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*交流文学とは何か
**担い手の状況から(=人の移動)
その状況を記録した、移動の担い手
----旅行者
----留学生
----亡命者
その国にいられなくなった人
----兵士
侵攻先の現地で人々と交流
----難民
亡命者と類似
**ジャンルや内容から
----紀行文学
----トラベルライティング
旅エッセイ
----旅行記
----ガイドブック
INDEX、辞書的ばかりではなく、写真や図版などガイドブックに載っているものの確認のためのツール
----翻訳文
語意の違いが生じてしまいがち
・秋草俊一郎(2011)
『ナボコフ 訳すのは「私」-自己翻訳がひらくテクスト』
東大出版会
・露英バイリンガル作家ナボコフ、クンデラ、多和田葉子らも
*世界文学における交流要素
**ノーベル文学賞受賞者の民族、居住地、執筆言語の食い違い
**ポストコロニアル文学
コロニアル時代の忘却を批判、自覚を促す
ベトナムのフランス風の文学など
cf.クレオール文学
*交流要素を含まない文学
--地域、--言語、--民族によって担われていると信じられているような文学
・例:日本―日本語―日本人―国文
*なぜ文学理論か
**テクストを「読む」ための分析概念(思考の道具)
**テクストは世界そのもの
**文学だけでなく、あらゆる文化事象を「読む」ための武器となる
----複雑な「文化事象」としての観光
**そもそも文化系の学問は言葉(テクスト)を読むところからはじまる
*20世紀は言語の世紀
**言語論的転回(Linguistic Turn)
----20世紀の分析的哲学運動より
----人間は意識よりも言語の枠組みに捉われている
言葉が先か、理念が先か
----「哲学的問題は、言語を改良することによって、もしくは~」
*講義の受け方
**教科書の次回分を読んで印をつける
----masutani.biz参照
キーワードを丸で囲んだり、メモをするなど
**講義出席→自分の読みを点検
**講義後にCHORUS「ディスカッション」にてリアぺ提出(次回まで)
質問などもここで受け付ける
**前回の内容をサイバーラーニングで確認
その日のテーマを理解できたかどうか
*教科書について
**土田ら(
**教科書について
・土田ら(1996):『現代文学理論』新曜社
・参考書