二つのシンポジウム
すでにご連絡はさしあげてありますが、日にちが近くなってきましたので、もう一度、ご案内をさしあげます。9月末から10月始めにかけて、2つのシンポジウムが東大文学部一番教室で行われます。ご参加を期待します。桜井由躬雄
9月24日
日時: 9月24日(土)午後1時より
会場: 東京大学文学部1番大教室(東京大学法文2号館2F)
〒113-0033東京都文京区本郷7?3?1
(地下鉄丸の内線本郷3丁目下車7分、東大正門より入って右2つ目の建物)
総合司会:今井 敦(東洋学研究連絡委員会委員、東京国立博物館文化財部列品課列品室主任研究員)
林佳世子(東洋学研究連絡委員会委員、東京外国語学部大学助教授)
桜井由躬雄(東洋学研究連絡委員会委員、東京大学大学院人文社会系研究科教授)
徳永宗雄(東洋学研究連絡委員会委員、京都大学大学院文学研究科教授)
開会挨拶:池田知久(第19期日本学術会議会員、東洋学研究連絡委員会委員長、大東文化大学文学部教授)
提題:
(1) 大橋一章(早稲田大学文学部教授)「仏教美術の伝播――中国・朝鮮・日本――」(美術史学会)
(2) 蓑豊(大阪市立美術館館長・金沢21世紀美術館館長)「オリエントとは何か」(東洋陶磁学会)
(3) 小松久男(東京大学大学院人文社会系研究科教授)「中央ユーラシア研究の眺望」(日本中東学会)
(4) 石井米雄(大学共同利用機関法人人間文化研究機構機構長)「東洋学と地域研究」(東南アジア史学会)
(5) 内堀基光(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所所長)「アジアにおける民族学と人類学: 東南アジア島嶼部を中心として」(中谷英昭教授共同研究プロジェクト「総合人間学」)
(6) 藤井正人(京都大学人文科学研究所教授)「総合学としてのインド研究のあり方を探る: 王権・儀礼をテーマとして」(日本印度学仏教学会)
質疑応答・自由討論
閉会挨拶:中谷英昭(東洋学研究連絡委員会委員、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授)
10月1日ー2日
国際公開シンポジウム
ハノイ1000年王城
−地域情報学と探る−
10月1日9:30―17:00
柴山守(京都大学、科研基盤S代表) 地域情報学の創出とタンロン遺跡
Phan Xuan Canh(ベトナム内閣官房) 1000年都市ハノイ
Tong Trung Tin(ベトナム考古学院院長) ハノイタンロン城遺跡
Tran Quang Dung(ハノイ市人民委員会) ハノイ市遺跡保存計画
Nguyen Dinh Duong(ベトナム地理学研究所) ハノイ古地図のデジタル化
Nguyen Quang Ngoc(ベトナム国家大学) ハノイ市史の特色
10月2日 9:30―17:00
菊池誠一(昭和女子大学) ホイアン遺跡の保存
矢野桂司(立命館大学) 京町家復元と歴史空間再現
青柳正規(西洋美術館館長) ポンペイ遺跡のデジタル再現
Phan Huy Le (ベトナム国家大学) タンロン遺跡の保存計画
総合司会 Nguyen Vu Khai (日越地域情報学コンソシアム)、 桜井由躬雄(東京大学)
主催: 京都大学東南アジア研究所(地域情報学の創出、科研基盤研究S)・東京大学大学院人文社会系研究科南・東南アジア専門分野 (グローバル化とアジア・科研基盤研究C)