日本で街中にWifiが飛んでおらず、不思議に思うインバウンド旅行者は少なくないようだ。確かにシンガポールにも空港WifiやWireless@SGなど公共サービスあるが、いずれもウェブで使用認証だけのマレーシアと違い、案内所や携帯などでパスワードを受け取る必要がある。

テザリングできるスマホや、ポケットWifiルータがあれば、現地の番号はいらないという人も多いと思うが、これまでの滞在でインターネットのみのデータSIM情報が集まってきたので、心覚えにまとめておく。

シンガポールは最大手Singtel、衛星放送で有名なStarhub、新興m1の3キャリアだが、ポストペイドは概ね2年しばりで、最短期間はm1の6か月だが、その間エンプロイメントパスがないと契約できない。そこで短期はプリペイドということになるが、空港でも買える番号付SIMの情報は他でも出てくるので、インターネットのみのSIM情報に限ると以下の通り(いずれも4Gプラン)。

Singtel: Data only SIM/SG18/最初の3日間使い放題/トップアップカードなどでチャージ/1day2GB:SG6~

Starhub: Internet SIM/SG18/最初の5日間1日2GB/トップアップカードなどでチャージ/1day2GB:SG6~

m1: Prepaid Broadband/SG18/最初の30日間1GB/トップアップカードなどでチャージ/1day2.5時間使い放題:SG5~ or 30day1GB:SG18~

チャージはコンビニ等の他、HDBの下の商店街やスーパーのレジ付近の出店で数ドル安くトップアップカードが買えたり、ネットでクレジットカードで払えるプランもある。Singtel、Starhubはほぼ同じサービス、m1が有効期間が一か月単位など特徴あるが、どのインターネットのみのSIMもそれぞれのキャリアの直営店でないと買えないので、自分のホテルのそばの店舗を調べておくとよいだろう。セントラルだとブギスジャンクションに3社とも入っているので、近所のITビルSimLimスクエアでSIMフリー携帯やルータを安く入手し、すぐにデータSIMを使うことができる。セントーサへのゲートウェイ、最大級ショッピングモールのヴィヴォシティL2にも3社揃っている。

空港には通話込SIMしかないと思うが、銀行両替所や各キャリアのカウンターでSingtel Tourist SIMとかStarhubのTourist Packという通話込だがデータも1.2G-7G付が15-32SGで購入できる。これらは逆に市中に出ると見つけにくいだろう。ちなみに空港のレンタルポケットWifiはカードデポジット200ドルで、1日当たり10ドルだった。