民族の閥を強化する現代マレーシア社会
民族語学校(公立小学校,私立中高)
公立はもちろんマレー語教育だが、私立ならば中国語、タミル語教育がある!
事実上の民族上食堂
→食べるものが違うから。一緒に食事する光景をほとんど見ない
基本的にチャイニーズもマレー料理屋には入らない。
民族別宗教
憲法で決められているわけで無いけど、マレー人はイスラム教でなければならないといったような決まりさえある
宗教裁判や宗教警察といったものも存在する。日本には理解できないね
民族別政党,社団(与野党、それぞれが民族別に)
いわゆる県人会のような地域別コミュニティーが多様に存在
民族別墓苑
日本人用の墓もある。
なぜならマレー系の英語は正直くだけているから日本人でも引け目無く話せる。だからこそ日本人の滞在者も多いから
出版状況と中国小説の翻訳
補足
どんなものが国民か、どんなものが国家か。
日本には分かりづらい感覚かもしれないが、彼らには普通の事。
例えば、学校で習っている言葉と家でしゃべっている言葉が違うことは普通。
例えば、なぜ現代日本で朝鮮語の習得がはやっているのか?
それは朝鮮語によるコンテンツが日本において非常に魅力的だからある。
それと同じ話。
プラナカンと中国小説の翻訳
中国語読み書き能力を失うも、中国文化への関心を持続
明清の通俗小説をはじめ、中国小説の母語(マレー語)への翻訳
例えば、19世紀末に三国志や列国志、水滸伝が訳された。
ユーラシアンのヨーロッパ大衆小説の紹介
- ユーラシアン(脱亜混血児)
- 『ロビンソン・クルーソー』『三銃士』など
文学はどのような状態で大衆に対して意味を持つか?
出版文化の形成に帰依。
ある程度のベストセラーの登場が必要。
ユーラシアン翻訳の発展
- 翻訳小説~翻案小説~創作小説
(プラナカン小説~ニャイ小説~ロマン・ピチサン)
「翻訳小説は登場人物の名前や設定が覚えられないから嫌い」
実はこれは核心を突いている。
小説にエキゾチック性を求めずノスタルジーを求めるならば確かに翻訳小説はとっつきにくい。
翻案小説はそれを現地風に置き換えたもの。
創作小説は見せ方にもこだわるようなもの
大衆文学の形成
純文学に比べて多くの読者を獲得した、『大衆文学』
大衆文芸史や中国種の武侠小説連載も登場