2009年3月アーカイブ

卒業論文報告書2009

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2005年入学ゼミ生が卒業した。例年通り卒業式の日に卒論報告書を発行した。表紙デザインは古賀明子さん。目次は以下の通り。残部があるので、希望があれば頒布します。

はじめに...........................................................................................................................1
活動の記録........................................................................................................................2
目次..................................................................................................................................3
観光地のイメージと社会関係.................................................................高澤えり子 4
インドネシア-バリ島における観光開発.................................................平田菜穂 28
東アジア・欧米におけるサブカルチャーと観光について......................古賀明子 55
日本の屋台と欧米のオープンカフェ-公共空間の利用がもたらす効果-安田季世 83
川の再生とまちづくり............................................................................永田健作 107
地球温暖化によるモルディブの水没危機...............................................江口エリナ 151
記憶産業としての沖縄戦跡観光.............................................................今井理緒 186
サイパンを事例として戦争という観光資源を考える.............................谷上純子 215
カナダ・ケベック州における二公用語政策の功罪................................小清水奈穂 261
インドとカースト制...............................................................................河内遙 290
香港人のアイデンティティ形成とその行方...........................................山本幸司 317
香港の若者の日本文化受容と相互交流..................................................浅野隆史 347 (社産07卒)

太字フォントがつぶれてしまったので以下に正誤表を掲げる。
p131表中央 清渓川復元事業
p343 Questionnaire
p343 1 Are you proud of being Chinese people ? [ ]
p344 2 What point makes you proud of being Chinese people or not? [ ]
p344 3 Are you proud of being Hong Kong p eople? [ ]
p344 4 What point makes you proud of being Hong Kong people or not? [ ]
p344 5 Do you think the relationship between Hong Kong and Japan is going more
important? [ ]
p344 6 What is needed for better relationship between Hong Kong and Japan?
p366 Questionnaires about Japanese p opular culture in Hong Kong.

ホームステイは地域参加型の観光と言えるが、日本ASEAN年の2003年に東南アジアの中でまだ行っていない国に行きたいという不純な理由で参加したボルネオシンポジウムで、偶然知り合ったブルネイ日本友好協会(BJFA)澤田さんの導きで、2004年、2007年、2008年と2009年のそれぞれ2月末から3月にかけて、立教生がブルネイへホームステイに出かけている。いずれリンクが切れてしまうだろうが、以下のような現地紙の記事が出ている。在留邦人100名足らずのブルネイへ、20代の日本人の若者が一度に10名以上訪れることは現地ではニュースバリューがあるのだ。我々が得ているものも大きいが、ブルネイに普通の日本人を送り込むという文化交流の側面は小さくないのかもしれない。イスラムで富裕な王国であるブルネイという国について普通に語れる日本人が増えることはやはり効果的だろう。プログラムの内容はイスラム家庭でのホームステイ、テンブロン国立公園でのリアルジャングルクルーズとトレッキング、ブルネイ大生との交流会などだ。テンブロンはマレーシア側の飛び地だが、石油、天然ガスのおかげで森林伐採しないで済み、手つかずの原生林が残っている。同じボルネオ島サバ州のコタキナバルは日本から飛行機で6時間足らずだから、ブルネイも距離的にはタイやインドネシアに比べれば近い方だろう。以前あった直行便がまた関空から飛んでくれると便利になるのだが、今のところはクアラルンプール経由行き一泊か、シンガポール経由行きチャンギ夜明かしが少々つらいところ。最初の三回はゼミ合宿の位置づけだったが、昨年からは希望者を募って自由参加にした。今年はついに引率無しで学生が自主的に実施。毎年10-20名の学生が参加する定番プログラムになった。
*The Brunei Times
-12 Japan students for homestay(2007.3.3)
-Homestay event attracts more(2008.3.6)
*BruneiDirect.Com
-Visiting Japanese University Students Meet Brunei Peers(2008.3.6)
-Japanese Students To Get A Taste Of Brunei(2008.3.8)
*Borneo Bulletin
-Japanese students conclude educational visit to sultanate (2009.3.12)

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