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13/05/20/3

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*前回のリアペ:自己同一性は他者を抑圧
-ソシュールの差異の体系を元に説明可能

→他者と違うからこそ自己。他者を絡めないと自己は現出しない。
 他者は自己の踏み台。
*前提としてのソシュール言語学
-言葉は差異の体系である。
前提:世界が言葉で出来ている
→世界は差異で出来ている


-新幹線のぞみの例は命名法ではない。

→名前(全ての言葉)と本質は全て恣意的



しかし我々は“らしさ”を求めて、そこに情報を集めてしまう。= 構造(構築)主義

        ⇓
              

二項対立をつくり、細かく見ていくと逆転している。= 脱構築      

*中心や保証はない
-西欧思想は中心原理に頼ってきた。Ex存在、本質
-西欧思想に共通する言葉の優劣 話し言葉>書き言葉→なぜ話し言葉が優れているのか

*構造の事例としての比喩(=らしさ)
-言語は基本的に比喩的
-「文字通り」と「比喩的」には区別がない。
-比喩は基本的なものの知り方の一つ ex 人生は旅
-完全に一致せず、不調和感は否めない:立ち止まりさえする文学的力と評価の源泉の1つ

*比喩の四大転義法
-メタファー(隠喩)* ex 目玉焼き:形の類似
-メト二ミー(換喩)* ex たこ焼き:具(一部)で全体を表す
-ミネクドキ(提喩)* ex 親子丼 :鶏と卵という関係性
-アイロニー(反語)* :皮肉、風刺
-ミネクドキ(提喩)  ex 親子丼 :鶏と卵という関係性
-アイロニー(反語)  :皮肉、風刺

-*は主要な二分類
*記号論とは
-ソシュール言語理論の発展・応用系
-言葉だけでなく、言語に関わる全ての事象に構造主義が適応される研究方法
*表現とメッセージ
-形と意味
-意味するもの(シニフィアン)と意味されるもの(シニフィエ)
-前者を考察するのが記号論的(ロゴス中心主義は逆)→本質よりも関係が重視される。
-前者を考察するのが記号論的(ロゴス中心主義は後者を考察)→本質よりも関係が重視される。

 Ex ジョルジュ・ブラック “私はものを信じない、関係を信じる”

*脱構築×3!!!
-二項対立を見つけ、当てはめ壊す ex マトリクス:二項対立×2

Ex 文化(文化/非文化) / 芸術(芸術/非芸術)
  
  →二項対立が既に存在する言葉どうしによる二項対立を、細分化して見る事で何が言えるのか。