表、図、グラフにまとめる
図表の必要性
- 内容が論述中心でも、合理的な分析結果は図表やグラフで整然と表現できるはず
- 図表プラスその解説というレポートもあり得る
表のフォーマット
タイトルと通し番号
- 章ごとの相対番号、出現順:表1-3(一章の表3)
- 表は上、図は下に表題を付ける
データの出所
- 出所:『平成18年度○○統計調査』(○○統計局)より作成
- 孫引きの場合、「平成18年度○○統計調査」を『○○データブック』(p.??)より転載、などとし読者が追検証可能のように開いておく
- 複数の場合、出典列記
- 独自調査は、調査時期、調査者、調査名目
注釈
- 表内注が必要な箇所に*※(1)などを付し、出所の下で注釈する
表内書式
- 本文10.5ポなら表内9ポ程度
- セル内での文字揃え
- 整数部分に三桁ごと(英語式)カンマ
- cf.ten,thousand=一,万:日本語式は四桁ごと
- 小数点はカンマ,でなく点.
- 行頭記号、連番はインデント処理
グラフのフォーマット
タイトルと通し番号
- 章ごとの相対番号、出現順:図1-3(一章の図3)
- ※参照時に表、図の区別に注意!
目盛り
- 縦軸、横軸に目盛り、補助目盛り
- 分類、個体表示の場合、目盛り不要(自動車の生産台数:メーカー名/台数目盛り)
数量軸の数値範囲
- 値の大きさを比較するときはゼロ基準で、大きさは高さで表現
- マイナス値を含むとき
- 最小値が収まる値を下限値にする
- 上下限の絶対値を同じにする(ゼロ基準を中心とした振り幅を強調)
グラフの種類
- 大小比較:棒グラフ
- 時系列比較:折れ線、棒、面グラフ
- 割合把握:帯、円グラフ
- 分布把握:散布図
- 特徴把握:レーダーチャート
線の種類など
- 帯、円グラフは一位スミベタ、その他白抜き
- 模様、線は主役は濃く/太く、脇役は薄く/細く
- 折れ線グラフのプロット点を□、△、○、×で区別