本のインドネシア人社会」第2回公開ワークショップ
「インドネシア人移民の国際動向――オーストラリア、東アジアNIES、日本の現在」


日時:2006年2月4日(土)14:00〜17:30(*日本語・インドネシア語同時通訳)
会場:TKP四谷第2会場
    (JR四谷駅四谷口より徒歩1分、東京都新宿区四谷1-8-6 ホリナカビル301)
    *地図:http://www.kaigishitu.com/image/00200513005/map.gif


開場:13:30
懇親会:18:00〜(*当日費用を集めます)


内容(予定):

(1)池上重弘(静岡文化芸術大学・文化人類学)
「オーストラリア、シドニーにおけるインドネシア人コミュニティと自助組織」

(2)安里和晃(日本学術振興会・経済学)
「東アジアにおける家事労働の国際商品化とインドネシア人労働者の位置づけ」

(3)目黒 潮(東京都立大学大学院・人文地理学)
「大洗町を起点とした日系ミナハサ族の転職行動」

(4) リワント・ティルトスダルモ(インドネシア科学院社会文化研究所・社会人口学)
「中部地方のインドネシア人移民コミュニティ――起源と適応」

(5)トリ・ヌケ・プジアストゥティ(インドネシア科学院政策研究所・政治学)
「日本の移民コミュニティと宗教――中部地方のインドネシア人ムスリムの場合」



お問い合わせ先:

神田外語大学異文化コミュニケーション研究所
事務局(HP) http://www.kuis.ac.jp/icci/
奥島美夏

2005年12月14日

科研研究会の案内

平成15〜17年度科学研究費補助金(基盤研究(B)(1))
「不可視の時代の東南アジア史:文献史料読解による脱構築」研究会

各位:

下記の通り、科研研究会を開催致します。関西例会終了後に開催しますので併せて皆様のご参加をお待ちしております。

日 時:2005年12月17日(土)16:30から(関西例会終了後)
場 所:大阪駅前第2ビル6階・大阪市立大学文化交流センター・大セミナー室
報告者:蓮田隆志
話題:「ふたつの17世紀ベトナム史 ——黎帝・鄭主・阮氏——」

 ※科研の研究会ですが、参加自由です。
 科研ウェブサイト:http://www.h6.dion.ne.jp/~kawan/mienai-home.htm

2005年12月13日

SEAF研究会のお知らせ

各位

第112回SEAF研究会のお知らせ (SOUTHEAST ASIA FORUM)

第112回SEAF(東南アジア談話会)を下記の日程で開催いたします。東南
アジアに関心のある方ならどなたでも歓迎いたします。皆さん、ふるってご参加くだ
さい。


             記

日時 2005年12月24日(土)14:00〜17:00

場所 広島市女性教育センター(旧婦人教育会館) 4F第一会議室
(広島市中区大手町5丁目6−9 Tel 082-248-3312)
http://www.hitomachi.city.hiroshima.jp/we-plaza/

発表者 岡崎佳代
 (東京外国語大学大学院地域文化研究科研究生)

題目 「20世紀初頭のジャワ民衆とアウトロー」

-------問い合わせ先-------
東南アジア談話会事務局
〒739-8522 東広島市鏡山1-2-3 広島大学大学院文学研究科
東洋史学研究室内 細川 月子

*お茶代として300円(学生200円)をご用意ください。
*報告後に懇親会を予定しておりますので、そちらにもぜひご参加下さい。

2005年12月05日

「タイの住民自治制度の発展と市民社会形成の可能性」会合のご案内

平成15-17年度科研費による研究プロジェクト「タイの住民自治制度の発展と市民社会形成の可能性」拡大研究会のご案内をお送りいたします。
関心がおありの方は、ご出席よろしくお願いいたします。

研究会「タイの住民自治制度の発展と市民社会形成の可能性」
日時:2005年12月18日(日)13:00-17:00
会場:同志社大学(今出川キャンパス)明徳館 M1教室
主 催 : 平成17年度科学研究費補助金プロジェクトグループ
「タイの住民自治制度の発展と市民社会形成の可能性」(研究代表者 : 橋本 卓)
お問い合せ先 : 同志社大学 法学部 研究室315号(橋本)

プログラム
13:00 開会挨拶 / 調査研究概要説明 橋本 卓(同志社大学法学部 ・ 教授)
13:15 「バンコク都における住民自治制度の現状(仮題)」 *タイ語通訳付
チンダー・イムポーン(バンコク都ワントーンルアン特別区・地域社会開発課長)
14:10 「バンコク都郊外地域における住民自治とリーダーたち」
藤井 和佐(岡山大学文学部・ 助教授)
14:40 「地域の宗教と住民 : 仏教とイスラーム」 野津 幸治(天理大学国際文化学部 ・ 助教授)
15:10 休憩
15:30 「市民社会と住民自治」 橋本 卓(同志社大学法学部 ・ 教授)
16:00 コメントおよび総括討論 コメンテーター : 鰺坂 学(同志社大学社会学部 ・ 教授)
17:00 終了
〈司 会〉 橋本 泰子(四国学院大学社会学部 ・ 教授)
敬称・尊称略

2005年12月03日

第14回日本マレーシア研究会(JAMS)研究大会のご案内

日本マレーシア研究会(JAMS)では、来たる12月17(土)、18日(日)の両日に第14回研究大会を開催します。

師走のたいへん多忙な折とは存じますが、ご興味をお持ちの皆様はぜひご参加くださいますようお願い申し上げます。

(大会委員 鈴木陽一)

*************************

第14回 日本マレーシア研究会(JAMS)研究大会 プログラム

開催日:2005年12月17日(土)・18日(日)

会 場:上智大学四谷キャンパス(JR中央線・東京メトロ四谷駅すぐ)
9号館2階249号室

会場へのアクセスは以下のURLをご覧ください。
http://www.sophia.ac.jp/J/sogo.nsf/Content/access_yotsuya
大学構内の地図は以下のURLをご覧ください。
http://www.sophia.ac.jp/J/sogo.nsf/Content/campusmap_yotsuya

当日、会場案内の表示が「マレー世界研究会」と併記されていますので、ご注意ください。
また、土日で、北門は閉鎖されています。正門からお回りください。

12月17日(土)

13:00− 受付開始

13:30−13:40 開会の辞

13:40−17:30 第1セッション 「脱植民地化をめぐって」

13:40−16:00 報告
マラヤ共産党とマラヤ独立、北カリマンタン共産党とマレーシア結成
原不二夫(南山大学)

英領マラヤの脱植民地化と戦後日本
都丸潤子(上智大学)

マレーシア紛争と日本
宮城大蔵(北海道大学)

マラヤ大学設立にみる植民地主義的知の制度化
井口由布(立命館アジア太平洋大学)

16:00−16:20 コメント
永野隆行(獨協大学)
左右田直規(東京外国語大学)

16:20−17:30 総合討論

17:30−18:30 会員総会

18:30−20:00 懇親会(上智会館第5会議室)*

*二次会は外にご用意いたしました。


12月18日(日)

9:00− 受付開始

9:30−12:00 第2セッション 個別研究報告

9:30−10:20 報告1
ハートフォード時代のウィリアム・シェラベア
—英国人宣教師に対する回顧と展望—
綱島(三宅)郁子(同志社大学)

10:20−11:10 報告2
マレー人社会における公共圏の形成とイスラーム運動
塩崎悠輝(国際イスラーム大学マレーシア(啓示人文学部コミュニケーション学科2005年9月修士課程修了))

11:10−12:00 報告3
英国北ボルネオ特許会社の開発戦略と木材産業の発達(1881—1946)
—中国大陸鉄道の木材需要に対する特許会社の反応を中心として—
都築一子(自然環境保護教育アドバイザ)

12:00−13:00 昼食

13:00−15:50 第3セッション 「2004年スマトラ沖地震・津波に見るさまざまな支援のかたち
——大規模自然災害における地域研究者の役割を考える——」

13:00−14:20 報告
2004年スマトラ沖地震・津波によるナングロ・アチェ・ダルサラム州の建物被害
堀江啓(独立行政法人防災科学技術研究所・地震防災フロンティア研究センター)

紛争地における大規模自然災害
——情報の収集・発信状況からみるスマトラ沖地震・津波——
西芳実(大東文化大学国際関係学部非常勤講師)

スマトラ沖地震・津波とマレーシア
——被災国として、スマトラ地域に最も近い隣人として——
篠崎香織(ルクセンブルグ欧亜人文社会科学研究所マレーシア孝恩文化基金合同プロジェクト客員研究員)

14:20−14:30 休憩

14:30−15:50 総合討論

15:50− 閉会の辞

2005年11月22日

早稲田大学21世紀COE 国際シンポジウムのご案内

会員の皆様

12月3(土)4日(日)に開催されます
国際シンポジウム「東アジア共同体のダイナミズム」および
マハティール前マレーシア首相名誉博士学位贈呈式、
また、2日(金)開催の「東アジア研究者フォーラム」のご案内をお送りします。
お知り合いの方にも是非お声かけをお願いいたします。


高橋勝幸 拝

早稲田大学 21世紀COEプログラム
国際公開シンポジウム「東アジア共同体のダイナミズム」

マハティール前マレーシア首相名誉博士学位贈呈式及び記念講演

主催:
早稲田大学21世紀COE
「現代アジア学の創生」(COE−CAS)

【日時】

2005年12月3日(土)10:30〜17:45
(開場 9:30〜10:15)
   4日(日) 9:30〜17:30
(開場 9:15)

【場所】
早稲田大学国際会議場(井深大記念ホール)
入場無料・日英同時通訳・事前申込要
※お申込み・お問合せ先
早稲田大学21世紀COE「現代アジア学の創生」事務局
URL: http://www.waseda-coe-cas.jp
*上記HPより事前登録をお願い致します。


【スケジュール】
12月3日(土)
マハティール前マレーシア首相 
名誉博士号授与式及び記念講演

開場 9:30〜10:00

マハティール前マレーシア首相名誉博士学位贈呈式
10:30〜11:00

開会の辞 毛里 和子(早稲田大学)

記念講演会
「東アジア共同体構想と期待するもの」
11:20〜12:00
司会 坪井善明(早稲田大学)


昼食 12:00〜13:30

<第1セッション> 13:30〜15:30
「東アジア共同体をめぐる諸問題」
司会
青山 瑠妙(早稲田大学)
報告
孫 基燮 (韓国・ソウル大学)
「韓国からみる日本・中国・東アジア共同体」
王 正毅(中国・北京大学)
「ASEAN共同体の展望—中国からの理論的考察」
毛里 和子(早稲田大学)
「新日中関係と東アジア共同体」

コーヒーブレイク 15:30〜15:45

<第2セッション> 15:45〜17:45
「域内経済の進展度(FTAをめぐって)」
司会
浦田 秀次郎(早稲田大学)
報告
趙 晋平(中国・国務院発展研究センター)
「中国の東アジアにおけるFTA戦略」
深川 由起子(東京大学)
「東アジアFTAの可能性」
木下 俊彦(早稲田大学)
「日本の東アジアにおけるFTA戦略」
スティパン・チラティワット(タイ・チュラロンコン大学)
「ASEANのFTA戦略:タイを中心として」

12月4日(日)
<第3セッション> 9:30〜11:30
「東アジアの民主化と市民社会—人々の下からの秩序形成」
司会
西川 潤(早稲田大学)
報告
フランシス・ロー・コクワ(マレーシア科学大学/ALIRAN)
「ASEAN諸国の市民社会と民主化運動
‐下からのグローバル化連携をどう作るか?」
川村 暁雄(神戸女学院大学)
「東アジア諸国における公共空間形成の可能性」
スリニヴァス・プラバカール(インド・ジャワハルラル・ネルー大学)
「インド市民社会から見た東アジア共同体」
李 起豪(韓国平和フォーラム)
「東アジア市民社会のネットワークをどう築くか?地域協力への道」

昼食 11:30〜12:45

<第4セッション> 12:45〜14:45
「人と文化の移動が東アジアを創る」
司会
白木 三秀(早稲田大学)
報告
尹 麟鎭(韓国・高麗大学)
「コリアン・ディアスポラの可能性」
平野 健一郎(早稲田大学)
「国際移動とナショナリズム・リージョナリズム」
黒田 一雄(早稲田大学)
「東アジア共同体形成のための国際教育交流」

コーヒーブレイク 14:45〜15:00

総括セッション 15:00〜17:30
「日本はどうすればよいか」
司会
坪井 善明 (早稲田大学)
パネリスト
毛里 和子 (早稲田大学)
谷口 誠      (岩手県立大学学長)
田中 明彦 (東京大学)
青木 保 (法政大学)
孫 基燮 (ソウル大学)
王 正毅 (北京大学)
キムベン・ファー (マレーシア・RAPID;Resilience Alliance Partnership in International Development, Malaysia)

閉会の辞
平野 健一郎

レセプション 3F第1会議室 (会費:1000円)
17:45〜

--------------------------------------------------------------
21世紀COE国際公開シンポジウム
「東アジア共同体のダイナミズム」

「東アジア研究者フォーラム」

【日時】
12月2日(金)
10:00〜17:00(開場 9:40)
【場所】
早稲田大学国際会議場 3F 第一会議室

入場無料・事前申込要
日英同時通訳
※お申込み・お問合せ先
早稲田大学21世紀COE「現代アジア学の創生」事務局
URL: http://www.waseda-coe-cas.jp
*上記HPより事前登録をお願い致します。


開会挨拶
【午前セッション】 10:00〜12:00
—アジアにおける留学生交流の戦略的展開—

<司会>
杉村美紀(上智大学)
黒田一雄(早稲田大学)
<報告>
杉村美紀(上智大学)
「アジアの高等教育戦略と中国の留学生政策」
スネート・カンピラパーブ(名古屋大学)
「タイの留学生政策」
ダン・バ・ラム(ベトナム・国立教育戦略・カリキュラム研究所)
「ベトナムの留学生政策」
横田雅弘(一橋大学)
「日本の留学生政策とアジア留学生交流の将来像」

[午後セッション] 13:00−17:00
「東アジア地域協力に向けた大学間連携:ネットワークをいかに構築するか」
挨拶
奥島孝康(早稲田大学アジア研究機構長、早稲田大学前総長)

司会
天児 慧(早稲田大学アジア研究機構、大学院アジア太平洋研究科)

出席者
孫 基燮(ソウル大学国際大学院・韓国)
金 栄作(国民大学日本学研究所・韓国)
王 正毅(北京大学国際関係学院・中国)
劉 培峰(清華大学公共管理学院・中国)
張 浩川(復旦大学日本研究センター・中国)
蕭 新煌(台湾大学社会学部・台湾)
馮 錦榮(香港大学中文学部・香港)
N.アルタンツェツェグ(モンゴル国立大学国際関係学院・モンゴル)
キムベン・ファー(マレーシア科学大学・タンスリ・ラザリ・イスマイル名誉学長の代
理出)
アミタフ・アチャリヤ(南洋工科大学防衛戦略問題研究所・シンガポール)
片山裕(神戸大学大学院国際協力研究科)
園田茂人(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科)

主催: 早稲田大学21世紀COE「現代アジア学の創生」(COE−CAS)
私立大学学術研究高度化推進事業(オープン:2004−2008)
助成: 国際交流基金
後援: 朝日新聞アジアネットワーク


***********************************
早稲田大学21世紀COEプログラム
「現代アジア学の創生」事務局(COE-CAS)

峯田 史郎
URL:http://www.waseda-coe-cas.jp/

2005年11月12日

公開セミナー「スマトラ沖地震・津波による文書遺産の被災と復興支援」

国立国会図書館の公開セミナー「スマトラ沖地震・津波による文書遺産の被災と復興支援」のご案内をいたします。


◇公開セミナー「スマトラ沖地震・津波による文書遺産の被災と復興支援」◇

日時: 2005年12月6日(水)13:00〜17:00(12:30受付開始)
会場: 国立国会図書館東京本館 新館講堂
定員: 200名(先着順)
   定員になり次第締め切ります。ご参加いただけない場合のみ、ご連絡し
   ます。なお、参加証等はございませんので、当日直接会場までお越しく
   ださい。

プログラム:

基調講演「IFLA/PACの防災プログラムについて」 
 マリー=テレーズ・バーラモフ
  (IFLA/PAC国際センター長、フランス国立図書館)

報告「インドネシアにおける被災状況及び復興支援ニーズ」 
  ダディ P.ラフマナンタ(インドネシア国立図書館長)

報告「スリランカにおける被災状況及び復興支援ニーズ」 
  ウパリ・アマラシリ(スリランカ国立図書館長)

報告「アチェにおける被災文書の修復活動」 
  坂本勇(有限会社東京修復保存センター代表)

報告「IFLA/PACアジア地域センターの最近の活動について」 
  那須雅熙(IFLA/PACアジア地域センター長、国立国会図書館収集部司書監)

             * IFLA/PAC:国際図書館連盟資料保存コア活動


申込方法: E-mailまたはFAXで、(1)氏名(ふりがな)、(2)所属、(3)住所、 
     (4)TEL番号、(5)FAX番号、(6)E-mailアドレス及び「公開セミナー
     参加希望」とご記入のうえ、下記あてにお申し込みください。
     参加費は無料です。

申込締切:2005年11月18日(金)

申込み・問合わせ先:
 国立国会図書館 収集部 資料保存課

詳しくは、
HP:http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/data_news.html
案内PDF:http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/pdf/seminar_info.pdf
申込PDF:http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/pdf/seminar_apply.pdf
をご覧下さい。


遠藤 聡(国立国会図書館非常勤調査員兼任)

2005年11月09日

科研研究会のお知らせ

平成15〜17年度科学研究費補助金(基盤研究(B)(1))
「不可視の時代の東南アジア史:文献史料読解による脱構築」研究会

日 時:2005年11月19日(土)16:30から(関西例会終了後)
場 所:大阪駅前第2ビル6階・大阪市立大学文化交流センター・大セミナー室
話題(1):岡本弘道「18世紀を中心に見た漢籍地理書中の東南アジア」(仮題)
話題(2):桑原季雄「ヌグリスンビランにおける土着のリーダーと英国植民地政府」(仮題)

 ※科研の研究会ですが、参加自由です。
 科研ウェブサイト:http://www.h6.dion.ne.jp/~kawan/mienai-home.htm

海域アジア史研究会11月例会のお知らせ

11月の海域アジア史研究会は下記研究会を共催することになりました。皆様ふるってご参加下さい。

第1回「大阪大学歴史教育研究会」(仮称)のご案内

このほど文科省より採択されました「魅力ある大学院イニシアチブ」(2005−2006年度)の取組の一環として、下記の研究会を開催することにいたしましたので、ふるってご参加下さい。

この研究会は年度内に3〜4回、来年度は毎月開催し、夏の高校教育セミナーはその拡大版とする計画です。(1)会の内容は、歴史学各分野の概論・解説、教科書・参考書の記述の検討など、(2)それを通じて達成すべき目標は、高校・予備校教員等のリカレント教育および、大学院生・若手研究者が自己の専門研究を歴史学の大きな流れの中に位置付けそれを専門外に向けて説明する能力の涵養、などと考えておりますが、具体的な進め方については皆様のご意見・アイディアを頂戴したいと存じます。

             記
日時 11月26日(土)午後1時〜5時
会場 大阪大学豊中キャンパス・待兼山会館2F会議室(通常
と会場が違うのでご注意下さい)
・大阪大学豊中キャンパスへの交通アクセス:http://www.osaka-u.ac.jp/jp/accessmap.html
・豊中キャンパスマップ:http://www.osaka-u.ac.jp/jp/about/map/toyonaka.html

プログラム (1)桃木至朗「歴史の研究と教育に関する問題提起:海域アジア史を中心として」
      (2)今後の進め方に関する意見交換

問い合わせ先
桃木至朗
大阪大学文学研究科
560-8532豊中市待兼山町1-5

研究会のご案内

以下のような研究会のご案内をいただきました。

昨今様々な地域で発生している自然災害の例を引くまでもなく、いずれの
地域においても、そこに住む人たちの運命を大きく変えてしまうような自然
災害が発生する可能性があると思います。自身がその被災者になる可能
性があるのはもちろんですが、研究対象地域に自然災害が降りかかる可
能性というのも、研究者は等しく抱えていると思います。

今回いただいた研究会は、多くの研究者が直面しうる共通のテーマである
と思いましたため、ご案内を転送させていただきました。

篠崎香織
ルクセンブルグ欧亜人文社会科学研究所
(マレーシア孝恩文化基金合同キャンパス計画)
客員研究員

***************

報告題目 : 「現地調査・研究と応答責任: ピナトゥボ大噴火(1991)による先住民アエタの被災と人類学者の私の関与」
報告者 : 清水展(九州大学)
日 時 : 11月11日(金)18:30-21:00 
会 場 : 東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム2
会 費 : 100円(レジュメのコピー代として)

昨年末のスマトラ沖地震・津波はインド洋周辺諸地域に甚大な被害を与え、大規模か
つ多様な支援活動が現在まで行われています。こうしたなか、これらの地域を専門と
する研究者も、研究者としてあるいは一個人として、この災害にどう関わるのかとい
う問題に、何らかの形で直面してきたのではないかと思います。11月11日は、大規模
自然災害に際してその地域の研究者にどのような対応がありうるかという観点から、
研究対象地域がフィリピン・ピナトゥボ大噴火(1991年)という大災害に見舞われた
清水展先生をお招きして、そのご経験や研究者としての関わり方についてご報告いた
だきます。

※清水展先生にはご報告と関連して下記のご著作があります。

清水展2003『噴火のこだま:ピナトゥボ・アエタの被災と新生をめぐる文化・開発・
NGO』九州大学出版会。

清水展2005「ピナトゥボ・アエタ:1991年大噴火によるアエタの苦難と覚醒」林行
夫/合田濤(編)『講座ファースト・ピープル:世界先住民の現在 第2巻・東南ア
ジア』明石書店、pp.227-242。

2005年11月07日

第25回「東南アジアの社会と文化」研究会のお知らせ

第25回定例研究会を下記の通り開催します。今回は、京都大学
大学院の細田尚美さんが、フィリピを事例に移動をめぐる家族の社会関係
について報告します。多くの方の参加をお待ちしています。
研究会終了後、懇親会を行いますので、こちらにも振るってご参加下さい。
なお、今回は事情により開催が第四金曜日になっています。ご了承ください。

 話題提供者:細田尚美(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)

  フィリピンにおける「家族のための移動」再考
−<分け与えること>をめぐる社会関係を手がかりに−
  日 時  :2005年11月25日(金) 16:00−18:00
場 所  :京都大学東南アジア研究所 東棟2F教室

*この研究会は原則として奇数月の第三金曜日に開催されます(ただし
今回は第四金曜日)。7月は夏休みとし、研究会は開催しません。研究会の
案内はメールを通じて行っています。お知り合いの方、とくに学部生・院生・
若手研究者に、このメールを転送するなどして、案内リストへの参加をお勧
めいただければ幸いです。

*********************************************************
「東南アジアの社会と文化」研究会のホームページです。ご参照ください。
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/asia/chiiki-shinka/syakai-bunka/
*********************************************************

[世話人]
杉島 敬志(京大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
林 行夫(京大東南アジア研究所)
[事務局]
速水洋子(京大東南アジア研究所)
長津一史(京大東南アジア研究所)
王柳蘭(京大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)

2005年11月04日

シンポジウムのお知らせ

下のようなシンポジウムを龍谷大学瀬田キャンパスで行ないます。興味のおありの方は是非ご参加ください。

加藤 剛

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各 位
                       国際社会文化研究所所長
                           松 原 廣 志

  2005 龍谷大学 国際社会文化研究所シンポジウム(ご案内)

下記日程で国際社会文化研究所シンポジウムを瀬田学舎にて開催いたします。
関係各位に広くご案内頂き、多数のご来場を賜りますようご案内申し上げます。

■テーマ  国境を越えた村おこし
       −日本と東南アジアをつなぐ実践−

              もっとやろう!普段着の国際交流!!

■日 時 2005年12月8日(木)15:10〜16:40

■場 所 龍谷大学瀬田学舎 REC 小ホール(REC ホール1F)
     キャンパスマップ http://www.ryukoku.ac.jp/web/map/seta.html

■日 程 15:10〜 開会挨拶 松原廣志 国際社会文化研究所所長

     15:15〜 司  会 加藤剛 龍谷大学社会学部教授

            報  告
            ○小さな国東ティモールの大きな資源
             −みんなで考えるコーヒー豆の活かし方−
              阿部健一 国立民族学博物館
                   地域研究企画交流センター助教授
              http://www.minpaku.ac.jp/staff/abe/

            ○フィリピン山村の植林運動
             −先住民とNGOをつなぐ草の根国際協力−
              清水 展 九州大学大学院
                   比較社会文化研究院教授
              http://www.scs.kyushu-u.ac.jp/%7Ehs1/#Anchor-49575

            ○日本とインドネシアの山村の知恵を結ぶ
             −コモンズの保全をめざして−
              島上宗子 いりあい・よりあい・まなびあい
                   ネットワーク共同代表
              http://i-i-net.seesaa.net/

     16:30〜 質疑応答

     16:40  閉  会

     お問い合わせ 龍谷大学瀬田学舎内 国際社会文化研究所
            TEL 077−543−7746
            FAX 077−543−7771

     なお、シンポジウムにつづいて報告者を囲む茶話会(無料)を催します。
     お気軽にご参加ください。

■ポスターはこちら

2005年11月03日

研究会「比較の中の東南アジア研究」第 4回会合のご案内

東南アジア史学会会員のみなさま


下記のような研究会の案内が届きました。
オープンな研究会です。関心をお持ちの方はご出席ください。

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玉田芳史(たまだよしふみ)         
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
東南アジア地域研究専攻

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----------ここから原文----------
皆様

秋が深まってまいりました。さて、研究会
「比較の中の東南アジア研究」第4回会合の
ご案内を差し上げます。ご案内が直前にな
りましたが多くの方にご参集いただけると
幸いです。

研究会「比較の中の東南アジア研究」第4回会合
日時:2005年11月12日(土)15:00-18:00
会場:京都大学東南アジア研究所 東棟2階会議室(E207)

(当日が休日であるために入り口が施錠されております。
14時半から15時までは入り口に人を配置いたしまして、
会場にご案内しますが、それ以降については入場できない
可能性があります。遅れてご参加いただける方は前日までに
いつ頃お見えになるかご一報いただけると幸いです)

報告者・報告タイトル
山本博之 (国立民族学博物館地域研究企画交流センター) 
    「マレーシア・サバ州における民族概念の諸相」
鳥居高 (明治大学) 「マレーシアにおける開発政策運営と担い手」

終了後、懇親会を予定しております。

ご質問等は鬼丸(メール:onimaru@cseas.kyoto-u.ac.jp、
電話075(753)7333)まで。

皆様のご参加をお待ちしております。

岡本正明、玉田芳史、柳澤雅之、鬼丸武士

この研究会は東南アジア史学会関西地区の
活動の一環として開催されるものです。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
京都大学 東南アジア研究所 講師(研究機関研究員)
(Jr. Research Fellow of the Center for Southeast
Asian Studies, Kyoto University)
鬼丸 武士 (Takeshi ONIMARU)

2005年10月31日

上智大学COEシンポのお知らせ

来る11月19日と20日、上智大学において国際シンポジウムが行われます。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。

*********

上智大学21世紀COEプログラム 地域立脚型グローバル・スタディーズの構築
国際シンポジウムシリーズ第3回

宗教を消費する−グローバル化時代の信仰のかたち
Consuming Religion—Globalization and Popular Beliefs


2005年11月19日、20日に開催される国際シンポジウム「宗教を
消費する−グローバル化時代の信仰のかたち」は、上智大学2
1世紀COEプログラム「地域立脚型グローバル・スタディーズ
の構築」の活動の柱として、一昨年度より毎年開催している、
「グローバル・スタディーズ・シンポジウムシリーズ」の第3
回目にあたります。近年、現代社会における宗教と人間のあり
方を追究する上で、ファンダメンタリズムと暴力の関係をめぐ
る議論が、新たに中心的課題として加えられるようになりまし
た。しかし、宗教理解や宗教研究を進めるに際して、本質主義
的な理解を排して成立する、多様化する信仰のかたちを、グロ
ーバル化と消費という視点からとらえた研究の重要性は、今の
ところ見逃されがちであるようです。本シンポジウムでは、消
費の対象としての近現代宗教について、地域と宗教の違いを超
えて見通すための視点を切り開くべく、議論を深めていきたい
と考えております。


*日時 2005年11月19日(土)、11月20日(日)

*会場 19日(土)上智大学四谷キャンパス2号館17階大会議
室(1702)
20日(日)上智大学中央図書館9階(921)
*同時通訳あり(19日)
*事前登録を推奨いたします。
www.aglos-sophia.jpから登録できます。またはregsitration@aglos-sophia.jp
までご連絡下さい。
*English version follows Japanese.

プログラム
11月19日
0900 受付開始
0945 開会の辞    石澤良昭(上智大学学長)
趣旨説明    寺田勇文(上智大学)
1000-1100
基調講演 大塚和夫(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文
化研究所)
「宗教施設の商品化とその限界」
1100-12:40
第I部 報告
報告1  寺田勇文 (上智大学)
「フィリピンにおけるサント・ニーニョ崇敬」
報告2    グレゴリー・スターレット(ノース・カロラ
イナ大学シャーロット校)
「イスラーム・グッズ理解の枠組み」

1240-1400   昼食

1400-15:40
報告3     チャローン・スンタラーワーニット(チュラ
ロンコン大学)
「タイ仏教におけるお守り文化」
報告4  梅澤ふみ子(恵泉女学園大学)
「近世における恐山霊場の形成と発展」
1540-1720
第II部 討論  
(司会)赤堀雅幸(上智大学)
(コメント)ウマ・チャクラワルティ(デリー大学)
ジュリウス・バウティスタ(国立シンガポール大学)
川田牧人(中京大学)

1725 閉会の辞  村井吉敬(上智大学、AGLOS拠点リーダー)
1800 レセプション (会場:2号館5階食堂)


11月20日(日)
若手研究者ワークショップ「変容する宗教世界」
会場:上智大学四谷キャンパス中央図書館9階921
0930−
ジュリウス・バウティスタ(国立シンガポール大学)
東賢太朗(日本学術振興会特別研究員/名古屋大学)
武田和久(上智大学イベロアメリカ研究所)
1155-1330 昼食
1330−
三代川寛子(上智大学大学院)
堀場明子(上智大学大学院)

Consuming Religion—Globalization and Popular Beliefs

November 19 – 20, 2005
*Simultaneous Interpretation for Saturday Event
*Early registration is recommended. For registration, see
www.aglos-sophia.jp or, email to
regsitration@aglos-sophia.jp

Program
November 19, Saturday
(Sophia University Yotsuya Campus, #2 Building, 17th Floor
(1702)
09:00- Registration
09:45-12:40 Opening Remarks
ISHIZAWA Yoshiaki (President of Sophia University)
Symposium Agenda and Themes
TERADA Takefumi (Sophia University)
Keynote Address
"The Commercialization of Religious Facilities: Are There
Limits?"
OHTSUKA Kazuo (Research Institute for Languages and
Cultures of Asia and Africa, Tokyo University of Foreign
Studies)
Part I: Presentations
"Playing with Sto. Niño: Popular Catholicism in
the Philippines"
TERADA Takefumi (Sophia University)
"Seeking the Seeker: Frameworks for Understanding Islamic
Commodities"
Gregory STARRETT ( University of North Carolina at
Charlotte, USA)
12:40-14:00 Lunch Break
14:00-17:20 "Buddhist Amulet Culture in Thailand and Its
Rise to Supremacy"
Chalong SOONTRAVANICH (Chulalongkorn University, Thailand)
"Osorezan: The Development of a Tokugawa Popular
Pilgrimage Site"
UMEZAWA Fumiko (Keisen University)
Part II: Panel Discussion
Uma CHAKRAVARTI (Delhi University)
Julius BAUTISTA (National University of Singapore)
KAWADA Makito (Chukyo University)
Chair: AKAHORI Masayuki (Sophia University)
Closing Remarks
MURAI Yoshinori (AGLOS Leader, Sophia University)
1800- Reception (#2 Building, 5th Floor)


November 20 Sunday (Sophia University Yotsuya Campus, Main
Library, 9th Floor (921)
Workshop ”Religion in Transformation”
9:30- Julius BAUTISTA (National University of
Singapore)
AZUMA Kentaro (JSPS Fellow, Nagoya University)
TAKEDA Kazuhisa (Iberoamerican Institute, Sophia
University)
1155-1330 Lunch Break
1330- MIYOKAWA Hiroko (Graduate Student, Sophia
University)
HORIBA Akiko (Graduate Student, Sophia University)

************

長文のご案内失礼いたしました。
よろしくお願いいたします。


松浦史明

2005年10月27日

SEAF研究会のお知らせ

第111回SEAF(東南アジア談話会)を下記の日程で開催いたします。東南アジ
アに関心のある方ならどなたでも歓迎いたします。皆さん、ふるってご参加くださ
い。

日時 2005年11月12日(土)14:00〜17:00

場所 広島市女性教育センター(旧婦人教育会館 4F 第一会議室
(広島市中区大手町5丁目6−9 Tel 082-248-3312)
http://www.hitomachi.city.hiroshima.jp/we-plaza/

発表者 相沢伸広 (京都大学大学院アジアアフリカ地域研究科)

題目 「スハルト体制下、内務省の対華人政策」

-------問い合わせ先-------
東南アジア談話会事務局
〒739-8522 東広島市鏡山1-2-3 広島大学大学院文学研究科
東洋史学研究室内 細川 月子

*お茶代として300円(学生200円)をご用意ください。
*報告後に懇親会を予定しておりますので、そちらにもぜひご参加下さい。

セミナーのお知らせ:YAO REFUGEES: FROM HIGHLAND SOUTHEAST ASIA TO CALIFORNIA

セミナーのお知らせです。
京都大学東南アジア研究所 石川 登


スピーカー:エリック・クリスタル
タイトル :YAO REFUGEES: FROM HIGHLAND SOUTHEAST ASIA TO CALIFORNIA

11月7日(月曜日)午後3:00〜5:00
京都大学東南アジア研究所 東棟2階セミナー室(E207)

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2005年10月26日

IAHA19

IAHA19(第19回国際アジア歴史学者会議)のお知らせです。昨年12月に台湾で開催され、東南アジア史学会の会員の報告も多く見られましたが、今回は東南アジアのフィリピンでの開催です。ぜひご報告、ご参加をご検討ください。

場所:フィリピン、マニラ
日程:2006年11月22日−25日
パネル・報告申込みの締切り:2005年12月15日

よろしくお願いいたします。

吉村真子

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2005年10月23日

アジア農村研究会のおしらせ

アジア農村研究会 韓国 忠清南道燕岐郡 農村調査のお知らせ

 アジア農村研究会では、毎年恒例となりました海外における調査実習を、来年(2006年)3月に行う運びとなりました。
 本研究会は、東京大学の桜井由躬雄教授の提唱のもと、1993年に設立された、学生により組織・運営されている団体です。アジアについて学ぼうとする学生に農村調査の方法論を身につける場を提供するため、年1回アジア各地において調査実習を行っております。これまでにタイ・中国・台湾・インドネシア・マレーシア・日本(沖縄)・ベトナム・ビルマにおいて調査を行い、東京大学だけでなく様々な大学から、多様な専門分野の方々に参加して頂いております。
 本研究会の目的は、現地での調査を通じてのフィールドワークの方法論習得であり、参加者の専門分野・研究テーマを問いません。これまで同様、数名の専門家にご協力をお願いし、ご指導を頂くことになっていますので、調査経験のない方でも問題ありません。
 第14回目となる今回の調査では、韓国中部、忠清南道燕岐郡錦南面での定着調査を行います。調査の基本的な内容は、燕岐郡錦南面所在の一村落全戸に対する、基礎情報の聞き取り調査です。韓国の高度経済成長は急激に進みましたが、その間における農村生活の変化を個人の聞き取りを通じて探るのが今回の調査の目的です。
 この調査は忠南大学校経商大学のご協力を得て行われます。通訳の方にも参加していただく予定になっておりますので、韓国語のできない方でも問題はありません。
 調査の詳しい内容は以下の通りです。ご質問等がございましたら、お気軽に御連絡下さい。皆様の参加を心よりお待ちしております。

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2005年10月21日

若手研究者向けマレーシア研究ワークショップのお知らせ

PSSM(マレーシア社会科学学会)から、若手研究者を対象とした
マレーシア研究のワークショップの開催のお知らせが来ました。

来年2006年2月27−28日で、場所はサラワクのUNIMAS
です。レジストレーションは無料というのも魅力です。

報告の申込み(報告論文のタイトル・要旨250語以内)締切りは
11月末です。

春休みの調査旅行に合わせて、もしくはKLから格安Asia Airで
ちょこっとクチンへ行らっしゃっても。ぜひ、ご検討ください。

若手、という具体的な資格を読むと、自分が対象じゃないのが
ちょっとさびしいところもありますが。

吉村真子

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“NEW RESEARCH IN MALAYSIAN STUDIES”
First Announcement

Jointly organised by:
· Persatuan Sains Sosial Malaysia
· Institute of East Asian Studies, Universiti Malaysia Sarawak
(Unimas)
· Faculty of the Social Sciences, Universiti Malaysia Sarawak (Unimas)

Venue: Universiti Malaysia Sarawak (Unimas)
Date: 27-28 February 2006 (Monday & Tuesday)

Background

Malaysian studies has made important advances in the last few decades.
Many new research projects and publications have also been undertaken. In
terms of the scholarly community, besides a group of established social
science scholars who have made a deep imprint on Malaysian studies, a
younger generation of scholars has also emerged. At the same time, there
are many graduate students pursuing courses for their Masters and PhDs in
Malaysian studies either in Malaysia or abroad. All these augur well for
the development of Malaysian studies in the new century.

In its efforts to advance Malaysian studies and contribute towards capacity
building of the younger generation, emphasis has to be paid on enhancing the
ir research and analytical skills. In this regard, PSSM will be organizing
a two-day workshop on the theme of “New Research in Malaysian Studies” on
27-28 February 2006. For operational purposes, by “new research” is meant
research projects that have been undertaken in the last five years since 20
01. The projects can either be those that have been completed, or are on-goi
ng.

Objectives

This workshop is a joint project between PSSM and the Institute of East
Asian Studies, Unimas as well as the Faculty of the Social Sciences of the
same university. The objectives of the workshop are:

· To discuss some new research in various areas of Malaysian
studies undertaken particularly by younger scholars including graduate
students;

· To facilitate exposure for younger scholars with demands for high
quality research;

· To facilitate the interaction of senior scholars with younger
scholars with a view to enhance capacity building of the latter in
research and also publication; and

· To forge closer links between PSSM and social science
institutions in universities in Malaysia particularly those outside the
Klang Valley.

Workshop Format

The workshop will consist of three keynote addresses and a number of
workshop sessions. The keynote addresses will be given by three senior
scholars who will provide the scenario of social science research in
Malaysia, and examples of some new research. The sessions will consist of
paper presentations by workshop participants on their areas of research.
Inputs in the form of comments, criticisms, and suggestions will be given
by the senior scholars as well as other workshop participants to improve
the paper and the research undertaken. It is hoped that the revised papers
based on the feedback in the workshop can be published either as a book or
as articles in journals.

Eligible Participants

Those eligible to participate and present papers at the workshop are:
- Younger scholars below the level of associate professors
- Master’s and PhD students doing Malaysian studies.

Papers can either be in Malay or English.

Call for Abstracts

Those who are eligible and interested to present papers at the workshop
can submit their abstracts (not more than 250 words) to the Secretariat by
30 November 2005. As the workshop is only for two days and all sessions
are plenary, the number of papers that can be accommodated is limited.
Thus, the organizers will only select the most complete and viable
abstracts and the writers will be notified by 15 December 2005. The full
papers must be submitted by 31 January 2006.

Registration fee, travel and accommodation

There is no registration fee required for the workshop. However, as
funding is limited, the organizers will only bear the cost for food and
printing of the workshop papers. Intending participants will have to find
their own financial sponsorship for travel and accommodation. The
organizers, however, can help identity budget hotels in Kuching for the
participants. Transport from the hotels to the workshop venue will be
arranged.

Please submit your abstracts to:

Secretariat
Workshop on “New Research in Malaysian Studies”
Persatuan Sains Sosial Malaysia
(att: Lin Chew Man)
e-mail: pssmalaysia@yahoo.com

19 October 2005

2005年10月20日

東南アジアにおける党、政治、国家

皆様

直前になりましたが以下のような研究会を開催いたします。
今回は東南アジア(ビルマ、ラオス、カンボジア、インド
ネシア)における党、政治、国家の関係について
精力的に研究に取り組んでいる四人の若手に発表して
もらい、参加者と議論したいと考えています。
祝日ですが1人でも多くの方にお集まりいただけると幸いです。

「東南アジアにおける党、政治、国家」

日時:11月3日(木)13:00〜18:00
会場:京都大学東南アジア研究所東棟2階会議室(E207)
(当日が祝日であるために入り口が施錠されております。
参加される方は13時までに会場にご参集ください)

タイトル、報告者
(1)「革命政党を建設せよ、官僚制を破壊せよ
  −社会主義期ビルマにおける党、軍、国家関係(1962−1988)」
  中西 嘉宏(京都大学)
(2)「インドネシア闘争民主党の組織的特性
  −スハルト後の民主化、分権化との関係性に焦点を当てて(仮題)」
  櫻井 雅俊(名古屋大学)
(3)「体制移行期のカンボジアにおける人民党の生き残り戦略」
  山田 裕史(上智大学)
(4)「ラオスの部門別管理制度における県党委員会および知事の権限に関する

考察
  −ヴィエンチャン県工業部における事業形成過程を事例に−」
  瀬戸 裕之(名古屋大学)
 コメント:岡本 正明(東南アジア研究所)

研究会終了後、懇親会を予定しております。

2005年10月13日

研究会のご案内

下記の要領で、東南アジアのイスラム運動に関連する研究会を行います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

国立民族学博物館・地域研究企画交流センター
石井正子

日にち  :2005年11月8日(火)
場所   :国立民族学博物館 2F 第6セミナー室
使用言語:英語
主催   :同志社大学 一神教学際研究センター(CISMOR)
  地域研究企画交流センター(JCAS)共同研究会
 「イスラム教圏東南アジアにおける社会秩序の構築と変容」

プログラム(案)

Session I. Prospects and Problems of the Southern Philippines after the Peace Agreement in 1996
Moderator: Masako Ishii (JCAS)

10:00-10:10 "Introduction"
By Patricio Abinales (Kyoto University)

10:10-10:50 "To be decided"
By Rufa Guiam (Mindanao State University, General Santos City)

10:50-11:00 Q&A

11:00-11:10 Break "

11:10-11:50 "MILF Prospects on Peace" (tentative)
By Marites Vitug(Journalist, Newsbreak Magazine)

11:50-12:00 Q&A

12:00-12:10 Comment
By Miichi Ken (Embassy of Japan in Singapore)
 
12:10-12:40 Discussion

Session II. Islamic Studies and Islam Movement in Southeast Asia
Moderator: To be decided

14:00-14:10 "Introduction"
By Nakata Ko (Doshisha Univ.)

14:10-15:10 'Tradition and Contemporarily in Islamic Studies in South East Asia"
By Solihin Mohammad(Malaysia International Islamic University)

15:10-15:20 Q&A

15:20-15:30 Break

15:30-16:30 "Diversity of Islamic movements in South East Asia" 
By Ismail Yusanto(Indonesia National Islamic University)

16:30-16:45 Comment
By Kobayashi Yasuko (Nanzan Univ.)
  
16:45-17:45 Discussion

科研研究会のご案内

科研・近代世界システム以前の諸地域システムと広域研究会のおしらせ

科研・近代世界システム以前の諸地域システムと広域ネットワーク(http://f57.aaa.livedoor.jp/~rsysnet/)では「「中国中心論」を見直す」と題した研究会を開催致します。上田氏は中国史、Duchesne氏はヨーロッパ史の立場からご発表いただきます。公開の研究会ですので、どなたでも参加できます。皆様のご光臨をお待ちしております。

◇テーマ:「中国中心論」を見直す
◇日時:10月22日(土)午後1時−6時
◇場所:大阪大学豊中キャンパス・待兼山会館会議室
◇内容
(1)上田信(立教大学)「東ユーラシアという歴史的枠組みの有効性」(日本語)
(2)Ricardo Duchesne(The University of New Brunswick, Canada)"Was the rise of the West informed primarily by the assimilation of Eastern inventions diffused across the "Chinese-led" global economy?" (報告英語、質疑応答は通訳あり)

ABSTRACT
In this lecture I will defend the traditional argument that sometime in the medieval/early modern era Europe took a historical path that set it decisively apart from other civilizations. This idea is regularly confused with the claim that medieval/early modern Europe was already more advanced in terms of overall economic performance, technological capability, and living standards. Historians of Europe deserve blame for this confusion. I agree with Pomeranz, Goldstone, Wong, and Hobson that some economic trends attributed to early modern Europe, and labeled as demonstration of a unique pattern of intensive growth were also experienced in traditional China, Japan, and India. The Eurocentric argument, however, was never that medieval Europe was already wealthier and more developed than China. It is that Europe, from the twelfth century onwards, showed itself to be a great learner, and this "modern" cultural trait gave it a unique developmental dynamic.

海域アジア史研究会10月例会のお知らせ

海域アジア史研究会10月例会を下記の通り開催いたします。皆様、ふるってご参加ください。

                        記

◇日時:2005年10月21日(金) 18:00〜
◇場所:大阪大学豊中校舎文学部棟2階 史学科共同研究室(http://www.let.osaka-u.ac.jp/graduate/map.html)

◇内容:
研究報告:太田淳 氏(日本学術振興会特別研究員)「18世紀後半、東南アジア島嶼部における交易パターンの変容:広東貿易、アヘン、「海賊」のインパクト」

※ 通常と曜日・時間が異なります。ご注意ください。

◇問い合わせ先:
 海域アジア史研究会ウェブサイト:http://homepage2.nifty.com/PHASU/mah-mirror/
大阪大学大学院文学研究科 東洋史学研究室気付 (蓮田)
〒560-8532 豊中市待兼山町1−5

SEAF研究会のお知らせ

第110回SEAF研究会のお知らせ (SOUTHEAST ASIA FORUM)

第110回SEAF(東南アジア談話会)を下記の日程で開催いたします。東南アジ
アに関心のある方ならどなたでも歓迎いたします。皆さん、ふるってご参加くださ
い。


             記

日時 2005年10月22日(土)14:00〜17:00

場所 広島市女性教育センター(旧婦人教育会館)4F 第2研修室
(広島市中区大手町5丁目6−9 Tel 082-248-3312)
http://www.hitomachi.city.hiroshima.jp/we-plaza/

発表者 上田 新也
   (広島大学大学院文学研究科)

題目 「17−18世紀、黎朝の官僚制度」

-------問い合わせ先-------
東南アジア談話会事務局
〒739-8522 東広島市鏡山1-2-3 広島大学大学院文学研究科
東洋史学研究室内 細川 月子

*報告後に懇親会を予定しております。
 お茶代として300円(学生200円)をご用意ください。

2005年10月10日

「比較の中の東南アジア研究」第3回研究会のご案内

「比較の中の東南アジア研究」の第3回研究会のご案内をお送りいたします。オープンな研究会ですので、みなさまのご来場をお待ちしております。なお、この研究会は東南アジア史学会関西地区の活動の一環として開催されるものです。

研究会「比較の中の東南アジア研究」第3回

日時:2005年10月22日(土)15:00-18:00
会場:京都大学東南アジア研究所 東棟2階会議室(E207)

報告者:黒崎卓(一橋大学経済研究所)
報告タイトル:「貧困問題・貧困分析の諸相:パキスタンでのフィールド観察と定量分析に基づく一報告」

コメント:藤倉達郎(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科)

終了後、懇親会を予定しております。

なお、この研究会の趣旨は以下の通りです。

趣旨
地域研究としての東南アジア研究は日本で約半世紀の歴史を有している。この間、多くの研究成果を生み出してきていることは周知の事実である。しかしながら、近年、研究対象・手法の細分化などにより研究の蛸壺化が進行し、本来、地域研究が持っていた学際性や柔軟性といった特長が失われつつあるように思われる。その結果、同一の地域を研究する者同士であっても学問的意思疎通に支障をきたす例が見受けられる。ほかの地域や分野の研究者との間ではなお一層の困難に直面することはいうまでもない。
本研究会は、東南アジア研究をほかの研究との比較を通じて一段と発展させるために、分野や地域を越えた学問的交流の場を提供することを目的とする。われわれの知的好奇心をそそる研究者を招いて議論をし、みんなをワクワクさせるような研究成果が生み出されることを願ってやまない。

発起人 岡本正明、玉田芳史、柳澤雅之、鬼丸武士

2005年10月08日

科研研究会のお知らせ

平成15〜17年度科学研究費補助金(基盤研究(B)(1))
「不可視の時代の東南アジア史:文献史料読解による脱構築」研究会

各位:

下記の通り、科研研究会を開催致します。関西例会終了後に開催しますので併せて皆様のご参加をお待ちしております。

 日時:2005年10月15日(土)関西例会終了後の16:30−19:00
 場所: 大阪駅前第2ビル6階大阪市立大学文化交流センター大セミナー室
 話題:田中玄経(広島大学大学院)・岡田雅志(大阪大学大学院)
     「台湾調査報告」

 ※科研の研究会ですが、参加自由です。
 科研ウェブサイト:http://www.h6.dion.ne.jp/~kawan/mienai-home.htm

2005年10月03日

タイのバラモンについての講演会のお知らせ

来る10月10日、下記の要領で講演会を実施いたします。
皆様のご参加をお待ちいたしております。

加納寛(愛知大学)

講演題目:
「Past Smiles in the Present, The Brahmanas in Thai Society: A Socio-Cultural
Study in the Indian Legacy
現在に生きる過去の微笑み、タイにおけるバラモンたち:インド的遺産の社会文化的研
究」
講演者:Dr. Amarjiva Lochan (インド、デリー大学)
講演日時:10月10日1640−1810
講演場所:愛知大学豊橋校舎5号館4階542・543会議室
(名古屋ではなく「豊橋」ですのでお気をつけ下さい)
講演言語:英語ですが、日本語通訳が付きます。
その他特記事項:講演後、懇親会(無料)を実施します。

以上

2005年09月25日

スマトラ沖地震津波災害とアチェ文化財に関する国際シンポジウムのお知らせ

東京外国語大学及び文化庁の共催により、
アチェ写本に関する国際シンポジウムを開催いたします。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

シンポジウム
文化の記憶の喪失と回復
−スマトラ島沖地震津波災害とアチェ文化財−

スマトラ島地震津波災害から10ヶ月近く経ち、アチェ社会にも復興の道筋が
見えてきました。しかし、アチェの文化財、とりわけ歴史文書は、依然として
喪失、散逸の危機に瀕しています。このシンポジウムでは、アチェの歴史的役
割とそこに残された数多くの歴史文書の現状に関する報告と議論を通じて、ア
チェの歴史文書の重要性への認識を深め、歴史文書の調査・修復に関わる人々
の支援の輪を広げていくことを目的としています。

2005年10月2日(日)
13:30-17:30

キャンパス・イノベーションセンター1階国際会議室
(東京・田町)
http://www.zam.go.jp/e00/images/e0000906.jpg

文化庁
東京外国語大学 共催

プログラム

13:30 - 13:35 小松弥生(文化庁文化財部伝統文化課長)
開会挨拶
13:35 - 13:40 池端雪浦(東京外国語大学学長)
開会挨拶
13:40 - 14:10 ヌルディン・AR(アチェ州立博物館長)
            "Naskah Kuno Aceh: Bukti Kejayaan dan
             Kiblat Budaya Intelektual Islam AsiaTenggara"
             (アチェ写本にみる東南アジアのイスラーム思想
             文化の豊かさと方向性)」
             コメンテータ:山本博之(国立民族学博物館・
             地域研究企画交流センター・助教授)
14:10 - 14:40 オマン・ファトゥフラフマン(国立イスラーム大学社
             会イスラーム研究所・研究員)
             "Aceh Manuscripts and Sanad of Moslem
             Intellectuals: From Haramayn to Bilad Jawah"
             (アチェ写本とムスリム知識人の連鎖 −メッカ
             ・メディナからジャワーの地へ)
コメンテータ:
             中田考(同志社大学・神学部・教授)

15:00 - 15:30 西尾寛治(立教大学・非常勤講師)
「アチェとマレー世界」
            コメンテータ:
            オマール・ファルーク・バジュネイド 
            (広島市立大学・国際学部・教授)
15:30 - 16:00 家島彦一(早稲田大学・大学院教育学研究科・教授)
「インド洋交易におけるアチェの位置」
コメンテータ:
            黒田景子(鹿児島大学・法文学部・教授)
16:00 - 16:30 菅原由美(天理大学・国際文化学部・講師)
「インドネシアにおけるアチェ写本の現状」
コメンテータ:
             新井和広(東京外国語大学アジア
              ・アフリカ言語文化研究所・非常勤研究員)
16:30 - 17:20 宮崎恒二(東京外国語大学副学長、
                        国際学術戦略本部長)
            総括討論
17:20 - 17:30 内堀基光(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化
             研究所・所長)
閉会挨拶

<総合司会>   斉藤照子(東京外国語大学・外国語学部・教授)


問い合わせ先:
東京外国語大学研究協力課国際交流係
TEL 042-330-5594

東京外国語大学アチェ文化財復興支援室
〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
http://www.aa.tufs.ac.jp/~kmiya/aceh-project/index.html

2005年09月24日

第109回SEAF研究会のお知らせ

第109回SEAF研究会のお知らせ (SOUTHEAST ASIA FORUM)

第109回SEAF(東南アジア談話会)を下記の日程で開催いたします。東南アジ
アに関心のある方ならどなたでも歓迎いたします。皆さん、ふるってご参加くださ
い。


             記

日時 2005年10月1日(土)14:00〜17:00

場所 広島市女性教育センター(旧婦人教育会館)4F 第1会議室
(広島市中区大手町5丁目6−9 Tel 082-248-3312)
http://www.hitomachi.city.hiroshima.jp/we-plaza/

発表者 植村 泰夫
   (広島大学大学院文学研究科)

題目 「植民地期ケドゥー(中ジャワ)における内地市場向け煙草の生産構造」

-------問い合わせ先-------
東南アジア談話会事務局
〒739-8522 東広島市鏡山1-2-3 広島大学大学院文学研究科
東洋史学研究室内 細川 月子

2005年09月19日

海域アジア史研究会9月例会のおしらせ

海域アジア史研究会9月例会を下記の通り開催いたします。今月は日程の都合上、通例の第4土曜ではなく、10月にずらして例会を行います(10月例会は通常どおり)。皆様、ふるってご参加ください。

                        記

◇日時:2005年10月1日(土) 13:30-
◇場所:大阪大学文学部(http://www.let.osaka-u.ac.jp/graduate/map.html)

◇内容:
研究報告:松方冬子 氏(東京大学史料編纂所)
 (1)「インドネシア国立文書館所蔵一般書記局文書」
 (2)「「鎖国を見直す」ことを見直す」

今後の予定予定:10/21(太田淳氏)

◇問い合わせ先:
 海域アジア史研究会ウェブサイト:http://homepage2.nifty.com/PHASU/mah-mirror/
大阪大学大学院文学研究科 東洋史学研究室気付 (蓮田)
〒560-8532 豊中市待兼山町1−5
Tel.: 06-6850-6111(内線2138):土・日・祝日は不通

2005年09月17日

アジア太平洋文化賞・研究賞授賞式のご案内

「アジア太平洋フォーラム・淡路会議」より第4回井植記念「アジア太平洋文化賞・研究賞」の授賞式(10月19日)の案内が来ています。

当日は文化賞受賞者であるルース・マックベイ:ロンドン大学名誉準教授の記念講演、そして同氏と石井米雄・人間文化研究機構機構長(本学会理事)、白石隆・政策研究大学院大学副学長との記念対談が予定されているとのことです。

参加を希望される方は以下のリンクをご覧の上、直接、同会議事務局までお申し込みください。

以上、事務局(内藤)より

http://www.awaji-conference.com/

ICAS4のご報告

渉外(国際)担当の吉村真子です。

みなさま、9月も後半に入りましたが、いかがお過ごしでしょうか。

8月21−24日の中国の上海で開かれたICAS4
(The 4th International Convention of Asian Scholars)において、
米国アジア研究学会(AAS)の東南アジア部会主催で開かれた、
「アジアにおける東南アジア研究」のパネルが無事に終わりました。

同パネルは、AASの東南アジア部会のChairであるポール・クラト
スカ先生(シンガポール国立大学)が、AAS主催として企画され、
日本からは、東南アジア史学会が依頼を受けて、倉沢愛子先生(慶應
大学)に参加していただき、「日本における東南アジア研究」の
ご報告をしていただきました。

日本以外にも、中国、インド、東南アジアからそれぞれの「東南
アジア研究」について、研究の動向や、大学や研究所、講座の紹介
などがされました。

倉沢先生は、日本における東南アジア研究の歴史的な背景をふくめ、
各会員から寄せられたデータなどをもとに、詳細な報告をなされ、報告後の
質問や意見交換も、活発でした。

同パネルの報告論文は、関連するジャーナルなどでの特集を組んで
公表したいとのことでした。また東南アジア史学会のニュースレター
にも、倉沢先生からパネルの様子などをご報告していただけたら、と
思っております。

東南アジア史学会の各地の会員の方からは、日本における東南アジア研究の
大学での実践など詳細な情報提供をいただきました。この場を借りて、御礼
申し上げます。ご協力ありがとうございました。

ポール・クラトスカ先生やAAS会長のバーバラ・アンダヤ先生(ハワイ大学)
からも、ぜひとも今後の連携・協力も考えていきましょうとの学会へのメッセ
ージもいただきました。

本当にありがとうございました。

吉村真子

二つのシンポジウム

すでにご連絡はさしあげてありますが、日にちが近くなってきましたので、もう一度、ご案内をさしあげます。9月末から10月始めにかけて、2つのシンポジウムが東大文学部一番教室で行われます。ご参加を期待します。桜井由躬雄

9月24日
日時: 9月24日(土)午後1時より

会場: 東京大学文学部1番大教室(東京大学法文2号館2F)
    〒113-0033東京都文京区本郷7?3?1
   (地下鉄丸の内線本郷3丁目下車7分、東大正門より入って右2つ目の建物)

総合司会:今井 敦(東洋学研究連絡委員会委員、東京国立博物館文化財部列品課列品室主任研究員)
     林佳世子(東洋学研究連絡委員会委員、東京外国語学部大学助教授)
     桜井由躬雄(東洋学研究連絡委員会委員、東京大学大学院人文社会系研究科教授)
     徳永宗雄(東洋学研究連絡委員会委員、京都大学大学院文学研究科教授)
開会挨拶:池田知久(第19期日本学術会議会員、東洋学研究連絡委員会委員長、大東文化大学文学部教授)
提題:
(1) 大橋一章(早稲田大学文学部教授)「仏教美術の伝播――中国・朝鮮・日本――」(美術史学会)
(2) 蓑豊(大阪市立美術館館長・金沢21世紀美術館館長)「オリエントとは何か」(東洋陶磁学会)
(3) 小松久男(東京大学大学院人文社会系研究科教授)「中央ユーラシア研究の眺望」(日本中東学会)
(4) 石井米雄(大学共同利用機関法人人間文化研究機構機構長)「東洋学と地域研究」(東南アジア史学会)
(5) 内堀基光(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所所長)「アジアにおける民族学と人類学: 東南アジア島嶼部を中心として」(中谷英昭教授共同研究プロジェクト「総合人間学」)
(6) 藤井正人(京都大学人文科学研究所教授)「総合学としてのインド研究のあり方を探る: 王権・儀礼をテーマとして」(日本印度学仏教学会)
質疑応答・自由討論
閉会挨拶:中谷英昭(東洋学研究連絡委員会委員、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授)


10月1日ー2日
国際公開シンポジウム
  ハノイ1000年王城
 −地域情報学と探る−
10月1日9:30―17:00
柴山守(京都大学、科研基盤S代表)       地域情報学の創出とタンロン遺跡
Phan Xuan Canh(ベトナム内閣官房)      1000年都市ハノイ
Tong Trung Tin(ベトナム考古学院院長)    ハノイタンロン城遺跡
Tran Quang Dung(ハノイ市人民委員会)  ハノイ市遺跡保存計画
Nguyen Dinh Duong(ベトナム地理学研究所)  ハノイ古地図のデジタル化
Nguyen Quang Ngoc(ベトナム国家大学)         ハノイ市史の特色
10月2日  9:30―17:00
菊池誠一(昭和女子大学)                  ホイアン遺跡の保存
矢野桂司(立命館大学)                京町家復元と歴史空間再現
青柳正規(西洋美術館館長)              ポンペイ遺跡のデジタル再現
Phan Huy Le (ベトナム国家大学)            タンロン遺跡の保存計画 
総合司会 Nguyen Vu Khai (日越地域情報学コンソシアム)、 桜井由躬雄(東京大学)

主催: 京都大学東南アジア研究所(地域情報学の創出、科研基盤研究S)・東京大学大学院人文社会系研究科南・東南アジア専門分野 (グローバル化とアジア・科研基盤研究C)

2005年09月15日

愛知大学タイ関係講演会のご案内

このたび、愛知大学では下記の講演会を実施いたします。
よろしくご参加下さい。

講師:西澤希久男氏(高知短期大学講師)
演題:タイ不動産賃借法の展開:人口、土地価格、開発の観点から
日時:2005年9月19日(月)1530−1800
場所:愛知大学車道校舎(名古屋市東区)13階第3会議室
主催:愛知大学法学会、愛知大学国際問題研究所

2005年09月13日

比較の中の東南アジア研究 第2回研究会

「比較の中の東南アジア研究」の第2回研究会を下記の通り開催いたします。オ
ープンな研究会ですので、お誘い合わせの上ご来場ください。3連休の初日の上
に、ご案内が直前になりましたが、お一人でも多くの方にご参加いただけると幸
いです。
 この研究会は、東南アジア史学会関西地区の活動の一環として開催されるもの
です。


          記
          
研究会「比較の中の東南アジア研究」第2回会合
日時: 2005年9月23日(金)15:00-18:00
会場: 京都大学東南アジア研究所 東棟2階会議室(E207)
前回と会場が違います。ご注意ください。

報告者・報告タイトル
1.岡本正明(京都大学) 「インドネシア政治研究:権威主義体制から
            民主化後の政治体制について」
2.村上勇介(国立民族学博物館) 「ラテンアメリカ政治研究の動向と
           今後の課題─ペルーという周縁的事例から─」

終了後、懇親会を予定しております。

2005年09月06日

20世紀のビルマにおける社会・文化変容

研究フォーラム「20世紀のビルマにおける社会・文化変容」

ご案内
「本フォーラムでは、本年度福岡アジア文化賞学術研究賞を受賞されたトーカウン氏の講演を中心に、ビルマ社会が経験してきた変容を文学や生活文化の観点から議論します。」

■ 日時 2005年9月20日(火)14:00〜18:00
■ 会場 国立民族学博物館 第6セミナー室
(申し込み不要・参加費無料)
■ 主催 国立民族学博物館


20世紀におけるビルマ(現ミャンマー)は,激動の時代を経てきました。イギリスによる植民地化に始まり、第二次世界大戦、独立後の内戦、社会主義時代を経て、現在は近代化の過程にあり、とくに90年代以降はグローバリゼーションの影響や政治的変動の中にあって、社会的・文化的な変化を見せています。本フォーラムでは、この度、福岡アジア文化賞学術研究賞を受賞されたトーカウン氏に、ビルマ社会が経験してきた変容を文学の観点から語ってもらい、あわせてキンタン氏による生活文化における変化の紹介をうけて、ビルマの現代を議論していきたいと考えております。


【プログラム】
14:00-14:10
開会の言葉        田村克己(国立民族学博物館 教授)
14:10-15:30
「小説に映し出された20世紀ミャンマーの社会文化変容」
             ウー・トーカウン(ミャンマー歴史委員会)
15:30-16:00
「ミャンマー料理の伝統と近年の外国の影響」
             ドー・キンタン(著述家)
16:00-16:15
休憩
16:15-17:00
コメント         南田みどり(大阪外国語大学教授)
             井上さゆり(日本学術振興会特別研究員)
             土橋泰子 (外務省研修所講師)
17:00-18:00
総合討論


■ 日時 2005年9月20日(火)14:00〜18:00
■ 会場 国立民族学博物館 第6セミナー室
(申し込み不要・参加費無料)
■ お問い合わせ 国立民族学博物館 田村研究室
〒565-8511 吹田市千里万博公園10-1 FAX:06-6878-8282
http://www.minpaku.ac.jp/research/pr/

科研研究会のお知らせ

平成15〜17年度科学研究費補助金(基盤研究(B)(1))
「不可視の時代の東南アジア史:文献史料読解による脱構築」研究会

各位:

下記の通り、科研研究会を開催致します。関西例会終了後に開催しますので併せて皆様のご参加をお待ちしております。

日時:2005年9月17日(土)関西例会終了後の16:30−19:00
場所: 大阪駅前第2ビル6階大阪市立大学文化交流センター大セミナー室
話題(1):吉川利治「「シャム」と「タイ」 —タイの国号をめぐる不思議—」
話題(2):赤崎雄一(和歌山工業高等専門学校)「ハクルート・ソサエティ叢書からみえる東南アジア2」

※科研の研究会ですが、参加自由です。
科研ウェブサイト:http://www.h6.dion.ne.jp/~kawan/mienai-home.htm

2005年09月03日

第24回「東南アジアの社会と文化」研究会のお知らせ

 第24回定例研究会を下記の通り開催します。今回は、日本学術振興会特別
研究員(京都大学東南アジア研究所)の小林知さんが、ポル・ポト時代以後の
カンボジア農村社会の「再編」について報告します。多くの方の参加をお待ちし
ています。今回の研究会は、京大東南アジア研究所共同棟3階でおこないます。
ご注意ください。多くの方の参加をお待ちしています。研究会終了後、懇親会を
行いますので、こちらにも振るってご参加下さい。

 話題提供者:小林知(日本学術振興会特別研究員)

   ポル・ポト時代以後のカンボジアにおける農村社会の“再編”:
        トンレサープ湖東岸地域における調査から

  日 時  :2005年9月16日(金) 16:00−18:00
  場 所  :京都大学東南アジア研究所 共同棟3階講義室(307)

 今日のカンボジアに関心を寄せる者は、必然的に、社会・文化の“再編”とい
う課題を想定する。それはすなわち、内戦とポル・ポト政権の支配という同国の
1970年代の歴史的状況が、現在の社会・文化の中にどのようなかたちで影響
をみせているのか、という関心に連なった問いである。発表者は、2000〜2002
年にトンレサープ湖東岸地域の一農村で定着調査を行った。その中では、まず
今日の地域社会の状況を把握することを第一の目標とした。しかし同時に、外
部者が“再編”と想定するところの歴史的過程が、この地域に生活する人々の
視線からはどのようなかたちで見えるのかという問題も、大きな調査の主題で
あった。
 本発表は、ポル・ポト時代以後のカンボジア農村社会の“再編”の実態を、発
表者が調査を通して得たデータと観察に基づいて問い直す。作業としてはまず、
定着調査村を事例として、その集落の地理的・社会的編成の歴史的な変化を
検証する。これは、“再編”と言われてきた過程を、一村落社会に居住する人々
の具体的な経験として捉え直す試みである。また次に、地域の人々が暮らしを
立てるために行う生業活動の特徴とその変遷を検討する。そこでは、様々な方
途で生活を切り開こうとする人々の営みが明らかになる。また、それらの活動を
通して地域の人々が取り結ぶ社会的結合の理解には、トンレサープ湖の湖水
地帯と後背の森林地帯、マーケットタウンと周辺村落という関係の構図が、内
戦以前の地域の文脈においても、現在の地域社会においても、変わらずに重
要である点を指摘する。
 カンボジア社会に生きる人々を、「カンボジア史の悲劇」の被害者とみたり、
開発援助の対象としてアプリオリな弱者とみなす視点は、内戦とポル・ポト政権
の支配がまるで全てを消し去り、その社会の“再編”がゼロから始まったような
印象を与える。しかし、本発表において発表者は、それが、内戦以前の地域の
社会的文脈と様々なかたちでつながりをもつものである点を主張したい。

*この研究会は原則として奇数月の第三金曜日に開催されます。7月は夏休
みとし、研究会は開催しません。研究会の案内はメールを通じて行っています。
お知り合いの方、とくに学部生・院生・若手研究者に、このメールを転送するな
どして、案内リストへの参加をお勧めいただければ幸いです。案内リスト参加希
望者の連絡先はnagatsu@asafas.kyoto-u.ac.jpです。

*********************************************************
「東南アジアの社会と文化」研究会のホームページです。ご参照ください。
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/asia/chiiki-shinka/syakai-bunka/
*********************************************************

2005年08月23日

JOB: Asst. Prof., SE Asian Studies, UC Berkeley

UC Berkeleyが大陸部東南アジアの担当者を募集していますので、お知らせします。
なお、質問のある方はJeffrey Hadler先生hadler@berkeley.eduまでお問い合わせください。
ただし、応募される場合は "Chair Southeast Asia Search"に関係書類を直接お送りいただきたいとのことです。
事務局・内藤

Subject: JOB: Asst. Prof., SE Asian Studies, UC Berkeley

Assistant Professor, Southeast Asian Studies (mainland)
UC Berkeley

Subject to final budgetary approval, the Department of South and
Southeast Asian Studies at the University of California, Berkeley
invites applications for a tenure-track Assistant Professor of
Southeast Asian Studies with a research specialization on one or more
of the Theravada Buddhist countries of Southeast Asia (Thailand,
Burma, Cambodia, Laos). Scholars working on the pre-modern or modern
eras within the fields of literary studies, religious studies, gender
studies, cultural studies or cultural history are especially
encouraged to apply. Knowledge of at least one Southeast Asian
language and its textual traditions is mandatory. The position is to
be effective July 1, 2006.

Send letter outlining teaching and research interests, C.V., complete
dossier, and a writing sample to: Chair Southeast Asia Search,
Department of South and Southeast Asian Studies, University of
California, Berkeley, CA 94720-2540. Applications should be
postmarked by November 15.

The University of California is an Affirmative Action, Equal
Opportunity employer.

_____________________________

~~~~~~~~~~~~~~~~~
Jeffrey Hadler
assistant professor
Department of South and Southeast Asian Studies
7233 Dwinelle Hall, U.C. Berkeley
Berkeley, CA 94720-2520

ph. 510 642-8538 / fax 510 643-2959

2005年07月29日

学術会議東洋学シンポジウム

東洋学研連等共催シンポジウム「アジア人間科学への道─東洋学とアジア研究─」について

 主 催:日本学術会議第1部東洋学研究連絡委員会
     財団法人東方学会
     東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究プロジェクト「総合人間学」
 日 時:平成17年9月24日(土)13:00〜17:00
 会 場:東京大学文学部1番大教室(東京大学法文2号館2F)
     (〒113-0033 東京都文京区本郷7−3−1)
 趣 旨:
 我々が日常従事している東洋・アジアの諸文化を対象とする研究を、より上位で括ることばに「東洋学」「アジア研究」「オリエント学」等々があるが、それらのどれが適当なことばであるかという問題は、日本語の語感に基づく研究者個人の趣味の問題などではない。それぞれの研究者が現代世界の中で抱く問題意識、それぞれが採用する研究対象と研究方法の性質や構造、近代以降のそれぞれの研究分野における研究史の展開、等々――ここではこれらを仮にディシプリンと呼ぶことにする。――によってさまざまの方向に分かれる、学問の本質に関わる問題である。
 このような意味のディシプリンは、厳密には研究者個人によってそれぞれ異なるが、同時に、所属する学協会ごとである程度共通性もあり、ここに東洋学・アジア研究の学協会組織を越えた連携・協同がスムーズに進まない原因・理由があると考えられる。
 今日、日本学術会議に発生した東洋学・アジア研究の制度上の危機は、外面から我々に学協会組織を越えた連携・協同の必要性を教えるものであった。そこで、この機会をとらえて、内面から東洋学・アジア研究の一層の連携・協同を進める目的で、このようなシンポジウムを企画することになった。
 この目的を遂行するためには、以上の意味の学協会ごとのディシプリンの共通性と差異性について、相互に正確な理解を共有することが必要・不可欠である。したがって、このこと――諸ディシプリンを背景に背負った「東洋学」「アジア研究」などのあり方の解明――がシンポジウムの直接の内容となる。そして、このような理解の共有こそが、世界的普遍性という一色に染められてしまうことのない、東洋・アジアから発信する新しい人間科学( Human Sciences )の可能性の模索につながるものではなかろうか。
 プログラム:
  総合司会:
   今井 敦(東洋学研究連絡委員会委員、東京国立博物館文化財部列品課列品室主任研究員)
   林佳世子(東洋学研究連絡委員会委員、東京外国語大学外国語学部助教授)
   桜井由躬雄(東洋学研究連絡委員会委員、東京大学大学院人文社会系研究科教授)
   徳永宗雄(東洋学研究連絡委員会委員、京都大学大学院文学研究科教授)
  開会挨拶:
   池田知久(第1部会員、東洋学研究連絡委員会委員長、大東文化大学文学部教授)
  提題:
  (1)大橋一章(早稲田大学文学部教授)
   「仏教美術の伝播――中国・朝鮮・日本――」(美術史学会)
  (2)蓑 豊(大阪市立美術館館長・金沢21世紀美術館館長)
   「オリエントとは何か」(東洋陶磁学会)
  (3)小松久男(東京大学大学院人文社会系研究科教授)
   「中央ユーラシア研究の眺望」(日本中東学会)
  (4)石井米雄(大学共同利用機関法人人間文化研究機構機構長)
   「東洋学と地域研究」(東南アジア史学会)
  (5)内堀基光(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所所長)
   「アジアにおける民族学と人類学:東南アジア島嶼部を中心として」(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究プロジェクト「総合人間学」)
  (6)藤井正人(京都大学人文科学研究所教授)
   「総合学としてのインド研究のあり方を探る:王権・儀礼をテーマとして」(日本印度学仏教学会)
  質疑応答・自由討論:
   提題者および参加者
  閉会挨拶:
   中谷英昭(東洋学研究連絡委員会委員、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授)

ハノイタンロン遺跡シンポジウム

国際公開シンポジウム
ハノイ1000年王城−地域情報学と探る−

2005年10月1日(土)、10月2日(日)
於東京大学法文2号館一番大教室(東京都文京区本郷7-3-1)
入場無料

10月1日9:30―17:00
柴山守(京都大学、科研基盤S代表)       地域情報学の創出とタンロン遺跡
Phan Xuan Canh(ベトナム内閣官房)      1000年都市ハノイ
Tong Trung Tin(ベトナム考古学院院長)    ハノイタンロン城遺跡
Tran Quang Dung(ハノイ市人民委員会)  ハノイ市遺跡保存計画
Nguyen Dinh Duong(ベトナム地理学研究所)  ハノイ古地図のデジタル化
Nguyen Quang Ngoc(ベトナム国家大学)         ハノイ市史の特色
10月2日  9:30―17:00
菊池誠一(昭和女子大学)                  ホイアン遺跡の保存
矢野桂司(立命館大学)                京町家復元と歴史空間再現
青柳正規(西洋美術館館長)              ポンペイ遺跡のデジタル再現
Phan Huy Le (ベトナム国家大学)            タンロン遺跡の保存計画 
総合司会 Nguyen Vu Khai (日越地域情報学コンソシアム)、 桜井由躬雄(東京大学)

主催: 京都大学東南アジア研究所(地域情報学の創出、科研基盤研究S)・東京大学大学院人文社会系研究科南・東南アジア専門分野 (グローバル化とアジア・科研基盤研究C)

2005年07月22日

KL meeting

現在マレーシアでフィールド調査を行っている研究者を中心に、以下のように、7月28日木曜日の日程で研究会を予定しております。当日発表していただけるのは、国際協力基金クアラルンプール日本文化センターの滝口健氏で、マレーシア演劇についてのご発表です。

             記

日時:2005年7月28日(木) 午後6時より

会場:国際交流基金クアラルンプール 
   場所は http://jfkl.org.my/contact/location.php でご確認ください。

発表者:国際交流基金クアラルンプール日本文化センター 滝口健氏

タイトル:「マレーシアの舞台芸術、その現状と展望〜現代演劇を中心に」

滝口氏からの内容のご紹介:マレーシアの舞台芸術は、言語・民族グループによる分裂、当局による検閲、資金面での困難といった問題を抱えつつも、社会への鋭い批判ツールとして大きな役割を果たし続けています。現代演劇を中心に、その現状と展望を概観するとともに、日本との関わりについてもご紹介したいと思います。
 
◎現在、マレーシアで調査を行われている方、また、28日前後にKL周辺にご滞在予定の方のご参加をお待ち申し上げております。

なお、研究会終了後には懇親会を予定しております。こちらにも振るってご参加ください。

2005年07月17日

海域アジア史研究会7月例会のお知らせ

下記の通り、海域アジア史研究会7月例会を開催します。今回は大阪歴史博物館の展覧会見学を行います。皆様、ふるってご参加ください。


日時:2005年7月23日(土)
内容:大阪歴史博物館特別展「東アジア中世海道 —海商・港・沈没船—」見学会
    ※14:00より池田榮史氏(琉球大学教授)の講演「中世東アジアの中の琉球」を聴講する予定です。
集合場所:13:30頃、現地集合

展示内容、交通アクセスなどは大阪歴博ウェブサイト(http://www.mushis.city.osaka.jp/)をご覧ください。

*******************************
2005年の予定:10/1(松方冬子氏)、10/21(太田淳氏)

連絡先:大阪大学大学院文学研究科 東洋史学研究室気付(蓮田)
     〒560-8532 大阪府豊中市待兼山町1−5

2005年07月11日

研究会のご案内

下記の通り、科研研究会を開催します。公開の研究会ですので、どなたでもご参加頂けます。関心のおありの方々の参席をお待ちしております。

平成15〜17年度科学研究費補助金(基盤研究(B))
「不可視の時代の東南アジア史:文献史料読解による脱構築」研究会
 日時: 7月16日(土)16:30−19:00(関西例会終了後に引続き開催)
 場所: 大阪駅前第2ビル6階大阪市立大学文化交流センター大セミナー室
 話題: 河野佳春(弓削商船高専)「欧文資料から見たブトン人とアンボン」

 ※科研の研究会ですが、参加自由です。

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蓮田隆志 HASUDA, Takashi
大阪大学COE特任研究員

2005年07月09日

SEAF研究会のお知らせ

第108回SEAF研究会のお知らせ (SOUTHEAST ASIA FORUM)
第108回SEAF(東南アジア談話会)を下記の日程で開催いたします。東南アジ
アに関心のある方ならどなたでも歓迎いたします。皆さん、ふるってご参加くださ
い。

             記
日時 2005年7月23日(土)14:00〜17:00

場所 広島市女性教育センター(旧婦人教育会館)4F 第1会議室
(広島市中区大手町5丁目6−9 Tel 082-248-3312)
http://www.hitomachi.city.hiroshima.jp/we-plaza/

発表者 冨田 暁
   (岡山大学大学院文学研究科)
題目 「19世紀、ポンティアナクについての一考察」

-------問い合わせ先-------
東南アジア談話会事務局 〒739-8522 東広島市鏡山1-2-3 広島大学大学院文学研究科
東洋史学研究室内 細川 月子
Tel&Fax:082-424-6646(研究室)
Email:seaf_kenkyukai@yahoo.co.jp
*報告後に懇親会を予定しております。
 お茶代として300円(学生200円)をご用意ください。

2005年07月08日

第1回「比較の中の東南アジア研究」研究会

この度、「比較の中の東南アジア研究」という研究会を組織し、下記の通り第1
回目を開催することになりましたので、ご案内いたします。
この研究会は東南アジア史学会関西地区の活動の一環として開催されるものです。
みなさまのご来場をお待ちしております。


          記

研究会「比較の中の東南アジア研究」第1回会合
日時:2005年7月23日(土)15:00-18:00
会場:京都大学本部構内 工学部4号館4階第1講義室(AA401号室)

報告者・報告タイトル
玉田芳史(京都大学) 「2005年総選挙とタックシン政権」
大庭三枝(東京理科大学) 「アジアにおける地域主義と東南アジア」

終了後、懇親会を予定しております。

会場へは百万遍の交差点から京都大学の本部構内へ入るのが分かりやすいです。
次の地図もご参照になってください。
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/siteinfo/access_root.html

ご質問等は鬼丸(メール:onimaru@cseas.kyoto-u.ac.jp、電話075(753)7333)まで。

皆様のご参加をお待ちしております。

岡本正明、玉田芳史、柳澤雅之、鬼丸武士


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玉田芳史(たまだよしふみ)         
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
東南アジア地域研究専攻 地域進化論講座    
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
工学部4号館4階AA410号室

2005年07月06日

SEASREP panel: Transnational marriage and the state

トヨタ財団より本年12月にチェンマイで行われる、東南アジア研究地域交流プログラム(SEASREP)の設立10周年記念会議について、発表者の募集案内が来ておりますので、ご案内いたします。

総務担当理事 内藤 耕(東海大学)


CALL FOR PAPERS

SEASREP (Southeast Asian Studies Regional Exchange Program) invites
scholars in Southeast Asian studies to submit papers for the forthcoming
international conference on Southeast Asia, A Global Crossroads, to be
held in Chiang Mai, Thailand on 8-9 December 2005. Full details are on
the
following website: http://conference.seasrepfoundation.org/index.htm

Scholars are invited to submit proposals for individual papers and
organized panels. The deadline for the submission of proposals is on 30
July 2005, and for full papers (only for presenters receiving travel
grants), 30 October 2005.

For individual papers, please provide the title, 250-word abstract, name
and affiliation, and contact details. Individual presentations should
run
no longer than 15-20 minutes, excluding time for questions. To submit a
proposal, please apply on-line.

Organized panels should consist of four paper readers and one moderator.
Please provide a title, brief description of the panel, 250-word
abstracts
for each paper, and the names and institutional affiliations of all
panel
participants, except for the moderator, whom the organizers can provide.
Each panel is allotted 1 ½ hours, inclusive of open forum. Please
submit
the panel proposal to seasrep@maynila.com.ph.

In addition to the foregoing, SEASREP has organized several panels, some
of which need paper presenters.

Papers for the following SEASREP panels are needed. Applicants should
complete the registration form.

Tradition and Border Crossings: The Creation of Contemporary
Performance
in Southeast Asia

Transnational Migration and the Social Aspects of Remittances in
Southeast
Asia

New Media, Pop Cultures, In(ter) Asia

Reconstructing the Nation-States in Southeast Asia

Transborder Migration and Religion

"Local Histories" of Southeast Asian Studies

Youthful Politics and the Politics of Youth

Construction of Identity among Social Groups

Women in the Face of Poverty

Local and Regional Economic Histories


For inquiries, please contact the Secretariat at seasrep@maynila.com.ph

2005年07月03日

2005年度日本マレーシア研究会研究大会予報

2005年度 日本マレーシア研究会研究大会・予報

日程: 2005年12月17日(土)、18日(日)

会場: 上智大学四谷キャンパス(JR中央線・東京メトロ四谷駅すぐ)

内容: 個別研究発表/パネル発表(大会委員企画)/自由企画/会員総会など
(予定)

個別研究発表の発表希望者は、㈰発表題目、㈪要旨(600字程度)を明記のうえ、
Emailもしくは郵便で8月31日までに大会委員までご応募ください。

大会委員企画は共通論題を設定したパネル発表とする予定です。その他に会員の
みなさまから自由企画(パネル発表、書評セッション他)を立てたいというご希
望がありましたら大会委員までお寄せください。
自由企画をご希望の方は、㈰企画の題目、㈪趣旨(600字程度)、㈫発表・コメ
ントなどの予定者名を明記のうえ、Emailもしくは郵便で8月31日までに大会委員
までご応募ください。応募企画につきましては、大会委員・開催校・運営委員会
で検討のうえ、9月下旬(予定)までに採否をお知らせします。

大会委員:鈴木陽一
〒751-8510 下関市大学町2-1-1 下関市立大学

2005年06月28日

研究会のご案内

7月のJAMS関東地区「研究会」についてご案内します。今回は、この夏にサラ
ワク州での調査を予定されている加藤さんに,修士論文の構想についてご報告いただ
きます。

なお,文化人類学に限らず様々な専門分野の方々からのコメントを希望されておられ
ますので,お誘いあわせの上,多数の方がご参加下さいますようお願い申し上げま
す。

JAMS関東地区委員 西尾寛治

****************************************************************************
※JAMS(日本マレーシア研究会)関東地区「研究会」

報告題目:「食材採集から見る先住狩猟民の森林利用-サラワク州・シハンにおける事例」

報告者:加藤裕美(京都大学大学院人間環境学研究科)

日 時:7月15日(金)18:15−21:00

会 場:東京大学駒場キャンパス8号館4階414A

会 費:100円(レジュメのコピー代として)      

2005年06月24日

ポーダルマ博士講演のお知らせ

東京外国語大学21世紀COE「史資料ハブ地域文化研究拠点」在地固有文書班では、下記 のとおり、チャンパ研究の第一人者ポーダルマ博士をお招きして講演と意見交換会を 開催します。多くの方の参加をお待ちしております。

東京外国語大学へのアクセス:
http://www.tufs.ac.jp/common/is/university/access_map.html

東京外国語大学
青山 亨

***********************************************************************
お知らせ
 21世紀COE「史資料ハブ地域文化研究拠点」 在地固有文書班では、
仏領時代にフランス・アジア協会図書館に移転されたチャム写本の整理を進めている
フランス極東学院研究員ポーダルマー・クアン・ダイ・ドゥ—博士(ベトナム・
チャム族出身)の来日にあわせ、氏を囲んで、チャム写本の保存、整理、研究
をめぐるお話と写本研究に関する意見交換会を、行ないます。当日は最新の
チャム写本のCD—ROMの紹介も行なわれます。
 ご関心ある方はぜひご参加くださいますよう、ご案内いたします。


                記

7月1日(金)
 午前11時〜13時(予定)
場所 東京外国語大學 海外事情研究所
    (研究講義棟 4F )
(1)講演
   Dr. Po Dharma Quang 
   フランス極東学院研究員
   −チャム写本とその整理研究をめぐってー 
(2)意見交換
  アジアにおける写本とその整理研究


なお、チャム写本については、ベトナム国立公文書館HPのチャム族
在地文書を巡る記事「消失の危機にある数千の蔵書」(越文)
http://www.luutruvn.gov.vn/so1bai3.htm
ポーダルマ—博士の業績に着いては、極東学院HPの
http://www.efeo.fr/biographies/notices/quang.htm (仏文)
がございます。
邦文では、
本COEポストドクター研究員に7月1日から就任する新江利彦さんの
以下の翻訳と報告がございます。
タップ・リエン・チュオン著、新江利彦訳「チャム族在地文書現状報告」
新江利彦「チャム王家とチャム族在地文書に関する補足」

2005年06月23日

日本マレーシア研究会関西地区例会のご案内

日本マレーシア研究会では、今年の3月に引き続き、下記のように、関西例会を開催いたします。
 なお、今回は国立民族学博物館・地域研究企画交流センター共同研究会「イスラム圏東南アジアにおける社会秩序の構築と変容」との共催です。
 ふるってご参加ください。

JAMS関西例会 「フロンティアのマレーシア華人」
日時:2005年7月22日(金) 13:30〜18:00
於:国立民族学博物館 第6セミナー室(2F)

プログラム
13:30〜14:00 趣旨説明・参加者自己紹介

14:00〜15:00
1.高村加珠恵(東京外国語大学大学院)
「タイ・マレーシア国境東部に生きる華人——華人化とタイ化のはざまで」

15:10〜16:10
2.市川哲(東京外国語大学)
「現地化の諸相——サラワク州におけるある華人のファミリー・ヒストリーを事例として(仮題)」

16:20〜17:20
3.田村慶子(北九州市立大学)
「『辺境』から問うマレーシアの国民国家——サバ華人社会の変容を中心に」

17:30〜18:00
総合討論

 研究会終了後、懇親会を予定しております。

 参加を希望される方は、お手数ですが、信田敏宏までご一報くださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

 国立民族学博物館への交通アクセスは、およそ以下のような経路が考えられます。
 ㈰大阪モノレール「万博記念公園駅」から自然文化園(入園料250円)を通って徒歩約15分
 ㈪JR茨木駅から近鉄バスで「日本庭園前」経由のバスに乗車(阪大病院行)、「日本庭園前」下車徒歩約13分
 ㈫タクシーは国立民族学博物館まで入ることができます
 詳細は、http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access.html をご参照ください。


信田敏宏
***************************************
信田敏宏
国立民族学博物館 助手
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
Fax. 06-6878-7503

第3回インドネシア研究会のお知らせ

第3回インドネシア研究会のお知らせ

下記のように、第3回のインドネシア研究会の予定が決まりました。多くの方のご参加をお待ちしています。

日時:2005年7月2日(土)午後3時から6時
報告者:見市建氏(京都大学東南アジア研究所)
場所:京都大学東南アジア研究所
    東棟2階セミナー室
タイトル:「宣教とビジネス:インドネシアのイスラーム出版」
概要:
インドネシアのイスラーム出版は1980年代以降急速に拡大し、1998年以降は政治的自由化に伴い、質量ともにさらに大きく発展した。誰の手によってどのような書籍が出版され、それはインドネシアのイスラー社会におけるどのような現実を反映しているのだろうか。特に近年台頭するイスラーム主義運動の諸潮流と宣教活動、出版ビジネスの関係について明らかにする。

問い合わせ先:
小池 誠
桃山学院大学文学部
〒594-1198 和泉市まなび野1-1

東南アジア研究地域交流プログラム発表者募集

トヨタ財団より本年12月にチェンマイで行われる、東南アジア研究地域交流プログラム(SEASREP)の設立
10周年記念会議について、発表者の募集案内が来ておりますので、ご案内いたします。

総務担当理事 内藤 耕(東海大学)


CALL FOR PAPERS

SEASREP (Southeast Asian Studies Regional Exchange Program) invites
scholars in Southeast Asian studies to submit papers for the forthcoming
international conference on Southeast Asia, A Global Crossroads, to be
held in Chiang Mai, Thailand on 8-9 December 2005. Full details are on the
following website: http://conference.seasrepfoundation.org/index.htm

Scholars are invited to submit proposals for individual papers and
organized panels. The deadline for the submission of proposals is on 30
July 2005, and for full papers (only for presenters receiving travel
grants), 30 October 2005.

For individual papers, please provide the title, 250-word abstract, name
and affiliation, and contact details. Individual presentations should run
no longer than 15-20 minutes, excluding time for questions. To submit a
proposal, please apply on-line.

Organized panels should consist of four paper readers and one moderator.
Please provide a title, brief description of the panel, 250-word abstracts
for each paper, and the names and institutional affiliations of all panel
participants, except for the moderator, whom the organizers can provide.
Each panel is allotted 1 ½ hours, inclusive of open forum. Please submit
the panel proposal to seasrep@maynila.com.ph.

In addition to the foregoing, SEASREP has organized several panels, some
of which need paper presenters.

Papers for the following SEASREP panels are needed. Applicants should
complete the registration form.

Tradition and Border Crossings: The Creation of Contemporary Performance
in Southeast Asia

Transnational Migration and the Social Aspects of Remittances in Southeast
Asia

New Media, Pop Cultures, In(ter) Asia

Reconstructing the Nation-States in Southeast Asia

Transborder Migration and Religion

"Local Histories" of Southeast Asian Studies

Youthful Politics and the Politics of Youth

Construction of Identity among Social Groups

Women in the Face of Poverty

Local and Regional Economic Histories


For inquiries, please contact the Secretariat at seasrep@maynila.com.ph.

2005年06月18日

講演会のご案内

下記のような講演会を行いますので、ご案内致します。

講演会:「インドネシアの文化財と国際協力」
趣旨:
 文化財の国際協力は、世界各地で行われてきている。それはユネスコの世界遺産理念に象徴されるように、人類共通の財産としての文化遺産の保護をめざすべきであろう。
 しかし経済的格差が世界に現存する中で、植民地主義時代を彷彿させるような関係が、文化財をめぐって依然として見られないわけではない。
 昨年秋インドネシアでは、フローレス島で発見された化石人骨をめぐって、国際共同研究の原則について大きな議論が巻き起こった。また膨大な経費を必要とする沈没船積荷の陶磁器引揚げ事業を見れば、過去20年間以上、インドネシアは外国企業の投資対象になってきている。
 これまで世界最大の仏蹟ボロブドゥール寺院の修復など、インドネシアの文化遺産保存に関わる国際協力には、日本は少なからず関ってきた。
 その経験も見直す中で、現状の問題点を率直に当事者から聞いてみよう。

期日:7月12日(火)午後5時30分〜7時30分  参加無料
場所:上智大学中央図書館8階812号室(JR地下鉄四谷駅下車5分)
講演:(日本語通訳付)
トニー・ジュビアントノ(インドネシア国考古学研究センター所長)「フローレス化石人骨と国際共同研究」
ナニッ・ウィビソノ(同 上級研究員)「沈没船引揚げ事業と陶磁器研究」

話者紹介
トニー・ジュビアントノ(男):1953年生 1990年パリ高等学院で学位取得 専門 古環境研究
ナニッ・ウィビソノ(女):1954年生 1980年インドネシア大学大学院卒業 専門 陶磁器研究

主催:上智大学アジア文化研究所03-3238-3697 共催:バンテン遺跡研究会 協力:国際交流基金

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坂井 隆(地域研究博士)
〒370-2101 群馬県吉井町南陽台3-1-14
SAKAI Takashi, Ph.D.(area study)

2005年06月16日

第10回フィリピン研究会全国フォーラムプログラム

以下の連絡が東京フィリピン研究会事務局から届きましたので転送
いたします。ご参考になれば幸いです。 
       永野善子 
                     (神奈川大学外国語学部)  

             ********************

  第10回フィリピン研究会全国フォーラムプログラムご案内

拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。7月2(土)と3(日)
の両日、神奈川大学において開催される全国フォーラムのプログラムが決定
いたしましたので、ご案内申し上げます。当日参加も承りますが、メールに
て事前に参加のご連絡いただきますと受付がスムーズに済みます。また、す
でに発表・参加申し込みがお済みのみなさまにはプログラム他郵送済みです。
届いていないという方は、芹澤までご連絡くださいませ。
                            敬具

[連絡先] 第10回フィリピン研究会全国フォーラム準備委員会
      芹澤 隆道 (東京外国語大学大学院地域研究コース修士課程)
      住所:〒183−0002 府中市多磨町2−21

なお、プログラムは「東京フィリピン研究会」サイトでもご覧になれます。
    http://www.d1.dion.ne.jp/~zmackey/index.html

  ----------------------------------------------------

      〔第1日:7月2日(土) 9:30〜17:45〕

1.<セッション1:セレスト・ホール 9:30〜11:30>
     司会兼コメント 小野行雄(草の根援助運動)

  「日本占領期におけるフィリピン・マンカヤン鉱山開発:
   現地社会の秩序が三井鉱山派遣団を包摂していくプロセス」
   芹澤 隆道 (東京外国語大学大学院修士課程)

  「一ココナッツ農村における所得確保の試みと農協の役割」
   金田 みちる (山脇学園短期大学非常勤講師)

  「フィリピン・ココヤシ栽培地域における土地をめぐる社会関係:
   ラグナ州の事例から」
   藤井 美穂 (京都大学大学院博士後期課程)

   “Regenerating Tropical Forest in Complex Adaptive System:
   From Illegal Logging to Sustainable Forestry”
   関 良基 (?地球環境戦略研究機関)

2.<セッション2:セレスト・ホール 13:30〜15:30> 
  司会兼コメント 五十嵐誠一(日本学術振興会特別研究員)

  「マニラ市プンタ・サンタ・アナにおけるスクワッター運動の形成:
   誘引、資源、政治的機会、アイデンティティ−」
   木場 紗綾 (神戸大学大学院博士後期課程)

  「2004年フィリピン選挙における貧困層の投票:
   マニラ首都圏とレイテ農村部における比較考察」
   日下 渉 (九州大学大学院博士後期課程)

   “Corruption and Revolution in the Philippines:
Under Populist President Joseph Estrada ‐”
  Christopher N. Magno(Ph.D. student, Indiana Univ.)

3.<特別講演:セレスト・ホール 16:00〜17:00> 
    司会 清水展(九州大学)

  "Pasyon and Revolution and the Philippine Studies
   from 1980 to the Present" 
   Reynaldo C. Ileto (National University of Singapore)

4. <ライブ>:セレスト・ホール 17:15〜17:45 
     アリソン・オパオン(ラヒンカユマンギ)

        -------------------------------------

        〔第2日:7月3日(日) 9:30〜16:45〕

5.<パネルディスカッション「在日フィリピン人と多文化共生」>
セレスト・ホール: 9:30〜11:30  司会 青山和佳(和洋女子大学)

   鈴木 健 (カラカサン事務局):「カラカサンに集う在日フィリピーナ
                    と子どもたち」

   高畑 幸 (大阪市立大学COE研究員):
        「地域の多文化共生: 名古屋・栄東地区におけるフィリピン
         コミュニティと町内会」

   鈴木 伸枝(長崎ウエスレヤン大学) 
"Inside Filipina-Japanese Marriages: Women's Agency and
Destabilized Power Between Two Postcolonial Nations”

Mario Lopez(九州大学大学院博士後期課程)
"Under the Cover of Darkness, in the Light of Day ?
Networking and Internationalization between the
Philippines and Japan”

6.<セッション3:16号館視聴覚室B 9:30〜11:30> 
       司会兼コメント 貝沼恵美(日本国際協力センター)

  「マニラ湾岸漁民による環境回復プロジェクト」
   小野 行雄(草の根援助運動/日本福祉大学大学院博士後期課程)

  “Market Access in Non-Metro Manila Regions”
  Maria M. Ikeda(京都情報大学院大学)

   「ギマラス島における伝統的水利用」
   秋谷 葉子(日本大学大学院博士前期課程)

「フィリピンの地方政治と開発: 地方政府主導の輸出加工区
開発プロジェクトを事例として」
  佐久間 美穂(フィリピン大学行政学部客員研究員)

7.<スピーチ:セレスト・ホール11:40〜12:00>
  司会 永野善子(神奈川大学)

" "The International Conferences on Philippine Studies Series:
A Brief History and Commentary"
Belinda A. Aquino (University of Hawaii)

8.<セッション4:セレスト・ホール 13:30〜15:30> 
       司会兼コメント 長坂格(新潟国際情報大学)

  「フィリピン史における地域経済圏: 19〜20世紀前半、マニラと中部
ルソンにおける労働力移動」
   千葉 芳広(千歳科学技術大学非常勤講師)

  「『幸運探し』としての移動: フィリピン・サマール島農村部の事例から」
   細田 尚美 (京都大学大学院博士後期課程)

  「少子高齢化時代における出稼ぎ労働者の位置づけ:
受け入れ国におけるケアの再編成と送り出し国の戦略」
   安里 和晃(日本学術振興会特別研究員・龍谷大学)

  「フィリピン人看護師のアメリカ移住: 歴史的展開と動機の多様化に
関する一考察」
   名護 麻美(神戸大学大学院博士後期課程)

9.<セッション5:16号館視聴覚室B 13:30〜15:30> 
       司会兼コメント 福島浩治(横浜国立大学大学院博士後期課程)

  「フィリピンにおける政治家の権力基盤:植民地期の再検討」
   高木 佑輔(慶応大学大学院修士課程)

  「フィリピンにおける広域行政・地方自治体連合化の取組み」
   佐々木 雅子(横浜国立大学大学博士後期課程)

  「グローバル化と労働政策」
   太田 和宏(神戸大学)

  「政治をどこで学んだか:フィリピン大学キャンパスにおける政治経験」
   内田 晴子(京都大学大学院博士後期課程)

10:<セッション6:16号館2階会議室 13:30〜15:30> 
       司会兼コメント 森正美(京都文教大学)

  「フィリピン、フォーク・カトリシズム論再考」
   東 賢太朗(日本学術振興会特別研究員・名古屋大学)

  「米国植民地下における「モロ問題」(1903-1913)と統治方法:
   モロ州行政官Dr.Najeeb Saleebyを中心に」
   鈴木 伸隆(筑波大学)

  「伝統的政治構造とイスラーム復興-マラナオ社会における地方政治
   の諸相から」
   辰巳 頼子(上智大学COE研究助手)

11.<総 会 15:45〜16:45> 

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2005年06月15日

東南アジアセミナー『東南アジアを超えて−華僑・華人研究のフロンティア』のご案内

京都大学東南アジア研究所では、今年度「東南アジアセミナー」の受講生を募集
しております。刺激的なプログラムを用意し、みなさまのご応募をお待ち申し上
げます。

趣旨、プログラム、応募に関する詳細は
http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/seminar/summer/
をご覧くださいませ。

小泉順子

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第29 回 東南アジアセミナー
『東南アジアを超えて−華僑・華人研究のフロンティア』
 
 近年グローバリゼーションの新たな動きの中で、地域をめぐる区分が流動化し
てきています。これに対応して「東アジア共同体」といった新しい地域政策など
が提起されるようにもなり、「東南アジア」という地域概念の意義が薄れてきて
いるという懸念の声も聞かれます。同時に、東南アジア各地で中国問題・中国要
素が複合的に登場するようになり、それに伴い、東南アジア・中国双方で、華
僑・華人に対する新たな関心が生まれてきています。
 本セミナーでは、この「地域」の流動化と新しい華僑・華人・中国要素の展開
を、相互に連動した動きとして捉え、地域やディシプリンを超えた議論の場か
ら、「東南アジア研究」と「華僑・華人研究」の新たな課題や今後の可能性を探
ります。

セッションと講師陣
*地域とネットワーク:杉原薫 籠谷直人 鬼丸武士
*華人と政治・経済 :末廣昭 岡本正明
*新《華僑・華人》ネットワークとトランスナショナリズム:Liu Hong 石川登
*新華僑とビジネス :王効平 濱下武志
*文化・アイデンティティ・歴史:Caroline Hau 菅谷成子
*華僑・地域研究・歴史:濱下武志 小泉順子

対象:テーマに関心を持ち、3日間を通じて討論に積極的に参加する意思を持つ
もの(大学院生・若手研究者を中心とする)。
期間:2005年9月5日(月)-7日(水)
場所:京都大学東南アジア研究所
聴講料:無料
申し込み締切り:2005年7月8日(金)

*申込はHPからウェブ入力するか、用紙をダウンロードしてメールでお送りください。
http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/seminar/summer/

<問い合わせ>
京都大学東南アジア研究所等総務掛
email: summer_com@cseas.kyoto-u.ac.jp

海域アジア史研究会6月例会のお知らせ

下記の日程で海域アジア史研究会6月例会を開催いたします。今月は現在出版計画進行中の『海域アジア史研究入門』(仮題)に関する報告を予定しております。皆様、ふるってご参加ください。

                    記
日時:2005年6月24日(金)18:00-
場所:大阪大学豊中校舎 文学部棟2F 史学科共同研究室
内容:『海域アジア史研究入門』にむけて
    報告者:山内晋次氏(大阪大学) ・藤田加代子氏(大阪大学)

※通常と曜日・開始時間が異なります。ご注意ください。
連絡先:大阪大学大学院文学研究科 東洋史学研究室気付(蓮田)
     〒560-8532 大阪府豊中市待兼山町1−5

「民主化以後のインドネシア」に関する研究会と講演会

以下のような研究会と講演会を九州大学で開催いたします。
史学会九州地区研究会ではないのですが、ご関心ある皆様に
ご案内させていただきますので、ご都合のつく方は
ぜひご参加くださいますようお願い申し上げます。

九州地区理事 田村慶子

●研究会

批判・対話・宗教 〜民主化以後のインドネシア〜

 報告者: 木村公一(福岡国際キリスト教会牧師)
      永渕康之(名古屋工業大学)
      見市建(京都大学)
 司 会: 佐々木拓雄(元九州大学)

 日時: 2005年6月25日(土) 9:30〜13:30

 会場: 九州大学六本松キャンパス
     比較社会文化学府大学院棟(図書館横プレハブ)
     101教室

○趣旨  先進国における福祉国家の崩壊とアジアにおける開発主義
の解体は、グローバル化にともなう平行現象であると見るべきである。
人、物、情報 の世界規模の迅速な流通が国家による介入主義の意志と
能力を低下させたという点で両者は共通している。1990年代から
顕在化しはじめるこうした状況にあって、宗教は過去の遺制ではなく、
特に東南アジアにおいては具体的な「生」を再構築する方法論のひと
つとなっている。その意味で同じく「生」の再構築をめざす市民社会
ないしは公共性をめぐる議論は、宗教の動きを無視することはできな
いだろう。本研究会は、1998年にスハルト体制の崩壊という開発
主義の終焉を経験したインドネシアに焦点をあてて、体制崩壊をもた
らした重大な勢力であった宗教による批判の内実を明らかにし、彼ら
が対話をすすめるうえで陥っている現状を考える。争点は公的領域の
再規範化は可能かどうかである。すなわち、政治と経済の分野から日
常生活にいたる広範な領域において高まりつつあるモラルへの要請を
どう理解したらよいのかを議論してみたい。(永渕康之)


●講演会

木村公一牧師講演会

コミットメントの決意
 〜開発・対話・解放の実践に携わったインドネシアでの17年間〜


日時: 2005年6月25日(土) 14:00〜17:00

会場: 九州大学六本松キャンパス 新一号館2階N120教室

「人間の盾」となり、イラクから平和を語りかけてくださった木村公一
牧師は、1986年から2002年までの17年間にわたって、インドネシアの神
学大学で教鞭をとっておられました。その間、牧師は、現地イスラム−
キリスト教間対話の歴史のなかに自らをおき、現地の人々とともに、民
衆のための社会づくりに携わってきました。また、日本人とインドネシ
ア人との関係を戦争という背景から見据えなおし、いわゆる従軍慰安婦
問題をはじめとした諸問題への取り組みにも従事してこられました。木
村牧師にインドネシアでの体験をふり返っていただくとともに、長らく
アジア地域研究に携わる三人の研究者の応答をまじえ、アジアの社会に
対するわたしたちのコミットメント(関与)のあり方について考えてい
きます。

 討論者: 清水展(九州大学)
      永渕康之
      見市建

◇木村公一牧師プロフィール
 1947年東京生まれ。東京神学大学大学院修士課程、西南学院大学、
United Theological College(南インド)、Asia Baptist Graduate
Theological Seminary(神学博士)で学ぶ。1986年から17年間、日本バ
プテスト連盟派遣宣教師として、インドネシア中部ジャワのバプテスト
神学大で教鞭をとる。2004年8月から、福岡市大名にある福岡国際キリ
スト教会の牧師となる。西南学院大学などで講師も務める。著書に、
『人間の盾—パクス・アメリカーナとキリストの平和』(新教出版社
2003)、『インドネシア教会の宣教と神学—開発と対話と解放の神学の
間で』(新教出版社2004)。

******

  主催・九州大学大学院比較社会文化研究院
  お問い合わせ先・同研究院松永典子研究室

2005年06月14日

研究会のご案内

サッカーのワールドカップ・アジア予選中継の度に,某TV局がCMで「ジョホール・バ
ルの歓喜」というフレーズを使用したおかげでしょうか,ジョホールの知名度も大学
生の間でかなり高まってまいりました。

さて、6月のJAMS関東地区「研究会」についてご案内します。今回は、先頃マレーシ
アにおける調査を終えて帰国されました篠崎香織さんにご報告いただきます。下記を
参照の上、お集まり下さい。

JAMS関東地区委員 西尾寛治

****************************************************************************
※JAMS(日本マレーシア研究会)関東地区「研究会」

報告題目:「アジア間貿易形成期におけるペナン」

報告者:篠崎香織

日 時:6月24日(金)18:15−21:00

会 場:東京大学駒場キャンパス8号館4階414A

会 費:100円(レジュメのコピー代として)

2005年06月13日

ベトナム仏経写本の作成年代

あるベトナム仏経写本の作成年代を知りたいのですが、末尾奥付けに以下の様にあります。ここにある「天運乙酉年十二月吉日」は西暦何年に相当するのでしょうか。どなたかご存知の方、ご教示いただけませんでしょうか。


    阮氏孝奉供 惟願
 父母現在増福壽死後直往方西世世得道轉法輪
 九玄七祖同登極楽國
天運乙酉年十二月吉日

   潘永?福奉冩


-----------------------------------
伊東 利勝    ITO,Toshikatsu
愛知大学文学部 Faculty of Letters
        Aichi University
*http://taweb.aichi-u.ac.jp/DMSEH*
-----------------------------------

2005年06月12日

科研研究会のお知らせ

下記の要領で平成15〜17年度科学研究費補助金(基盤研究(B)(1))「不可視の時代の東南アジア史:文献史料読解による脱構築」研究会を開催いたします。

公開の研究会ですので、どなたでも参加できます。13:30からの関西例会ともども皆様のご参加をお待ちしております。

◇日時:6月18日(土)16:30−19:00(関西例会終了後)
◇場所: 大阪駅前第2ビル6階大阪市立大学文化交流センター大セミナー室
◇報告者: 渡辺佳成(岡山大学)「大陸部東南アジア北部における「華人の世紀」−18世紀の鉱山開発・棉花交易を中心として」

連絡先:〒558-8585 大阪府大阪市住吉区杉本3-3-138
    大阪市立大学文学部 早瀬晋三研究室

2005年06月11日

C-DATSオーラル班研究会のお知らせ

東京外国語大学21世紀COEプログラム史資料ハブ地域文化研究拠点(C-DATS)
オーラル・アーカイブ班では、下記の日程で研究会を開催いたします。

同班では、昨年度より、在マカッサル南スラウェシ州公文書館(Badan Arsip
dan Perpustakaan Daerah, Propinsi Sulawesi Selatan 旧Arsip Nasional
R.I., Perwakilan Propinsi Daerah Tingkat I, Sulawesi Selatan)が所蔵
する、同地域における日本軍政期に関るインタビュー集のデジタル化をすすめ
てきました。計画の第一年次が終了し、デジタル化及びトランスクライブの第
一部が完成しましたので、現在公開のための準備を進めております。今回の研
究会は、このようなオーラル資料の利用法を日本軍政期研究の立場から検討す
ることを目的としています。

ご関心のある方の参加をお待ちしております。
 なお、マカッサル・オーラル・アーカイブの公開に関しましては、準備が整
い次第、あらためてお知らせさせていただきます。


オーラル・アーカイブ班第12回定例研究会

テーマ
 「インドネシア日本軍政期研究とオーラル資料」

日時:
 平成17年6月25日(土)14:00-17:30

発表者:
 Frank Dhont (Yale University)
"Benefits and Dangers of Oral sources: Makasar archives (TUFS) and
  Romusha interviews (Yale)"
前川佳遠理(国文学研究資料館)
 「記録と歴史叙述:インドネシア兵補をめぐるオーラル・ヒストリーと
  マカッサル・インタビュー」


会場:東京外国語大学内・海外事情研究所(研究講義棟4階427教室)
http://www.tufs.ac.jp/common/is/university/campas_map.html
http://www.tufs.ac.jp/common/is/university/access_map.html


問い合わせ先:野本京子(オーラル・アーカイブ班代表) 
http://www.tufs.ac.jp/21coe/area/index-j.html

2005年06月10日

読書会のご案内

来週のJAMS(日本マレーシア研究会)関東地区の「読書会」についてご案内い
たします。以下を参照の上、ふるってお集まり下さい。

なお,近日中に連絡させていただきますが,6月24日には月例研究会を予定しており
ます。こちらの方へもご参加いただければ幸いです。

JAMS関東地区委員 西尾寛治

****************************************************************************
※JAMS(日本マレーシア研究会)関東地区「読書会」

テキスト:
Barnard, Timothy P. ed. 2004
Contesting Malayness: Malay Identity across Boundaries.
Singapore: Singapore University Press.

範囲:第7章
Shamsul A. B.
”A History of an Identity, an Identity of a History: The Idea and Practice
of 'Malayness' in Malaysia Reconsidrerd”

日 時:6月17日(金)18:15−21:00

会 場:東京大学駒場キャンパス8号館4階414A

会 費:100円(レジュメのコピー代として)

2005年06月09日

公募「アジア女性交流・研究フォーラム主任研究員募集」

以下のような研究員公募がありますので
ご連絡いたします。年齢が「35歳以上」ですので
大学院生には難しいかもしれませんが
適切な方がいらっしゃいましたらよろしくお願いいたします。

九州地区理事 田村慶子

**************************************

財団法人アジア女性交流・研究フォーラム(KFAW)主任研究員募集要項

KFAWは、日本及びアジア諸国の女性問題に関する調査・研究、情報の
収集・提供及び国際交流・研修等を通じて女性の地位向上を図り、日
本及びアジア地域相互の発展に寄与することを目的に活動を行ってい
ます。

職 種  主任研究員 (常 勤)

勤務地  〒803-0814
 北九州市小倉北区大手町11番4号 北九州市大手町ビル3階
      財団法人 アジア女性交流・研究フォーラム

職務内容
1 調査・研究業務の遂行
2 調査・研究活動の企画・調整
3 『アジア女性研究』・『JOURNAL 0F ASIAN WOMEN’S STUDIES』等の原稿執筆及び編集作業
4 内外の研究者、大学、研究団体、行政機関、NGO等とのネットワークの構築
5 KFAW各事業への助言を含む関与
6 JICA研修等における講師、ファシリテーターの担当
7 国連及びNGOなどが主催する国内・国際会議等への参加(運営を含む)及び報告
8 その他KFAWの事業に関すること

待遇 1 給与:KFAW給与規程による。
   2 各種社会保険等:有
専門分野 ジェンダーの視点に立ったアジア地域にかかわる研究

募集人員 1名

応募資格
1 大学院修士課程修了以上もしくはそれに準ずる研究実績を有し、
主任研究員(常勤)としての職務を遂行するための英語力を含む十分な
資質と研究能力を備えている者。
2 年齢は35歳以上50歳以下 (平成18年4月1日現在)
3 平成18年4月1日から勤務可能なもの

応募方法 下記の書類をKFAW事務局へ郵送または持参してください。
1 提出書類 (1)履歴書
         (2)研究業績目録 
         (3)主要研究業績3点以内(現物または抜き刷
りコピー各3部)
         (4)修士課程等の指導教員、職場の上司等2名
の日本語または英語による推薦書(それぞれ署名、捺印封をしたもの)
を他の提出書類と一括して提出すること。
         (5)最終学歴の証明書ないしは卒業証書、修了
証書のコピー(見込みを含む)
         (6)「作文」『KFAWで働くことを志望する理
由、抱負、特に興味あることについて』10.5ポイントで横書き44字40
行2枚以内

2 提出期限   平成17年8月26日(金)消印有効
(注)提出先は要項末尾を参照してください。
     
選考日程等
1 第1次選考:提出書類により行います。
    (注)選考結果は平成17年9月中旬頃にE-mail、文書により
通知します。なお、合否についての問い合わせには応じられません。
2 第2次選考:第1次選考合格者の中から以下の方法により行いま
す。
(1) 選 考 日 平成17年9月21日(水)
(2) 会  場 KFAW
(3) 選考内容
㈰ KFAWへ志望の抱負や行いたい研究のプレゼンテーションを行
う。(日本語・英語で各々7分)
㈪ 「ジェンダー主流化」に関する英文エッセーを1篇提出す
る。(500〜700ワード)
㈫ 指定するテーマを45分以内に日本語で作文する。
㈬ 面接
㈭ 健康診断:職務遂行に必要な健康度の医学的検査を当財団の指定
医療機関で受診のこと(費用は財団が負担)。
(4) 選考結果発表 9月末日にE-mail、文書により通知します。
(5)その他 第2次選考に参加する場合旅費を半額補助いたします。
但し3万円を上限額とします。
    
【応募書類の提出先および問い合わせ先】
   〒803-0814 北九州市小倉北区大手町11番4号 北九州市大手
町ビル3階
財団法人 アジア女性交流・研究フォーラム総務課(福岡・増田)
      電話 093−583−3434 FAX 093−583−5195
  E−mail research@kfaw.or.jp
※ (持参の場合の受付時間) 月曜日から金曜日までの午前8時30分から午後5時までKFAW事務局総務課へ

*応募の秘密は厳守します(応募書類は返却しません)

平成17年度AA研言語研修のお知らせ

平成17年度AA研言語研修のお知らせ

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、アジア・アフリカ地域で
の現地調査研究やその他の専門的業務に役立たせることを目的として、現地語の
会話・読み書きなどの基礎学習を中心とした言語研修を短期集中的に実施してい
ます。この研修は、日本の専門研究者と母語話者とがいっしょに教授にあたる生
きた言語教育であるのが特徴となっています。

今年度は、ベトナム語中級、シンハラ語及びヒンディー語の言語研修を別記実施
要領に基づいて実施しますので、受講希望者は下記により申し込んで下さい。

1:募集人員
各言語 約10名(実施要領参照)

2:募集期間
平成17年6月1日(水)〜同年6月30日(木)
受付時間 午前9時〜午後4時(土・日曜日を除く)
なお、郵送の場合は6月30日(木)必着とします。

3:応募資格
上記の目的に必要な学力および社会的経験を有する人
(ベトナム語中級については、これに加えて満たすべき応募条件があります。詳
細は実施要領をご覧ください。)

※実施要領は下記ウェブページで閲覧・ダウンロードできます。

4:応募方法
所定の受講申込書に記入のうえ、在学証明書または最終学校の卒業証明書を添えて
東京外国語大学研究協力課全国共同利用係(東京都府中市朝日町3-11-1 TEL:
042-330-5603)に申し込んで下さい。

※受講申込書のウェブページからのダウンロードにつきましては、ただいま準備
中です。

5:選考方法
当研究所で書類審査により選考します。

6:選考結果
受講の可否は7/15(金)までに本人あてに通知します。

7:受講手続
受講を許可された者は、、7/25(月)から7/29(金)までに、研修言語ごとに定
められた額の受講料を一括納付してください(額については、各言語の実施要領
をご覧ください)。本研究所所定の用紙(選考結果とともに郵送します)にて納
入ください。

8:修了証書
所定の課程を履修した方には、審査のうえ修了証書及び成績証明書を交付します。

言語研修に関する問合せ先

言語研修についての問合せは、研究協力課全国共同利用係まで問い合わせお願い
します。

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
(言語研修担当:研究協力課全国共同利用係)
183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
TEL 042-330-5603
E-mail kenkyu-zenkoku@tufs.ac.jp
ウェブページ http://www.aa.tufs.ac.jp/aa03_gengo_j.html

2005年05月28日

国内地域関係学会ウェブサイト一覧

京都大学ASAFAS・CSEAS21世紀COEプログラムのメルマガ5月号に下の案内がありました。関心のある方もおられるかと思い、流します。

加藤 剛

ーーーーーーーーーーーーー

◆編集子より◆5−6月は学会の研究大会シーズンです。東北大学の
後藤斉さんのつくられた学会HPリンク集によれば、世界の地域に関わ
る日本の学会HPは50以上あります。みなさんは、どのような学会
におでかけでしょうか?
http://www.sal.tohoku.ac.jp/~gothit/zinbun.html#area

2005年05月27日

スマトラ震災写真展・ビデオ上映会のご案内

すでに東京、筑波、名古屋などで開催された上記資料展が、千葉でも開催の運びとな
りました。近隣地域の学生や住民の方々にお知らせいただければ幸いです。

神田外語大学 奥島美夏

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

<スマトラ沖震災・写真展とビデオ上映会>

●写真展:
2005年5月30日(月)〜6月4日(土)
9:30-18:00(最終日17:00終了)
神田外語大学 1号館-4号館2F連絡通路にて 入場無料

*マフディ氏の風刺漫画や被災児童絵画は、1号館2F異文研事務局にて展示
 (〜6月3日(金)17:00まで)

●ビデオ上映会:
2005年5月31日(火) 17:00-18:30
神田外語大学 ミレニアムハウスにて 入場無料

* アチェ・コーヒーの試飲も予定しています。

【詳細】大学ウェブサイト http://www.kuis.ac.jp/icci/information/tsunami.htm

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<資料提供>
インドネシア文化宮(GBI)、『スランビ・インドネシア』紙、メトロTV

<協力>
神田外語大学国際言語文化学科教員・学生有志

<主催・お問い合わせ先>

神田外語大学異文化コミュニケーション研究所
(Tel&Fax)043−273−2324
icci@kanda.kuis.ac.jp

2005年05月25日

鹿児島大学多島圏研究センター外国人客員研究員募集

鹿児島大学多島圏研究センターでは、
平成18年度の外国人客員研究員を募集しています。
関心をお持ちのかたは、ホームページ
http://cpi.kagoshima-u.ac.jp/position-visiting-2005.html
をご覧ください。 
なお、申請の締め切りは平成17年8月31日(必着)です。

Yukino OCHIAI  落合雪野
The Kagoshima University Museum

2005年05月24日

日本財団アジアフェローシップ説明会

来週月曜に、日本財団アジアフェローシップの説明会が上智大学にて行われます。
このフェローシップは東南アジアと日本を対象にしたものです。
以下、事務局からの案内文を転送します。
藤田 渡(甲南女子大学)
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日本財団アジア・フェローシップ(APIフェローシップ)
2006年度フェロー募集 説明会のご案内

各位

日本財団アジア・フェローシップ(APIフェローシップ)フェロー募集の説明会に
ついてご案内申し上げます。本フェローシップは、2000年より、インドネシア・日
本・マレーシア・フィリピン・タイの5カ国で実施され、研究者、NGOスタッフ、
メディア関係者、芸術家などの、「パブリック・インテレクチュアル」と総称される
知的リーダーで、世論形成や社会的活動の実践に積極的に参画し、アジア地域の公益
の増進に資する事が期待される人材を対象としています。従って、現役で活躍中のパ
ブリック・インテレクチュアルに限らず、今後その分野で活動する意欲のある若い
方々からの応募も歓迎いたします。

APIフェローシップには、APIフェローシップ(40歳未満の方対象)とAPIシ
ニア・フェローシップ(40歳以上の方対象)の2種類があり、日本からは計4〜6名が
選抜されます。APIフェローは上記の日本をのぞく4ヶ国(複数国可)において、
来年7月以降最長12ヶ月間、3つの予め設定されたテーマに沿った研究・交流活動に
従事していただきます。3つのテーマは、㈰アイデンティティの変容とその社会的・
文化的背景、㈪人類が直面する社会的課題と社会正義の考察、㈫グローバル化の現状
とその課題です。本年度の応募締め切りは、8月31日です。詳細については、
http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/api/をご参照ください。

つきましては、来る5月30日(月)上智大学の村井吉敬教授にご協力をいただき、A
PIフェロー募集に関する説明会を下記の要領で開催いたします。多数のご参加をお
待ちしております。
京都大学東南アジア研究所
APIフェローシップ事務局

1.日時: 5月30日(月) 18:30〜20:30

2.場所: 上智大学中央図書館 8階 812号室
http://www.sophia.ac.jp/J/first.nsf/Content/guide_y

3.内容: APIフェローシップの概要、先輩フェローの経験談、質疑応答など

2005年05月23日

アジア中近世港市城跡保存 公開国際シンポジウム

下記のような公開シンポジウムを予定していますので、お知らせします。

趣旨:
 アジアの港市遺跡には、美しい城郭を残すものがある。特に最近存在が注目されているインドネシア・スラウェシ島南東部のブトン王城ウォリオ城跡は、港を見下す崖上に珊瑚石灰岩で築いた群島部有数の近世大城郭である。文献記録に乏しい中でこの城跡が語るものは多く、住民を巻き込んだ保存が叫ばれている。またジャワ島西部のバンテン・ティルタヤサ離宮跡でも、海との繋がりを明らかにする水門跡が発見され、その保存が考えられるようになった。
 一方、日本ではウォリオ城跡と似た景観を持つ琉球のグスク群があり、今帰仁グスクなど代表的なものは世界遺産に指定された。それらが語る歴史は記録をはるかに超えたものがあり、保存されることによって長く子孫に伝えられ、また外来の観光客の関心を集めている。海上交易が盛んだった九州・沖縄には他にも肥前名護屋城跡など、海を臨む城郭遺跡が少なくなく、その保存は歴史の記憶継続も含めて地域住民にも影響を及ぼすものとなりうる。
 海で繋がったアジア中近世港市城跡保存の抱える問題を多視点から論ずることで、それぞれの新たな発展の道を探りたい。

期日:7月10日(日)10時〜17時  参加無料
場所:福岡市アジア美術館(地下鉄中洲川端駅下車1分)あじびホール

発表:
中村修身(北九州市芸術文化振興財団)「北部九州中近世山城の保存における現状と課題」
高瀬哲郎(佐賀県立名護屋城博物館)「肥前名護屋城の保存」
金武正紀(沖縄県今帰仁村教育委員会)「琉球のグスクの保存」
瀧本正志(福岡市埋蔵文化財センター)「ティルタヤサ遺跡とウォリオ城跡の調査」
トニー・ジュビアントノ(インドネシア国考古学研究センター)「インドネシアの城郭遺跡保存」
ナニッ・ウィビソノ(同上)「ティルタヤサ遺跡の水門跡とウォリオ城跡」
山口裕子(吉備国際大学)「ブトン王城ウォリオ城跡の保存」

主催:バンテン遺跡研究会 共催:福岡市教育委員会・東南アジア考古学会 協力:国際交流基金

###############################################
坂井 隆(地域研究博士)
〒370-2101 群馬県吉井町南陽台3-1-14

第107回SEAF研究会のお知らせ (SOUTHEAST ASIA FORUM)

第107回SEAF(東南アジア談話会)を下記の日程で開催いたします。東南アジ
アに関心のある方ならどなたでも歓迎いたします。皆さん、ふるってご参加くださ
い。

             記
日時 2005年6月11日(土)14:00〜17:00

場所 広島市女性教育センター(旧婦人教育会館)4F 第1会議室
(広島市中区大手町5丁目6−9 Tel 082-248-3312)
http://www.hitomachi.city.hiroshima.jp/we-plaza/

発表者 八尾 隆生
   (広島大学大学院文学研究科助教授)
題目 「ヴェトナム前期黎朝の終焉と清化(タインホア)集団」

-------問い合わせ先-------
東南アジア談話会事務局 〒739-8522 東広島市鏡山1-2-3 広島大学大学院文学研究科
東洋史学研究室内 細川 月子

*報告後に懇親会を予定しております。
 お茶代として300円(学生200円)をご用意ください。

2005年05月18日

科研研究会のご案内

以下の日程で科研「不可視の時代の東南アジア史:文献史料読解による脱構築」の研究会を開催いたします。オープンの研究会ですのでご関心をお持ちの方はどなたでもご参加頂けます。関西例会と併せて是非ご参加ください。

日時:2005年4月16日17:00から(関西例会に引続き開催)
場所:大阪駅前第2ビル6階・大阪市立大学文化交流センター・大セミナー室
話題:中国調査報告(渡辺佳成・岡本弘道・蓮田隆志)

参加費:無料
連絡先:〒558-8585 大阪府大阪市住吉区杉本3-3-138
    大阪市立大学文学部 早瀬晋三研究室

2005年05月16日

海域アジア史研究会5月例会のお知らせ

海域アジア史研究会5月例会を下記の通り開催いたします。皆様、ふるってご参加ください。

日時:2005年5月28日(土)13:30-
場所:大阪大学豊中校舎 文学部棟2F 第一会議室(http://www.let.osaka-u.ac.jp/graduate/map.html)

内容:
研究報告:藤田明良氏(天理大学)「東アジアの港町と媽祖信仰」
研究報告:須永敬氏(岐阜市立女子短期大学)「海域アジアの民俗学—〈日韓国境域〉における民俗宗教研究の視点から—」

※6月例会は6月24日(金)18:00-より開催します。通常と曜日・時間が異なりますのでご注意ください。

問い合わせ先:
海域アジア史研究会ウェブサイト:http://homepage2.nifty.com/PHASU/mah-mirror/
大阪大学大学院文学研究科 東洋史学研究室気付 (蓮田)
〒560-8532 豊中市待兼山町1−5

2005年05月10日

第23回「東南アジアの社会と文化」研究会のお知らせ

第23回「東南アジアの社会と文化」研究会のお知らせ

 第23回定例研究会を下記の通り開催します。今回は、京都大学
大学院の王柳蘭さんが、雲南系華人のタイへの移住とネットワーク形
成について報告します。多くの方の参加をお待ちしています。研究
会終了後、懇親会を行いますので、こちらにも振るってご参加下さい。
なお、今回は(前回に続き)事情により開催が第四金曜日になってい
ます。ご了承ください。

 話題提供者:王柳蘭(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)

  移住経験と「華」人の動態的理解にむけて
  —タイ北部における雲南系漢人と雲南系回民の
    移住とネットワークの形成から—

  日 時  :2005年5月27日(金) 16:00−18:00
場 所  :京都大学東南アジア研究所 東棟2F教室

 中国からタイに移住してきた中国人については、これまで海路華人移住
者(Overseas Chinese)が主流とされ研究蓄積がなされてきた。しかしな
がら、タイ北部国境からビルマ、さらに雲南に目を向けると、そこには陸路
を通じて歴史的に移住と定着を繰り返してきた陸路華人移住者(Overland
Chinese)の姿がある。彼らは「雲南人」と自称している。
 現在、北タイ国境には約70箇所以上の雲南人集落があると言われてい
る。本発表では、これら国境地帯に住む「雲南人」が、タイに定着していく
過程でどのように"われわれ"集団を形成しつつあるのか、彼らの移動と
定着の歴史的過程ならびに、今日におけるネットワークの展開から浮き
彫りにしていく。
 具体的には、第1に、タイにおける雲南人集落について、文献資料と聞き
取り調査によって得られたデータをもとに、20世紀前半から20世紀後半に
かけて集落が形成されてきた歴史的経緯とその諸段階を示す。第2に、
「雲南人」を構成するサブ・グループである雲南系漢人と雲南系回民(ムス
リム)のそれぞれについて、彼らの移住と定着の過程について、口承史か
ら得られた資料にもとづき、微視的に集団の生成過程をみていく。第3に、
彼らがタイに定着していく過程で、タイ国家のなかで周縁化されていきな
がらも、これら両グループがいかに社会関係を構築し、国境を越えたネッ
トワークの展開を図っているのかについて述べる。
 最後に、雲南系漢人と雲南系回民が北タイという移住の最前線において、
国家や地域間関係に影響を受けながら、いかに「華人」集団形成に向け
て葛藤と揺らぎを抱えているのかという点について、雲南からタイへの
移住の経験にもとづいて考察を試みる。

2005年05月09日

研究会及び読書会のご案内

JAMS(日本マレーシア研究会)関東地区の「研究会」並びに「読書会」についてご案内いたします。なお、「読書会」は、今週を予定しておりましたが、都合により27日に延期となりましたのでご注意ください。

JAMS関東地区委員 西尾寛治

****************************************************************************
※JAMS(日本マレーシア研究会)関東地区「研究会」及び「読書会」

1)「研究会」

報告題目:
「サイード・ムハンマド・ナキーブ・アル=アッタスの教育論:現代マレーシアにおけるイスラーム教育の意味」

報告者:
久志本裕子(東京学芸大学大学院)

日 時:
5月20日(金)18:15−21:00

会 場:
東京大学駒場キャンパス8号館4階414A

会 費:
100円(レジュメのコピー代として)   


2)「読書会」

テキスト:
Sutherland, H. 2004
“The Makassar Malays: Adaptation and Identity, c.1660-1790”
In: Barnard, T.P. (ed) Contesting Malayness:Malay Identity Across Boundaries., Singapore: Singapore University Press.

日 時:
5月27日(金)18:15−21:00

会 場:
東京大学駒場キャンパス8号館4階414A

会 費:100円(レジュメのコピー代として)

2005年05月06日

研究会のご案内

各位

サントリー文化財団特別研究助成プロジェクトの一環として、
東・東南アジア近世史に関する以下の研究会を開催します。参
加自由(無料)ですので、平日ですがみなさんどうぞお越し下
さい。ウイットモア教授は、米国におけるベトナム近世史、東
南アジア海域史研究のパイオニアの一人です。また黒田教授は、
新しい貨幣理論で注目されている広域史家です。ベトナム「一
国」史とユーラシア広域史の両面から、「近世」についてリー
ド、リーバーマンなどの大きな議論も踏まえた多面的な討論を
予定しております。

   記
日時 5月17日(火)午後1時〜5時
会場 大阪大学豊中キャンパス・待兼山会館会議室
(アクセスマップは
http://www.osaka-u.ac.jp/jp/accessmap.html)
報告1 John K. Whitmore (University of Michigan):
Regionalism, Power Bases, Fusion Zones : the Emergence
of Vietnam
報告2 Kuroda Akinobu (University of Tokyo):
Monies tell what the early modern world is: the Comparison of two ‘silver centuries, the 13th and 16th century’
(報告は2本とも英語です。質疑は日本語やベトナム語も混じ
るかもしれません)

なお、ウイットモア教授は、20日(金)に東京で開かれる「第
50回国際東方学者会議」のシンポジウム「宋代の南海貿易」で
も報告をなさいます。阪大の青木敦先生がチェアで、辛島昇、
深見純生ほかの先生方が報告されます。
(詳細はhttp://www.tohogakkai.com/icesinfo.htm)
こちらも興味をお持ちの方はどうぞご参加下さい。
                        以上

第10回フィリピン研究会全国フォーラム:研究発表募集

以下の連絡が東京フィリピン研究会事務局から届きましたので転送いたします。ご参考になれば幸いです。 
永野善子(神奈川大学外国語学部)  

------------------------------------------------------------------
    第10回 フィリピン研究会全国フォーラムご案内

拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。さて、毎年多くの若手
研究者の方々に、様々な研究テーマでご報告頂いておりますフィリピン研究
会全国フォーラムも、今年10回目という節目を迎えます。以下の要領で、
研究発表を募集しておりますので、ご希望の方は下記連絡先までお気軽にお
問い合わせ下さいませ。研究発表の募集締め切りは5月22日です。多数ご
参加頂きますようご案内申し上げます。
                                    
                記

[日  時]  2005年7月2日(土)、7月3日(日)
        午前10時から午後5時(予定)
[場  所]   神奈川大学横浜キャンパス 16号館セレストホール
           神奈川県横浜市神奈川区六角橋3-27-1
       ※地図 http://www.kanagawa-u.ac.jp/02/accessmap/index.html
[参加費]  2000円(通信費、茶菓子代等。フォーラム抄録集一部を含む。
       懇親会費は別途頂きます)  ※フィリピン人の方は無料
[参加資格] フィリピンに関心のある方ならどなたでも
[発表資格] フィリピンについて研究している研究者、大学院生等
[発表言語] 日本語、英語、フィリピノ語 
[その他]  
(1)発表時間15〜20分、質疑応答15〜20分
   ※発表者数による。発表内容によりパネルにする場合もあります。
   ※発表者される方は、抄録集用として報告要旨(B5用紙5枚以内)を
提出していただきます。
なお発表規定の詳細については、後日お知らせ致します。
(2)当日ご参加頂けない方で、フォーラム抄録集をご希望の方は、
実費(送料込みで一冊千円程度、後払い)で頒布致します。
その旨をご記入の上、ご返信下さい。
(3)過去の全国フォーラムの目次は下記のサイトでご覧になれます。
  http://www.d1.dion.ne.jp/~zmackey/page042.html
              
[連絡先] 第10回フィリピン研究会全国フォーラム準備委員会
       芹澤 隆道 (東京外国語大学大学院 地域研究コース修士課程)
       住所:〒183−0002 府中市多磨町2−21
       電話: 090−6930−8438
       bierbauch96@hotmail.com

       事務局:玉置 真紀子 zmackey@d1.dion.ne.jp
      ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
       東京フィリピン研究会 Tokyo Philippines Studies Group
         http://www.d1.dion.ne.jp/~zmackey/index.html
      ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

2005年05月05日

学術会議東洋学研連シンポジウム

日本学術会議東洋学研究連絡委員会公開シンポジウム

――アジア人間科学への道――東洋学とアジア研究――

主催:日本学術会議第1部東洋学研究連絡委員会・財団法人東方学会・中谷英昭教授共同研究プロジェクト「総合人間学」

日時:2005年9月24日(土)13:00〜17:00

会場:東京大学文学部1番大教室(東京大学法文2号館2F)
   〒113-0033東京都文京区本郷7-3-1
   (地下鉄丸の内線本郷3丁目下車7分、東大正門より入って右2つ目の建物)

プ ロ グ ラ ム

総合司会:今井 敦(東洋学研究連絡委員会委員、東京国立博物館文化財部列品課列品室主任研究員)
林佳世子(東洋学研究連絡委員会委員、東京外国語外国語学部大学助教授)
桜井由躬雄(東洋学研究連絡委員会委員、東京大学大学院人文社会系研究科教授)
徳永宗雄(東洋学研究連絡委員会委員、京都大学大学院文学研究科教授)
開会挨拶:池田知久(第19期日本学術会議会員、東洋学研究連絡委員会委員長、大東文化大学文学部教授)
提題:
(1)大橋一章(早稲田大学文学部教授)「仏教美術の伝播――中国・朝鮮・日本――」(美術史学会)
(2)蓑豊(大阪市立美術館館長・金沢21世紀美術館館長)「オリエントとは何か」(東洋陶磁学会)
(3)小松久男(東京大学大学院人文社会系研究科教授)「中央ユーラシア研究の眺望」(日本中東学会)
(4)石井米雄(大学共同利用機関法人人間文化研究機構機構長)「東洋学と地域研究」(東南アジア史学会)
(5)内堀基光(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所所長)「アジアにおける民族学と人類学:東南アジア島嶼部を中心として」(中谷英昭教授共同研究プロジェクト「総合人間学」)
(6)藤井正人(京都大学人文科学研究所教授)「総合学としてのインド研究のあり方を探る:王権・儀礼をテーマとして」(日本印度学仏教学会)
質疑応答・自由討論
閉会挨拶:中谷英昭(東洋学研究連絡委員会委員、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授)

2005年05月02日

ICSUアジア・太平洋支局の開設

4月25日(月)から27日(水)までの3日間にわたりクアラルンプールで、ICSU(International Council for Science:国際科学会議)のアジア・太平洋地区会議が開催されました。日本学術会議から、黒川会長、安部国際協力常置委員長、星会員(4部)が参加しました。ICSUアジア・太平洋支局についても討議され、マレーシアに開設することが全会一致で決まりました。皆様のご支援をお願いします。
なお、ラテンアメリカ地域はメキシコ、アフリカ地域は南アフリカに支局が開設されます。

【問い合わせ先】情報国際課国際調査係(Tel:03-3403-1091、i266@scj.go.jp)

2005年04月26日

シンポジウム等の案内

下記4件の案内が届いております。ウェブサイトを
ご確認ください。

第50回国際東方学者会議
http://www.tohogakkai.com/icesinfo.htm

東京大学シンポジウム「朝鮮半島の共存と東北アジア地域協力」
http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/research/symposium/2005/01.html

東京財団「大学教員海外派遣プログラム」
http://www.tkfd.or.jp/division/fellowship/activity/005.shtml

九州大学アジア総合研究センター(KUARO)のニューズレター
http://kuaro.kyushu-u.ac.jp/

2005年04月24日

「ベトナム語及び東南アジア地域研究」専任教員募集のお知らせ

東南アジア史学会会員各位

大東文化大学国際関係学部では「ベトナム語及び東南アジア地域研究」担当の専任教員1名を募集しています。応募締め切りは6月30日、採用は来年4月1日です。関心のある方は下記の学部ホームページ採用欄をご覧ください。
http://www.daito.ac.jp/gakubu/kokusai/saiyou/index.html

大東文化大学国際関係学部
押川典昭

2005年04月22日

公開講座「ラオスへの扉」ご案内

このたび、本学の平成17年度公開講座の一つとして『ラオスへの扉』と題する全10回の講座を開講することになりました。本学の教員だけではなく、いろいろな分野から講師をお招きし、ラオスへの入門講座としたいと思っております。下記に講座についてのご案内をさせていただきます。各講義題目など、より詳細なご案内は、東京外国語大学トップページからか、http://www.tufs.ac.jp/common/is/kikaku/kokaikoza/h17/laos.html にてご覧になることができます。
お手数をおかけ致しますが、学生やご関心のある方々にご周知の程、どうぞよろしくお願い申しあげます。

**************
講座名: 「ラオスへの扉」
開催場所:東京外国語大学 本郷サテライト3階(東京都文京区)
(別紙地図 または http://www.tufs.ac.jp/common/is/university/hongo.html参照)
開催期間・時間:平成17年5月19日〜7月21日  全10回 木曜日 18:30〜20:30
受 講 料:15,000円
申込期間:平成17年4月11日(月)〜4月28日(木)(当日消印有効)
申込方法:「ラオスへの扉」受講希望と明記した上で、以下の事項をご記入の上、FAX
またはE-mailのいずれかでお申し込みください。
〈1. 氏名 2.ふりがな 3.郵便番号及びご住所 4.電話番号 
 5.ご職業 6.受講希望動機 7.ラオスへの渡航経験の有無 〉
申込み・お問合せ先:東京外国語大学 企画広報室 運営企画係
〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
TEL:042-330-5152(平日の8:30〜17:15) 
FAX:042-330-5140   
E-mail: kikaku-unei@tufs.ac.jp

2005年04月21日

第2回インドネシア研究会のお知らせ

日時:2005年4月23日(土)午後3時〜午後6時
発表者:本名純(立命館大学国際関係学部)
テーマ:「テロ・民主化・ローカルパワー:インドネシア政治研究の危機?」
会場:京都大学東南アジア研究所東棟2階会議室
(京都市左京区吉田下阿達町46)

事前の連絡は不要です。みなさまのご参加をお待ちしています。
なお、この案内は転載自由ですので、できるだけ多くの方に研究会のことをお伝えください。

問い合わせ先:
小池 誠
桃山学院大学文学部
〒594-1198 和泉市まなび野1-1

2005年04月19日

国際学部教員募集

明治学院大学国際学部からの公募情報、日英語版を転送します
http://www.meijigakuin.ac.jp/jinji/kyouin_log/001942.html

--
国際学部教員募集(イスラム教文化論)
明治学院大学 国際学部

●採用および募集職種
採用予定年月日
2006年4月1日
募集職種
専任講師以上(本学規定による専任教員として遇する)
担当科目
「イスラム教文化論」(Islamic Culture)
イスラム教の教義についての十分な理解、およびイスラム世界に関する高度な専門的研究実績をふまえて、イスラム世界の社会、文化、歴史、哲学などを論じることのできる方。特定の時代や地域に限定されず、広くイスラム教とその世界を論じる視野をもつことが望まれる。なお留学生を対象とした英語による講義が可能であること。日本語を母語としない場合は、講義および学生とのコミュニケーションを日本語でおこなえることが望ましい。
募集人数
1名
勤務場所
明治学院大学横浜校舎
●応募方法等
応募資格
担当科目に関連する分野における博士学位取得者、ないしは研究歴によってそれに相当すると認められる方。
応募書類
1)履歴書(写真貼付)
2)業績一覧
3)主要業績(実物またはコピー) 3点
(それぞれにA4一枚以内の要約を付すこと)
書類提出期限
2005年5月31日(金)※本募集は「消印有効」で取扱う。 右の記載は無視して下さい→→必着
応募書類送付先
〒244-8539 横浜市戸塚区上倉田町1518番
明治学院大学 国際学部長 秋月望 宛
(必ず「イスラム教文化論教員応募書類在中」と朱書きの上、書留にてご郵送ください。)
●この採用に関する問い合わせ先
明治学院大学 国際学部事務室 Tel. 045-863-2200
※ なお、本学はキリスト教主義を建学の精神とする大学であります。
この建学の精神を理解してくださることを希望いたします。

--English version
Meiji Gakuin Faculty of International Studies

Notice of Recruitment
Islamic Culture

The Faculty of International Studies, Meiji Gakuin University is searching for a suitably qualified person to teach Islamic Culture (Isuramu-kyo Bunka-ron).

Job Description
The successful candidate will be capable of lecturing on Islamic society, culture, history, philosophy etc., on the basis of a thorough understanding of Islamic religious doctrine, and an outstanding track-record of specialized research relating to the Islamic world. Candidates with geographical specialization in any part of the Islamic world and any historical period will be open for consideration; the faculty hopes to appoint a scholar with a broad perspective on the Islamic religion and related socio-cultural phenomena.

Position
This is a full-time, tenured position. The faculty hopes to make the appointment at the level of lecturer, associate professor or professor, depending on the successful candidate’s age and experience.

Starting Date
The faculty hopes to make an appointment to start on 1 April, 2006.

Required Academic Qualifications
All candidates must have a doctorate in a relevant field, or a track-record of published research that the search committee considers equivalent to a doctorate.

Linguistic Requirements
Japanese is the main language of instruction on the campus and this post requires the successful candidate to have a level of linguistic competence in Japanese sufficient to give classes and generally communicate with students and faculty in Japanese. The candidate is also likely to be called upon to lecture in English, to classes composed mainly of exchange students from the United States and other countries.

Method of Appointment
This appointment will be made by open competition. Any person interested in the post who considers him or herself suitably qualified is encouraged to apply.

Required Materials
1. Curriculum Vitae, including photograph.
2. Full list of publications.
3. Copies of three major pieces of research.

Closing Date: 31 May, 2005.
Sending Address
Dean Nozomi AKIZUKI
Meijigakuin University, Faculty of International Studies
1518,Kamikurata-cho, Totsuka-ku, Yokohama-shi, Kanagawa 244-8539
JAPAN

Contact
kokusai@mguad.meijigakuin.ac.jp

写真展「アチェの人々〜スマトラ沖地震・津波被災地から〜」

南山大学では、以下のように昨年暮れのスマトラ沖地震・津波被災に関する
写真展を開催します。一般の入場もできますので、是非足をお運びください。

写真展「アチェの人々〜スマトラ沖地震・津波被災地から〜」

開催期間:2005年4月19日(火)〜23日(土) 10時から18時半まで、最終日は15時
まで

場   所:南山大学図書館1階ブラウジング・コーナー(入り口付近)

主   催:南山大学外国語学部アジア学科学生有志・スマトラ沖地震写真展実行委員会 

共   催:インドネシア文化宮、Serambi Indonesia 紙(アチェの新聞社)

展示物
アチェの写真:85枚(被災前、被災後)
風刺漫画:20枚
アチェの子どもの絵:6枚

詳しくは以下でご覧ください。
http://www.nanzan-u.ac.jp

小林寧子
南山大学外国語学部アジア学科

2005年04月17日

読書会のご案内

今週のJAMS(日本マレーシア研究会)関東地区の「読書会」についてご案内い
たします。今回は,引き続きKosterの論文を取り上げ,そのテーマに関する論議を深
めたいと思います。前回参加された方々はレジュメをおもち下さい。

JAMS関東地区委員 西尾寛治

****************************************************************************
※JAMS(日本マレーシア研究会)関東地区「読書会」

テキスト:
Koster, G.L. 2002
"A Ninetheenth Century Political Lampoon: The Poem of the Cobra King and the
Frog-King."
[In: Mohd Hazim Shah, Jomo K.S, Phua Kai Lit eds.2002 New Perspectives in
Malaysian Studies" Bangi: Persatuan Sains Socsial Malaysia.}


日 時:4月22日(金)18:15−21:00

会 場:東京大学駒場キャンパス8号館4階414A

会 費:100円(レジュメのコピー代として)

2005年04月15日

“グローバリゼーションと現代アジア”ベネディクト・アンダーソン(コーネル大学)

標記、経済学研究科COE-GLOPEとCOE-CASの
 共催で開催いたします。スケジュールは下記となります。とくに
 4月23日(土)午後の講演会(井深ホール)につきましては、院生・学部生へのお
声かけをどうぞよろしくお願い申し上げます。

  *尚、講演内容につきましては、後日書籍として刊行される予定です。

COE-CAS 高橋勝幸

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
早稲田大学  21世紀COE-CAS&GLOPE 共催
ベネディクト・アンダーソン(コーネル大学)
“グローバリゼーションと現代アジア”

■4月22日(金) 国際会議場 第3会議室 【*英語のみ・主に院生対象】 
 
○10:00-12:30
 セッション1: ナショナリズムとナショナリズムを超えるもの
 レクチャー: ベンジャミン・ミドルトン(フェリス女学院大学)
○13:30-13:40
 挨拶    :藪下史郎(早稲田大学 21COE-GLOPE)
○13:45〜14:45
 基調講演  :ベネディクト・アンダーソン
        「『想像の共同体』再考」
○15:00-17:30
セッション2: 現代アジアのナショナリズム
 パネリスト :呉叡人(台湾中央研究院)
        関志雄(野村資本市場研究所).
        姜尚中(東京大学) 
        本野英一(早稲田大学COE-CAS)
○18:00−   レセプション

■4月23日(土) 国際会議場・井深ホール 【同時通訳付】 
○1300-16:00
 挨拶・司会 :毛里和子(早稲田大学 COE-CAS)
 レクチャー :ベネディクト・アンダーソン
         「アジアにおける初期ナショナリズムのグローバルな基盤」

<お問い合わせ先>
 早稲田大学21世紀COE-GLOPE 事務局
 E-mail:akiko.suzuki@waseda.jp
URL:www.waseda.jp/prj-GLOPE/

------------------------------------------------------------------------
Waseda University 21COE-CAS&GLOPE International Conference
BENEDICT ANDERSON (Cornell University)
“Globalization and Contemporary Asia”

■Friday, April 22 
Waseda University International Conference Hall 3F Room3
Language: English

 10:00-12:30
 Session 1: Nationalism and Beyond Nationalism
 Lecturer: Benjamin Middleton (Ferris University)

 13:30-13:40
 GLOPE Project Leader's Address
 Shiro Yabushita (Waseda University 21COE-GLOPE)

 13:45-14:45
 Keynote Speech by Benedict Anderson
“Looking Back at Imagined Communities after 22 Years”

 15:00-17:30
 Session 2: Globalization and Contemporary Asia
 Panelists:
 Rwei-Ren Wu(Academia Sinica, Taiwan)
 C.H.Kwan(Nomura Institute of Capital Market of Research)
 Sangjung Kang (Tokyo University) 
 Eiichi MOTONO (Waseda University COE-COE)

 18:00
 Reception

■Saturday, April 23
 Waseda University Conference Center Masaru Ibuka Auditorium
 Language: English (Simultaneous interpretation available)

 1300-16:00
 Moderator : Kazuko Mori (Leader, COE-CAS Project,Waseda University)
Lecture by Benedict Anderson
 “Global Bases for Early Asian Nationalisms”

*CONTACT FOR THIS CONFERENCE
Waseda University 21st-Century COE-GLOPE Office
E-mail:akiko.suzuki@waseda.jp
URL:www.waseda.jp/prj-GLOPE/

2005年04月14日

石井米雄氏講演会

上智大学アジア文化研究所では、石井米雄氏をお迎えして、以下の要領で講演
会を行ないます。講演では、東洋学の特徴と問題点を含め、アジア地域研究の
魅力と将来性についてお話いただく予定です。

東南アジア研究の入り口に立っている学部学生や大学院生を主な対象として
いますが、どなたでも参加できますので、ぜひご出席くださいますようご案
内申し上げます。(上智大学 川島緑)

日時: 2005年4月19日(火)17:15-19:00
場所: 上智大学四ツ谷キャンパス図書館9階 L-921
(JR,地下鉄四ツ谷駅より徒歩5分)
講師: 石井米雄氏(大学共同利用機関法人 人間文化研究機構・機構長)
演題: アジア研究の魅力と課題

図書館に入られる際、入り口で本講演会出席の旨、お申し出ください。

連絡先:上智大学アジア文化研究所
電話:03-3238-3697
FAX: 03-3238-3690

2005年04月12日

学術会議東洋学研連シンポジウムのご案内

東南アジア史学会学術会議担当委員からの連絡です。以下のシンポジウムが開催されます。本学会では石井米雄先生が、きわめて興味ある報告をされます。ふるってご参加されますようお願い申し上げます。

日本学術会議東洋学研究連絡委員会公開シンポジウム

――アジア人間科学への道――東洋学とアジア研究――

主催:日本学術会議第1部東洋学研究連絡委員会・財団法人東方学会・中谷英昭教授共同研究プロジェクト「総合人間学」

日時:2005年9月24日(土)13:00〜17:00

会場:東京大学文学部1番大教室(東京大学法文2号館2F)
   〒113-0033東京都文京区本郷7−3−1
   (地下鉄丸の内線本郷3丁目下車7分、東大正門より入って右2つ目の建物)

プ ロ グ ラ ム

総合司会:今井 敦(東洋学研究連絡委員会委員、東京国立博物館文化財部列品課列品室主任研究員)
     林佳世子(東洋学研究連絡委員会委員、東京外国語外国語学部大学助教授)
     桜井由躬雄(東洋学研究連絡委員会委員、東京大学大学院人文社会系研究科教授)
     徳永宗雄(東洋学研究連絡委員会委員、京都大学大学院文学研究科教授)
開会挨拶:池田知久(第19期日本学術会議会員、東洋学研究連絡委員会委員長、大東文化大学文学部教授)
提題:
(1)大橋一章(早稲田大学文学部教授)「仏教美術の伝播――中国・朝鮮・日本――」(美術史学会)
(2)蓑豊(大阪市立美術館館長・金沢21世紀美術館館長)「オリエントとは何か」(東洋陶磁学会)
(3)小松久男(東京大学大学院人文社会系研究科教授)「中央ユーラシア研究の眺望」(日本中東学会)
(4)石井米雄(大学共同利用機関法人人間文化研究機構機構長)「東洋学と地域研究」(東南アジア史学会)
(5)内堀基光(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所所長)「アジアにおける民族学と人類学:東南アジア島嶼部を中心として」(中谷英昭教授共同研究プロジェクト「総合人間学」)
(6)藤井正人(京都大学人文科学研究所教授)「総合学としてのインド研究のあり方を探る:王権・儀礼をテーマとして」(日本印度学仏教学会)
質疑応答・自由討論
閉会挨拶:中谷英昭(東洋学研究連絡委員会委員、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授)

2005年04月11日

洪水シンポジウムのおしらせ

タイのAITから以下のようなシンポジウム案内がきています。桜井由躬雄

We hereby would like to draw your attention to the International Symposium on “Floods in Coastal Cities under Climate Change Conditions” to be held at the Conference Center of the Asian Institute of Technology (AIT), Pathumthani, Thailand during 23-25 June 2005, which is organized by AIT and sponsored by the Asia Pacific Network for Global Change Research (APN).


The main objectives of the symposium are to bring together researchers, academicians, practitioners and decision makers to discuss about impact of floods in coastal cities under climate change scenarios, to identify gaps in existing disaster mitigation policies and establish guidelines and strategies for improved policies for flood risk management in coastal cities under climate change, and to increase public awareness about risk of sea level rising and coastal flooding.


A workshop is planned for demonstration of several case studies on assessment of socio-economic impacts of floods in coastal cities in South and South-east Asia under climate change conditions, which are carried out under a APN supported project. Any other case studies related to the themes of the symposium are welcome for demonstration.


The important deadlines are as follows.

Full paper submission: 01 June 2005

Registration deadline: 10 June 2005

Detailed information about the symposium is available in the brochure attached herewith and at the symposium website at http://www.sce.ait.ac.th/rnus/apn/. Interested persons are invited to submit a full length paper or case study of maximum 6 pages. The template for preparation of manuscript is available at the symposium webpage.


We are looking forward to seeing you at the symposium at AIT, Thailand. Kindly forward this information to your colleagues who might be interested to participate.


Sincerely yours,


for Dr. Dushmanta Dutta

Local Organizing Committee of the Symposium

RNUS, SCE, AIT

P.O. Box 4, Klong Luang

Pathumthani 12120, Thailand

URL: http://www.sce.ait.ac.th/rnus/apn/

Tel: (+66-2) 524-6418, Fax: (+66-2) 524-5565

2005年04月07日

インドネシア国立文書館長の講演会案内

インドネシア国立文書館(ANRI)館長のDjoko Utomo氏が来日し、4月23日(土)の
「日本アーカイブズ学会」大会で、「過去・現在・未来の架け橋 —現代アジアにお
けるアーカイブズの役割—」と題して講演します。詳しくは、日本アーカイブズ学会
のホームページに掲載されている大会案内またはポスターをご覧下さい。
http://jsas.info/

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
人間文化研究機構 国文学研究資料館 アーカイブズ研究系
総合研究大学院大学 文化科学研究科
安 藤 正 人

2005年04月05日

シンポジウム案内 緊急支援から地域再興へ

東南アジア史学会の皆様

下記、シンポジウムの案内を転送いたします。

***********************

加盟組織各位

スマトラ島沖の地震・津波は未曾有の被害をもたらしました。緊急支援さらに災害後 の復興の現場で、「地域研究」が果たすべき役割は大きいものがあります。実際支援活動に携わってき た地域研究者も少なくありません。今回、実際に支援活動にあたってこられた方の報告を受け、今後 の復興活動の中で地域研究の成果をどのように生かすのか議論するため、地域研究コンソーシアムで は、シンポジウムを開催することにしました(詳細は、添付しています)。

シンポジウムは、社会的関心も高く、一般公開いたします。加盟組織の上智大学アジ ア文化研究所に、絶好の場所を確保していただきました。企画は、コンソーシアム社会連携研究会を中 心に行いましたが、ほかにも緊急支援・災害復興に関わっている、あるいは関心をもっている加盟組 織も多いと思います。十分な時間ではありませんが、それぞれの活動を紹介する機会を設けます。東 京以外の研究組織の方々については、旅費を支給できます。参加を希望する方は、コンソーシアム事 務局までお知らせください。また、当日、配布可能な資料がありましたら、4月6日までに、事務局の 方にお送りください。

なお、ポスター・チラシは3月末までに、発送いたします。あわせて、ご周知のほどよろしくお願い
致します。

地域研究コンソーシアム事務局
====================================
〒565-8511 吹田市千里万博公園10-1
TEL:06-6878-8343 FAX:06-6878-8353
E-mail:jcasjimu@idc.minpaku.ac.jp
URL:http://www.jcas.jp

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2005年03月31日

海域アジア史研究会4月例会のお知らせ

このたび、サントリー文化財団のご後援により、2005年度最初の海域アジア史研究会を開催いたします。今回の例会では、会の発足以来はじめて地中海世界を題材に取り上げます。都市プランや住居址などの発掘成果に基づいて、十世紀にわたる港市イスタンブールの物質文化の変遷を追い、そのグローバル資本主義への編入/包摂の過程を論じます。皆様奮ってご参加ください。

==============================================
■講師および講演タイトル
(講演と質疑応答は原則的に英語で行われます)

Professor Dr. John Bintliff
(Chair of Classical and Mediterranean Archaeology, Leiden University, the Netherlands)
“Constantinople-Istanbul and its Incorporation into the Modern World System from the 11th-20th centuries AD”

■報告要旨
The ancient, medieval and early modern imperial capital of Byzantium-Constantinople-Istanbul was one of the greatest world cities and remains today one of the giant megalopolis of the Mediterranean lands. Famous for its Early Christian churches and Ottoman mosques, it also forms a case-study of the penetration, subversion and incorporation of a city and its civilization into the ever-expanding world of global capitalism and related Western Imperialism, beginning with the source of Capitalism in Medieval Italy. This lecture-seminar will link the material world of this historic city (town-plans, monuments and private homes), with the history of the city as it passes through these dramatic, outwardly-imposed transformations.

■講師紹介
John Bintliff(ジョン・ビントリフ)
1949年ロンドン生まれ。Cambridge University にて博士号を取得後、Department of Archaeological Sciences, Bradford University および Department of Archaeology, University of Durham 等にて研究教育活動に携わる。1999年より現職。専門は先史から近世までのギリシャ考古学。考古・歴史理論や歴史学への造詣も深く、The Annales School and Archaeology (Leicester University Press, 1991), Structure and Contingency in the Evolution of Life, Human Evolution and Human History. With a Foreword by S.J. Gould (Cassell, London, 1999) などの編著で知られる。最新の著作に J.L. Bintliff, ed. The Blackwell Companion to Archaeology (Blackwell Books, Oxford and New York, 2004) がある。

■日時 2005年4月 22日(金) 18:00〜20:30
通常と例会の曜日・場所が異なりますのでご注意ください。

■会場 待兼山会館(大阪大学職員会館)2F 会議室

・大阪大学豊中キャンパスへの交通アクセス:http://www.osaka-u.ac.jp/jp/accessmap.html
・豊中キャンパスマップ:http://www.osaka-u.ac.jp/jp/about/map/toyonaka.html

■参加方法
・ご関心をお持ちの方は学内外を問わずご参加いただけます。

■その他
5月および6月の海域アジア史研究会は、今月と同じく月の第4金曜に開催されますのでご注意ください。

・海域アジア史研究会:
http://homepage2.nifty.com/PHASU/mah-mirror/

■問合せ先 
大阪大学大学院文学研究科COEプログラム<インターフェイスの人文学>
蓮田隆志(特任研究員)

2005年03月30日

読書会のご案内

今週のJAMS(日本マレーシア研究会)関東地区の「読書会」についてご案内いたしま
す。今回は,通常と異なり,[Mohd Hazim Shah, Jomo K.S, Phua Kai Lit 2002]に所
収されたオランダ人研究者Kosterの論文をテキストと致しますので,ご注意下さい。

JAMS関東地区委員 西尾寛治

****************************************************************************
※JAMS(日本マレーシア研究会)関東地区「読書会」

テキスト:
Koster, G.L. 2002
"A Ninetheenth Century Political Lampoon: The Poem of the Cobra King and the
Frog-King." [In: Mohd Hazim Shah, Jomo K.S, Phua Kai Lit eds.2002 New
Perspectives in Malaysian Studies" Bangi: Persatuan Sains Socsial Malaysia.}


日 時:4月1日(金)18:15−21:00

会 場:東京大学駒場キャンパス8号館4階414A

会 費:100円(レジュメのコピー代として)

2005年03月28日

第2回インドネシア研究会のお知らせ

第1回の研究会を昨年11月に開催して以来、2回目の予定がなかなか立たず、ご心配をおかけしました。下記のように、次回のインドネシア研究会の予定が決まりました。多くの方のご参加をお待ちしています。

日時:2005年4月23日(土)午後3時〜午後6時
発表者:本名純(立命館大学国際関係学部)
テーマ:「テロ・民主化・ローカルパワー:インドネシア政治研究の危機?」
会場:京都大学東南アジア研究所東棟2階会議室
(京都市左京区吉田下阿達町46)

事前の連絡は不要です。みなさまのご参加をお待ちしています。
なお、この案内は転載自由ですので、できるだけ多くの方に研究会のことをお伝えください。

この研究会は水野広祐(京大)・松野明久(大阪外大)・小池誠(桃山学院大)が呼びかけ人となって始めた研究会です。現代インドネシア社会の動向に関心のあるものが集まり、互いの研究成果を発表し、意見と情報の交換の場を創造したいと考えて始めました。
経済学・政治学・人類学・歴史学など専門分野を越えて、インドネシア研究の活発化を図りたいと思います。インドネシアに関心のある研究者と院生・学生の積極的な参加をお待ちしています。

問い合わせ先:
小池 誠
桃山学院大学文学部

2005年03月24日

方法としての「オーラル・ヒストリー」再考

一橋大学の中野聡です。
下記のとおり、歴史学研究会でオーラル・ヒストリーに関するシンポジウムが開催さ
れますのでご案内申し上げます。ふるってご参加くださいますよう、お願い申し上げ
ます。

*****************

歴史学研究会総合部会シンポジウム
方法としての「オーラル・ヒストリー」再考

日時:4月3日(日) 10時−18時
場所:早稲田大学文学部33号館(2階) 第1会議室
    (地下鉄東西線 早稲田駅下車 徒歩2分)
参加費:300円(資料代として)

チラシ
http://wwwsoc.nii.ac.jp/rekiken/RethinkingOralHistory.pdf


戦後60年が経ち、ますます戦争に関わる聞き取りが難しくなっていると同時に
「オーラル・ヒストリー」という方法が新たに見直されつつあります。今回の総
合部会では、歴史学だけではなく、社会学やポストコロニアル研究など異分野の
方々をまじえて、その方法論と実践について議論をする場を設けました。
 午前の第一セッションでは、<オーラル・ヒストリーへの接近>と題し、方法
論に焦点を当て、まず桜井厚氏に社会学におけるインタヴューや口述記録の分
析法を、次に朝鮮史研究の姜徳相氏に、1950年代に行われた旧朝鮮総督府の高
官へのインタヴューのその方法と経緯について、最後にラテンアメリカ史研究
の清水透氏に、そのメキシコでのフィールドワークの手法や分析方法について
報告をしていただきます。コメンテーターには、日本近代史研究の大門正克氏
をお迎えします。
 午後の第二セッションでは、<オーラル・ヒストリーの実践>と題し、アジア
・太平洋戦争に関わる個別報告を行っていただきます。まず日本占領下インドネ
シア史研究の前川佳遠理氏には、インドネシア語で行ったインタヴューと文字史
料を駆使し、インドネシア人元捕虜の語りをめぐって「史実とはなにか」という
テーマで報告していただきます。次にポストコロニアル研究の中尾知代氏には、
泰緬鉄道建設に関わった元英軍捕虜へのインタヴューと文書資料のつきあわせを
通して、語りと戦犯裁判に焦点を当てた議論を報告していただきます。コメンテ
ーターには、フィリピン史研究の中野聡氏をお迎えし、史実の実証の可能性につ
いて、具体的な問題を素材にして議論を行います。
 最後に全体討論では、これら二つのセッションを通して、従来の歴史学の方法
との断絶/接合をとらえつつ、「研究者の立場性」に焦点をあてながら、オーラ
ル・ヒストリーという方法の有効性について改めて議論を深めていきます。みな
さま奮ってご参加ください。

報告・題目
第一セッション<『オーラル・ヒストリー』への接近>10:00〜13:00

問題提起:大久保由理
 1.姜徳相氏「公人へのインタヴューとアーカイヴ問題−その実証性をめぐっ
    て(仮)」
 2.桜井厚氏「インタヴューの対話性と口述の社会性」 
 3.清水透氏「歴史学とさまざまな<歴史実践>—フィールドワークから見え
    る立場性をめぐって」
コメント 大門正克氏

第二セッション<『オーラル・ヒストリー』の実践> 14:00−17:00

 1.前川佳遠理氏「史実とは何か:インドネシア人元捕虜と語り、日本占領期
          ・独立戦争をめぐって(仮)」
 2.中尾知代氏「英軍捕虜の語りと史実の実証は可能か—泰緬鉄道建設と戦犯
          裁判—」
コメント 中野聡氏

全体討論 17:20−18:00

2005年03月23日

Smithsonian Conservation GIS/RS Course

スミソニアン自然博物館からGIS講習の案内が来ています。 渉外 桜井由躬雄

The Smithsonian National Zoological Park's Conservation and Research Center is offering the following introductory conservation GIS and remote sensing course:

GIS & REMOTE SENSING FOR WILDLIFE MANAGERS
An Introduction to the use of Geographic Information Systems &
Remote Sensing in Conservation and Wildlife Management
April 18-22, 2005
Increasingly, Geographic Information Systems (GIS) and Remote Sensing - the
mapping of features using imagery acquired either from an aircraft or a
satellite - have become important tools for decision-making and the applied
management of natural resources. Many federal agencies and NGOs rely on
GIS and satellite data for their work and are starting to produce their own
spatial databases. However, there are few training opportunities for
wildlife managers to learn the applications of GIS in everyday management
situations. We are offering a course for wildlife managers that provides
hands-on experience in collection of data, GIS analysis of data, and map-making using the latest ESRI (ArcGIS) and ERDAS software.

PROGRAM DESCRIPTION
This short course will provide wildlife managers with a working knowledge
about the application of Geographic Information Systems (GIS) and Remote
Sensing to the monitoring and management of wildlife and forest vegetation.
Exercises in establishing locations with a Global Positioning System (GPS),
data input into a GIS, and spatial analysis techniques for GIS will provide
hands-on and real world experience during the course. Based on examples
about habitat selection in songbirds and white-tailed deer, course
participants will learn how to:
* Collect GIS data in the field using survey techniques and GPS.
* Differentially correct GPS data.
* Input GPS data into GIS.
* Input field data into GIS.
* Use GIS for management of large data sets from multiple sources.
* Design and perform analysis using GIS data and spatial analysis
techniques.
* Integrate data with ancillary data, such as satellite imagery, aerial
photography, and government agency databases.

Visit the following web address for more details and registration
information:

http://www.nationalzoo.si.edu/ConservationAndScience/ConservationGIS/GIS_training/introduction/

contact:
Vilmaliz Rodríguez Guzmán
1500 Remount Road
Front Royal, VA 22630
540-635-6535 (GIS Lab)
540-635-6506 (FAX)
giscourse@si.edu


**Note: This introductory course will also be offered October 31- November 4, 2005.

The CRC offers an Advanced Course in Conservation GIS and Remote Sensing, April 25-29, 2005 and November 7-11, 2005.

The CRC will offer introductory and advanced courses taught in Spanish, "Introducción al uso de SIG y Sensores Remotos en la Conservación y Manejo de Vida Silvestre" and "Curso Avanzado en Uso de SIG y Sensores Remotos en Estudios de Cambio de Uso de la Tierra y su Impacto Sobre Especies Amenazadas" on August 22-26, 2005 and August 29 - September 2, 2005, respectively.

For more information on any of our courses please see:

http://nationalzoo.si.edu/ConservationAndScience/ConservationGIS/GIS_training/

_______________________________________________
Gisideas mailing list
Gisideas@gisws.media.osaka-cu.ac.jp
http://gisws.media.osaka-cu.ac.jp/mailman/listinfo/gisideas
Visit http://gisws.media.osaka-cu.ac.jp/gisideas04/

2005年03月18日

研究会のお報せ

SEAML会員各位 BCC)その他の関係各位

京都大学文学研究科のCOEプログラム「帝国システムの政治・文化的比較研究」の第
14回研究会が下記の要領で開催されます。今回の主催者の誰もSEAMLと接点がないと
思われますので、ずうずうしさを承知で、招待報告者の一人である私自ら宣伝させて
頂く次第です。年度末のお忙しい時期、また直前ではありますが、ご関心がありご都
合のつく向きはぜひお運びください。

2005年3月21日(月・振替休日)13時〜17時
京都大学大学院文学研究科新館第2講義室にて

論題1:〈七つの国籍〉のはざまで−蘭印〜インドネシア華人の法的地位
報告者:貞好康志(神戸大学)
主旨:近現代は大量の人の移動の時代でもあった。人の移動と定着、諸帝国の並存、
それらによる人間の囲い込みと差別化、帝国システムから国民国家体系への移行など
の結果、特に移民に由来する人々の身の上に生じた法的地位の確定が、一般に言われ
る「二重国籍」よりはるかに複雑な問題であったことを、インドネシアの華人を例に
検証する。

論題2:チリによる新自由主義経済思想の輸入と同化
報告者:安井 伸(慶應義塾大学)
主旨:米国は途上国への開発援助政策の一環として、1950年代より大学間協定による
テクノクラート教育を進めた。本報告では、このような政策がもっとも成功した例の
一つとされるチリの事例を取り上げ、米国から輸入された新自由主義経済思想がチリ
の国内アクターによりいかに同化されていったかを明らかにしたい。

*貞好報告のレジュメ本体を添付ファイル(WORD)でお送りします。

*当研究会のフレームである京大文学研究科のCOEプログラムについては、
http://www.hmn.bun.kyoto-u.ac.jp/teikoku/をご参照ください。

*会場についてはhttp://www.kyoto-u.ac.jp/access/kmap/map6r_y.htmをご参照くだ
さい。同ページの下部に掲載されている地図中、「文学部」とある建物が新館で、第
二講義室はその一階に位置しているそうです。

以上
貞好康志拝

2005年03月17日

追手門学院大学オーストラリア研究所研究会のご案内

追手門学院大学オーストラリア研究所研究会において下記の研究会を開催いたします。
年度末でご多忙のことと存じますが,万障お繰り合わせのうえ,ご参集ください。

AUSTRALIA THROUGH THE PRISM OF QANTAS
オーストラリアーカンタスのプリズムを通してー

Professor Peter Rimmer
The Australian National University
オーストラリア国立大学
ピーター・リマー教授 (専門:交通地理学)

《日時》 2005年3月26日(木)15:30〜17:00
《会場》 追手門学院大学 オーストラリア研究所(研究棟BF)

*参加費は無料です。使用言語は基本的に英語です。

●会場へはJR茨木駅か阪急茨木市駅から追手門学院大学スクールバス(無料)
をご利用ください。
JR茨木駅;:徒歩約7分,マイカル茨木前
阪急茨木市駅西口前すぐ
【各13:55、15:00,16:00発 所要時間約20分】
※JR茨木駅から阪急バス82・88系統「追手門学院行」もあります。

発表内容および発表者の者詳細につきましては,以下のサイトをご覧ください。
http://www.otemon.ac.jp/cas/primmer.htm

申込方法:
当日参加も可能ですが、できるだけ氏名・所属・連絡先(住所、電話番号又は
メールアドレスをご記入の上、Fax又はE-mailでお申込みください。

問合せ・申込先:
追手門学院大学 オーストラリア研究所
〒567-8502 大阪府茨木市西安威2−1−15 
Tel:072-641-9667 Fax:072-643-9476
E-mail:cas@jimu.otemon.ac.jp
HP:http://www.otemon.ac.jp/cas/

2005年03月16日

研究会のご案内

3月のJAMS関東地区「研究会」についてご案内いたします。今回は、先頃調査
を終えて帰国されました鈴木さんにマレーシアについてご報告いただきます。下記を
参照の上、お集まり下さい。

なお,私のパソコンの不調のため,ご案内いたしますのが遅れましたことをお詫びい
たします。

JAMS関東地区委員 西尾寛治

****************************************************************************
※JAMS(日本マレーシア研究会)関東地区「研究会」

報告題目
≪「半権威主義体制」の成立と持続:現代マレーシアにおける「抑圧的」立法の再検
討≫

報告者:鈴木絢女(東京大学大学院)

日 時:3月18日(金)18:15−21:00

会 場:東京大学駒場キャンパス8号館4階414A

会 費:100円(レジュメのコピー代として)

2005年03月14日

第22回「東南アジアの社会と文化」研究会のお知らせ

第22回定例研究会を下記の通り開催します。今回は、国立民族学
博物館の吉本忍さんが、東南アジアの機織り文化の独自性と普遍性
について隣接諸地域との比較の観点から報告します。多くの方の参
加をお待ちしています。研究会終了後、懇親会を行いますので、こちら
にも振るってご参加下さい。なお、今回は事情により開催が第四金
曜日になっています。ご了承ください。

話題提供者:吉本忍(国立民族学博物館)

テキスタイルに見る東南アジアの特殊性と普遍性

日 時  :2005年3月25日(金) 16:00−18:00
場 所  :京都大学東南アジア研究所 共同棟3Fセミナー室

テキスタイルという物質文化を切り口として東南アジアを眺めて見ると、
この地域は言語人類学の民族分類を超越した特殊な機織り文化圏とし
て浮かびあがってくる。
世界の伝統的な機織り技術を俯瞰したとき、東南アジアの機織り技術
は、環太平洋とその周縁地域に展開する腰機をともなった機織り文化圏
のうちに包括される。そうしたなかにあって、東アジアと東南アジアの機
織り文化はともに中国を起源地とした機織り技術の伝播によって発展し
てきたと考えられる。しかし、両地域の機織り文化の起源は同一とは考
えられない。このことは東南アジアとその周縁地域における機織り文化
の基層に、輪状の織物を織るという機織り技術があったと考えられるも
のの、東アジアの機織り文化の基層には、輪状織物の痕跡がまったく
見いだせないことによる。
一方、東南アジア機織り文化圏では、イカット(かすり)や縞織物や紋織
物などが普遍的に織られてきた。それらの織物のデザインについては、民
族ごとに独自性が見いだされる。しかし、インドネシアのジャワ島を中心と
して局地的につくられてきたバティック(ジャワ更紗)については、デザイン・
ソースのほとんどすべてが海外からもたらされたものであるという特殊性を
そなえている。そしてさらに、そのデザインは近・現代の熱帯アフリカや東
南アジアにおけるファッション素材であるプリント・テキスタイルの普遍的な
デザインとして展開している。なお、そうした背景には産業革命以降のイギ
リスをはじめとするヨーロッパ、そしてインドと日本のテキスタイル業界の関
与があり、さらに現代においてはタイや中国のテキスタイル業界も深く関わっ
ている。

*この研究会は原則として奇数月の第三金曜日に開催されます(ただし
今回は第四金曜日)。7月は夏休みとし、研究会は開催しません。研究会の
案内はメールを通じて行っています。お知り合いの方、とくに学部生・院生・
若手研究者に、このメールを転送するなどして、案内リストへの参加をお勧
めいただければ幸いです。案内リスト参加希望者の連絡先は
nagatsu@asafas.kyoto-u.ac.jpです。

*********************************************************
「東南アジアの社会と文化」研究会のホームページです。ご参照ください。
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/asia/chiiki-shinka/syakai-bunka/

2005年03月11日

第105回SEAF研究会のお知らせ (SOUTHEAST ASIA FORUM)

第105回SEAF(東南アジア談話会)を下記の日程で開催いたします。東南アジ
アに関心のある方ならどなたでも歓迎いたします。皆さん、ふるってご参加くださ
い。

             記
日時 3月26日(土)14:00〜17:00

場所 広島市女性教育センター(旧婦人教育会館)4F 第1会議室
(広島市中区大手町5丁目6−9 Tel 082-248-3312)
http://www.hitomachi.city.hiroshima.jp/we-plaza/

発表者 友保 浩法
   (広島大学大学院文学研究科)
題目 「ベトナム:写真で見るハノイ・ナムディン−宗教施設・史跡を中心に−」

-------問い合わせ先-------
東南アジア談話会事務局 〒739-8522 東広島市鏡山1-2-3 広島大学大学院文学研究科
東洋史学研究室内 細川 月子
*報告後に懇親会を予定しております。なお会場費として300円(学生200円)をご用意
ください。

2005年03月09日

地域研究におけるGIS/RS の可能性

下記シンポジウムの案内をお送りいたします。

   「地域研究におけるGIS/RSの可能性」
  日 時:2005年3月24日(木)
      13時10分〜17時50分
  場 所:京都大学学術情報メディアセンター南館2階(日本側)
http://www.media.kyoto-u.ac.jp/access/accesspage.php
      アジア工科大学インターネット教育研究ラボラトリ(タイ国側)
      (旧Child Center No.32 on http://www.ait.ac.th/AIT/aitcam.html)
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/activities/kenkyukai/asia/20050324/20050324.html

『イスラーム地域研究叢書』の案内

東京大学出版会から『イスラーム地域研究叢書』全8巻の
内容見本が届きました。下記のウェブサイトにて案内されて
いますので、お知らせいたします。

http://www.utp.or.jp/shelf/series/isuramu2.html

学会事務局

漂流記録と漂流体験

第68回研究大会
「漂流記録と漂流体験—神力丸バタン島漂流史料をめぐって」
演者であった倉地克直氏(岡山大学)の研究成果を刊行いたしました。

『漂流記録と漂流体験』倉地克直著
A5判・352頁/定価:7,875円(税5%込)/2005年02月25日刊行
詳細内容http://www.shibunkaku.co.jp/shuppan/shosai.php?code=4784212256
一般書店でのお買い求めもできます

株式会社 思文閣出版
〒606-8203京都市左京区田中関田町2-7
tel075-751-1781 fax075-752-0723
http://www.shibunkaku.co.jp/

2005年02月24日

追手門学院大学オーストラリア研究所研究会のご案内

追手門学院大学オーストラリア研究所研究会において下記の研究会を開催いたし
ます。
年度末でご多忙のことと存じますが,万障お繰り合わせの上,ご参集いただけれ
ば幸いです。

オーストラリアにおけるエスニック・マイノリティの諸問題

 《日時》 2005年3月3日(木)14:00〜17:00
 《会場》 追手門学院大学 オーストラリア研究所(研究棟BF)
 《研究発表》 
   吉田 道代 (摂南大学)
       『オーストラリアの多文化主義市民権と移民女性:
             ベトナム難民女性の経験から』

   鎌田 真弓 (名古屋商科大学) 
       『オーストラリア北部準州におけるランド・マネジメント』

*参加費無料

●会場へはJR茨木茨木駅南へ7分「マイカル茨木前」、阪急茨木市駅西口前か
ら追手門学院大学スクールバス(無料)をご利用ください。
【各13:30、13:55、15:00,16:00発 所要時間約20分】
※JR茨木駅から阪急バス82・88系統「追手門学院行」もあります。

詳細につきましては,以下のサイトをご覧ください。
http://www.otemon.ac.jp/cas/ethnic.htm

申込方法:
当日参加も可能ですが、できるだけ氏名・所属・連絡先(住所、電話番号又はメール
アドレスをご記入の上、Fax又はE-mailでお申込みください。

問合せ・申込先:
追手門学院大学 オーストラリア研究所
〒567-8502 大阪府茨木市西安威2−1−15 
Tel:072-641-9667 Fax:072-643-9476
E-mail:cas@jimu.otemon.ac.jp
HP:http://www.otemon.ac.jp/cas/

日本マレーシア研究会関西例会のお知らせ

日本マレーシア研究会関西例会 「生業経済からみるマレーシアの<辺境>」

日時:2005年3月25日(金) 14:00〜17:00
場所:京都大学教育学部 3階320号教室

内藤大輔氏(京都大学大学院)
「マレーシア半島部ヌグリ・スンビラン州における先住少数民族トゥムアンの生業変容」


小野林太郎氏(国立民族学博物館・日本学術振興会特別研究員)
「ボルネオ島サマ・バジャウ集団の生計経済活動と食生活の現状」

連絡先・問い合わせ先
関西例会担当
杉本均
信田敏宏

(会場について)
京都駅より市バス206番(東まわり)百万遍・京大正門前下車
(または京阪出町柳駅下車、東に徒歩10分 百万遍交差点を南へ)
京大西門より坂を登り総合博物館の裏手(東)の灰色の建物
エレベータにて3階に出て左手すぐの部屋です
アクセスマップ http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/access.htm

2005年02月22日

第4回井植記念「アジア太平洋研究賞」候補論文(博士論文)を募集中

「アジア太平洋フォーラム・淡路会議」(代表理事:井植敏・三洋電機株式会社代表 取締役会長)では、アジア太平洋地域を研究フィールドとし、教育、文化、社会、経 済等の人文・社会科学の分野で優れた博士論文を顕彰するため、平成13年に「アジ ア太平洋研究賞」を創設しました。現在、第4回受賞候補論文を次ぎのとおり募集し ています。

1.主 催 アジア太平洋フォーラム・淡路会議
2.後 援 朝日新聞社
3.対 象
日本の大学院で学んだ日本人および留学生等で、平成14年3月以降に当該大学院博士 課程を修了し(平成14年3月以降に単位取得退学し、その後博士の学位を取得してい る場合も可)、大学院の指導教員から推薦を受けた者。
4.論文のテーマ
アジア太平洋地域における「多文化共生社会」の実現に資する人文・社会科学領域の 研究であること
5.応募書類
(1)所定の推薦書(ホームページからダウンロード可)
(2)添付書類(必須)
 博士論文 1部(日本語または英語表記に限る)
 論文要旨 1部(A4用紙1枚、様式任意)
 上記、のデータ(ワードまたはPDF)を保存したフロッピーディスクまた はCD―ROM
6.推薦書提出期限
平成17年3月31日(木)(当日消印有効)
7.受賞者数および賞の内容
(1)受賞者数:2名(日本人1名、海外から日本への留学生等1名)
(2)賞の内容:正賞および副賞(100万円)
8.審査・選考結果の発表
(1)受賞者の発表は、平成17年8月の予定です。
(2)選考結果については、推薦者(指導教員)に文書で通知します。
9.提出先(問い合わせ先)
〒650−0011神戸市中央区下山手通4−16−3(兵庫県民会館3階)
「アジア太平洋フォーラム・淡路会議」事務局
TEL  078−325−5810
FAX  078−325−5602
ホームページ http://www.awaji-conference.com/
Eメール   apf-acj@awaji-conference.com

【これまでの受賞者】
□第1回受賞者
陳 天璽 「華商のネットワークとアイデンティティ」
見市 健 「インドネシアにおけるイスラーム左派
― その知識人ネットワークとイデオロギー」
□第2回受賞者
青山和佳 「ダバオ市におけるバジャウの都市経済適応過程 
―経済的生活水準とエスニック・アイデンティティの観点からー」
菅原由美 「19世紀中部ジャワ宗教運動研究 
―アフマッド・リファイ運動をめぐる言説―」
包 慕萍 「モンゴル地域フフホトにおける都市と建築に関する歴史的研究(1723年 -1959年) ―周辺建築文化圏における異文化受容―」
[佳 作]
石川亮太 「近代朝鮮をめぐる国際流通の形成過程
―アジア域内市場の中の朝鮮植民地化― 」
? 応文 「1990年代における中越経済関係 ―国境貿易を中心にしてー」
※第2回は特別に研究賞は3名、佳作として2名の方が受賞されました。

□第3回受賞者
中島岳志 「現代インドにおけるヒンドウ−・ナショナリズム運動」
玄大松  「戦後韓日関係と領土問題
―韓国における『独島問題』の言説とイメージ−」
[佳 作]
山本博之「英領北ボルネオ(サバ)における民族形成」
※第3回は特別に佳作として1名の方が受賞されました。

2005年02月19日

War of Memory and Political Practice: Thailand’s Student Movement from “6 October 1976” until the Present

会員の皆様

来る2月22日午後4時半より、タイのタマサート大学政治学部講師のプラチャック先生に
よる特別講演”War of Memory and Political Practice: Thailand’s Student Moveme
nt from “6 October 1976” until the Present”を催します。場所は早稲田大学19号
館513教室(http://www.waseda.jp/jp/campus/index.html)です。使用言語はタイ語
と英語です。ご関心のある方は、ぜひお出でください。

高橋勝幸

2005年02月18日

研究会「東南アジア研究のフロンティア」のお知らせ

京都大学東南アジア研究所「市場・国家・共同体」研究会では、日本比較政治学会東
南アジア政治コーカス関西例会との共催で以下の要領で研究会を開催します。今回は
「東南アジア研究のフロンティア」と題し、4人の若手研究者に発表していただきま
す。多くの参加者と活発な議論に期待しておりますので、ふるってご参加下さい。

時と場所:
3月9日(水) 京都大学東南アジア研究所 東棟2F会議室 14:00〜18:
00

発表者(発表順):
津田浩司(東京大学文化人類学教室博士課程)
「98年危機と『影の華人組織』 〜ジャワ地方小都市における『華人性』のひとつの
現れ方〜」
中島健太(名古屋大学国際開発研究科)
「ポスト・スハルト期の紛争対策タスクフォース:インドネシアにおける非常事態法
制とその運用」
信田敏宏(国立民族学博物館) 「抵抗する周縁−−マレーシア、オラン・アスリ社
会におけるイスラーム化」
藤田渡(総合地球環境学研究所) 「『住民主体の森林管理』をめぐる政治社会過程
− タイを中心に」

お問い合せ:
見市 建(京都大学東南アジア研究所)

2005年02月17日

シンポ「イスラム・政治・アイデンティティ」のお知らせ

*国際渉外委員の吉村真子です*

2月19日(土)に国際基督教大学で開催される国際シンポのお知らせです。

****************

「イスラム・政治・アイデンティティ:東南アジアにおけるイスラムの新展開」

日時:2005年2月19日(土)13:00-17:00
会場:国際基督教大学(ICU)
     ディッフェンドルファー記念館西棟多目的ホール
主催:国際基督教大学 アジア文化研究所

「現代インドネシアのイスラム活動家」
(アジュマルディ・アズラ、インドネシア国立イスラム大学学長)
「マレーシアにおける政治的イスラム勢力」
(アブドゥル・ラーマン・エンボン、マレーシア国民大学教授)
「南タイにおけるイスラム勢力の病理学」
(オマール・ファルーク、広島市立大学教授)
「フィリピン南部における独立ムスリム国民国家への苦闘」
(テマリオ・G・リベラ、国際基督教大学教授)

詳細は、以下をご覧ください。
http://subsite.icu.ac.jp/iacs/ja/militant%20islam%20jpn.pdf

2005年02月15日

「帝国と技術」研究会のご案内

「帝国と技術」にかんする研究会を東京海洋大学のいて開催いたします。ご関心のあ
る方は、どうぞご参加くださるようご案内申し上げます。(井口由布)


  「帝国と技術」研究会のご案内

日時 2005年3月4日(金)15時〜 
会場 東京海洋大学(品川キャンパス)5号館209会議室

駅からのアクセスは、ホームページ上で
http://www.kaiyodai.ac.jp/Japanese/access/01.html
にありますので、案内の際にお使いください。

みなさま 
「帝国と技術」研究会を案内させていただきます。私たちは、科学史・歴史社会学・
東南アジア地域研究・日本思想史・歴史学と専攻や所属学会を異にしながら、科学技
術論とそれぞれの研究との接点を意識的につくりだし、より今日的で領域横断的な研
究をスタートさせることを目的として集まりました。
 従来、帝国主義や植民地主義、近代化といった文脈で「科学」「技術」を自立的に
扱うことは、「科学主義」「技術主義」とみなされがちでした。一方、そうした従来
の研究視角のもとでは、「科学」「技術」は近代化や植民地主義の「道具」という扱
いの域を出るものではありませんでした。しかし、近年、科学技術倫理などが自立的
な主題となるように、科学史やSTS(Science and Technology Studies、Sociology
of Technology and Science)研究を引き金として、科学技術と社会の「新たな関係」
の構築が焦眉の課題となってきています。こうした動向は、科学技術と社会との関係
を一体視してきた歴史研究に対しても、研究の枠組みに対する深刻な再考をうながし
ているといえるでしょう。私たちは、このような科学技術論・科学技術研究からの問
題提起を積極的にうけとめたいと考えました。そして、手始めとして、昨年12月に
は、コーネル大学のヴィクター・コシュマン教授(歴史学)を座長に、The
International Association of Historians of Asia (IAHA) が主催する18th IAHA
CONFERENCE 2004 TAIWANにおいて、"Intellectuals, Technology, Imperialism"とい
うセッションで参加してきました。今回の研究会では、台湾でのセッションの報告を
おこなうとともに、これをふまえて、そこで討議された問題をさらに深めたいと考え
ています。できうれば、ここに、ささやかではあれ、創造的な学術交流の場をつくり
たいと考えています。みなさまのご参加を心待ちにしております。

報告
1 柿原泰(東京海洋大学助教授、科学史/科学論)
「明治期日本の工学教育とイギリス帝国のエンジニア」

2 山根伸洋(明治学院大学講師、歴史社会学)
「19世紀日本の交通網の展開と革新」

3 友常勉(Independent Scholar、日本思想史、学術博士)
「技術論における解釈学と修辞学:戦前建築理論のなかの西山卯三と今和次郎」

4 井口由布(工学院大学講師、東南アジア地域研究、学術博士)
「植民地マラヤにおける大学設立に関する一考察」

2005年02月14日

アチェ州に関する報告・研究会

この度、地域研究企画交流センターでは、下記の趣旨のもと、報告・研究会
を行うことになりましたので、御案内いたします。是非ご参加ください。

国立民族学博物館・地域研究企画交流センター
石井正子
*******************************************************************

●テーマ:「救援・復興活動を通じた関係性構築の試み:インドネシア・アチェ州の現地報告から」
●日 時:2005年2月22日(火曜日) 午後3時〜午後6時
●会 場:国立民族学博物館・第5演習室
●主 催:国立民族学博物館・地域研究企画交流センター

●趣 旨:
2004年12月26日にスマトラ島沖で発生した地震と津波は、インド洋沿岸の各地に甚大な被害を及ぼした。とりわけ震源に最も近かったイ
ンドネシアのアチェ州では22万人以上の死者・行方不明者を出し、国際社会の関心が集まる中で緊急支援が進められている。その一方
で、約30年にわたって続いてきた独立派と国軍の紛争の影響で、アチェでは救援・復興活動が順調に進んでいないとも伝えられている。
諸外国をはじめとする外部社会がアチェに関心を向けようとする動きと、アチェをインドネシアの国内問題として囲い込み、外部世界から
閉ざそうとする動きがともに存在する中で、アチェの救援・復興はどのように進んでいくのか。そして、それはアチェ紛争の平和的解決に
どのような影響を及ぼしうるのか。また、その過程で、外部社会に生活基盤を置く人びとはどのような役割を担うことができるのか。
本研究会では、アチェあるいはその近隣地域で研究や実践を行ってきた地域研究者によるアチェの現地報告をもとに、未曾有の災害に
直面したアチェが現在抱えている問題を理解するとともに、自然災害や紛争に伴う救援・復興の過程で地域研究あるいは地域研究者に
どのような関わり方が可能なのかという問題についても議論を深めたい。

****** プ ロ グ ラ ム ******

15:00-15:10 趣旨説明
15:10-16:40 報告1 映像紹介:緊急支援のロジスティクス確保と紛争要因
          石井正子(地域研究企画交流センター)
          報告2 アチェにおける救援・復興活動とそのアチェ問題への意味
          西芳実(大東文化大学・非常勤講師)
          報告3 マレーシアを通じて考える創造的なアチェ支援策の可能性
          篠崎香織(東京大学大学院・総合文化研究科・博士課程)
16:40:16:50 休憩
16:50-17:05 コメント  山本博之(地域研究企画交流センター)
17:05-17:45 全体討論
17:45-17:55 討論のまとめ・閉会

2005年02月11日

マレー語講師の募集

朝日カルチャーセンター新宿校では、以下のような要領でマレー語講師を募集してお
ります。もし、ご推薦の方がいらっしゃいましたら、ぜひ応募していただけるよう周
知をお願い申し上げます。

朝日カルチャーセンター
マレー語担当講師
井口由布

1.募集 講師1名
2.場所 新宿区西新宿2-6-1新宿住友ビル
朝日カルチャーセンター新宿校
3.内容 マレー語中級クラスと入門クラス
4.日時 2005年4月から毎週土曜日
入門 2:00~3:30、中級 3:35~5:05
5.応募資格 中級クラスのマレー語(マレーシア語)を教えられる方
6.応募方法 下記のメールアドレスに履歴書を添付して送ってください。
7.連絡先 yufuig@sb4.so-net.ne.jp

2005年02月09日

第104回SEAF研究会のお知らせ (SOUTHEAST ASIA FORUM)

第104回SEAF(東南アジア談話会)を下記の日程で開催いたします。東南アジアに関心のある方ならどなたでも歓迎いたします。皆さん、ふるってご参加ください。


             記

日時 2月19日(土)14:00〜17:00

場所 広島市女性教育センター(旧婦人教育会館)4F 第2研修室
(広島市中区大手町5丁目6−9 Tel 082-248-3312)
http://www.hitomachi.city.hiroshima.jp/we-plaza/

発表者 桑島 愛希子
   (広島大学教育学部)

題目 「タイ国チュラロンコン王時代における教育改革」

-------問い合わせ先-------
東南アジア談話会事務局
〒739-8522 東広島市鏡山1-2-3 広島大学大学院文学研究科
東洋史学研究室内 細川 月子
Tel:082-424-6646(研究室)

*報告後に懇親会を予定しております。なお会場費として300円をご用意くださ
い。

パスック氏セミナーご案内


現在、京都大学東南アジア研究所に客員としてこられているパスック・ポーンパイチット氏によるセミナーのご案内です。オープンなセミナーですので、ふるってご参加ください。

+++++++++++++++++++++++++++++++
Announcement of a Special Seminar
+++++++++++++++++++++++++++++++

Center for Southeast Asian Studies at Kyoto University
cordially invites you to a special seminar

Democracy and Populism in Thailand in Global Perspective

Speaker: Dr. Pasuk Phongpaichit, CSEAS Visiting Research Fellow

+++++

Date&Time:16:00-18:00, February 18 (Fri.), 2005
Place:Room C307, 3rd floor of CSEAS Common building

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Abstract:
To understand the populist government under Thaksin, one must go beyond seeing it as a reaction to the economic crisis of 1997. Thaksin now is not what he set out to be earlier, because he is subject to the social forces operating under globalisation. Thaksin patrimonial populism has developed in response to social demand. To understand this, one must look at social forces and how they are politicised under the present-day globalisation. This phemomenon is not unique to Thailand. Other Asian and Latin American countries have similar experiences. This paper will also discuss the opposition to this populism and its frailty.

After the presentation of the above, Pasuk Phongpaichit and Chris Baker will analyse the results of the February 6, 2005 Thai general elections.

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Contact:
Patricio N. Abinales
Center for Southeast Asian Studies, Kyoto University
ext.7308

2005年02月03日

読書会のご案内

今週のJAMS(日本マレーシア研究会)関東地区の
「読書会」についてご案内いたします。以下を参照の上、ふるってお集まり下さい。

JAMS関東地区委員 西尾寛治

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※JAMS(日本マレーシア研究会)関東地区「読書会」

テキスト:
Barnard, Timothy P. ed. 2004
Contesting Malayness: Malay Identity across Boundaries.
Singapore: Singapore University Press.

範囲:第5章
Bernard, T.P. "Texts, Raja Ismail and Violence: Siak and the Transformation
of Malay Identity in the Eighteenth Century"

日 時:2月4日(金)18:15−21:00

会 場:東京大学駒場キャンパス8号館4階414A

会 費:100円(レジュメのコピー代として)

2005年02月02日

海域アジア史研究会2月例会のお知らせ

下記の日程で海域アジア史研究会2月例会を科研「近代世界システム以前の諸地域システムと広域ネットワーク」と共催で開催します。通常とは曜日・時間・会場とも異なりますので、ご注意ください。

日時 2月25日(金)午後5時−8時
会場 大阪大学豊中キャンパス「待兼山会館」2F会議室
*曜日・会場が通常と違いますのでご注意下さい。

内容 ワークショップ「14世紀の東アジア海域と倭寇」
報告者 李領(Korea National Open University)
ディスカッサント 劉序楓(台湾中央研究院)
         檀上寛(京都女子大)
         山内晋次(大阪大学)ほか
*ワークショップは日本語でおこないます。

2005年02月01日

第1回現代アジア学若手研究大会

下記のような研究大会を、院生を含む比較的若い人が中心になって開催します。
ご関心のある学生にぜひお声かけお願い申し上げます。

早稲田大学大学院 高橋勝幸

早稲田大学 21世紀COEプログラム「現代アジア学の創生」

第1回現代アジア学若手研究大会
—現代アジア学のフロンティア—

日時:2005年2月19日(土) 10:00—19:00
場所:早稲田大学西早稲田ビル(19号館)7階
  http://www.waseda.jp/jp/campus/index.html

部会1 「アジア研究の方法」 10:00-12:00 710教室
 使用言語:英語
報告者:Ricardo A. Diaz (早稲田大学アジア太平洋研究科修士課程)
テーマ:"Towards a Systemic Theory of Development"
報告者:Kim, Heung-Kyu(Adjunct Professor, the Center of World Economy, Korea
 University)
テーマ:"Methodologies & Approaches to East Asian Studies - Using Contemporary
China as the Case
Study"

部会2 「政治過程としての文化大革命」 13:00-16:00 711教室
報告者:Lawrence Wong(早稲田大学アジア太平洋研究科博士後期課程)
テーマ:"The Dynamics of Cultural Revolution and the Anti-British Riots in Hon
gKong 1967"
報告者:Tanigawa, Shinichi(スタンフォード大学社会学部博士課程、COE-CAS, CR)
テーマ:"Political Processes of Violence Escalation: Polarization, Military In
tervention, and Outside Interference"
報告者:中津俊樹
テーマ:「文革における「極左思潮」批判と政治過程ー広東省での「極左」批判を巡っ
て」
報告者:楊麗君(一橋大学社会学研究科助手)
テーマ:「文革期の派閥闘争と戦略に関する研究」
報告者:金野純(一橋大学社会学研究科博士後期課程)
テーマ:「文革期の集合行為——北京、青海、江西の事例から」

部会3 「周辺から考えるアジア・アイデンティティ」 13:00-15:00 712教室
報告者:高橋孝代(芝浦工業大学非常勤講師)
テーマ:「沖永良部島から考える日本の境界アイデンティティ」
報告者:菅野敦志(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程)
テーマ:「台湾におけるアイデンティティ問題の系譜」
報告者:林泉忠(琉球大学助教授)
テーマ:「『辺境東アジア』からアジア・アイデンティティを考える」

部会4 「アジア主義:東アジア共同体の遺産」 15:15-17:15 712教室
報告者:石井知章(明治大学商学部専任講師)
テーマ:「現代日本のアジア主義におけるマルクス主義の思想的位置」
報告者:李京錫 (COE-CAS, CR)
テーマ:「アジア主義の理念及びその成立の客観的基礎: 尾崎秀実のアジア論を手がか
りに」

部会5 「ヴェトナム戦争」 15:15-17:15 710教室
 使用言語:英語
報告者:Prajak Kongkirati(タイ・タマサート大学教員)
テーマ:"Thailand and the Vietnam War : State, Media, and Student Movement"
報告者:張剣波(早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程)
テーマ:「中越関係の転換期(1968—69年)」

懇親会 17:30‐19:00

お問い合わせ先 早稲田大学COE−CASオフィス Tel:03-5287-5091
Eメール:office@waseda-coe-cas.jp
ホームページ: http://www.waseda-coe-cas.jp/

2005年01月28日

名古屋大学GSIDセミナーのお知らせ

名古屋大学国際開発研究科では愛知万博への協力の一環として、今年度4月から3月
にかけましていくつかの予備的行事・研修を行いつつありますが、その一環として桜
井由躬雄先生(東京大学)のベトナム村落をテーマとしたセミナーが開催されますの
で、御案内いたします。どなた様でもご来場になれます。

日時:2005年2月7日(月) 午後3時−5時
場所:名古屋大学大学院国際開発研究科5階 第7演習室
以下の地図の45番です。
   http://www.nagoya-u.ac.jp/sogo/higasiyama.html
話者:桜井由躬雄氏(東京大学人文社会系研究科教授)
話題:「たべるための経済とかせぐための経済−ベトナム合作社農民の市場化対応」

セミナー終了後、地下鉄本山駅付近で懇親会を持ちたいと思います。桜井先生還暦の
お祝いをいたしたいと思いますので、懇親会のみの参加も大歓迎です。

担当:大橋厚子 名古屋大学大学院国際開発研究科

2005年01月18日

国際ベトナム研究会議のお知らせ

ウラジオストークで現代のベトナムという国際会議が開かれますのでご通知します。桜井由躬雄

INTERNATIONAL CONFERENCE “VIETNAM IN THE MODERN WORLD”

18-19 April, 2005
Far Eastern National University, Vladivostok, Russia


Dear Colleagues!

Organizing Committee highly appreciates your interest to the International Conference “Vietnam in the modern world” and reminds that deadline for abstracts submission is 31 January 2005.

Abstracts (of 500 words or less in English) and full papers of your presentation (8000 words or less in one of the working languages) should be send to Organizing Committee in attached MS Word file (document) by e-mail: fcjva@chair.dvgu.ru, vietnamculture@mail.ru

International department of FENU can order the invitation letters for your obtaining the Russian visas through the Russian Ministry of Foreign Affairs. In case you need this invitation letter, please send us the following documents no later than the January 20, 2005 by e-mail fcjva@chair.dvgu.ru or fax: +7 (4232) 51-54-26; +7 (4232) 45-43-39; (with remark: attn: professor Sokolovskiy), for starting the visa process in motion:
1 Copy of passport
2 Place of birth
3 Place of work (address, tel., fax, e-mail, position)
4 Home address (address, tel., fax, e-mail)
5 Period of staying in Vladivostok
6 Place of obtaining the Russian visa (city) in your country
7 Mailing address to send an invitation

You can find more information about conference (general information, participants, conference fee, accommodations) at website: http://www.vietnamculture.fromru.com

Organizing Committee highly appreciates your participation in the International conference “Vietnam in the modern world”.
Should you have any questions regarding the conference, please, do not hesitate to contact us.


Thank you in advance and hope to hear from you soon.

Sincerely yours,
Organizing Committee

2005年01月14日

国際学会のお知らせ

以下の興味深いシンポジウム案内がきています。ご関心のむきはご一報ください。桜井由躬雄


We hereby would like to draw your attention to the International Symposium on “Role of Water Sciences in Transboundary River Basin Management” to be held in Ubon Ratchathani, Thailand during March 10-12, 2005. The symposium is organized by the United Nations University with the support of Asian Institute of Technology, Thammasat University, and a number of related organizations.

The symposium is an academic meeting that will serve as a venue for information exchange among transboundary water stakeholders working on Asia’s international rivers especially on the Mekong Basin. In this symposium, we expect to bring water professionals together to share case studies emphasizing both risks and paths to cooperation.

The important deadlines are as follows.
Abstract deadline: January 20, 2005

Registration deadline: January 31, 2005

Notification of acceptance of abstract: February 1, 2005

Full paper submission: February 20, 2005


Detailed information about the symposium is available in the brochure attached herewith.

We are looking forward to seeing you at the symposium in Ubon Ratchathani, Thailand. Kindly forward this information to your colleagues who might be interested to participate.

If you had received this message earlier, please ignore this e-mail.

Sincerely yours,

Dr. Satiraporn Sirisampan

Secretariat, Local Organizing Committee of the Symposium

RNUS, SCE, AIT

P.O. Box 4, Klong Luang

Pathumthani 12120, Thailand

SEAF研究会のお知らせ (SOUTHEAST ASIA FORUM)

第103回SEAF(東南アジア談話会)を下記の日程で開催いたします。東南アジ
アに関心のある方ならどなたでも歓迎いたします。皆さん、ふるってご参加くださ
い。

             記
日時 1月22日(土)14:00〜17:00

場所 広島市女性教育センター(旧婦人教育会館)4F 第2会議室
(広島市中区大手町5丁目6−9 Tel 082-248-3312)
http://www.hitomachi.city.hiroshima.jp/we-plaza/

発表者 河野 佳春
   (弓削商船高等専門学校助教授)
題目 「1920年代アンボン地域政治—原住民自治を中心に—」

-------問い合わせ先-------
東南アジア談話会事務局 〒739-8522 東広島市鏡山1-2-3 広島大学大学院文学研究科
東洋史学研究室内 細川 月子
Tel:082-424-6646(研究室)
*報告後に懇親会を予定しております。なお会場費として300円をご用意くださ
い。

バンギ・フィールド・ステーション連続ワークショップ

京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科および京都大学東南
アジア研究所は、2002年度から共同で21世紀COEプログラム「世界を
先導する総合的地域研究拠点の形成」を遂行しています。同プログラム
の研究教育活動の一環として、マレーシア国民大学(Universiti Kebangsaan
Malaysia在スランゴル州バンギ)のマレー世界・文明研究所(ATMA)にバンギ・
フィールド・ステーションを設置しています。
バンギ・フィールド・ステーションでは、京都大学大学院アジア・アフリカ地域
研究研究科の大学院生が中心となって、下記のとおり連続ワークショップを
おこないますので案内させていただきます。

       バンギ・フィールド・ステーション連続ワークショップ
  「それぞれのフィールドワーク: マレーシア研究の可能性を再考する」

第1回 座談会「それぞれのフィールドワーク: マレーシア調査研究の"今"を語る」
日時: 2005年1月20日(木)16:00〜18:00
場所: Sudut Wacana, Institute of the Malay World and Civilization(ATMA),
     Universiti Kebangsaan Malaysia(UKM)

第2回 勉強会「私のフィールドワーク(1) ─史料の森に探る─」
日時: 2005年2月14日(月)16:00〜18:00
場所: Sudut Wacana, Institute of the Malay World and Civilization(ATMA),
     Universiti Kebangsaan Malaysia(UKM)

 ・篠崎香織(東京大学大学院総合文化研究科院生)
「研究対象地域での個人的経験と資料との出会い:
   20世紀初頭海峡植民地の華人社会の場合」
・杉本一郎(マラヤ大学アジア・ヨーロッパ研究所研究員)
「植民地期統計資料にみる経済史研究」

第3回 勉強会「私のフィールドワーク(2) ─海に森に村に学ぶ─」
日時: 2005年3月7日(月)16:00〜18:00
場所: Sudut Wacana, Institute of the Malay World and Civilization(ATMA),
     Universiti Kebangsaan Malaysia(UKM)

 ・河野元子(京都大学大学院アジア ・ アフリカ地域研究研究科院生) 
「村のフィールドワーク・図書館のフィールドワーク:
   開発政策下マレー漁村調査での発見と模索」
・内藤大輔(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科院生)
「先住少数民トゥムアンの生業変容に関する調査研究」
・総合ディスカッショ ン

詳しくは下記の案内をご参照ください。
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/japan/fsws/2005_malaysia/20050120.html

バンギ・フィールド・ステーションについては、下記サイトのフィールド・ステーション
部門→マレーシアをご参照ください。
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/index_jcoe.html

2005年01月09日

研究会の案内

このたび、大阪大学21世紀COEプログラム<インターフェイスの人文学> 「世界システムと海域アジア交通」班主催により、下記の通りワークショップを開催いたします。皆様奮ってご参加ください。


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■講師および講演タイトル

(講演、コメントおよび質疑応答は原則的に英語で行われます)

Dr. Ch’en Kuo-tung

The History of Maritime Trading Networks in Early-Modern Asia

Ota Atsushi

The Impact of the Canton Trade on Southeast Asia: Collapse of the VOC System and New Interregional Trade Pattern, c. 1760-1800


■講師紹介

Dr. Ch’en Kuo-tung(陳國棟)
1955年台北生まれ。アメリカ・イェール大学にて博士号を取得後、台湾・中央研究院経済研究所研究員を経て、現在は中央研究院歴史語言研究所研究員。専門は前近代東アジアをフィールドとする海域史、明清史、台湾史。

太田淳(おおた・あつし)

1971年福岡生まれ。2001年より2004年までResearch School of Asian, African and AmerindianStudies (CNWS), Leiden University (Leiden, the Netherlands) にて研究に従事し、現在は日本学術振興会特別研究員(PD)。現在の主な研究テーマは18世紀後半から19世紀前半の西ジャワ・バンテンにおける社会構造の変化。

■趣旨説明

大阪大学21世紀COEプログラム<インターフェイスの人文学>「世界システムと海域アジア交通」班は、国立シンガポール大学アジア研究所(ARI)と共同で、去る2004年10月29日・30日に沖縄にてワークショップ「海から見た東北アジア:東南アジアとの対話」を開催いたしました。この沖縄ワークショップでは、東南アジアから東北アジアに広がる海域アジアをフィールドとする世界中の歴史研究者によって、海上交易と人・物・情報の移動、国家や地域権力と貿易の関わり、新しい史料の紹介など、「交易の時代の東南アジア」についてこれまで探究されてきた諸論点に関して、14〜17世紀の東北アジア(日本列島、朝鮮半島、北中国、「満洲」など)を対象に活発な討論が交わされました。

今回の大阪大学におけるワークショップの目的は、沖縄ワークショップの成果の上に立って、そこで議論された時代以降の海域アジア世界にどのような変動が起こったのかを考察することにあります。とくにヨーロッパ諸勢力の動向は、沖縄ワークショップで追究しきれなかった重要なファクターとして重視されます。まず、陳國棟氏から、近世アジアにおける海洋貿易ネットワークについて、特に17世紀の綿織物の国際貿易を中心にご講演いただく予定です。ついで太田淳氏に、陳報告へのコメントとともに、18世紀後半にオランダ東インド会社の貿易システムが崩壊するとともに誕生した新たな地域間貿易のパターンと、その日本への影響についてお話しいただきます。

■日時 2005年1月 22日(土) 15:30〜18:00

■会場 大阪大学文学部本館2F 第一会議室

(大阪大学豊中キャンパス内)

・大阪大学豊中キャンパスへの交通アクセス:
  http://www.osaka-u.ac.jp/jp/accessmap.html

・豊中キャンパスマップ:
http://www.osaka-u.ac.jp/jp/about/map/toyonaka.html

■参加方法

・参加費は無料です。ご関心をお持ちの方は学内外を問わずご参加いただけます。

■その他

本講演会の前に、同じ場所で海域アジア史研究会2005年1月例会が行われます(13:00-15:00)。こちらにも奮ってご参加ください。詳細は海域アジア史研究会ホームページ homepage2.nifty.com/PHASU/mah-mirror/ をご覧下さい。


■問合せ先 
大阪大学大学院文学研究科COEプログラム<インターフェイスの人文学>

藤田加代子(特任研究員)
電話  06-6850-5101(文学部日本史研究室)

--

FUJITA Kayoko

Designated Researcher

The 21st Century COE Program

Graduate School of Letters

Osaka University

2005年01月07日

第21回「東南アジアの社会と文化」研究会のお知らせ

第21回定例研究会を下記の通り開催します。今回は、大阪大学の中川敏氏が、インド
ネシア、フローレス島のエンデにおける呪術と人格について報告します。多くの方の
参加をお待ちしています。研究会終了後、懇親会を行いますので、こちらにも振るっ
てご参加下さい。

話題提供者:中川敏(大阪大学)   

妖術師と正義論

日 時  :2005年1月21日(金) 16:00−18:00
場 所  :京都大学東南アジア研究所 共同棟3Fセミナー室

フローレス島、エンデにおいて、儀礼は禁忌(pir'e)に満ちている〜家の外に出ては
いけない、話をしてはならない、唾を吐いてはならない、咳をしてはならない、おな
らをしてはいけない、排尿・排便をしてはいけない。これに違反した者は、(1)不
慮の死(mata rimbo)をとげる、(2)体中血だらけになる皮膚病(neka raa)になる、
(3)盗みをする(naka)、(4)婚外性交をする(p'erha)、(5)呪術師(marhi)にな
る、(6)妖術師(ata porho)になる、という。

わたしは、禁忌とその違反に対する「天罰」をノートにとって、あとは何も考えず
にいた。そのとき隣にいた調査者は、しかしながら、次のように疑問を提出する〜
「不慮の死や人知を超えた病気と考えられている皮膚の難病が「盗みをする」ことや
「婚外性交をする」という行為と一緒にされているのかという問題であった。このよ
うな事象を何らかの意味で同等とみなす見方は、明らかに、主体性を中核とする「人
間」観とはなじまない」(青木恵理子近刊)と。考えてみれば、いかにもの疑問であ
る。彼女はさらに続ける〜「見方をかえれば、その様な人間観をもつ視点こそが、そ
れとは明らかに異なる人間観に裏打ちされた事象を、異文化として取り上げるに値す
る点としている、ということができる」と。この発想は、わたしの『民族学研究』に
発表した論文(「未開の人格、文明の人格」)に繋がる考え方である。今回の発表
は、当該の論文 ---「人格」について、(1)感情と(2)動機から考察した--- の、
いわば第3部である〜人格について「性格」という面から考察していきたい。

*この研究会は原則として奇数月の第三金曜日に開催されます。なお、7月は夏休
みとし、研究会は開催しません。研究会の案内はメールを通じて行っています。お知

合いの方、とくに学部生・院生・若手研究者に、このメールを転送するなどして、
案内リストへの参加をお勧めいただければ幸いです。案内リスト参加希望者の連絡先

 nagatsu@asafas.kyoto-u.ac.jpです。

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「東南アジアの社会と文化」研究会のホームページです。過去におこなわれた報告

概要も(一部ですが)掲載しております。ご参照ください。
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/asia/chiiki-shinka/syakai-bunka/
*********************************************************

[世話人]
杉島 敬志(京大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
林 行夫(京大東南アジア研究所)
[事務局]
長津一史(京大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
速水洋子(京大東南アジア研究所)

2005年01月04日

読書会のご案内(JAMS関東地区)

JAMS(日本マレーシア研究会)関東地区では、2005年新春より下記の2つの論集をテ
キストとする「読書会」を企画しております。今月は,テキスト(A)の読書会を2回予
定しております。ご興味をお持ちの会員は,以下を参照の上、ふるってお集まり下さ
い。
なお,当日のご出席が無理な場合は、下記の連絡先までご一報下されば幸いです。

JAMS関東地区委員 西尾寛治

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※JAMS(日本マレーシア研究会)関東地区「読書会」

テキスト(A)
Barnard, Timothy P. ed. 2004
Contesting Malayness: Malay Identity across Boundaries.
Singapore: Singapore University Press.

テキスト(B)
Hooker, V. and Norani Osman eds. 2003
Malaysia: Islam, Society and Politics: Essays in Honour of Clive S. Kessler.
Singapore: ISEAS.

@1月の読書会の日程

(1)1月14日(金)18:15-21:00
範囲:テキスト(A)のPreface
Barnard, T.P and Maier, M.J. "Melayu, Malay, Maleis: Journeys through the
Identity of a Collection"

(2)1月21日(金)18:15-21:00
範囲:テキスト(A)のChapter 1
Reid, A. "Understanding Melayu (Malay) as a Source of Diverse Modern
Identities"

会 場:東京大学駒場キャンパス8号館4階414A

会 費:100円(レジュメのコピー代として)      

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