4/30 交流文学論1 <第3回>
マルクス主義とは何か
- カール.マルクス(1818-1883)
- 20世紀初頭に世界的に流行し、現在も影響を残す思想
- 世界中一人残らず幸せになるための具体策
- 市場経済、民主化、消費社会へのオルタナテイブ
- 自由/統制
マルクス主義批評
- 社会、土台論
- 歴史:階級闘争論
- 個人:イデオロギー論
社会主義リアリズム
- ロシア革命後の正当な共産主義見解の出現
- 20世紀初頭のモダニズムを退廃視
- 重要なのは党への所属→党派性
- 大衆性と階級制(P50.51)
- リアリズムによる階級の超克
ルカーチ
- ジョルジ.ルカーチ(ゲオルグは独語読み)
- 反映、精神構造の形成
- リアリズムとは
- 正.反.合の弁証法
プレヒト
- ベルトルト.プレヒト(1898-1956)
- 演劇演出に異化を多用
- ルカーチと逆で形式的統一性拒否(P61)
- 安倍公房への影響
フランクフルト学派
- ファシズム経験
- 全体的にどのように対抗するか
- 芸術は現実の陰画
- P67
ベンヤミン
- ワルター.ベンヤミン(1892-1940)
- ドイツの思想家、文芸批評家、フランクフルト学派の一人
- ナチからの逃亡、フランス、スペイン、そして服毒死
複製技術時代の芸術作品
- 機械複製時代とも
- コンピュータ、ネットのない時代に先見性
- 技術革新(写真と映画など)が芸術作品をどうするか
- 商業化による価値低下(アドルノ)
- 「文学作品(芸術)の機能とは」
芸術生産の技術
知覚の変化
アウラの喪失
- 科学技術による複製の自立性
- 複製の可搬性
- 「作品の真正性、歴史の承認、滅びていくのは作品のアウラだ」