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12/12/17/3

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交流文学論2<第12回>

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日本とマレーシア

ルックマレーシアの要点

  • 513事件
  • 国家原則、敏感問題
  • 新経済政策(ブミプトラ政策)
  • 国内治安法発動による大量逮捕
  • 2008年総選挙後のブルシ運動
    • 宗教・民族のステレオタイプからの脱却

1987の傷跡

民族問題をどのように題材化するか

  • 丁雲
    • 本名:陳春安
    • 1952 クラン生まれ
    • 「故郷包囲」
      • 山中で供住する華人

非マレー人、マレー語文学の可能性

  • リム・スウィー・ティン
    • 華人
  • ウタヤ・サンカルSB
    • タミル人
  • 国家文学賞受賞の可能性と本当の「マレーシア」文学
    • 多民族国家、多文化世界マレーシア

マレーシア女性華人作家

  • マラヤ大中国研究学部卒業。日本、ドイツに留学
  • 前独立中ペンクラブ会員
  • 現在アメリカペンクラブ会員

第一作「吉山河水は無言で去る」短編集1993

  • 「親愛なるデニス」1993
    • 1988年執筆
  • 「開廷審問」1992
    • 日本の東南アジア史学会(当時)における馬華文学発表と否定
    • 事実に基づいたフィクション

「私の代わりにあやまっておいてください」

  • 日本の農村での数か月に及ぶホームステイにおける農民との交流
  • マレーシアの日本軍政に話が及んだ時、農民らは
    • 「どうか、私の代わりにあやまっておいてください」と発言
    • 一般庶民の歴史観を知る
  • 日本を離れドイツに渡った後、反核が歴史問題の免罪符になっていることの反発
  • ケルン大聖堂の平和広場の伝言ノートに次のように記す
    • 「原爆が落ちなかったら、戦争は終わっていなかった」
  • しかし、最後に日本の農村での最後の生活を思い返す
    • 「彼らは居住を正し、いった。どうかわたしの代わりにあやまっておいてください」

ペンクラブ活動の変遷

  • マレーシア出国後、独立中文ペンクラブに所属
    • 劉ショウ波会長(2003-2007)
  • その後、アメリカペンクラブに移籍
    • すべてのマレーシア人を支援したい

「秘密の花園」

  • MySpace?ブログ2010
  • 旅行記、環境問題
    • 森林伐採と先住民
    • サラワクのブナン族
    • 「森の遊牧民を追い詰めることは文明破壊ではないか?」

環境文学への接近

  • 社会問題と政治
  • 民族問題から人権問題へ
  • 華人であれマレー人であれ先住民であれ、すべてマレーシア人である

軍隊シリーズ

  • 「従軍通訳」有人出版2011
  • 「戦地情書」有人出版2012
    • 軍隊でのエピソードなど

シエンのアイデンティティ

  • マレーシアは母国
  • ドイツは父親
  • 伴に中国の「家園」にあたる
  • 「父あり、母あり、私の心の中の2つのアイデンティティに矛盾はない」
  • 「今は定住の場所はなく、心の中に故郷があるだけ」
  • アメリカのヒスパニック男性と結婚