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「比較の中の東南アジア研究」第3回研究会のご案内

「比較の中の東南アジア研究」の第3回研究会のご案内をお送りいたします。オープンな研究会ですので、みなさまのご来場をお待ちしております。なお、この研究会は東南アジア史学会関西地区の活動の一環として開催されるものです。

研究会「比較の中の東南アジア研究」第3回

日時:2005年10月22日(土)15:00-18:00
会場:京都大学東南アジア研究所 東棟2階会議室(E207)

報告者:黒崎卓(一橋大学経済研究所)
報告タイトル:「貧困問題・貧困分析の諸相:パキスタンでのフィールド観察と定量分析に基づく一報告」

コメント:藤倉達郎(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科)

終了後、懇親会を予定しております。

なお、この研究会の趣旨は以下の通りです。

趣旨
地域研究としての東南アジア研究は日本で約半世紀の歴史を有している。この間、多くの研究成果を生み出してきていることは周知の事実である。しかしながら、近年、研究対象・手法の細分化などにより研究の蛸壺化が進行し、本来、地域研究が持っていた学際性や柔軟性といった特長が失われつつあるように思われる。その結果、同一の地域を研究する者同士であっても学問的意思疎通に支障をきたす例が見受けられる。ほかの地域や分野の研究者との間ではなお一層の困難に直面することはいうまでもない。
本研究会は、東南アジア研究をほかの研究との比較を通じて一段と発展させるために、分野や地域を越えた学問的交流の場を提供することを目的とする。われわれの知的好奇心をそそる研究者を招いて議論をし、みんなをワクワクさせるような研究成果が生み出されることを願ってやまない。

発起人 岡本正明、玉田芳史、柳澤雅之、鬼丸武士