MT3.2 upgrade

| コメント(0) | トラックバック(0)

修正版MT-3.2-ja-2が出るのを待って3.2にアップグレードした。環境設定ファイルの修正方法が変わっている。新しい環境設定ファイルmt-config.cgi-originalをmt-config.cgiに名前を変え、旧版の設定ファイルmt.cfgを見ながら、CGIPath (28行目) に、Perlスクリプトを保管するディレクトリパスをhttp://www.mt-site.jp/MT/などと設定する。次にデータベース・サーバーへのアクセス情報を設定するのだが、これはちょっと戸惑った。旧版のmt.cfgをじっとにらみ、70行目のコメント#を外し、DataSource /path/to/database/directoryをDataSource ./dbと書き換える。今まで使っていたのはBerkeley DBだったらしい。
他の修正箇所はマニュアル通り。StaticWebPath (93行目) に、CGIPathで指定したパスにmt-staticをhttp://www.mt-site.jp/MT/mt-static/のように追加し、TempDir (211行目) のコメント#をそのままで外す。
アップグレードの前に念のため旧データのバックアップ。フォルダごとローカルにコピーし、ユーティリティからデータの書き出しもしておく。
新ファイルを以前と同じディレクトリに上書きアップロードするが、extlibフォルダやsearch_templatesフォルダに変更を加えている場合、そのまま上書きせず、新規ファイルに同様の変更を加える必要あり。全部で9メガ以上あるのでアップにも時間がかかる。新規の場合はDataSource ./db(70行目)に対応するdbディレクトリを新規作成する。続いてパーミションの設定。cgiはすべて755とする。なお、dbディレクトリは777。
http://www.mt-site.jp/MT/mt-check.cgiにアクセスして「モジュールの確認」を行う。CGI保管ディレクトリにアクセスし、「Movable Type システム・チェック (mt-check.cgi)」をクリックしても同じこと。チェックの結果、必須分に問題ないようなので、CGI保管ディレクトリにもどり「ログイン」リンクを押す。アップグレード時はログイン画面になるので、旧版と同じID、パスワードでログイン。次のページで[アップグレードを開始]を押してデータベースをアップグレード。「アップグレードが完了しました。」というメッセージが出たら[Movable Typeに戻る]を押すとメインメニューへ。新規は「ログイン」リンクがmt-upgrade.cgiに移動するので[インストールを続行]を押してデータベースを初期化し、「インストールが完了しました。」というメッセージで[Movable Typeにログインしてください]へ。これは初回ログイン画面なので、ユーザー名"Melody"、パスワード"Nelson"でログイン。頭小文字にしないよう注意。
メインメニューに入ったあと問題発生。Netscape7.1Macでページがうまく読込めない。レイアウトが崩れ、入力ウインドウが真っ白で何もできない。新規の場合、メイン・メニュー > > 公開の設定でサイトURL/パスを修正できないのは致命的。この機会にFirefoxに乗り換え。以前できなかったネットバンキングも1.0.7では問題ないようなので。Safariでも大丈夫。最後はサイトの再構築で無事確認。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://cgi.rikkyo.ac.jp/~masutani/mt/mt-tb.cgi/101

コメントする

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.26

このブログ記事について

このページは、舛谷鋭が2005年10月15日 02:47に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「」です。

次のブログ記事は「Web TV」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。