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13/10/29/3

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*サブゼミ報告
**ICT
--11月16日 FW 日本科学未来館[G-空間EXPO」http://www.g-expo.jp/
参加者は平井まで。
**グローバルスタンダード
**メディアツーリズム
--12月1日 FW 耳をすませばロケ地めぐり@聖蹟桜ヶ丘 
--コンテンツツーリズムについてのプレゼン
**日本とアジア
--先週、竹島の領土問題について大橋のプレゼン 
--次回は北方領土(伊東)のプレゼン
--FW候補地として靖国神社の遊就館
**観光まちづくり
--11月10日 FW 山手線徒歩一周 AM7:00 池袋駅東口集合
---途中集合、解散OK
--12月14日 FW 東京駅周辺に決定⇒周辺の候補地をアンケート
**ホームステイ
--ブルネイホームステイの日程が決まる
---3/3-9でほぼ確定
**トラベルライティング
--12月8日のポスターセッションについて
--11月末にトラベルライティングアワードの投票、決定

*論文講読
**まとめ
--「学習」という実践、あるいは「アイデンティティ化」の民族誌 -タイ北部山地カレン社会におけるコミュニティ・ベースツーリズム-
著 須永和博
--地域コミュニティが主体的に観光開発、運営に関与していくべきであるという観光実践(Community Based Tourism)が先住民と呼ばれる社会に広がっている。⇒この実践に関与する研究者には常識
--しかしその「コミュニティ」は自明すぎて十分に検討されてこなかった。
--先住民のCBTはエコツーリズムになりがち
--コミュニティにおいて観光事業を展開する場合、知識(文化を改変する創造性)が必要
---メキシコでは「知識へのアクセス」(文化を改変)で地域の収入UP
--タイ北西部メーホンソン県フアイプリン行政区のうちのカレンという村で調査。
---ここでのCBTの問題意識は、①いかに観光を地域社会のイニシアチブにするか②知恵に基づいた土地・森林利用をCBTを用いて外部に広める
--先進諸国の人々を受け入れる第三世界側の対応 face-to-face ex)ホームステイ
---先進国の人にこのような生活を見せられない
--環境主義という枠組で捉えられてしまう行動(焼畑など)⇒自己成型
---そもそも欧米のエコツーリズムの概念と、ローカルな地域のそれは異なるのでは?
--一方、CBTで外国人との交流に自信を持つ場合も(村人を内面からempower)
---CBTの受け入れの頻度があがれば、村人にとってCBTは労働になり得る。⇒バランスが大事
**感想
--マスツーリズムvsCBTの構図 開発するべき地域もあるのでは?(田中)
--ホームステイをするゲスト側に知識を付ける機会を作るべき。また、ホスト側もプロになりすぎるとつまらないものになる可能性も。(阿部)
--Identity, 文化に本物なんてあるのか?見る/見られる側で違う捉え方がある。(伊東)
--CBTのバランスの重要性。人が来ることで経済は活性化するが、受け入れ側に負担がかかる。(清水)
--観光の悪い面、奥深さを知った。(仲田)
--アイデンティティは簡単に崩れるものなのだろうか。常識が常識ではない。(小松崎)
*その他報告
--今回で論文講読終了、次回から卒論構想発表
--一冊、論文集を読み通して
---観光を学ぶスタートラインに立てた。(平井)



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