サブゼミ報告
ICT
メディアツーリズム
- 12月1日 FW 耳をすませばロケ地めぐり@聖蹟桜ヶ丘
- コンテンツツーリズムについてのプレゼン
日本とアジア
- 先週、竹島の領土問題について大橋のプレゼン
- 次回は北方領土(伊東)のプレゼン
- FW候補地として靖国神社の遊就館
観光まちづくり
- 11月10日 FW 山手線徒歩一周 AM7:00 池袋駅東口集合
- 12月14日 FW 東京駅周辺に決定⇒周辺の候補地をアンケート
トラベルライティング
- 12月8日のポスターセッションについて
- 11月末にトラベルライティングアワードの投票、決定
論文講読
まとめ
- 「学習」という実践、あるいは「アイデンティティ化」の民族誌 -タイ北部山地カレン社会におけるコミュニティ・ベースツーリズム-
著 須永和博
- 地域コミュニティが主体的に観光開発、運営に関与していくべきであるという観光実践(Community Based Tourism)が先住民と呼ばれる社会に広がっている。⇒この実践に関与する研究者には常識
- しかしその「コミュニティ」は自明すぎて十分に検討されてこなかった。
- 先住民のCBTはエコツーリズムになりがち
- コミュニティにおいて観光事業を展開する場合、知識(文化を改変する創造性)が必要
- メキシコでは「知識へのアクセス」(文化を改変)で地域の収入UP
- タイ北西部メーホンソン県フアイプリン行政区のうちのカレンという村で調査。
- ここでのCBTの問題意識は、①いかに観光を地域社会のイニシアチブにするか②知恵に基づいた土地・森林利用をCBTを用いて外部に広める
- 先進諸国の人々を受け入れる第三世界側の対応 face-to-face ex)ホームステイ
- 環境主義という枠組で捉えられてしまう行動(焼畑など)⇒自己成型
- そもそも欧米のエコツーリズムの概念と、ローカルな地域のそれは異なるのでは?
- 一方、CBTで外国人との交流に自信を持つ場合も(村人を内面からempower)
- CBTの受け入れの頻度があがれば、村人にとってCBTは労働になり得る。⇒バランスが大事
感想
- マスツーリズムvsCBTの構図 開発するべき地域もあるのでは?(田中)
- ホームステイをするゲスト側に知識を付ける機会を作るべき。また、ホスト側もプロになりすぎるとつまらないものになる可能性も。(阿部)
- Identity, 文化に本物なんてあるのか?見る/見られる側で違う捉え方がある。(伊東)
- CBTのバランスの重要性。人が来ることで経済は活性化するが、受け入れ側に負担がかかる。(清水)
- 観光の悪い面、奥深さを知った。(仲田)
- アイデンティティは簡単に崩れるものなのだろうか。常識が常識ではない。(小松崎)
その他報告
- 今回で論文講読終了、次回から卒論構想発表
- 一冊、論文集を読み通して