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九州大学アジア理解講座のお知らせ

以下のような催しが九州大学箱崎キャンパスで行われます。
興味のある方はぜひご参加ください。また大学院生などに
ご連絡いただければ幸いです。宜しくお願いいたします。

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[九州大学アジア理解講座]のお知らせ

タイトル:アジアのジェンダーと政治

ナショナリズム、歴史認識、民主主義、外国人労働者などの問題はアジアの女性たちにはどのよ
うに認識され、また、アジアの女性運動はどのように現代社会の問題に取り組んできたのでしょ
うか。国際的に活躍する女性研究者たちをお迎えして、現在のアジア地域が共通に抱える課題に
ついて考えます。

パネリスト
「南アジアの歴史と記憶」ウルワシー・ブターリア(インド、女性出版社の創設者、作家)
「韓国の軍事化とナショナリズム−ジェンダーの視点から」権仁淑(韓国、明知大学助教授)
「移住労働者の女性化と開発−シンガポールの事例から」田村慶子(北九州市立大学教授)

通訳:竹中千春(明治学院大学教授)、姜信一(九州大学法学府博士後期課程)
司会:小川玲子(九州大学アジア総合政策センター助教授)

日時:7月11日(火)17:00〜19:00
場所:九州大学国際ホール(留学生センター1F)
参加費:無料

申し込み先
九州大学アジア総合政策センター

以下のHPから申し込みページにリンクされています
http://asia.kyushu-u.ac.jp/top/index.html


<パネリスト略歴>

権仁淑

韓国、明知大学助教授。女性学修士及び博士。ハーバード大学若手研究者フェロー、コロンビア
大学客員研究員、南フロリダ大学助教授等を経て現職。著書に『韓国は軍隊:平和、軍事化と男
性性』、『選択肢』(女性問題に関するエッセイ集)、論文に「韓国にとっての平和の意味−フ
ェミニストの視点から」、「軍隊の男性による性暴力報告」他。韓国女性協会による「Women
of the Year, 1986」や「20世紀の韓国における著名な女性20人」の一人に選ばれる。

ウルワシー・ブターリア

インドで最初のフェミニスト出版社カーリー(Kali)の共同創設者。現在は、カーリーを改組し
たズバーン(Zubaan)の代表を務める。ジェンダー、アイデンティティ、原理主義、宗教、メデ
ィアの分野で出版人、作家、活動家として国際的に活躍する。著作に『本当の話:インド女性作
家短編小説集』、『平和を語る:カシミールの女性の声』、『女性とヒンドゥー右派:エッセイ
集』などがあり、『沈黙の向こう側』は日経アジア賞及びオーラルヒストリー協会賞を受賞。

田村慶子

北九州市立大学法学部教授。専攻は国際関係論、東南アジア地域研究。国際関係学修士、法学博
士。単著『シンガポールの国家建設』(明石書店、2000年)、編著『東南アジアのNGOとジ
ェンダー』(明石書店。2004年)、編著『シンガポールを知るための60章』(明石書店、2001
年)、論文「The Mainstreaming of Gender and Democratization in Southeast Asia :
The Role of NGO」(2005年)等がある。

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