Computer&NETの最近のブログ記事

ついったー

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このブログの右カラムにAPIが仕込んであって自分の書き込みだけ表示されているが、ゼミ生を主なフォロワーとして、ついったーをはじめている。当初はメーリスをチャットのように使う学生がいて、独り言の発言欲求を発見したことや、ゼミブログへの書き込みが進まないので、一行ブログとして使えないかと思ったからだった。自分の書き込みはブログに表示させているせいもあり、起承転結を付け、割に慎重に書いている。事後編集ができず、記事削除しかないからだ。
メールともブログともSNSとも違うことはわかるが、「使い方がよくわからない」という学生も多い。日本語版には反映していない機能も多いようで、検索や流行のトピックなどは事実上ローカライズされていない。ミクシと違って携帯から新規登録できないことも、日本で登録者が急増しない理由かもしれない。登録してしまえばm.twitterやMovatterなど対応サービスはあるのだが。
お互いフォローし合っている人の書き込みが反映されるというのは、 SNS、たとえばミクシのマイミクに近い、信頼への期待があるコミュニティと考えてよいだろう。ブロックもでき、そもそもフォローしていない相手の投稿は自分のページに現れないが、相手のページのRSSフィードが取得できれば、フォロワーも含め、相手のコミュニティの書き込みをすべて読むことはできてしまう。
ついったー関連の書き込みでは「Twitterを楽しむ10の方法(初心者ver)」というのがわかりやすかった。返信プレッシャーがかかるネットのコミュニケーションを「メンドクサケーション」と切って捨てているが、メールのやりとりでもどこで返信をやめていいかわからなくなることがあるし、ミクシの足あとは気になるが確かに反応を強制されるなら面倒くさいかも。ちょっと公園デビューのプレッシャーに似てる。
ついったーはFacebookを使っていたり、Skypeで使用言語を英語に設定したりする人には英語コミュニケーションの場として使えるかも。コンセプトのわかりにくさとローカライズの遅れでiモード化、ミクシ化はしないだろうが、ネットコミュニケーションのニッチツールとしてしばらくいじってみようと思う。何しろPC、携帯の他、ウインドウズモバイル、iTouch/iPhoneなどなどリーダーには事欠かない。FireFoxブラウザのプラグインのTwitterFoxは未読数まで出てきて便利。

ubuntu-ja-8.10

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ideapadに入れたubuntu-ja-8.04でSkypeのマイク入力したくてあれこれいじっていたら、Xsessionエラーでデスクトップに入れなくなった。realtek-linux-audiopackを強引にインストールしてerror while loading shared libraries:libasound.so.2と出た。時間の関係もあるので、あっさりあきらめ再インストールを選択。
8.04で動く内蔵無線LANが8.10で認識しないのも釈然としないので、今度は8.10をインストール。Windows用ドライバを使うndiswrapper導入かと、同じBroadcom用のドライバ(Dell_multi-device_A17_R174291.exe)を用意するが、インストール後に有線LANでアップデート・マネージャをかけたらあっさり無線でつながった。オリジナル8.10でははじめから動くようなので、日本語版特有の現象だったよう。
OpenOffice2.4.1だったので3.0にアップデート。システム-システム管理-ソフトウエア・ソースのサードパーティーのソフトウエアタブで以下を追加。
deb http://ppa.launchpad.net/openoffice-pkgs/ubuntu intrepid main
認証タブで鍵ファイルのインポートにここを右クリックでファイル保存したkeyファイルを読み込み。ソフトウエア・ソースを閉じ、アップデート・マネージャで再読み込みするとインストールがはじまる。元ネタはこちら
あとはSkypeとマイクか。ja-8.10のオリジナルツール(日本語環境セットアップ・ヘルパ)では8.04まであったSkype自体出てこなくなった。内蔵カメラは動作するので惜しいが、しばらくはウィンドウズ側で使おう。

ネットブックがたいへんなことになっている。NHKクローズアップ現代(09.2.4)「格安家電が押し寄せる:岐路に立つ日本企業」はASUSが事例。池袋P館の売り場表示にはWindowsPCと並んでUMPC(Ultra Mobile PC=ネットブック)と書かれている。
ikep090207.jpg
店員さんによると本家EeePCとideapadが売れているそう。個人的には直線的なデザインのLavie Lightが気になった。VAIO type Pも同じフロアだが、倍の値段でどこまで戦えるか。
手元のideapadは白だが、バレンタインデーにピンクとブルーが追加される。価格も5万を切るところまで下がり、メモリ、ハードディスク、バッテリーなどほぼフルスペックで割安感が売れ筋のポイントか。せっかく160GBもあるのでLinuxを入れてみた。
ディストリビューションはSD2月号の特集にあったUbuntu。Eee PC用の記事を参考にUSBメモリからインストールする。8.10にはシステム管理でCreat a USB startup diskというメニューがあり、ブータブルUSBが作れる。Ubuntu8.04PCしかなかったので、8.10をLiveCD起動して作成。記事に従って一度FAT32で初期化した1Gメモリで作成すると128MB程残。インストールはほぼウィザード通りだが、ディスクの準備は手動で、Windows領域のNTFSを50GBにサイズ変更し、ext3と2GBのswapを新規作成。無事完了するが8.04をインストールしたThinkPad x40でうまく動いていた内蔵無線LANが認識されない。ideapadはBroadcomの無線LANモジュール(BCM94312MCGSG)だが、ドライバが見つからないのでThinkPadの外付けCDドライブで8.04にダウングレード。UNetbootinで8.04のブータブルUSBも作れるらしい。
8.04ではハイバネート以外ほぼ問題なし。タッチパッドが少々敏感なので設定-マウスで感度を下げた他は初期設定のまま。アラートに促されるままアップデートしたあと、システム管理-日本語セットアップヘルパを起動。OpenOfficeが2.4でver3が気になるが出てこないのでひとまずそのまま。Thunderbird+Lightning、Skype、辞書ツール、RealPlayer、Adobe Reader、フォント類などインストール。この仕組みは日本語ローカライズ版オリジナルとのこと。
起動時にlenovo Quick Startから緑ボタンを選ぶとブートローダ(GRUB)が出てくる。セーフモードやメモリチェックも含め選択項目がずらり並ぶので整理する。GRUBの設定ファイル boot/grub/menu.lst を管理者権限で開いて編集。アプリ-アクセサリ-端末(コンソール)だと以下の通り。
sudo gedit /boot/grub/menu.lst
いつでももどせるよう行頭に# を入れてコメントアウトし、最新のUbuntuとWindows XPだけ残した。それにしても Windows Vista/Longhorn (loader) という項目はなぞ。
もともとWindows XP ULCPC版は格安ネットブックのLinuxキラーだったというが、非力のPCでもLinuxは軽快。これだけ売れると中古市場にも出てくるだろうから、新年度は実習用を探すのが楽しみ。

calDAV

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カレンダー情報をWebDAVで保存、共有するため2007年に標準化されたプロトコル(RF4791)がcalDAVだが、2008年にGoogleカレンダーでサポートされてぐっと身近になった。当初はマック上のiCalのみだったが、Win,LinuxのSunbirdやThunderbird+Lightningアドオン、その後Outlookも使えるようになった。
設定はカレンダーの追加でネットワーク-calDAVを選び、場所に「https://www.google.com/calendar/dav/メアド/events」を指定してログイン。Google Apps Education Editionの学校メアドもそのまま通る。
ローカルアプリからGoogleカレンダーが直接編集できるようになり、改めてウェブアプリの使いにくさを実感。オフラインで使えるのも気楽。あとはToDoの共有か。
モバイルとの連携は、iPodTouchでiCalからGoogleカレンダーを読み込めるが、デバイス上は閲覧のみで編集どころか予定の削除さえできない。Touchから予定を追加すると、ウェブでなく同期したPCに保存される。MobileMeで共有するのも手だが、そもそもGoogleカレンダーが絡まない。アドエスなどWindows MobileのcalDAVクライアントは試していないが、自分でCalDAVサーバを立てればいろいろできるかも。PHP+PostgreSQLのDAViCalあたりどうだろう。

寝ながら夜のニュースを見たいと奥さんに言われたので、ポータブルワンセグテレビを買ってきた。2.4インチ61gという胸ポケットサイズ。(CG-1SG24TV)しかしうちでは本体のホイップアンテナを伸ばしても、NHKとテレ玉がときどき映るくらい。ということでワンセグアンテナケーブルをつけることに。(MPA-AT5BK)アンテナにはさんでUHF端子に接続すれば受信感度アップという代物で、ピンクの箱に涙を流しながら携帯ワンセグを掲げるイラストが劇的な効果を予感させる。
古い家でフィーダ端子をねじ止めするタイプなので、テレビプラグを分岐させるために整合器と二分配器で取り付け。(いずれも日本アンテナ製)二階のテレビは同軸ケーブルむき出しでいい加減にねじ止めされていたが、ノイズが減ってきれいに映るようになった。ワンセグの方もと思いきや、何の変化もない。念のため一階のテレビ端子でやってみても同じ。
この一帯のテレビアンテナは電波障害のため共同アンテナが引き込まれている。何年前かわからないが、もちろん昭和だろう。ひょっとしてVHFアンテナしか共同設置されていないのでは?そういえば地デジチューナー付き薄型テレビも地デジはローカル局しか映っていない。ご近所で古くからの詳しそうな方と立ち話したところ、そうでしょうね、アナログなくなったらどうするのでしょうね、とのこと。
共同アンテナVHFのみはどのように対策されるのか。町内会でまとまって要望でもしないと、自動的には切り替わらないだろうな。手っ取り早いのはケーブルテレビだろうが、さてどうしたものか。

ネットブック

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ネットブック/UMPC(Ultra Mobile PC)は2007年のEee PC発売(日本では2008年初)以来、すっかり定着した感がある。元は容量の小さなSSDモデル向けのWindows XP ULCPC(Ultra Low Cost PC)というOSもあるが、Eee PC台湾発売時4モデルのうち3モデルはXandros(Linux)だったし、DellのUbuntuモデル(Inspiron mini 9)も気になる。昔からモバイルノート、たとえばThinkPadのXシリーズが大好きで、s30ピアノブラックなら今でも欲しい。
正月明けのアキバで12月発売のlenovo IdeaPad s10e(レビューはここが詳細)の中古を3万台で発見。やむを得ず?購入。16:9にこだわった10.1インチ光沢液晶は1,024×576(s10は600)でわずかに下部表示ボタンが切れる、キーピッチ17mmだが日本語で多用する、。キーが狭い、LinuxベースのLenovo Quick Start(Splashtop)がXP Homeとのマルチブートで高速起動するがタッチパッドが敏感過ぎて調整もできない、などなど使っているうちに気になる点は出て来たが、重さ(1.38kg)とバッテリー(5時間)、それに価格を考えるとまずは満足。ちなみにQuick Start時の日本語入力へはctrl+spaceで切り替える。AirMacとウインドウズの無線LAN接続障害(WEP, チャンネルなどによる)もLinux側なら問題ない。
ネットブック向けのAtomプロセッサ搭載機はチップセット、メモリ、ディスプレー解像度上限などが決まってしまい、どれも似通ったスペックになるという。トラックポイントがなくて悲しむ向きもあるようだが、好みで選ぶとThinkPadの親戚ideapadにひかれるのは仕方ないか。初代ネットブックが中古市場に出回り始めるだろうから、1万円台のをさがしUbuntuをUSBメモリからインストール、というのが新ゼミ生の課題になりそう。

静かなPC

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3万いくらで買ったThinkpad x40のHDがコロコロ鳴き出した。N社の高橋名人に「いまにも壊れそう」と言われ、それでは交換と開けてみたら日立製1.8インチの40GBだった。アキバでときどき見かける東芝製はだめらしく、2.5インチHD内蔵のx31の中古価格が下がらない理由がわかった気がした。すでに製造中止の日立1.8インチはぷらっとホームで20GBが1万で手に入るものの、この際ASUSのEee PC張りにゼロスピンドル化することに。ただし5月現在、SSDは120GBで10万円割れが価格破壊だそうで、値段がこなれていない。Ubuntu上でOpenOffice、ウェブ用と割り切って、内蔵CF8GB(OS,アプリ)+SDスロット4GB(データ)としてみた。内蔵の方はCF-IDE変換コネクタを介して接続。IDE44ピンは1.8インチ/2.5インチ共通で安いのもあったが、速度重視で玄人志向KRHK-CF2.5IDE(2000円弱)を購入。これと266倍速表示のTranscend 8GB CFあたりが定番のようだが、あきばお〜でシリコンパワーの200倍速表示を3000円台で発見。データ用はClass6(転送速度6MB以上)の4GB SDがドスパラで1000円台。
メモリの何倍速は規格でなくメーカー表示のようで、CDの150KB/秒が基準とか。書き込み速度表示がエチケットだろうが、読み出し速度を書いて早く見せていることも。2006年にSDHCカードとともに「SDスピードクラス」が規格化され、読み書き時最低速度がClass2で2MB/秒、Class4で4MB/秒、Class6で6MB/秒とわかりやすくなった。規格は最小値、実測なのでClass6=40倍速は遅く感じるが、そもそもメーカー表示が羊頭狗肉だったのかも。
Ubuntuは802.11gの内蔵無線LANカードを初期設定で認識するなど、今のところ問題なし。標準のOpenOfficeもバージョン2.4でオフィスのXMLフォーマット(拡張子docx,xlsx,pptx)の読み込み、再現もまずまず。CFはTrueIDEモードがないと起動ディスクにならなかったようだがセーフ。あとは内蔵CFがフラッシュドライブの書換回数制限(MTBFは時間表示)を超える前に、SSDの値段が下がるのを待つのみ。無音、低発熱で他のPCがうるさく感じるようになった。

スピットでヘッドを締め直してもらい、中山道、第一京浜とたどって蒲田にOSC2007(OpenSourceConferene2007Tokyo/Fall)を見に行った。休日の都内は車が少なく、路面もいい。悩ましい路駐も道交法改正で民間委託がはじまって以来明らかに減っている。白山、本郷、秋葉原、銀座を抜け、環七を南北で二回跨いだ。大田区産業プラザ1階の大展示ホールはちょっと体育館みたい。それがこの催しに似合っている。ブースは机を出して並べただけで、ノートPCのデモと1枚ぺらプリントアウトの配りもののみ。基本的に開発者や各コミュニティの人たちと立ち話の場か。出展団体はキラ星のごとくだが、およそビジネスカンファレンスでない。期間中は100ドルPCやSQL関連など、魅力的なセミナーがあったが、ウェブ上ではすでに満員で申し込めなかった。しかし、池袋ジュンクのイベント同様、その場に居れば立ち聞き可能なレイアウト。OpenSUSE、Ubuntu、OpenOfficeの方々とおしゃべりし、Squeakの机で100ドルPCを初めて手にした。背広の人がほとんど居らず、スタッフは黄色のプリントTシャツ。やっぱり学園祭かな。ゼミで出てみたい。ちなみにロードジャージの人も居たが、あれは出展者だったのだろうか。
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ビスタのおかげ

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ビスタの不具合でひどい目にあっている人は少なくないだろう。マックも10.0のときはひどかったが、新OSとはそういうものかもしれない。教室PCは4月からビスタだったが、動作が重い、止まるなどでとうとうXPにダウングレードになった。XPが出始めの頃は2000へのダウングレードが流行ったのに。
ビスタは最低動作環境でもCPU800MHz、メモリ512MBだそうだ。おかげで中古PCが安い。学生のリナックス実習用に2万以内のリユースノートPCを求めてアキバに行くのが常だが、今年はいいのが買える。ビスタ最低環境のデルなど2万を切るものがある。昨年は同じ価格帯で400MHz、一昨年は200MHz程度だったのに。1万円台のノートPCでもいまどきの高性能リナックスがそこそこ使える。めでたしめでたし。ありがとうビスタ!

NGメアド

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演習系の授業でメーリングリストをつくって連絡手段とするのが常だが、大学のシステムに限らず、インターネットのルールであるRFC(Request for Comments)に違反した形式のメアドが弾かれることがある。具体的にはma..il@add.comのようにピリオドが2つ以上連続していたり、mail.@add.comのようにピリオドがアットの直前にある場合などだ。すでにここ数年話題になっていて、以下のような記事もある。
RFCを読まなかった携帯キャリアの罪
RFC違反のアドレスを許してしまった携帯キャリアが原因のようだ。携帯メールだけでPCメールを使っていない学生も多いので、影響は大きい。メーリングリストの場合、解決法は以下のいずれかで、それぞれ対処してもらうしかない。
1.NGメアドを修正する
2.PCメアドをメーリスに追加登録し、送信時はそちらを使う
最近数十名分のメアドを手で入力することがあったが、.や_の連続で、文字として意味を通すより、顔文字で絵になっているものが多かった。コードを打ち込んでいるようで、結構疲れた。こういうことはリテラシーとして教えるか、あるいは届かない場合のリスクを教えて判断に任せるか、どっちがよいのだろう。

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