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13/10/08/3

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*サブゼミ報告

**ICT

テーマ決めを行った。ITパスポートを受験する日を決める。

**グローバルスタンダート

グロスタ発端の文章を読んだ。来週から一人一人レセプションにむけていくつか比較する。

**メディアツーリズム

ランチミーティングは月金隔週。来週までに小説・ドラマ・アニメ・ゆるキャラ・などどのようなジャンルやるのかを決める。

**日アジ

ランチミーティングは金木隔週。地域研究で領土問題を取り扱う。

**まちづくり

山手線一周は外回り。次までにFWの場所を決定しておく。

**ホームステイ

次回ブルネイの説明会を行う。

**トラベルライティング

ポスターセッションに参加する。締切は11月6日。トラライの2人が発表して周りが意見を言う形式で進めていく。

*ゼミ説明会

10月29,30日。各サブゼミでプレゼンをまとめておく。


*アナーキーシナリオによるグローバリーゼーションの終わり方

グローバリゼーションとは今日における重要問題を指示する用語。グローバリゼーションは多元性や複合性に留意すべきである。
一度人々はグローバリゼーションの終わり方を経験している。
グロ-バリゼーションの内実は「非道」とアナーキーの世界。
「論理の逆転」「論理の圧縮」が周辺部の諸問題のヒント。
お金もうけの鉄則が支配する地域が広がり、誰もが意図せざるギャンブラーになりうる。
「結果」だけが重要で、その原因は何でもよいとする傾向が増加。
因果関係における原因のスキップといった状況は見過ごされがち。
グローバリゼーションにおける時空圧縮により地球上の出来事が身近になっている。
周辺地域の問題は放置されている。問題が放置されれば第二期のグローバリゼーションをアナーキーなシナリオで収束させかねない可能性を秘めている。

*中国雲南省西双版納における移動耕作(焼畑)の変貌

主として基諾族の生業の中心となってきた伝統的な焼畑とその変貌に焦点をあてながら、山地とそこに居住する人々との間の共生的関係のひとつの側面を知ることが本文の目的。
西双版納の気候と農耕文化の特色
雨季、寒冷季、乾暑季に分かれる。乾季に霧の日が多く霧州とも呼ばれる。また、高度により気温が逆転。
水稲、茶、タバコ、トウモロコシを高度別で栽培。
刀耕火種(ある土地の現存植生を伐採・焼却等の方法を用いることによって整地し、作物栽培を短期間行ったあと放棄し、自然の遷移によりその土地を回復させる休閑期間を経て再度利用する、循環的農法)
基諾族は1950年以前までは無輪作(一季のみ工作し、土地を放棄)
無輪作の利点は、樹木の再生が容易なことなど
村落の土地を13分割、毎年強制的に焼畑に利用。

1949年に中華人民共和国成立、社会主義政策
基諾族の祭政一致の社会制度が短期間で崩壊

氏族単位の伝統的な生産活動は完全に解体
1985年の調査
焼畑に依存する村落がほとんど
2003年の調査
茶やゴムの木の栽培が中心、焼畑はほぼみられず

人口と土地の関係
1950年代から人口が増加し農地が減ったため輪作に
1990年代から子どもの数2人に制限、安定傾向を見せる

1980年代、政府は商品作物の栽培を推進←刀耕火種を減少させたい
徐々に受け入れ、現在は収入増加につながる

一般的な焼畑への評価=自然破壊の元凶
本来は理にかなった持続性の高い農耕
森林生態環境への深い理解があったからこそ創られた文化