2004年1月アーカイブ

東外大AA研、三尾先生の標記のプロジェクト研究会で話しをした。一橋大の松永正義先生がいらしてコメントしてくださった。好きなことを数時間しゃべらせてもらって幸せだった。

日時:2004年1月25日(日) 13:00-17:30
場所:AA研小会議室(302)
プロジェクト名:中国系移民の土着化/クレオール化/華人化のについての人類学的研究
題目:「馬華文学(マレーシア華文文学)研究の諸課題」

マーラービラ

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学生に上海のホテルを聞かれて安めの浦江飯店
http://www.pujianghotel.com/
船長青年酒店
www.captainhostel.com.cn
などを紹介した。でも、自分で泊まりたいのは衡山馬勒別墅飯店。
http://www.mollervilla.com/
広告の写真はうまく撮ってあって、本当は高架道路沿いなのだけれど、食事だけでなく宿泊してみたい。

谷田川本店

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浦和はうなぎ屋が多い。
http://www.pref.saitama.jp/A01/BQ00/vivi/umap/unagi.html
比較的よく行くのが車だと便利な日の出通の谷田川本店。うな重は下から上、特上、極上。
http://www.yadagawa.saitama.walkerplus.com/
いつもはそんなことはないのだが、庭に面した奥座敷は新年会とかでカラオケがんがん。手前の座敷は法事。その間の座敷で食べた。また出直します。

いちご狩り

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菖蒲グリーンセンターにいちご狩りへ。
http://www.cyborg.ne.jp/~janansai/index.html
大宮から片道20キロほど。富士山の見えるよい天気だったが、少し風があった。センターで受付してマイクロバスで個人農家へ。入り口でチケットを渡し、コンデスミルク入りのへた入れを受け取る。今の時期はちょっと高くて3歳以上一律1200円。以前春先に来た時はたしか800円くらいだった。連休中で意外に混んでおり、午前中に行ってよかった。まだいちごも小振りのが多く、大きいのは熟してないのもあった。奇形と見紛うくらいの大粒が鈴生りだった春先と違い、お昼ご飯が食べられなくなるほど満腹にはならず、かえってちょうど良かったかも。

 ボルネオ島(ブルネイ、クチン)経由、シンガポールで開催されたアジア学者国際会議(ICAS: International Convention of Asia Scholars)に出席した。ICASはオランダ(1998年)、ドイツ(2001年)に次いで三回目だが、アジア開催は今回が初めてだ。シンガポールでは国立大学(NUS)を中心に、政府観光局の協力を得て、チャンギ空港に「ウエルカムICAS」の文字が踊る力の入れようだった。SARS騒動の最中、現地参加も併せて63ヶ国1000名以上が集まる大規模な国際会議となった。
 朝8時半から夜6時まで4日間に渡り、258のパネル毎に数名が報告し、私が聴き得たのは一部に過ぎないが、今回扱われたテーマの中にはいくつか特徴的なものがあった。
 一つは、アジアに限らず多くの国民国家が突き付けられた現実を反映した、人の移動に関するテーマ。「中国系ディアスポラの記憶とアイデンティティ」「インド、中国発の国際移動」「広東人の国際的ネットワーク」などのパネルの報告がそれで、「トランスナショナリズム」がキーワードである。
 もう一つは、情報通信技術のアジアでの進展を具体的に示すテーマ。たとえばマレーシア、中国、インドネシアのネットカフェを扱った「アジアにおけるインターネット社会と新しい公共圏」や「東アジアにおける情報技術と社会」などのパネルがそれに当たる。
 そして最後は、性や暴力を取り上げたテーマ。「東南アジアとアジア系アメリカンのホモセクシャル文化」「中国映画におけるジェンダーと性」「台湾の同性愛文化」「アジアの性倒錯と性転換文化「ジャカルタの高校生による抗争」「東、東南アジアにおける女性の同性愛文化」などのパネルがそれで、特に同性愛研究は充実していた。
 以上紹介したのはいずれもパネルのテーマであり、それぞれ4名前後が発表し、個々には「香港ポルノ映画の映した日本」(パネル75:アジアの映画 II)などの報告が詰め込まれている。われわれにとって「トランスナショナル」の具体的事例である日本発のサブカルチャーは、主要な題材として散見された。すでにアジアで日本文化は新奇な外来文化でなく、自らを映す鏡として根付く段階に差し掛かっているようだ。
 ラッフルズシティコンベンションセンターは地下鉄と直結した中心部のホテル内で、設備、サービスとも国際会議誘致に力を注いでいるシンガポールの面目躍如たるものがあった。会場では今年度福岡アジア文化賞学術研究賞のレイナルド・イレートをはじめ、アンソニー・リード、王庚武などキラ星の如き著名学者と出会うことができた。現在、彼等がいずれもシンガポール国立大学に属しているのは驚きである。また、実際パネルに行ってみると、アメリカの大学の中国系研究者がイスラム研究についてしゃべっているなど、報告者の所属、民族、テーマの食い違いが、プログラムからはとても想像がつかないほど多種多様だった。基調講演はシカゴ大学のプラセンジット・デュアラ教授による「いくつもの境界を越えて」だったが、このアメリカで教鞭を執るインド系の中国学者の新著のテーマが、満鉄資料を駆使した日本の中国東北部支配だというのも象徴的だった。
 日本でこの学会を引き受けることができるか? 設備や人の問題だけでなく、こうした境界を超えた意識の面でもいささか心もとなさを感じるのは私だけだろうか。

MT2.65アップデート

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このブログのソフトを2.64から2.65へアップデートした。セキュリティ上必須とのこと。以下のページの手順通り、日本語パッチ(OS X用)を含め無事完了。
http://rebecca.ac/milano/mt/archives/000536.html
[MT]/mt-send-entry.cgiをアップするときのパーミッションを755にしたのと、[MT]/extlibフォルダ以下をコピー時に、フォルダごと上書きコピーしないよう注意したことくらいか。
最初「Main Index」「Atom Index」がログインしてからのテンプレートの編集と気付かず、index.htmlを直接開いていじってしまうところだった。

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