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東南アジア考古学会 第177回例会のご案内

東南アジア学会の皆様

下記の通り、東南アジア考古学会10月例会を開催致します。
ご興味のある方は、是非ご参加下さいますよう、お願い申し上げます。


 今月の例会は、「考古学的視点による土器製作と土器利用の民族誌」というテーマに基づき、民族考古学的視点から東南アジアのみならず、オセアニア、エチオピア、日本と多様な地域において、精力的にフィールドワークをすすめられている七名の方々に、二日間にわたりご発表頂きます。
また今回は、東京以外の地域でも例会を開催したいというかねてからの要望がかない、関西地区にて開催させて頂くことになりました。これを機に、今後は東京以外でも例会や研究会の開催を目指し、より多くの皆様に例会に参加して頂ければと思っております。
 皆様、万障お繰り合わせの上、どうぞご出席下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

                      記

総合テーマ:考古学的視点による土器製作と土器利用の民族誌

日時:2006年10月28・29日(土・日)

会場:同志社女子大学 京田辺キャンパス 聡恵館3階 T357室 
JR学研都市線・同志社前駅下車 徒歩3分、近鉄京都線・興戸駅下車 徒歩10分。アクセスの詳細につきましては、下記URLをご参照ください。
 (http://www.dwc.doshisha.ac.jp/access/access01.html


プログラム:
10月28日(土)(13:30-18:00)

13:30-13:45 後藤 明氏(同志社女子大学・現代社会学部)
    挨拶と趣旨説明

テーマ1:土器製作と身体技法(発表30分・質問15分) 

13:45-14:30 大西秀之氏(総合地球環境学研究所)
   「社会・文化的所産としての土器製作技術:フィリピン・ルソン島北部山地民社会における民俗技術の実践と伝習」

14:30-15:15 金子守恵氏(日本学術振興会特別研究員・京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
   「土器職人のテクノ・ライフヒストリー:エチオピア西南部における土器づくりの変化と個人史とのかかわり」

15:15-15:45 討論・質疑応答


テーマ2:比較的視点からみた土器の製作と生産

16:00-16:45 長友朋子氏(大手前大学史学研究所ポスト・ドクター研究員)
   「土器製作技術と生産体制:民族事例と弥生土器との比較」

16:45-17:30 小林正史氏(北陸大学)
   「稲作農耕民の土器焼成方法:覆い型野焼きの基本特徴とバリエーション」

17:30-18:00 討論・質疑応答

10月29日(日)(9:30-12:30)
テーマ3:島嶼域における土器の移動と流通

9:30-10:15 石村 智氏 (奈良文化財研究所)
   「ウチの土器・ソトの土器:ラピタ文化複合における土器の移動」

10:15-11:00 小野林太郎氏(国立民族学博物館)
   「のこった土器:バジャウ人による土製焜炉の利用とその背景」

11:00-11:45 後藤 明氏(同志社女子大学)   
 「東部インドネシア・マレ島における<海上土器・交易者>システム:社会的行為としての土器生産」

11:45-12:30 総合討論 (司会:後藤 明氏)

*28日の例会終了後、懇親会を会場にやや近い「近鉄新田辺駅」周辺にて予定しております。

東南アジア考古学会
〒890-0085 鹿児島市郡元1-21-30
鹿児島大学法文学部人文学科比較考古学研究室内
TEL 099-285-8909 /099-259-4844


(宿泊先のご案内)
会場に近く、経済的な宿泊先のリストです。ご参照下さい。

ホテル名     最寄り駅 徒歩 料金 電話
旅館白鳳    近鉄奈良   5分 6000 0742-26-7891
奈良三条ホテル    近鉄奈良   10分 5,500 0742-35-5531
ホテルアジール奈良  近鉄奈良 3分 7,000 0120-200-350
花小路    近鉄奈良   1分 6,500 0742-26-2646
ホテルフジタ奈良   近鉄奈良 5分   6,500 0742-23-8111
ビジネスホテル新大  近鉄大和西大寺 6分 5,775  0742-34-7387
山翠旅館 近鉄菖蒲池 2分 4,500 0742-45-0138

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