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◆日時◆2010年12月11日(土)13:00~17:10
◆会場◆立教大学 新座キャンパス4号館3階N431教室

主催:立教大学観光学部
後援:社団法人日本旅行業協会

◆プログラム◆
12:30    受付開始
13:00‐13:10    開会あいさつ
13:10‐14:10    基調講演「スポンサーを集めて自転車で西ヨーロッパ一周の旅」
中村 洋太 早稲田大学創造理工学部4年 
14:10‐14:30    質疑応答
14:30‐14:40    休憩1
14:40‐15:00    「新しい旅行のカタチ」
加藤 美季 立教大学観光学部3年
亀川 愛美 立教大学観光学部3年
15:00‐16:20    パネルディスカッション「旅行会社、メディアが提供する旅行・若者が求めるべき旅行」
モデレーター:
舛谷 鋭 立教大学観光学部教授
パネリスト:
中村 洋太 早稲田大学創造理工学部4年
福田 祐二 株式会社スノーメンランド 社長
荻野 明宏 タビィコム株式会社 代表取締役社長
田辺 剛  全日本空輸株式会社 宣伝部
浜田 麻衣 立教大学観光学部3年
16:20‐16:30    休憩
16:30‐17:00    フロアとのディスカッション
17:00‐17:10    閉会の辞
17:20‐19:00    懇親会(新座食堂)

開催趣旨
若者旅行(Youth Tourism/Youth Travel)の実態と海外旅行促進を考えるシンポジウム第二弾。実際に様々な方法や理由で国境を越えた若者たちの事例と、旅行業に携わる人々との対話から新しい若者旅行のカタチを探る。

基調講演「スポンサーを集めて自転車で西ヨーロッパ一周の旅」
中村 洋太氏 早稲田大学創造理工学部4年
神奈川県横須賀市出身。早稲田大学創造理工学部4年。2009年春、早稲田大学交響楽団の海外公演ツアーに参加し、ヨーロッパ全11都市で和太鼓を演奏。2009年夏には、自転車で西日本を一周(全2700km)。今夏は、スポンサーという形で旅費や物資を集め、自転車で西ヨーロッパを一周した。5月~10月、学生ブログランキングで77000人中1位。
講演趣旨:「今年の夏は、自転車でヨーロッパを走る」そう決意したのは、1月31日のことだった。就職活動と研究が重なり、アルバイトでお金を貯めるのが難しいと思ったぼくは、『企業や個人にスポンサーを募る』という方法を考えた。『若者の海外旅行離れ』を食い止めたい。その想いを持って生まれた『ツール・ド・ヨーロッパ~スポンサーを集めて自転車で西ヨーロッパ一周~』という企画。「無名の大学生1人に対してスポンサーなんてつくわけがない」という常識を覆し、奇跡は次々と起きていく。本講演では、旅を実現するまでの過程とその経験を通して学んだこと、若者が海外旅行をすることの意義、そしてヨーロッパを旅する中で感じた「外から見た日本」について話したい。

「新しい旅行のカタチ」
加藤 美季 立教大学観光学部3年
埼玉県さいたま市出身。本学観光学部交流文化学科3年。舛谷ゼミ所属。
亀川 愛美 立教大学観光学部3年
宮城県仙台市出身。本学観光学部交流文化学科3年。舛谷ゼミ所属。
報告内容: 今回、問題視されている若年層アウトバウンドの低下にあたり、主な原因は現在広まっている観光の形態にあるのではないかと考えた。そこで、今夏、私達の所属するゼミで訪れたグアムを題材に、いわゆるビーチリゾートというイメージだけではない新しい観光のカタチを提案したいと思う。新しい観光のカタチを提案することで、若者の観光への意識も変化していくのではないだろうか?

パネルディスカッション「旅行会社、メディアが提供する旅行・若者が求めるべき旅行」
モデレーター
舛谷 鋭 立教大学観光学部教授

パネリスト
福田 祐二氏 株式会社スノーメンランド 社長
新座市出身。HISに8年在籍。JTB THAILANDに転職。後、2007年10月に『株式会社スノーメンランド』を設立。豊かさと笑顔を絶やさないことが信条。趣味は旅行と作曲。
発言趣旨:日本の若者(10代、20代)が海外旅行に行かなくなった、というのは、行く人は行くけれども、行かない人もいて、その行かない人の比率が増えたのではないか。では、何故行かない人が増えたのか。それは「お金がない」「価値がない」など様々理由があると思う。私としては、大切なのはその理由をどう捉えるかだと思う。お金がないから行かないのではなく、お金がなくても行ける方法を考える方が楽しい。価値は自分で変えられる。

荻野 明宏氏 タビィコム株式会社 代表取締役社長
埼玉県出身。楽天、ライブドアなどで多くのコミュニティ系のサービス(ブログ、写真共有、知識共有など)に関する企画・運営に携わる。旅が好きで旅とインターネットの会社タビィコムを設立し、多数のサイトを運営。
発言趣旨:格安航空会社の台頭によりバスのように身近に海外旅行ができる時代がもうすぐやってくる。その際にパッケージなどではなく「自らの旅を自ら決定する」楽しさを味わって欲しい。同調圧力に負けずに。その際に旅好きの友人の意見やネットのクチコミは非常に参考になる。ただ、ネットのランキングもそれがすべてではない。最後は「自らの意思で決定」し、たくさんの素晴らしい「出会い」の旅を経験して欲しい。

田辺 剛氏 全日本空輸株式会社 宣伝部
 機内誌「翼の王国」「WINGSPAN」、自社媒体広告集稿を担当。
発言趣旨:インターネットなど情報ソースの発達により、個人が抱く興味や価値観の範囲も多様化しているはず。そんな中で画一的な旅行情報を受信しても、必ずしも「旅に出たい」という思いはかきたてられない。機内誌では飛行機の中での時間を楽しんでもらうとともに、ありきたりの観光情報に留まらない「旅の楽しみ方」を伝え、それぞれの旅を経験してもらいたいと思っている。

浜田 麻衣 立教大学観光学部3年
大分県大分市出身。本学観光学部交流文化学科3年。舛谷ゼミ所属。
発言趣旨:旅行の一番の魅力は「現地の人々との交流」や海外ならではの「異文化体験」だと思う。その人々との交流の楽しさやかけがえのない出会いの素晴らしさをより多くの同世代の人々に感じてもらいたいが、そのことを今のショッピングやリゾートを中心とする旅行形態では感じることは難しいのではないか。また、海外に実際に足を運び、身体で現地の文化を感じ、日本文化を比較することで、新しい日本の姿が見えてくる。内にこもる若者が増え、今の日本の状態が「当たり前」、「日本が一番ラク」と考える若者が増えることに危機感を覚える。

観光庁「若年層アウトバウンド促進事業」連携シンポジウム

  • 主催:立教大学観光学部
  • 後援:観光庁、社団法人日本旅行業協会

※予約不要、参加無料

日時

  • 2010年2月20日(土)
  • 13:00~17:10(懇親会17:30〜19:00)

会場

  • 立教大学 新座キャンパス 4号館3階 431教室

連絡先

目的

  • 若者の旅行の実態を統計的なデータをもとに分析し、アウトバウンド促進の糸口を探る。
  • 若者の旅行に関する意識を調査するために、長年若者を見つめてきた人々と若者との対話により、若者の嗜好の変化をたどる。

プログラム

  • 総合司会 立教大学観光学部2年 岩間 麻莉
  • 13:00~13:10 開会あいさつ
    • 観光庁 国際観光政策課 村上 雅巳 氏
  • 13:10~13:25 問題提起「若者の海外旅行離れに関する考察」
    • 立教大学観光学部3年 戸丸 忠道
  • 13:25~14:25 基調講演「若者が旅に出る時代は本当に終わったのか」
    • 旅行作家 下川 裕治 氏
  • 14:25~14:35 休憩1
  • 14:35~15:50 パネルディスカッション「若者の嗜好の変化」
    • パネリスト:
      • 旅行作家 下川 裕治 氏
      • ビジット・ワールド・キャンペーン推進室 澤邊 宏 氏
      • JTB社員 鷲塚 智紀 氏
      • 立教大学観光学部教授 平尾 彰士
      • 立教大学観光学部2年 横井 彬人、松村 尚毅
      • モデレータ 立教大学観光学部教授 舛谷 鋭
  • 15:50~16:00 休憩2
  • 16:00~17:00 フロアとのディスカッション
  • 17:00~17:10 閉会の辞
    • 立教大学観光学部学部長 豊田 由貴夫 
  • 17:30~19:00 懇親会(新座食堂2F)

 中国共産党一党独裁下の愛国主義と革命史を教育し、民族精神の発揚かつ革命老区の経済発展のための紅色旅遊(レッド・ツーリズム)地は、中国の世界遺産登録地と同じく西北、南西など西部地区に偏在している。
 革命老区の多くは経済発展の遅れた内陸地域であり、同じく格差解消策である三農観光と重なる地域も少なくない。三農観光とは農民、農業、農村の三農問題それぞれに、観光市場としての農民観光、観光資源としての農業観光、観光地としての農村観光を当てはめた、観光によるソフトな開発の一種である。
 三農観光は80年代以降、中国国家旅遊局が都市と農村の経済格差解消を目的に、農村地帯の観光開発と農村振興のために始めた施策で、2005年の第16期中央委員会第5回全体会議で打ち出された政治目標であり、70年代韓国朴正煕政権の農村近代化策、セマウル運動をモデルにした社会主義新農村建設の具体策の一つでもある。国家旅遊局の10の農村観光テーマには、農村リゾート(農家楽)、周辺観光拠点、観光都市建設、伝統文化、民族文化、特産品、近代農業、農業観光、環境保護などとともに紅色旅遊が含まれている。
 このように「革命」を観光資源として地域発展を進めることは、紅色遺産を従来の政治情報から経済効果へ転換したものと言えるが、たとえば湖南省韶山の毛沢東生家は、周辺からの修学旅行目的地であり、学校の入学シーズン(9月)には宿泊を伴うオリエンテーションも行われている。韶山は中国政府にとって愛国教育基地の筆頭だが、すでに地元住民による様々な試みを生み出している。たとえば北京や上海でも見かける「毛家菜」(毛家の料理)は登録商標として韶山の食文化のシンボルとなり、湖南料理の有力な一変種として全中国でチェーン展開さえしている。
 こうした地方に観光客は「郷愁、精神的啓発、著名観光地、信仰心」などの理由で訪れるという。おおまかに世代論を当てはめると、ノスタルジーは中年以上の農民・農村出身者、精神的啓発は学生・インテリ・公務員、著名観光地は若者であるとの見方があり、ほぼ同意できるが、2005年に上海で行われた調査によると、誰がレッド・ツーリズムに興味を持つかがより具体的になる。
 年齢層では40歳台、学歴では小中学校卒と大学以上卒、家庭収入では年収80,000元以上の高所得者層で、他の階層に比べてレッド・ツーリズムに関心を持つという結果が出ている。すなわち、60年代生まれの高学歴、高所得者層のプレ一人っ子世代であり、彼らは2005年の反日デモの中心だった「噴青」(怒れる若者)世代と違った紅色志向を持つことが予想される。
 いずれにせよ、毛沢東への崇拝は、あたかも海外華人の関帝(関羽)信仰を思わせるほど幅広く、神像礼拝や祈願成就の暁にはお礼参りさえ存在する。愛国主義教育の成果の一つと言わざるを得ないが、レッド・ツーリズムは毛を頂点とする中国共産党の正当性を確認し、かつ現代の党が失ったものを再発見する機会ともなる。1920−30年代のまだ若く美しかった中国共産党を指向する政府と民衆双方の合致の意味はそこにある。と同時にレッド・ツーリズム体験は、内陸部の現状を沿海部の「都会人」が垣間見、中国の国土の広大さ、問題の根深さを再認識し、中国全体への理解を促す機会ともなるだろう。
 2004年初め、中華人民共和国建国55周年・長征70周年の年に河南省鄭州市で開催された全国旅遊(観光)工作会議において、紅色旅遊(レッド・ツーリズム) についての「鄭州宣言」が採択される。正式名称は七省市発展紅色旅遊鄭州宣言で、七省市には江西、北京、上海、河北、福建、広東、山西が含まれる。
 同年12月、中国共産党中央弁公庁と国務院弁公庁が「紅色旅遊発展企劃綱要」を発表する。「綱要」によると、レッド・ツーリズムの目的は愛国主義と革命伝統を広く教育し、民族精神を発揚、育成、民族の団結力を強化して革命老区の経済と社会を協調、発展させることである。革命老区とは1920〜40年代に かけて中国共産党が建設した革命根拠地で、辺鄙で人目につきにくい農村であり今も経済、交通面で遅れが見られる湖南、湖北、江西、安徽、河南、四川、陝西、河北、山西などの地域を指す。
 レッド・ツーリズムとは、主に中国共産党指導者と庶民の革命期・戦時期の功績にまつわる場所や事物を通じ、革命史・革命遺産と革命精神を観光資源として 組織的に旅行者を受け入れ、それらを偲ぶ旅をテーマとする観光を言う。こうした観光は愛国主義教育、歴史文化遺産の保護、革命老区の経済発展および新たな観光開発に役立つという。
 レッド・ツーリズムの六つの目標は、観光客の増加(具体的には「綱要」前期の2004年から2007年までは15%程度、後期の2008年から2010年までは18%程度が目標数値)、12の「重点紅色旅遊区」の形成、30のモデルコースの定着、100大紅色観光地の建設と革命歴史遺産の整備・保護および革命老区の経済発展である。
 12の「重点紅色旅遊区」とは、上海を中心とする滬浙紅色旅遊区、韶山・井岡山・瑞金などの湘カンミン紅色旅遊区、百色地区中心の左右江紅色旅遊区、遵義中心の黔北黔西紅色旅遊区、ティエン北・川西などの雪山草地紅色旅遊区、延安中心の陝甘寧紅色旅遊区、松花江・鴨緑江流域・長白山などの東北紅色旅遊 区、皖南・蘇北・魯西南などの魯蘇皖紅色旅遊区、鄂豫皖交界地域中心の大別山紅色旅遊区、山西・河北などの太行紅色旅遊区、渝中・川東北などの川陝渝紅色 旅遊区、北京・天津などの京津冀紅色旅遊区。
 30のモデルコースとは、北京−遵化−楽亭−天津、貴陽−凱里−鎮遠−黎平−通道−桂林、昆明−会理−攀枝花−冕寧−西昌、蘭州−定西−会寧−静寧−六 盤山−銀川、西安−洛川−延安−子長−楡林−綏徳、黄山−ウ源−上饒−弋陽−武夷山、哈爾濱−阿城−尚志−海林−牡丹江、海口−文昌−瓊海−五指山など。
 具体的には、1921年の中国共産党設立当時、土地革命戦争期(1927−37)、長征期(1934−36)、日中戦争期(1937−45)、国共内戦 期(1945−49)、愛国統一戦線(1949−)それぞれの時代の歴史や、古参党員・戦没者などの革命烈士についての事跡が観光対象となる。
 「綱要」が発表された2004年末以降、ガイドブックを中心に中国旅遊出版社、現代出版社などから50冊以上の関連書籍が出版され、その中ではおおむね前述した12の「重点紅色旅遊区」に沿って革命聖地が紹介されている。
 紅色旅遊(レッド・ ツーリズム)という色を冠した中国観光をご存じだろうか?革命聖地を巡る旅をこのように呼ぶが、同様に色彩によって名付けられた観光として、農山村地域で 自然、文化、人々との交流を楽しむ「グリーン・ツーリズム」や、島や沿海部の漁村に滞在し、海辺で生活体験を楽しむ「ブルー・ツーリズム」などが知られて いる。
 どちらも「レッド・ツーリズム」同様、日中の政府主導の観光で、前者は農林水産省、後者は国土交通省が推進している。その他に も北海道の冬ならではの生活を体験する「ホワイト・ツーリズム」や、春の菜の花畑を活用した観光誘致を「イエロー・ツーリズム」と呼ぶなど、案外色彩に よって象徴された観光は存在する。
 これらをカラー・マーケティングと捉えられもしようが、戦跡など死、悲劇、暴虐にまつわる「ダーク・ツーリズム」の暗い色合いを引き合いに出すと、カラフル・ツーリズムがどのようなイメージで視角を定め、眺めるかを旅行者に強いていることがわかる。
  観光社会学においてこうした視角(Gaze)は日本語で「まなざし」、中国語で「凝視」などと訳されている。元はイギリスの社会学者ジョン・アーリによ る鍵概念だが、台湾で2007年末に中国語に訳され(国立編訳館、葉浩訳『観光客的凝視』書林)、ずっと誠品書店で平積みになっていたから、売れ筋ではあ るのだろう。アーリの種本はフランスの思想家フーコーの『臨床医学の誕生』で、湯治や海水浴の医療効果を取り上げている当たりはお里が知れる。
 様々なカラフル・ツーリズムは総合旅行社、航空会社、国際ホテルチェーンなどが仕掛ける従来型の大人数向け「マス・ツーリズム」との対照で「ニッチ・ ツーリズム」と捉えることも可能だろう。こうしたアクティブな旅行者は体験型を嗜好するのだ。色眼鏡ということばがあるが、カラフル・ツーリズムは観光地 がそれとして印象を与えるのでなく、観光客が先入観によって印象を引き出していることを教えてくれる。
 青色照明効果を引き合いに出 し、認知心理学の「スキーマ」(図式)と言えばよりはっきりするだろうか。私の周りの大学生で、色彩検定に興味を持つ人が世界遺産検定と同じくらい居るこ とを考えると、あらゆるモノには「色」があるということを、思ったより多くの人が認識しているのかもしれない。

IVY Festa2008

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立教大学新座キャンパス学園祭(IVY Festa)にゼミでフリマ参加した。広州合宿で自分が「おみやげ」と思うものを買い集め、実際売ってみてどんな反応か見てもらうのが目的の一つだったが、RLUG(Rikkyo Linux Users Group)調整のリナックスPCの客寄せ効果もあり、初日午前で品物がなくなりそうになった。
パソコンはリユースのノートPCで、CPUクロック800MHz以上のはUbuntu6+OpenOfficeで5千円、500MHz以下のはVine3/ネット専用で3千円程度としたが、セカンドPCとして7台も売れた。メイプルストーリーなど、ネットゲーム目当ての子どもには見向きもされなかったが、シニア層が説明を聞いて買っていったのには驚いた。RLUGの一回サポート券をつけたが、今のところ平穏だ。
三学部七学科になり、新座学園祭も参加者、来場者が増え、ずいぶんにぎやかになった。二日目は午後早くに飲食の模擬店が売り切れで、昼食に困るほどだった。ダンスサークルの学生の見たこともないような笑顔に接したり、やはり“お祭り”は楽しい。

日本食を売り込め

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ゲストスピーカ講演podcast-original3.gif:チャン・チンホン教授(香港中文大学人類学部)

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南アの空港でアジア未発売の漁師の友サルミアッキ味を逃して以来、「サルミアッキ、サルミアッキ」とつぶやいていたら、フィンランド関係者が友人の来日時におみやげで頼んでくれた。サルミアッキ(塩化アンモニウム)は日本人のブログでは「世界一不味い飴」などと言われているが、そんなにまずいのか?
においは薬草風。甘草が入っているそう。色は真っ黒で形は硬めのグミ。味は漁師の友ならアニシードに一番近く、後味が塩。すでに強めのハーブキャンディーに慣れてしまっているので、味自体はびっくりしない。歯にくっつかないものの、柔らかい飴の感触はあまりよろしくないので、もっと硬い方がいいかも。漁師の友サルミアッキが楽しみ。元々ノルウェー製だがフィンランドでは定番で、お徳用の大袋もあるとか。

窯出しカステラ

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castilla.jpg
文明堂朝霞工場売店の窯出しカステラ(商品名:ふんわりかすてら)の試食販売は毎月第三日曜。「試食」を歌うだけあって、大きく切ったのを食べさせてくれる。焼きたてらしくケースも結露。二級品のカステラロールなども半額で売っていて、賞味期限三週間ほどだが、窯出しカステラは三日以内賞味。やわらかくて食べ応えもあり、あっと言う間に子供たちに食べられてしまった。

ウォンカチョコ

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ソニープラザを通りかかると"Wonka"のロゴが目に入った。帰宅して子ども達に話すと大騒ぎ。早速買いに行かねば。1月末は品切れだったが、2/3昼に入荷があると聞いて家族で出かけた。チャーリーのチョコ工場と表面にあるが、実際はオーストラリアのネスレ製。ずっしり190gでチョコバー並にしっかり甘い。映画公開の翌年2006年には輸入食品として出回っていたらしい。しかし、今回はゴールデンチケット入りで、もちろん限定5枚。数あるバレンタインチョコを押しのけ、入口近くの角にディスプレイ。気付いた人は必ず立ち止まって見るし、ウォンカチョコってほんとにあるんだ、とつぶやく人も少なくない。
wonka.jpg
『チャーリーとチョコレート工場』は2005年公開のティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の映画だが、1971年の『夢のチョコレート工場』(メル・スチュワート監督)が先で、原作者ロアルド・ダールが草稿を書いている。原作により忠実なのはバートン版だが、翻訳『チョコレート工場の秘密』も映画に合わせて新訳(柳瀬尚紀訳,2005)に。短編作家として知られるダールだが、児童文学はいずれも評論社で、旧版の田村隆一訳(1972)を読んだ覚えがある。執筆にペンもタイプも使わず、大好きな黄色の黒エンピツで、黄色のリーガルペーパーに書いていたという。6Hくらいの製図用でカリカリ文字を刻んでいたかと思っていたが、実際はHBだったらしい。デップ演じる人嫌いのチャーリーを観ながら、そんなことを思い出した。
今回のゴールデンチケットキャンペーンのウェブは「ただいま当選者1名!残りチケットは4枚です!」と映画張りに盛り上げている。DVD発売時(2006.2)に5枚だけ封入されたゴールデンチケットの商品は、小道具のウォンカチョコと工場招待ポスターだった。今度は何かと楽しみにしていたが、2/1に発表されたプレゼントはデップ/チャーリーの60cmフィギュア(1000% KUBRICK)。工場見学とは言わないが、Great Missendenのダール博物館ご招待くらいは欲しかった。

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