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注のつけ方

差分表示


*引用注
-読者が内容、データを追検証できるよう情報公開し、信憑性を示す
--~とのことだ、~と言われている、など伝聞で終えた場合は注する
-以下の引用形式に従って記述
--どのような形式でも、論文内で統一されていることが大事
*説明注
-本文の流れを妨げないよう、脚注、巻末注に記述や語句の補足、説明を加える
--本文:...いずれも『紅楼夢』をモチーフにしており、華語世界での評価も高い。(13) このような例においては影響関係は明らかだが...
--注:(13) 李の批評として王徳威「原郷神話的追逐者;沈従文、宋澤莱、莫言、李永平」『中国現代文学新貌』Taipei、学生書局、1990などがある。

*孫引き注
-あくまで原典に当たるのが望ましいが、どうしても入手できない場合、転載であることを明示する
--例:「平成18年○○調査」を『○○データブック』(○○著、○○出版、2007、p.12)より転載
-転載元の書誌は参考文献に加えるが、未確認の原典は加えない

*引用形式
**和文文献
-書籍
--著・編者名(出版年):『タイトル-サブタイトル』出版社,総頁数p.
-論文
--著者名(出版年):「論文タイトル」『収録書または雑誌名』巻(号),開始頁-終了頁.
-継出(すぐつづいて同じ文献を示す)、読出(間をおいて同じ文献を示す:日本語書式にはない)
--著者名(出版年):『前掲書』または「前掲論文」頁.
--同年複数の場合は2003a,2003bなどと記述

**外国語文献
-書名・雑誌名はイタリックまたは下線をつける。頁数の記し方は和文に準ずる。
-書籍
--Familyname, Firstname (出版年): '''タイトル: サブタイトル''', 出版都市名: 出版社, 総頁数.
-論文
--Familyname, Firstname (出版年): 論文タイトル, '''雑誌名''', 巻(号):開始頁-終了頁.
-継出
--Ibid., 頁.
-読出
--Familyname, Firstname (出版年): op. cit., 頁.

**ネット文献
-著者名(セカンドネームが冒頭)・発行年・タイトル・URL(アングルブラケット)訪問日付(スクエアブラケット)
>Walker, J. (1996). APA-style citations of electronic sources.<http://www.cas.usf.edu/english/walker/apa.html > [1997.4.1]
-APA(アメリカ心理学会)スタイルによる:
>指宿 信 (2000) ネット文献の引用方法について<http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/054.html > [2001.1.17]
-ウィキペディアの引用について http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%AD%E3%83%9A%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%82%92%E5%BC%95%E7%94%A8%E3%81%99%E3%82%8B

*参考文献
-巻末、注があればそのあとに、上記引用形式に従って参考文献を一覧する
-配列は著者名(なければ書名で)数字、英字、五十音の順
-引用注を[舛谷 2002]などと略記し、文献表にフル記述してもよい
--同一著者が同年に複数著作があるばあいは[舛谷 2004b]などとする
-引用しなかった参照文献も含む

*執筆時の注記
-[]で著者名、出版年と頁数を囲み、注番号の位置に挿入しておく
--[舛谷 2010, p.24]
-後から注番号を挿入し、文末などにコピペする
-参考文献表が完備していれば、[ ]記述のままで注に代えてもよい