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九州大学アジア理解講座(アジアの市民社会と国家)のお知らせ

会員の皆様

爽やかな秋になりました。いかがお過ごしでしょうか?
九州大学アジア政策センターより、アジア理解講座のご案内をいただきました。
「アジアの市民社会と国家ーNGO活動の現場から」という興味深いテーマです。
お時間のある方はぜひご参加ください。また大学院生や学生などにも
お伝えいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

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九州大学アジア理解講座

アジアの市民社会と国家−NGO活動の現場から−

世界規模で市民社会が台頭する中で、NGOは開発や平和、人権擁護や環境保全など
様々な分野で活躍しています。市民社会と国家はどのような関係にあるのでしょう
か。「NGO大国」といわれるバングラデシュとフィリピンから研究者兼NGOリーダー兼
詩人のパネリストを迎え、アジアの市民社会が抱えている課題と今後の方向性につい
て討議します。

日時:2006年11月14日(火)17:00〜19:00(16:30開場)

場所:九州大学箱崎キャンパス国際ホール(留学生センター1階)

参加費:無料(言語:逐次通訳あり)

主催:九州大学アジア総合政策センター

申し込み方法:下記へファックスまたはE-mail で次の事項をご連絡ください。1.
氏名2.ファックスまたはE-mail アドレス3.所属

*お申し込み後、確認の案内はお送りしません。当日は直接会場にお越し下さい。

申し込み・お問い合わせ 九州大学アジア総合政策センター

http://asia.kyushu-u.ac.jp

パネリスト:

*モヒゥディン・アフマッド Mohiuddin Ahmad (バングラデシュ)「バングラデ
シュの市民社会と国家」

Community Development Library 代表

バングラデシュのNGOリーダーとして70年代後半から開発の分野に関わり、現在は、
1980年に自身が創設した、記録・情報コミュニケーション・研究・政策提言などに関
わる全国規模のNGOであるCommunity Development Libraryの代表を務める。また、
Asian Regional Exchange for New Alternatives (ARENA)、南アジア貧困撲滅同盟
(SAAPE)、ジュビリー・サウス(アジア・太平洋地域)などアジア域内の代表的なNGO
でも活躍。研究者として、また詩人、コラムニストとしても活躍しており、詩集、小
説、研究論文、エッセイなどあわせて28冊の著書があり、ベンガル語と英語の両方で
執筆を行っている。

*アルバート・アレホ Albert E. Alejo (フィリピン)「宗教、文化と紛争−ミン
ダナオの平和への取り組み」
アテネオ・デ・ダバオ大学教授

イエズス会司祭であるアレホ氏は、マニラの労働者グループと共に活動した後、ロン
ドン大学東洋アフリカ学院で人類学の博士号を取得。母語であるタガログ語で語る詩
人/哲学者でもある。現在はミンダナオ島で自身が主宰するMindanawon Initiatives
for Cultural Dialogueを通じて、先住民の擁護やムスリム市民社会との対話などに
取り組む。また、全国的な汚職反対運動として注目されてきているEhem!の代表や、
氏が設立したAmuma Cancer Support Groupの指導なども行う。アテネオ・デ・ダバオ
大学で人類学、哲学、開発研究の教鞭をとり、同大学の研究出版局の所長も務める。

*パネリストのお2人は、アジア・リーダーシップ・フェロー・プログラム(ALFP)
(国際交流基金・国際文化会館共催事業)の招聘により来日しています。

コメンテーター:

*大野俊 Shun Ohno(九州大学アジア総合政策センター教授)

九州大学理学部を卒業後、毎日新聞社で記者として20年余り勤務。この間、マニラ支
局長、経済部副部長などを務める。国立フィリピン大学で修士号、オーストラリア国
立大学で博士号(東アジア・東南アジア研究)を取得。フィリピン大学客員教授、豪
州・アジア太平洋社会変容研究所研究員などを経て、今年10月から現職。著書に『ハ
ポン−フィリピン日系人の長い戦後』『観光コースでないフィリピン』(単著)、
『Japanese Diasporas』『日本経済再生の条件』(共著)などがある。

司会:
*小川玲子 Reiko Ogawa(九州大学アジア総合政策センター助教授)

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田村慶子 Keiko T. Tamura
北九州市立大学法学部
Faculty of Law, The University of Kitakyushu

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