NHKスペシャル「インドの衝撃」を見ていたら、スーパー(ビッグバザール)の地方出店で、片付けを指示されたインド人が「わかった、あとでやっておく」と言いながら首を横に振っていた。
インドの人はYes, Master と言いながら首を横に振るんだよ、とはタイではじめて聞いた話しだが、その後ヤワラートのインド人経営ホテルのレストランで、はじめて目撃した。頭を左右に向けるのでなく、顔を前に向けたまま、首を左右に傾ける。ほぐしているようにも見えるが、確かに首を横に振っている。水平に振るわけではありませんよ。
2007年1月アーカイブ
オダックス埼玉のBRM (Brevets de Randonneurs. Mondiaux: 認定走行会) 200kmに参加。予報と違い天気もよく風もなし。40m差程度のフラットなコース(地図下の高低図参照)で、前回より2時間も早かった。下図はハンディGPS (GERMIN Etrex Venture cx) で記録したデータをSafari経由Motion Basedで作成。赤点がスタートの東浦和(神根運動公園)で、利根川を渡って北側のルートを回り、鬼怒川、小貝川、筑波大を横切り、旧筑波鉄道を整備した筑波自転車道を通り、霞ヶ浦の西浦中岸に沿って歩崎公園で折り返し。日本第二位、茨城県の1/3以上を占める霞ヶ浦は対岸が霞んで見えた。ちょうどレンコンの収穫期。畑は赤茶けた水に枯れ茎が突き出し廃田さながらだが、深さは数十センチあるようで、身を沈めて刈っていた。帰路はつくばエクスプレスに平行し南回り、利根川の手前で往路に合流。道順を列記したキューシートのみで、ウェブ配布されていたコマ図も、地図での予習もなしに走る。130人超という参加者数を頼みに、行きは集団に混じり、帰りはGPSの軌跡を頼りにミスコースなく戻ってこられた。トップは7時間台というから30km/h平均か。私でさえ10時間台で平均23km/h近く。前日からはじめて固いレーシングサドル (サンマルコSKN)に替え不安もあったが、前回のようにしびれが残ることもなく、信号待ちのたびに着いていた右脚の内股が張ったくらいで済んだ。
FISHERMAN'S FRIENDは強烈なミントキャンディーである。マレーシア土産として空港で箱買いする人がいると聞いて食べはじめたが、コンビニでも大学の売店でもどこでも売っていた。マレーシア版はハラルマーク入りだと思うが、シンガポールでも香港でも南アフリカでも同じ紙パッケージで売っていた。香港名は「漁夫之寶」。原産は旧英領諸国が並ぶことからわかるようにイギリス。ランカシャーの漁港Fleetwoodとのこと。本家ページによると1865年発売で北海や北極圏に赴く漁師向けだったらしい。イスラム圏マレーシアではなかなか新製品は出ないが、ここ数年の間にオレンジ、シトラス、さくらんぼ味などが増えている。特にオリジナル味はくすんだ色の大きな楕円形で、これお菓子なの?という見た目。勇気を持って口に入れるとぱっちり目が覚め、罰ゲームに近いかも。
全部で十種類で、オリジナル二種(青白袋と白一色のストロング)、ミント二種(緑白袋と薄緑一色のストロング)とアニシード(薄茶一色)。フルーツ系はレモン(黄白袋)、オレンジ(橙白袋)、アップルシナモン(橙緑白袋)、シトラス(白-黄緑袋)。紙装で一色もの以外、右斜めに十六縞。唯一未食は白黒袋のサルミアッキ(塩化アンモニウム)。アジア未発売らしい。アップルシナモンとレモンはおいしいが、アニシードも捨てがたい。本来の咳、寒さ避けにはオリジナルかミントだろう。
日本では輸入食品店でたまに見かけたが、2006年はじめから日本シイベルヘグナー株式会社が日本版を販売開始。いずれもシュガーレスでミント、レモン、オレンジの三種。ジップロックパッケージは日本だけではないか。
Palm Desktop日本語マック版はずっと4.0のままである。日本でパームOS機が手に入らないのだから仕方ないが、2.0からClaris Organizerベースになり、ウインドウズ版より使いやすいぞと喜んでいた頃がなつかしい。
TungustenやTXなど、海外版ハンドヘルド機でPalm Desktopを使おうとすると日本語が通らない。ちょっと細工すればよいだけで、図入りの解説ページもある。心覚えとしてメモしておく。
まずはPalm社サポートページからダウンロードしたPalm Desktopをインストールする。現行バージョンは4.2.1Rev.Dだった。終了後に再起動が必要。インストール後、アプリケーションフォルダにPalmフォルダができている。このうち、Palm Desktopアプリのアイコンを、Ctrlキーを押しながらクリックし、「パッケージの内容を表示」を選択。ContentsフォルダのResources内にある「English.lproj」を複製し「Japanese.lproj」とリネームするだけ。環境設定のFontsで表示を日本語フォントに変えても文字化けする、カレンダーの曜日などもちゃんと日本語表示される。
1988年の今日、北京で陳嘉庚基金会が創設された。中国情報局のコラムで知る。私と中田英寿の誕生日でもある。ゴム王・陳嘉庚(ちんかこう/タンカーキー)はメディア王・胡文虎(こぶんこ/オーブンハウ)と並ぶ戦前の華僑商人の代表格だが、福建省集美の出身で教育機関への寄付に熱心だった。世界中のキャンパスにTKKビルの多いこと。映画王ランラン・ショウ(邵逸夫)といい勝負。特に1913年から十数年かかって故郷に築いた集美学村は圧巻。1994年には念願の集美大学となったようだ。厦門に華僑博物院を創設したのは1956年とのこと。読まれざる名作『南僑回憶録』が主著。基金会(2003年から陳嘉庚科学賞基金会)による陳嘉庚科学賞は現在、数理、化学、生命、地球、技術科学の5部門で、2年に一度。賞金30万元(450万円)はノーベル賞の1000万クローネ(1億3千万円)に及ぶべくもないが、国内的には破格ではないか。1949年10月1日の開国大典で、革命元老らと天安門にも立った陳嘉庚は、南京紫禁山天文台で発見された新星の名前になっているそうだ。大陸への帰僑(帰国華僑)の中でも大物中の大物だろう。
先月初めてアフリカ大陸(南ア)に行った。アフリカをフィールドとする同僚に、日本では昼の太陽は南にあって影は北に伸びるが、アフリカでは南に伸びると教わった。北半球と南半球の違い。GARMINのハンディーGPSを持参したが、Map Centerでダウンロードした地図が簡単で、大雑把な方向しかわからなかった。
日本に帰ってGPSを使おうとすると、一向に衛星を捕捉しない。最初は曇りで雲が厚いのかなくらいに思ったが、スキー場で雲一つなくても同じ。おかしいと思いAcauiring Satellitesでメニューを出し、New Locationを自動でなく地図で指定にした。すると候補衛星の配置ががらっと変わって表示され認識開始。衛星の見え方に、北半球と南半球の違いを実感した。
*2007.1
-マレーシア観光年
-日本・マレーシア友好年2007
-首都高速五路線値上げ
-星洲媒体集団(星洲日報,光明日報等)が香港明報企業と合併。張暁卿が筆頭株主の南洋報業(南洋商報,中国報等)も08年に参加予定。
-国家教育大綱(2006-10)発表
*2007.2
-国交樹立50周年を記念しアブドラ首相インドネシア訪問
*2007.3
-シャーアラムで不法占拠者の住居撤去の実施時に暴動発生
*2007.5
-連邦裁判所がマレー人女性のイスラム教からキリスト教への改宗の公式確認を認めず
*2007.6
-KL大水害: クラン川堤防決壊
-米国務省の2007年人身売買報告書(Trafficking in Persons Report)でマレーシアが最低ランクに
*2007.10
-ゲンティングループの創業者リム・ゴートン(林悟桐)死去
-クアラルンプールで1998年以来の大規模デモ。清潔で公正な選挙を目指す連盟大集会(Bersih Rally)
*2007.11
-日本・アセアン経済連携協定(関税撤廃)妥結
-KLCC周辺でインド系住民がヒンドゥー権利行動委員会(HINDRAF)呼びかけの大規模デモ。地位向上と旧宗主国イギリスに賠償要求
-第一世代馬華文学作家、方北方(90)死去。