C-DATSオーラル班研究会のお知らせ
東京外国語大学21世紀COEプログラム史資料ハブ地域文化研究拠点(C-DATS)
オーラル・アーカイブ班では、下記の日程で研究会を開催いたします。
同班では、昨年度より、在マカッサル南スラウェシ州公文書館(Badan Arsip
dan Perpustakaan Daerah, Propinsi Sulawesi Selatan 旧Arsip Nasional
R.I., Perwakilan Propinsi Daerah Tingkat I, Sulawesi Selatan)が所蔵
する、同地域における日本軍政期に関るインタビュー集のデジタル化をすすめ
てきました。計画の第一年次が終了し、デジタル化及びトランスクライブの第
一部が完成しましたので、現在公開のための準備を進めております。今回の研
究会は、このようなオーラル資料の利用法を日本軍政期研究の立場から検討す
ることを目的としています。
ご関心のある方の参加をお待ちしております。
なお、マカッサル・オーラル・アーカイブの公開に関しましては、準備が整
い次第、あらためてお知らせさせていただきます。
オーラル・アーカイブ班第12回定例研究会
テーマ
「インドネシア日本軍政期研究とオーラル資料」
日時:
平成17年6月25日(土)14:00-17:30
発表者:
Frank Dhont (Yale University)
"Benefits and Dangers of Oral sources: Makasar archives (TUFS) and
Romusha interviews (Yale)"
前川佳遠理(国文学研究資料館)
「記録と歴史叙述:インドネシア兵補をめぐるオーラル・ヒストリーと
マカッサル・インタビュー」
会場:東京外国語大学内・海外事情研究所(研究講義棟4階427教室)
http://www.tufs.ac.jp/common/is/university/campas_map.html
http://www.tufs.ac.jp/common/is/university/access_map.html
問い合わせ先:野本京子(オーラル・アーカイブ班代表)
http://www.tufs.ac.jp/21coe/area/index-j.html