大航海時代の東南アジアの交流と交易
研究動機と目的
- 世界の海域をひとつに結び付け、人類社会を大きく変える契機となった大航海時代
- 現代の交流、旅の根幹をつくった
- 大航海時代(15世紀中頃~17世紀中頃)=ヨーロッパ目線での捉えがち
- 東南アジアを中心とした交易・交流の歴史を知る
- 世界観、暮らし方の変化を理解する
東南アジアについて
- 東南アジアはカリブ海、エーゲ海と並ぶ世界有数の他島海
- 島嶼間交易盛ん
- 独自の文化、豊かな資源
- ヨーロッパ侵入により変化
交易と海賊
- 大航海時代は交易の時代
- 交易の時代は海賊の時代
- 他島海は海賊多発地域
- 海賊は、たくさんの富と交流をもたらした
今後の課題・計画
- 東南アジアにしたが、やはりヨーロッパの情報が圧倒的に多い。
- 東南アジア各国間の交易(社会経済学の観点から)についてか、交流の中で変化した文化や世界観についてか・・・場合によっては絞る必要あり
- まずは一冊本を読むことから
参考文献
- アンソニー・リード著 平野秀秋訳(2002):『大航海時代の東南アジアⅡ』 法政大学出版局
- 宮崎正勝(2005):『海からの世界史』 pp.132-167 角川選書
- 籠谷直人、脇村孝平(2009):『帝国とアジアネットワーク』 pp.30-40 世界思想社
- 桐山昇、栗原浩英、根元敬(2003):『東南アジアの歴史 人・物・文化の交流史』 pp.150-173 有斐閣アルマ
- 増田義郎(2006):『図説 海賊』 pp.55-58 河出書房
- 増田義郎(2006):『大航海時代』 河出書房
- ボイス・ペンローズ著 荒尾克己訳(1985):『大航海時代-旅と発見の二世紀-』 筑摩書房
キーワード
- Age of Commerce(商業の時代)
- 倭寇
- 私掠船
日本の植民地になったアジア諸国の観光と教育
- 台湾、韓国、東南アジアなどありますが、どこを中心にしますか。中国東北部(旧満州)は入れますか?