・文学の主要な機能
・擬人化
キャラクターなど
ex)ミッキー
・「観光」そのもの
食べ物か否か
ex)日本人にとっての昆虫、犬・猫
イスラームのムスリムにとっての豚、牛
・キャッチコピー、レッテル貼り
・まなざし
賞を取った写真、小学生の絵、自分の絵、美術館の絵
→まなざしが違う
・写真
リアリズムだと思われがちだが、切り取られたもの
・普段見慣れた事物から、その日常性を'剥ぎ取り'新たな光を当てること
・前景化
ある要素や属性を強調し、読者(相手)の注意を引きつけるように際立たせる方法
ex)ファッションでかわいらしさを強調
・ロシア・フォルマリズムの中心的概念
異化は芸術の目的
異化 ↔ 習慣化
・インターテクスト
・あらゆるテクストは他のテクストを吸収し変形する(クリステヴァ)
・作者は作品の中で、先行作品を意識的 あるいは無意識に言及する(ほのめかす)
・言語は慣習的な体系、'連想の束'(ソシュール)
=間テクスト以外通じない?
ex)時代、年代によって話し方や語尾が変わる日本語
ex)原発のイメージ 昔…安全 今…危険
イメージが震災という出来事によって変わった
ex)その時代に流通しているテクストがある
間テクストではない語(固有名詞など)をあえてCMに使って
連想の束に入れる(=覚えてもらう)ことを目的にしたりもする
・伝統(キャノン)の見直し
・形式主義批評の流れ
1910-1920's ロシア・フォルマリズム(異化)
1930-1950's 新批評(ニュー・クリティシズム)
1970- 構造主義(開祖 ソシュール)
・道徳的批評
作者の読者に対する道徳的、教育的なメッセージを読み解く
ex)イソップ物語
社会の中の様々な「怪物」を巡る、道徳的、教育的な物語
・伝統的批評
作品を作者の人生の反映と見る
モデル論
・ノースロップ・フライ(1912-1991)
カナダの文芸理論家
・作品の中に頻出する
特定のイメージ
筋のパターン
登場人物のタイプ
・などを「原型」として解説
春:喜劇 夏: 秋: 冬:
・新批評
イメージは、一つ一つの作品それぞれにおいて解釈される
・神話批評
イメージは、「原型」を共有する様々な作品の集合において解釈される
・トドロフの批判
ジャンルは常に隣接するジャンルとの差異によって定義
言語は差異の体系(ソシュール)
・フーコーの医学的まなざしを援用
ソシュールの考え方を文学に持ち込む
ex)これが病気!とわかっているからこそ、
それ以外の状態を健康だと認識できる
・日常から離れたものとして、景色や風景、街並みをまなざすのが観光
・こうしたまなざしは社会的に構造化され組織化されている
・アーリ:『観光のまなざし』(1995、法政大学出版局)
・自然が先か'まなざし'が先か
“世界遺産”というまなざし
・観光文化研究における「ロマン主義的ツーリスト論」
商業と文化の問題
テクスト化のよって消費され、商業化される自然(二次自然)こそ文化
・ロマン主義による観光のまなざし
見たいものを見たいように見る
あるいは見たくないものは見ない