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14/04/14/3

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交流文学とは何か

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担い手の状況から(=人の移動)

その状況を記録した、移動の担い手
----旅行者 
----留学生
----亡命者
その国にいられなくなった人
----兵士
侵攻先の現地で人々と交流
----難民
亡命者と類似

ジャンルや内容から

----紀行文学
----トラベルライティング
旅エッセイ
----旅行記
----ガイドブック
INDEX、辞書的ばかりではなく、写真や図版などガイドブックに載っているものの確認のためのツール
----翻訳文
語意の違いが生じてしまいがち
・秋草俊一郎(2011)
『ナボコフ 訳すのは「私」-自己翻訳がひらくテクスト』
東大出版会
・露英バイリンガル作家ナボコフ、クンデラ、多和田葉子らも

世界文学における交流要素

ノーベル文学賞受賞者の民族、居住地、執筆言語の食い違い

ポストコロニアル文学

コロニアル時代の忘却を批判、自覚を促す
ベトナムのフランス風の文学など
cf.クレオール文学

交流要素を含まない文学

--地域、--言語、--民族によって担われていると信じられているような文学
・例:日本―日本語―日本人―国文

なぜ文学理論か

テクストを「読む」ための分析概念(思考の道具)

テクストは世界そのもの

文学だけでなく、あらゆる文化事象を「読む」ための武器となる

----複雑な「文化事象」としての観光

そもそも文化系の学問は言葉(テクスト)を読むところからはじまる

20世紀は言語の世紀

言語論的転回(Linguistic Turn)

----20世紀の分析的哲学運動より
----人間は意識よりも言語の枠組みに捉われている
言葉が先か、理念が先か
----「哲学的問題は、言語を改良することによって、もしくは~」

講義の受け方

教科書の次回分を読んで印をつける

----masutani.biz参照
キーワードを丸で囲んだり、メモをするなど

講義出席→自分の読みを点検

講義後にCHORUS「ディスカッション」にてリアぺ提出(次回まで)

質問などもここで受け付ける

前回の内容をサイバーラーニングで確認

その日のテーマを理解できたかどうか

教科書について

教科書について

・土田ら(1996):『現代文学理論』新曜社
・参考書