FrontPage | 一覧 | 検索 | 更新履歴(RSS) | 新規作成
はてなブックマークに追加 はてなブックマークを表示

09/7/7/3

差分表示


*プロジェクト報告(司会:中橋)
**ICT
-7月1日(水)に[[リナックスの基本操作をおぼえる wiki検索:ICT]] を行った。
-まだやってない人は各自研究室でやるように。
**観光まちづくり
-7月29日横浜開国博のチケットとパンフレットを受け取る。
-メインのベイサイドエリアを見学。山手を通りつつ、中華街でご飯食べる予定。
-集合は10時にみなとみらい線「日本大通り駅」。
**エスニックメディア
-北朝鮮の記事を集めて要約する。
-現在のウィグル暴動について各国の報道の仕方の違い。
**トラベルライティング
-雑誌を読み一人ひとつテーマを選び、それを集めてみんなで読む準備中。
-まだ返信のない会社への郵送によるアタックを行う予定。
**日本とアジア
-講読を進めた→V-campusのドキュメント共有機能で、講読内容を共有することにした。
-7月11日の浅草フィールドワークでは、大空襲体験者の方の語り(沖縄の平和ガイドの様なもの)を聞けることになった。
**まなざし観光
-a.懐かしい論   今週はお休み
-b.エキゾチック論 かわいい論の講読を進めた。前期中には読み終わりそうとのこと。
**グローバルスタンダード
-ホテルリサーチの結果待ち
**ホームステイ
-今週はお休み
*台北合宿
-航空券の確認
-9月2日13:10~N247にて事前学習を行う。
*富士登山
-7月19,20日にバスツアーで行く。
-用意するものやスケジュール、参加意思の確認
*講読(p.139~150)
**同語反復の時代
-「普通ではない」住田の自死はあらかじめ決定された出来事だという怪物の声
 →「決まっているから決まっているのだ」という同語反復的な根拠しかない。
-同語反復的な根拠付けによる自死は、彼自身が選んだものだから避けられなかったというしかない。
**自己言及的な内発性
-近代:自分の振る舞いは神に根拠づけられているという確信(超越的な視点がある) 
後期近代:なぜそのように振る舞うのか、自分では理解できない(超越的な視点は透明)→不安
-「内発的な動機付けを自己言及的に高めている状態」=「カーニヴァル」
カーニヴァルを可能にするものが、情報社会の諸システムの普及
**ポジティブな動機付け
-古谷実『シガテラ』。『ヒミズ』の住田が自死しなかったらば、という視点から。
 主人公、荻野の心理は自らを駆動させている彼自身のオモテとウラの表れ。
主人公、荻野の心理は自らを駆動させている彼自身のオモテとウラの表れ。
-カーニヴァルによる決意が、ネガティブでなければ不幸な結末を選ばなくて済む。
**オマケ人生を生きる
-ネガティブかポジティブな結末をとるかは、人や年齢によって変わる。
-カーニヴァルの終わりも、「普通」に生きなければならない。
 →それが、大人になるということ。
**手に届きそうな未来
-『シガテラ』におけるバイクは、「手を伸ばせばなんとか届きそうな憧れ」の象徴。
 →つまり、『シガテラ』における未来は、「手の届きそうな未来を、少しずつでいいから選び取る」こと。
-次の章は、未来の外側の他者との関係を築く「社会」の問題について。