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高橋

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出会いのシーズン、夏到来!スタービーチでご近所さんと知り合っちゃおう!ひと夏の体験も女の子は求めているhttp://www.c-gamez.com/
*テーマ
-シンガポールにおけるエスニックツーリズムの持続性可能性について 
*ねらい
-今回は、エスニックツーリズムを「民族的なものに触れる観光形態」と定義する。海外旅行の原動力が“異文化への好奇心”ならば、エスニックツーリズムはその真髄とも言える観光形態だろう。シンガポールはこれまでその民族多様性から、エスニックツーリズムを国の重要な産業の一つとして位置づけてきた。だがここ数年、シンガポールではエンターテインメント施設の建設ラッシュが続いている。これは生きた文化である民族多様性を観光資源とする難しさを表しているとも読み取れないだろうか。そこで、多民族・近代国家であるシンガポールを事例に、国家統一と民族の豊かさを売りにしたエスニックツーリズムをいかに両立させ、持続させてくのか、その可能性を探る。
*構成
-シンガポールの国家政策
--ことば
---国家経営と民族性保持の難しさ、シンガポールらしさの剥奪
--エスニックタウンと公共住宅
---民族間の交流とエスニックタウンの保持
-民族の商品化
--CMIO
--プラナカン
---民族をカテゴライズする危険性と観光的分かり易さ
-今後の可能性
---注目されるプラナカン
*参考文献
-多民族社会の言語政治学:英語をモノにしたシンガポール人のゆらぐアイデンティティ/奥村みさ,郭俊海,江田優子ペギー著/ひつじ書房,2006.11,172p.
-国語を使わない国:シンガポールの言語環境/太田勇著/古今書院,1994.9,268p.
-シンガポール都市の歴史/マヤ・ジャヤパール著;木下光訳/学芸出版,1996.3,142p.
-変貌するシンガポール:「豊かな社会」の実現のなかで/小竹裕一著/勁草書房,1991.1,335p.
-シンガポール<07〜08>セントーサ島、ビンタン島、ジョホール・バル/JTBパブリッシング,2007.3.1,287p.
-シンガポールをするための62章/田村慶子編著/明石書店,2008
-21世紀初頭のシンガポール:その街角から/角田方衛/文藝春秋企画出版部,2005
-もっと知りたいシンガポール/綾部恒雄,石井米雄編/弘文堂,1994
-シンガポール社会の研究/ピーター・S・J・チェン編;木村陸男訳/めこん,1988
-シンガポール:多文化社会を目指す都市国家/糸林誉史/三修社,2000
-シンガポールの国家建設:ナショナリズム,エスニシティ,ジェンダー/田村慶子著/明石書店,2003
-小さな国の大きな開発:シンガポールの現代化/矢延洋泰著/勁草書房,1983
-シンガポーリアン・シンガポール/キャサリン・リム著;幸節みゆき訳/段々社,1984
-シンガポール:リー・クアンユウの時代/竹下秀邦著/アジア研究所,1995
-観光人類学の戦略 文化の売り方・売られ方/橋本和也/世界思想社,1999
-地球の歩き方 シンガポール 09~10/地球の歩き方編集室/ダイヤモンド社,2008
-シンガポール路地裏百貨/葭原麻衣/トラベルジャーナル,1994
-シンガポール公式ガイドブック/シンガポール政府観光局
-Tourism,Ethnicity,and the State in Asian and Pacific Socieies/Edited by Michel Picard and Robert E.Wood/University of Hawaii Press,1997
-マレー半島 美しきプラナカンの世界/イワサキ チエ,丹保美紀/産業編集センター,2007
-GATEWAY TO PERANAKAN CULTURE/Writted by Lim GS,Catherine Illustrated by Wing fee/ASIAPAC BOOKS

-石塚 道子(2008): &link(『クレオール文化空間の脱植民地戦略 : マルティニクにおける相反的な空間認識をめぐって』,http://ci.nii.ac.jp/lognavi?name=nels&lang=jp&type=pdf&id=ART0008666815) 文化人類学 72(4), 485-503
-シャモワゾー、コンフィアン(2004):『クレオールとは何か』平凡社