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13/07/15/3

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*ラカンの理論
父/母、宗主国/植民地等の二者関係を見ていくのに使える。
-フロイト…無意識の発見。
-ラカン…無意識+ソシュールの構造。「私はフロイト主義者」

*ジジェク
ラカンの祖述者。ほとんどの著書が邦訳。
ラカンの理論を用いて三つの方面から事象を論じる。

**三傾向
-マルクス主義(ヘゲモニー)
-ポピュラーカルチャー(映画、オペラ、玩具)
-古典哲学再考(デカルト、カント、ヘーゲル)
例:ヘゲモニーが政治・経済にどのように機能しているのか。

*ストーリーとプロットについて p.176-177
ストーリーは素材、プロットは作者の意思にそって語られた物語

*ミハイル・バフチン
1895-1975
ロシアの文芸学者
トルストイよりドエトエフスキー

ポリフォニーは大切だと主張

カーニバル(無礼講による噴出・顕著化)

**ポリフォニー(複数の声)
-声による注釈、複数の声の衝突により新たな視点が生まれる
-「小説は様々な文体と声が作り出すメロディーである」バフチン(例:方言)

**美的機能
-同一の対象が複数の機能を持つ
-サブカルチャーは、気を紛らわすもの(例:テーマパークは京都のお寺の代替品)
-フォルマリズム(形式主義)を越える
   新しい=加える=豊か(←複雑になる)

**フォルマリズム
ロシアで表現の自由がなくなる→知識人のアメリカ亡命による文化の交流がうまれる

*歴史と小説 p.178-179
-歴史-物語の発見(解釈)
-小説-物語の創造
-観光-物語の確認or発見、確認

*羅生門 p.180-181
物語の成立要件

1.均衡状態(暫定的)

2.不均衡状態←わからない、空白←補う←物語の完成←終わらせる

3.均衡状態(安定的)←物語は終わらせてから始まる?


↓言い換えると


属性付与(形容詞的)

行為の記述(動詞的)

属性付与(形容詞的)

*ツーリズム産業の範囲
どこにプロットするのか。


観光コミュニケーションの機能図式 試案 1307版

コンテクスト(地域情報)

ホスト(観光地、地域社会・住民)-メッセージ(観光資源)-ゲスト(旅客)

媒介(交通)

コード(体験)

*観光資源
-観光資源←資源人類学的な「資源」
-存在せず、生成する。(関わりによって生まれる。)

*象徴系と生態系(内堀)
資源に対する二通りの見方

**象徴資源
4つの価値を持つ。
-文化
-知識(伝統)←法隆寺は木の組み方の知識のおかげで現在まで残っている
-生産物
-貨幣価値

*観光資源の定義
-観光資源の定義には色々ある
-よく使われる定義は「観光のための要素が主であるところ」