シンガポールは自動車購入抑制に約100%の税金とCOE(新車購入権)の公開入札を課している。前者はすべて外車なので逃げ道なく、後者は1990年からで排気量によるが、Aカテゴリー(1.6リットル以下乗用車)で600万円超に高騰しているらしい(JETRO 2014)。日本で200万の国産車は200+200+400で約1000万。そういう事情で新車登録に大衆車は存在せず高級車が占め、2013年はベンツ、BMW、トヨタがトップ3。先ごろ発表された2014年はトヨタ、ベンツ、BMWと57%伸びたトヨタが20%伸びのベンツを逆転している。その他、この一年間で伸びが大きいのはなぜか日本車。5位のマツダが210%、6位の日産が194%、8位のホンダが264%伸びている。以上、シンガポール陸上交通局(Land Transport Authority)調べでした。