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長島

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*テーマ
-アンダーグラウンドカルチャー
*ねらい
-昨今メインカルチャーと同等の影響力を持つアンダーグラウンドカルチャーに焦点をあててみたい。その中でも、私が深く掘り下げてみたいと考えたのがクラブカルチャーである。韓国や上海、日本の六本木などの大都市や、シンガポールなどのアジア圏にも多く存在しているクラブ。外国人も多くあつまるクラブにて顕れてくる非言語的な交流は非常に興味深い。私自身六本木のクラブへ行った際に、アメリカ人のダンサーが一切まわりの人々と共通の言語を持たない状況においても踊ることで親睦を深めるという場面を目撃して、衝撃をうけた経験を持つ。この経験が、今回の研究テーマ設定の動機である。
インターネットや電子メールの普及によって身体的な接触をしなくてもコミュニケーションがすまされてしまうことが多い現代において、音楽やダンスを媒介にした身体的な交流は大きな意味を持つと考えられる。クラブやクラブカルチャーの起源、日本でのクラブの発生やメディアとのつながりを調査項目として、研究をすすめていきたい。
-インターネットや電子メールの普及によって身体的な接触をしなくてもコミュニケーションがすまされてしまうことが多い現代において、音楽やダンスを媒介にした身体的な交流は大きな意味を持つと考えられる。クラブやクラブカルチャーの起源、日本でのクラブの発生やメディアとのつながりを調査項目として、研究をすすめていきたい。
*参考文献
-太田 健二(2009): 「クラブカルチャーの文化社会学的考察--メディア利用と空間利用という観点から」大阪大学大学院人間科学研究科紀要 35 273-291
-遠藤 薫(2005): 「グローバリゼーションと大衆文化変容 : クラブカルチャーに見る重層モラルコンフリクト(<特集>グローバル化と現代社会)」社会学評論 56(2) 273-291
-花房 浩一(1991): 「ロンドン クラブカルチャ-のラディカリズム (新しい音楽カルチャ---ストリ-ト・ミュ-ジックへの視線<特集>) -- (路上音楽の現在)」すばる 13(8) p196-199
-遠藤 薫(2009): 『メタ複製技術時代の文化と政治』勁草書房