交流文学論2<第11回>
タミル語文学の流れ
- 1881-タミル語新聞
- 1910s マドハヴァラオ「真珠の首飾り」
- 1920s タミル改革運動
- 1930s ヒンドゥー宗教詩
- 1950s
- 1963 タミル作家協会
五一三事件後の政府方針
- 1969.5.13 五一三事件
- 1970.8 国家原則
- 神への信仰
- 国王および国家への忠誠
- 憲法遵守
- 法による統治
- 良識ある行動と特性
- 1970.9 初代首相、独立の父、ラーマン辞職
- 1971.2 非常事態解除
敏感問題とは
- 1971 ラザク政権下、憲法改正
- 「国民の調和に向けて」
- 市民権、民族問題<マレー人特権>、言語<マレー語国語問題>、宗教<イスラム・特にスルタンの地位>についての一切の言論を禁止。
プミプトラ政策(マレー人優先主義)
- 1971.5 ラザク政権下、第二次マレーシア計画
- 新経済政策(NEP)
- マレー人所得向上のため「プミプトラ政策」
国内安定法(Internal Security Act)発動
- 1987 華語小学校人事問題をめぐり、人種暴動寸前
- 茅草行動、大逮捕、Operasi Larangとも
1987の傷跡
- 18年かかって拭い去られつつあった五一三の悪夢
- タイや台湾に本格的に拠点を移す華人も。
- 五一三の記憶がない60年代以降生まれの若年層にショック
民族問題をどのように題材化するか
- 丁雲
- 本名:陳春安
- 1952年クラン生まれ
- 「故郷包囲」(囲郷)1982
- 山中で共住する華人、マレーシア人の五一三事件への反応を描く
- シルビア・シエン
- 1966年マラッカ生まれ
- 「親愛なるデニス」1993
マレーシア女性華人作家 シエン・スクライ
- マラヤ大中国研究学部卒業。日本、ドイツに留学。
- 前独立中文ペンクラブ会員
- 現在アメリカペンクラブ会員