第10回フィリピン研究会全国フォーラムプログラム
以下の連絡が東京フィリピン研究会事務局から届きましたので転送
いたします。ご参考になれば幸いです。
永野善子
(神奈川大学外国語学部)
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第10回フィリピン研究会全国フォーラムプログラムご案内
拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。7月2(土)と3(日)
の両日、神奈川大学において開催される全国フォーラムのプログラムが決定
いたしましたので、ご案内申し上げます。当日参加も承りますが、メールに
て事前に参加のご連絡いただきますと受付がスムーズに済みます。また、す
でに発表・参加申し込みがお済みのみなさまにはプログラム他郵送済みです。
届いていないという方は、芹澤までご連絡くださいませ。
敬具
[連絡先] 第10回フィリピン研究会全国フォーラム準備委員会
芹澤 隆道 (東京外国語大学大学院地域研究コース修士課程)
住所:〒183−0002 府中市多磨町2−21
なお、プログラムは「東京フィリピン研究会」サイトでもご覧になれます。
http://www.d1.dion.ne.jp/~zmackey/index.html
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〔第1日:7月2日(土) 9:30〜17:45〕
1.<セッション1:セレスト・ホール 9:30〜11:30>
司会兼コメント 小野行雄(草の根援助運動)
「日本占領期におけるフィリピン・マンカヤン鉱山開発:
現地社会の秩序が三井鉱山派遣団を包摂していくプロセス」
芹澤 隆道 (東京外国語大学大学院修士課程)
「一ココナッツ農村における所得確保の試みと農協の役割」
金田 みちる (山脇学園短期大学非常勤講師)
「フィリピン・ココヤシ栽培地域における土地をめぐる社会関係:
ラグナ州の事例から」
藤井 美穂 (京都大学大学院博士後期課程)
“Regenerating Tropical Forest in Complex Adaptive System:
From Illegal Logging to Sustainable Forestry”
関 良基 (?地球環境戦略研究機関)
2.<セッション2:セレスト・ホール 13:30〜15:30>
司会兼コメント 五十嵐誠一(日本学術振興会特別研究員)
「マニラ市プンタ・サンタ・アナにおけるスクワッター運動の形成:
誘引、資源、政治的機会、アイデンティティ−」
木場 紗綾 (神戸大学大学院博士後期課程)
「2004年フィリピン選挙における貧困層の投票:
マニラ首都圏とレイテ農村部における比較考察」
日下 渉 (九州大学大学院博士後期課程)
“Corruption and Revolution in the Philippines:
Under Populist President Joseph Estrada ‐”
Christopher N. Magno(Ph.D. student, Indiana Univ.)
3.<特別講演:セレスト・ホール 16:00〜17:00>
司会 清水展(九州大学)
"Pasyon and Revolution and the Philippine Studies
from 1980 to the Present"
Reynaldo C. Ileto (National University of Singapore)
4. <ライブ>:セレスト・ホール 17:15〜17:45
アリソン・オパオン(ラヒンカユマンギ)
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〔第2日:7月3日(日) 9:30〜16:45〕
5.<パネルディスカッション「在日フィリピン人と多文化共生」>
セレスト・ホール: 9:30〜11:30 司会 青山和佳(和洋女子大学)
鈴木 健 (カラカサン事務局):「カラカサンに集う在日フィリピーナ
と子どもたち」
高畑 幸 (大阪市立大学COE研究員):
「地域の多文化共生: 名古屋・栄東地区におけるフィリピン
コミュニティと町内会」
鈴木 伸枝(長崎ウエスレヤン大学)
"Inside Filipina-Japanese Marriages: Women's Agency and
Destabilized Power Between Two Postcolonial Nations”
Mario Lopez(九州大学大学院博士後期課程)
"Under the Cover of Darkness, in the Light of Day ?
Networking and Internationalization between the
Philippines and Japan”
6.<セッション3:16号館視聴覚室B 9:30〜11:30>
司会兼コメント 貝沼恵美(日本国際協力センター)
「マニラ湾岸漁民による環境回復プロジェクト」
小野 行雄(草の根援助運動/日本福祉大学大学院博士後期課程)
“Market Access in Non-Metro Manila Regions”
Maria M. Ikeda(京都情報大学院大学)
「ギマラス島における伝統的水利用」
秋谷 葉子(日本大学大学院博士前期課程)
「フィリピンの地方政治と開発: 地方政府主導の輸出加工区
開発プロジェクトを事例として」
佐久間 美穂(フィリピン大学行政学部客員研究員)
7.<スピーチ:セレスト・ホール11:40〜12:00>
司会 永野善子(神奈川大学)
" "The International Conferences on Philippine Studies Series:
A Brief History and Commentary"
Belinda A. Aquino (University of Hawaii)
8.<セッション4:セレスト・ホール 13:30〜15:30>
司会兼コメント 長坂格(新潟国際情報大学)
「フィリピン史における地域経済圏: 19〜20世紀前半、マニラと中部
ルソンにおける労働力移動」
千葉 芳広(千歳科学技術大学非常勤講師)
「『幸運探し』としての移動: フィリピン・サマール島農村部の事例から」
細田 尚美 (京都大学大学院博士後期課程)
「少子高齢化時代における出稼ぎ労働者の位置づけ:
受け入れ国におけるケアの再編成と送り出し国の戦略」
安里 和晃(日本学術振興会特別研究員・龍谷大学)
「フィリピン人看護師のアメリカ移住: 歴史的展開と動機の多様化に
関する一考察」
名護 麻美(神戸大学大学院博士後期課程)
9.<セッション5:16号館視聴覚室B 13:30〜15:30>
司会兼コメント 福島浩治(横浜国立大学大学院博士後期課程)
「フィリピンにおける政治家の権力基盤:植民地期の再検討」
高木 佑輔(慶応大学大学院修士課程)
「フィリピンにおける広域行政・地方自治体連合化の取組み」
佐々木 雅子(横浜国立大学大学博士後期課程)
「グローバル化と労働政策」
太田 和宏(神戸大学)
「政治をどこで学んだか:フィリピン大学キャンパスにおける政治経験」
内田 晴子(京都大学大学院博士後期課程)
10:<セッション6:16号館2階会議室 13:30〜15:30>
司会兼コメント 森正美(京都文教大学)
「フィリピン、フォーク・カトリシズム論再考」
東 賢太朗(日本学術振興会特別研究員・名古屋大学)
「米国植民地下における「モロ問題」(1903-1913)と統治方法:
モロ州行政官Dr.Najeeb Saleebyを中心に」
鈴木 伸隆(筑波大学)
「伝統的政治構造とイスラーム復興-マラナオ社会における地方政治
の諸相から」
辰巳 頼子(上智大学COE研究助手)
11.<総 会 15:45〜16:45>
第10回フィリピン研究会全国フォーラムプログラム(2)
前略 過日ご案内しましたように、7月2(土)〜3(日)に第10回
フィリピン研究会全国フォーラムが開催されます。日本の大学院生を中
心とする若手のフィリピン研究組織です。プログラムが以下のURLに掲載
されましたのでお知らせいたします。
http://www.kanagawa-u.ac.jp/06/kouenkai/050623/index.html
永野善子
(神奈川大学外国語学部)