2005年は8月に行われるはずだったTowerthon(タワーマラソン)だが、結局2006年(2.19)に入って開催された。1991年、ヴィジョン2020の年に国民が「仰ぎ見るもの」として建設が始められたKLタワーは、トロントタワーなどに次いで世界4位の高さ(421m)で、5月にオープン10周年を迎える。Towerthonは1998年から行われているオリジナルイベントだが、今年の参加者は11のカテゴリー合わせて千人前後か。麓のP.Ramlee通り沿いの駐車場からスタートし、タワーにたどり着くまで仰ぎ見るようなくねった坂道が1km続く。タワー下部内は22層になっていて、23層目がタワー上部グランドフロア。バンケットデッキまで3階登ってゴール。一層が普通の建物の二階分(48段)あるから、合計2058段は50階建てのビルを駆け上がる感じ。タワー内の階段フロアはコンクリート打ちっ放しで狭い、暗い、空気が重い。途中三カ所に水の補給ポイントが設けられていたが、各層の通気口のわずかな風を頼みに何とか登り切った。ゴール後、また階段で二階降りて展望フロアで家族と合流。あとで新聞で見るとケニアの英連邦競技会出場ランナーが14'26"でトップ。9分切ったら10万リンギ(300万円)のボーナスと言うが、ちょっと無理な設定ではないか。参加費はマレーシア人一般20リンギ、外国人は20ドル(75リンギ)。しばらくは数段の階段の前でも足が止まった。
タワーマラソン
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