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14/04/28/3

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思考ツールとしての二項対立

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二項対立×2(A項,B項)

Boston Consulting Group マトリクス

  • 成長率(高い/低い):シェア(高い/低い)

7つの習慣マトリクス

  • 重要(である/でない):緊急(である/でない)

二項対立を見つけ、当てはめ、こわす

  • 多くは当てはめるところまでの「自己啓発」

 マーケット成長率低い×マーケットシェア低い=問題児  マーケット成長率低い×マーケットシェア高い=花形  マーケット成長率高い×マーケットシェア低い=負け犬  マーケット成長率高い×マーケットシェア高い=金のなる木

 重要である×緊急である=第一領域  重要である×緊急でない=第二領域  重要でない×緊急である=第三領域  重要でない×緊急でない=第四領域

 自己啓発、迷った時の求め方または整理の仕方の例

マスツーリズムとそれ以外

(ニュー、オルタナティブ、サステナブル)ツーリズム

規模(大/小):コミュニケーション(多/少)

文化(真正/非真正):芸術(傑作/器物)

非真正とは偽物のこと、器物とは駄作のこと

クリフォード(2003):『文化の現状』人文書院,pp283

博物館にあるものと美術館にあるものの違いなど、
消費している観光資源がどんなものなのかが分かる、また分類できる

構造主義○○理論

ヤーコブソン P30

実体論から関係論へ

→読者の誕生(~ゲストの誕生?)という脱構築
伝統的批評では作者の意図を読み取ることが正解であった
(例)アニメ聖地巡礼[ゲストが造り出す]≠宗教的聖地巡礼[ホスト(世の中)が造り出す]

テクストの重層的意味作用 P32

バルトの記号学

  • デノテーション(対象言語)表現:Sa、コノテーション(メタ言語)内容:Se

記号学(構造主義)から脱構築(ポスト構造主義)へ

  • 「構造」から「テクスト」へ
(例)先日アメリカの小浜大統領がマレーシアを訪れ、講演をしました(デノテーション)
オバマ大統領の背後にある両国のよく似た国旗
アメリカとマレーシアの強固な関係、対等さを暗示(コノテーション)

ヤーコブソンの詩学

R.Jakobson(1896-1982)

  • ヤコブソンとも
    • ロシアの言語学者
    • ロシア フォルマリズムを主張
    • 1920s チェコ移住でプラハ学派参加
    • 1940s ナチス逃れアメリカ移住
      • レヴィ・ストロースに会う

フォルマリズム(形式主義)の歴史的発展

ロシア革命前後の形式主義的研究の発展

未来派・象徴派/現実派

文学的主語の特質

1詩(文学)的機能
2知覚可能性
3平行性の原理

言語活動の6機能図式(伝達モデル):特質1 P34下図参照

....コンテクスト(指示)
.発信者―メッセージ(詩的)―受信者(働きかけ)
....コンタクト・接触(交話)
....コード(メタ言語)

どの機能を「露出(前景化)」させるか:特質1

文学における6機能:特質1

背景(時代感覚、地域情報)
作者―作品(テクスト)―読者

[媒体(メディア)]←入ってないこともある

ジャンル、様式
(詩、小説、エッセイ、戯曲、日記、
フィクション、ノンフィクション、トラベルライティング)

ツーリズム産業の範囲

(JATA『数字が語る旅行業』)

観光の6機能試案:特質1(あくまで試案)

コンテクスト(地域情報)
ホスト(観光地、地域社会・住民)―メッセージ(観光資源)―ゲスト(旅客)
媒体(交通)
コード(体験)

技巧としての芸術:特質2

文学性≒詩歌性(技巧性)

実用言語と文学主語の区別は可能か

  • 構成性?

作者の技巧

  • 異化
    • 普段見慣れた事物(習慣)から、その日常性~。
日常―非日常

何でも異化できる:特質2

犬はエスカレーターでは抱きかかえなければなりません(ロンドンメトロの注意書き)

  • 絶対に?どのように?

文学的言語として読むことは誤読力

なんとでも異化できる

観光的言語として読むことの自由

異化を考える:特質2

マグリット「夢の鍵」

「題名と絵の関係は詩的である。つまりこの関係によって2つの相反する物に共通する側面が表現されなければならない」
ひとつひとつはまったくの日常
異化するとは普段とは違うように見せること

ロマン主義による自然の異化:特質2

ものの見方、見え方(まなざし)を規定する:「~主義」

観光のまなざしの代表例としてのロマン主義

自然はよいものだ、自然に帰れ

観光資源

18s- イギリス

テーマとしての旅、幼年、愛、追放

範別と連辞:特質3

関係性の二つのタイプ

  • 同義語、系列的関係(paradigmatic relation)
    • 互いに置き換え可能な要素の間の対比
  • 連辞的関係
    • つながること(結合)ができる要素の間の関係

物語の潜在構造 P41

言語学を模範とした文学研究

  • ソシュールのラング P26
  • チョムスキーの言語能力 P133

一組の主語・述語による全体要約

  • 誰かが何かをする
~物語の普遍要素へ