交流文学とは何か
・担い手の状況から(=人の移動)
旅行者
留学生
亡命者
兵士
難民
・ジャンルや分野から
紀行文学
トラベルライティング
旅行記
ガイドブック
世界文学における交流要素
・ノーベル文学賞受賞者の居住地
交流要素を含まない文学
・一地域、一言語、一民族によって担われていると信じられているような文学
ex.日本、日本人、日本語、国文
なぜ交流文学理論か
・テクストを「読む」ための分析概念(思考の道具)
・テクストは世界そのもの
・文学だけでなく、あらゆる文化事象を「読む」ための武器となる
→複雑な「文化事象」としての観光
・そもそも文科系の学問
20世紀は映像の世紀
・様々な学問分野において「言語論的転回」を経験
観光研究の中の文学理論
・まなざしは社会化され、構造されている
・まなざしというのは記号を通して構築される
・私たちが見えるものは種々の記号あるいは
序章
・伝統的批評
サミュエル・ジェンソンに代表されるようなこうした伝統(キャノン)の見直し
・とば口としての形式主義批判
伝統的批評1
・道徳的批評
・作者の読者に対する道徳的・教育的なメッセージを読み解く
・社会の中の様々な「怪物」を巡る、道徳的・教育的な物語
・伝統的批評
・作品を作者の人生の反映とみる
文学理論は必要か?
・テクスト文を読むと言う当たり前の行為に理論が必要?