ソニープラザを通りかかると"Wonka"のロゴが目に入った。帰宅して子ども達に話すと大騒ぎ。早速買いに行かねば。1月末は品切れだったが、2/3昼に入荷があると聞いて家族で出かけた。チャーリーのチョコ工場と表面にあるが、実際はオーストラリアのネスレ製。ずっしり190gでチョコバー並にしっかり甘い。映画公開の翌年2006年には輸入食品として出回っていたらしい。しかし、今回はゴールデンチケット入りで、もちろん限定5枚。数あるバレンタインチョコを押しのけ、入口近くの角にディスプレイ。気付いた人は必ず立ち止まって見るし、ウォンカチョコってほんとにあるんだ、とつぶやく人も少なくない。
『チャーリーとチョコレート工場』は2005年公開のティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の映画だが、1971年の『夢のチョコレート工場』(メル・スチュワート監督)が先で、原作者ロアルド・ダールが草稿を書いている。原作により忠実なのはバートン版だが、翻訳『チョコレート工場の秘密』も映画に合わせて新訳(柳瀬尚紀訳,2005)に。短編作家として知られるダールだが、児童文学はいずれも評論社で、旧版の田村隆一訳(1972)を読んだ覚えがある。執筆にペンもタイプも使わず、大好きな黄色の黒エンピツで、黄色のリーガルペーパーに書いていたという。6Hくらいの製図用でカリカリ文字を刻んでいたかと思っていたが、実際はHBだったらしい。デップ演じる人嫌いのチャーリーを観ながら、そんなことを思い出した。
今回のゴールデンチケットキャンペーンのウェブは「ただいま当選者1名!残りチケットは4枚です!」と映画張りに盛り上げている。DVD発売時(2006.2)に5枚だけ封入されたゴールデンチケットの商品は、小道具のウォンカチョコと工場招待ポスターだった。今度は何かと楽しみにしていたが、2/1に発表されたプレゼントはデップ/チャーリーの60cmフィギュア(1000% KUBRICK)。工場見学とは言わないが、Great Missendenのダール博物館ご招待くらいは欲しかった。
ウォンカチョコ
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ドンキホーテで498円で売っているのを発見。どういう経緯で仕入れられたのか。