女性が仕事をしている時に誰が子供の面倒をみるか? 一人っ子政策の中国では今では1人に対して6人(両親+両祖父母)で見る。 しかし、他の国ではそうもいかない。 →解決策として、ハウスキーパー(ベビーシッター)を送り出す国と受け入れる国。そのビジネス 主にフィリピン,カンボジア等が送りだす国 韓国,台湾やシンガポールが受け入れる国 ※日本では単純労働での移民を禁止している
(台湾としては、東南アジア移民の受け入れは中国との差異化にもつながる)
看護師試験は難しすぎる(日本に来ずにアメリカへ) cf:講義『移住と定着』
これらを踏まえての講義。
マレーシアは台湾,フィリピンからの移民? それと現地の先住民
・マレー人:イスラム:マレー語:約6割 ・華人:非イスラム:中国語:約3割 (労働者としての移民) マレーシアは軍需物資の商品作物が豊富(缶詰としての錫、タイヤとしてのゴム) ・インド系タミル人:イスラム、非イスラム:約1割 つまり、イギリスの植民地政策によるところが大きい。
日本三大チャイナタウン(長崎,神戸,横浜) 一番古いのは長崎の出島。 長崎では華僑は親戚。 神戸では華僑は友人。 横浜では華僑は隣人。 考えるべきは日本におけるアイヌ (なぜ少数民族は辺境沿いに位置するのか?)
階級ピラミッドは…イギリス人、混血(ユーラシアン)、チャイニーズ、インディアン、マレー 下の階級になればなるほど、人口も多く反乱因子にもなりうる →いつの時代も権力者はそれを恐れ、団結を阻止させるための政策は必須だった。 インドネシアにおいても、イギリスの政策によりチャイニーズ,インディアン,マレーを仲違い,反発させようとしていた
例えば日本の統治下では チャイニーズ…戦争中(敵対) インディアン…開放政策() マレー…………可もなく不可もなく
今でもこういう統治が消えてはいない。 現在ではブミプトラ政策と言うアファーマティブ・アクション。 まずマレー人と先住民をブミプトラと決めて、経済的に優遇。(新経済政策)
グローバル化が加速する現代においては、以前よりも混血の問題が複雑になっている(詳しくは次講)
不法就労の問題はどうなるか。そもそも不法就労というものはどのような犯罪なのか 無国籍の人や、生まれてからずっと日本に住んでいる外国人の事を考えても難しい。 法的側面だけから、白黒つけるのは難しい議論でもある。
多様な民族摩擦。
例えば、マラヤ大学はチャイニーズばっかり。
世代を越えて裕福になるための手段は勉強しか無い。
親は子供に対して自分より階級の高い身分になってほしい
(総中流社会となった日本はその結果勉強しなくなった?)
それを考えたときに、例えばマラヤ大学にブミプトラ枠45を設けた。 これが教育のアファーマティブ・アクション。 現状それでも争いは絶えてはない
クリス・マス『クアラルンプールから来た承認』
農村…シャーノン・アハマッド『いばらの道』
女性…マアッド・サイド『娼婦サリナ』
アンワル・リドワンの「意識の流れ」手法『明日が来れば』
※社会のための~と言われることは、社会主義的言い回しかも
日本も資本主義の名目であるものの世界的には
「マルクスにほめられる国」という認識もされていた。
現代社会でこそ社会主義国家の失敗を見て社会主義=失敗という認識がある。
社会に出てしまえば社会主義を感じることはそうそう無い。 だからこそ学生として80年代までは社会主義の時代があったという認識は持つべき。
パターンとして、 社会主義→農村(or女性) (都市部は資本主義的であるため) 実感は難しいかもしれないが、日本だって女性の選挙権は1946~
ここまでは、社会のための芸術 第三世代は、芸術のための芸術